麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

売上をもっとあげたい、経営者なら誰もがそう思っているだろう。
かくいう私も勿論今の売上に満足しているわけもないのだが。

その一方で組織のリーダーとして「売上を上げろ」という指示を出すのは、私の感覚からすると明らかに組織をダメにするミスリードの典型だと思っている。

売上を上げる、利益を増やす、みたいなことを事業運営・組織運営の目標とすると、事業やサービスを通して顧客に価値を提供するという最も大事なマインドが次第に薄れていくものである。

売上を上げるためには顧客に提供する付加価値を高めるか、もっとも多くの顧客に価値を届けるか、ということでしかないわけで、リーダーとしてはそういうメッセージを出すことによって、顧客に価値のない売上なんてありえない、今よりももっと顧客に価値を届けることに力を尽くせというニュアンスが組織全体に伝わり、風土やカルチャーを醸成することにつながる。


多くの組織で目標とされがちな売上や利益だが、その数値の持つ本質的な意味や、その数値を実現するためのプロセスへの拘り、何故それだけの数値を目標にしているのか、それらのストーリーを関わるメンバーにしっかりと理解、腹落ちさせられているかどうかこそが、リーダーとしての重要な役割だろうと思う。

誰も売上を上げたくないなんて社員はいない。
でも一方で売上をあげるために働きたいと思う社員なんていない。

日本経済が右肩上がりで成長しなくなった現在においては、単に経済的な条件だけで優秀な人を惹き付けることはできなくなっている。人材の流動化が高まり、より知識産業化が進む世の中において、組織は今まで以上に人を採用し、育成し、定着化させることに力を費やす必要がある。人や組織こそが、競争の源泉であり、唯一無二の武器となりうるのだと考える。

そんな時代においては、従来のピラミッド形の出世を前提とした組織体系にそれほど大きな価値も意味もなく、年功序列に至ってはもはや弊害しか生まない。老若男女、あらゆる人の知恵を活かし最大化できる組織こそが競争優位に立つ時代。

まさに組織理論は次の世代に突入せざるを得ない状況を迎えていることをひしひしと感じる今日この頃である。

若い社員と仕事をしている中で、仕事の進め方や意識の仕方という観点から、大きく2つのタイプに分かれることが最近わかってきた。

1つは完全に下っ端として事務作業やスケジュール調整や印刷などを徹底してこなし、何か考えるべきことや判断すべきことがあれば、常に「どういたしましょうか?」「どうすればいいですか?」と聞いてくれるタイプ。

もう1つは、すべての事柄に対して自分で考え、自分で判断・意思決定をした上で、「こう考えたのでこう進めようと思いますが、それで問題ないでしょうか?」「こうやりますけどいいですよね?」と自分なりの判断・意思決定をした結果を報告・連絡・相談にくるタイプ。


前者は恐らく、門前の小僧なのに経を読めるようにならないパターン。
後者はかなり近いうちに、経を読めるようになるパターン。

つまるところ丁稚奉公だけをいくらしても仕事ができるようになんてならんということ。
先輩や上司の仕事をどんどん盗んでいき、変わりにやってしまうことが大事。
大事なのは、そのリスクまで自分でとって勝手に進めてしまうと事故る可能性が高いのと、とはいえ会社組織としての意思決定プロセスを無視することとなり、ただの暴走野郎になってしまうということ。意思決定や判断を自分なりに最後の砦としての意識をもった上で行い、その結果をもって先輩や上司に報告・連絡・相談をすることを繰り返すことで、自分の判断軸のズレなども理解できるし、意思決定の責任を無駄に背負うことなく仕事を進めることができる。

相談にくるものくるものが「いいね」「進めて」「その通り」という内容になると、いよいよ「もうお前の判断に任せるよ」という日はかなり近づくわけで、いよいよこちとらライバルとしてうかうかしていられなくなるもの。

考えろ、と言われて考えるのではなく、自ら率先して「自分なら」「自分が責任者の立場だったら」「自分が経営者だったら」と考えることで、視点が高まり、圧倒的な修羅場経験を積むことができる。しかもその答え合わせまでできるのであれば、そんな最高の修羅場経験はない。

優秀な先輩や上司とプロジェクトを組むということはそれほどに大きなチャンスだということをどれだけの若手が認識しているだろうか。

多くの人は「口うるさく言われてやりづらい」とか「全然自分の意見を通してもらえない」「厳しすぎる」などと平々凡々なサラリーマンの言い訳みたいなものに逃げ道を求めてしまっていないだろうか。

やるなら上司や先輩を追い越すくらいの気持ちでやることが大事。

成長の機会なんて組織にいれば働き方一つ、意識の持ち方一つを変えるだけでゴマンとある。

若手社員には是非ともお人好しの丁稚奉公ではなく、向上心をもったライバルになってもらいたいものである。

最近会社員の副業についてFacebook上でもいろいろと話題になっている。
いくつかの会社は副業OKと宣言することで、先進的な働き方ができることを打ち出していたりするものの、組織へのロイヤリティや不公平感が生まれることを嫌い、副業は基本NGとしている会社がまだまだ大半だろうとは思う。

取締役はOKで、従業員はNGという会社も多いはず。
会社の就業規則というのはそもそも従業員向けのものなので、就業規則が副業NGとあれば、従業員は副業NGとなり、取締役はその制約を一切受けない。

最近働き方が多様化してきていることによって生まれてきた問題なのだろう。
個人が情報発信できる時代になってきたことで、個人でいろんな副収入を得ることが、以前とくらべてやりやすくなったということもある。
技術者などはフリーでも稼げたり、夜働くことで副収入を得ている若い女性もいたり、AirBnBなどによって不労所得を得ているなど、副業と一言でいっても多種多様である。


会社経営者の立場としては、なかなか副業OKと声高に言いづらいのが正直なところだろうが、一方で隠して働いている人が多いのも事実なので、認めることでより信頼し合える関係を築こうというのが、副業OKとしている経営者達の発想なのだろう。


ではアトラエとしてはどう考えるべきか。
以前より幾度と無く議論をしてきたが、結論としてはルールは設ける必要はないと考えている。

唯一思うのは、今よりもお金を稼ぐために時間を切り売りするような副業はやめて欲しい、と。
本業をおろそかにしたり、誰が聞いてもダサいこと、かっこ悪いこと、会社組織や仲間に対して後ろめたいことはやるべきではないと思っているし、そういう社員はアトラエにはいないと信じている。

逆に知人に結婚式の映像制作をお願いされて手伝ったら数万円の報酬をもらったとしても、そんなの別にどうでもいいと思う。講演したら車代をもらってしまったとかも全然いいと思う。

本来会社の売上に計上できるような仕事や、アトラエで培ったノウハウや情報を他社に流すことでお金を得たりするような輩は間違ってもうちにはいない。


副業OKと声高に叫ぶのも少し微妙かなと思うし、一方で全ての副収入をNGとすることで、上記のようなちょっとした友人の手助けや、ビジネスパーソンとして価値ある機会さえも失うようであれば、それも何かおかしな話しだと思う。

人として常識的な範囲で、倫理観や道徳観をもって判断できればそれでいいのではないだろうか。
もしアトラエの社員で判断に迷うようなケースがあれば、是非直接聞きに来てくれればいいと思う。

組織は人の集合体。経営陣や従業員という概念を超えて、一人ひとりがお互いを信頼しあうためにも、ルールで縛るのではなく、共通の価値観や倫理観によってかっこいい働き方を実現する組織でありたいものである。

外資金融は給与が高いがクビになるリスクや容赦ないハードワークが求められる。コンサルティングファームは給与はまずまずでクビになるリスクを考慮すると、ミドルリスクミドルリターンか。成長ベンチャーは当初の給与は安いが株式や成長性を考慮すると結構アップサイドもあるかも。。。


こんなことを考えながら就職先を検討している学生は結構多いのではないだろうか。
自分が賢いと思い込んでいて(失礼ながらw)、学歴的にも選択肢が多いタイプの学生が考えがちな思考プロセスである。恐らく判断軸は、やりがいと経済条件のバランスが良く充実したビジネス人生を送ること、もしくは生涯賃金が最も高い選択肢を選ぶこと、あたりではないだろうか。

結論から言えば上記イメージについてはそれほど間違っていないように思う。
一方でこういう思考プロセスのタイプの人が、なかなか成功しないのも事実で、そこには大きな勘違いがある。


話しは少し脱線するが、宮里藍や石川遼が出てきた時、親達はこぞって子供にゴルフをやらせ、錦織圭が出てきたら今度はテニスを習う子供が増えるという現象が起きる。まあ勿論スター選手に憧れてスポーツを始めることは決して悪くない。ただもしゴルフをやれば儲かるかもしれない、テニスは結構稼げるみたいだ、と思ってやらせようとするのであれば(極めて一部の親達だけだろうが)、それは大きな間違いであろう。

彼らは人数倍もの練習や努力を重ねてきた結果として世界レベルのトッププレイヤーとなり、今がある。同じスポーツをやっている多くの人の中でも成功者である。どのスポーツを選んだかはあまり関係なく(ネガティブリストはあるだろうが)、どちらかといえば、その世界でトッププレイヤーになれるかどうか、が大事だったりする。


話を戻そう。

私も周りには外資金融で成功している人もいる。弁護士として成功している人もいる。そして勿論ベンチャー企業でイキイキと働きながら資産を築いた人達も沢山いる。

しかしその逆もいる。外資金融に就職しながらも全く性に合わずに転々としてしまっている人もいるし、司法試験に合格しながらも弁護士としてうだつがあがらない人、ベンチャー企業に飛び込んだものの、単なる一般的なサラリーマンと同じような日々を送っている人もいる。それどころかそういう人達の方が、成功している人達よりも多い。


結論として道を選ぶ時点で未来が確約されるような世の中ではないということ。
選ぶべきではない選択肢は存在するだろうが、どの道を選んだらどうなるかということは誰にもわからない。大事なのは、選んだ道を正解にするだけの努力や取り組みができるかどうかなのだと思う。

人と違う道を進むのは時に不安もあるかもしれない。
私は28歳で起業したが、35歳くらいまでの間は本当に貧乏だった。サラリーマン時代の方がゆとりがあったくらいで、友人と飲みに行くときも奢ってもらったり、安い居酒屋で集まったりしてもらいながら、何とかやっていた。それでもビジネスはめっちゃ楽しくて、毎日が充実していたのを覚えている。
寝る時間を削り、週末も含めて本当に文字通り死ぬほど働いてきた。貧乏暇なしとはこのことか、などと意味ないことを考えながら働いていたことを覚えているw


脱線ばかりしているが、何が言いたいかというと、スポーツでもビジネスでもどの道を選ぶかだけでは一流にはなりえない。選んだその道において誰よりも努力をし、価値を創造することができない限りは、充実したビジネスライフは送れない。

ベンチャー入ったら一流になれるなんて嘘じゃんか。

そんな風に思っている新入社員も結構いると思うが、誰もそんなことは言っていない。自分次第でその可能性や機会が多分に存在するというだけである。そのあたりを勘違いすると、本当に隣の芝は青い症候群になり、転々と勝ち馬を探しながら生きていくだけで市場価値の低い人材で終わってしまう。


先日大学時代の友人たちと久方ぶりに集まって語らったが、改めて凄い奴らだと思った。弁護士としてトッププレイヤーとして活躍していたり、外資金融で活躍して都内に家を持っていたり、広告代理店で世界を飛び回りながら活躍していたり、ニューヨークで働いていたり、、、、、

私も彼らに負けないくらいベンチャー経営者として活き活きと働いてきたし、今も働いている自信もあるが、やはり彼らから多くの刺激を受けてきたことも影響しているように思う。お互い違う道を選んだものの、彼らと会った時に恥ずかしいような働き方はしたくないと。

お金があるとか、給与がどう、ということではない。
胸を張って夢を語れるか、堂々と自分のやっていることを自分の言葉で語れるか、彼らから尊敬してもらえるような働き方ができているかという意味で。


最後に、どんな道を選んだとしても、20代、30代の体力があり自由な時間が多い時に本気で努力して本気で力をつけないと、何者にもなれない。週末や金曜日の夜くらいしか楽しみのない、憂鬱なサラリーマンでいいならいいかもしれないが、ビジネスリーダーとして社会に価値ある何かを残したい、他人よりも充実したビジネスライフを送りたい、そう考えるのであれば、やはり他人よりも努力をする以外に道はない。

努力した人が皆成功しているわけではないが、成功している人は皆人の数倍の努力をしてきている。

改めて道を選ぶ時はどんなに大変でも自分が人一倍頑張り抜けると思える道を選ぶことをお薦めする。

ちょっと株式上場後のドタバタにより、久しぶりのエントリーになっちゃいました(^_^;)

ビジネスをやっている人を大雑把に2つに分けるのであれば、視点の高い経営リーダー的人材と、いわゆる視点の低いサラリーマン的人材に分類されるような気がしている。

我々のような小規模な成長ベンチャー組織を選択する人達は、当然ながら前者をイメージして、前者になりたくて入ってくるわけだが、必ずしも経営リーダー型ばかりかといえば、そうでもないケースはある話し。


一番の違いが能力だと考えている人が多いかもしれないが、実は能力は二の次だと思う。
最も重要な要素は、エネルギーや意識の方向性、つまり矢印が内向きか外向きか、それこそが大きな分岐点になっているのではないだろうか。

つまるところ、自分に意識が向いている人と、自分以外の外に向いている人ということ。

自分に意識が向いている状態というのは、自分の評価や給与、仕事内容、成長、市場価値みたいなことにばかりを意識して仕事をしている人。

自分以外に向いている状態というのは、顧客への提供価値や組織としての成長、成果の向上などを意識しながら仕事に取り組めている人。


この差はかなり大きい。


自分に矢印が向いていると、常に不安だし、常に外部からの評価でしか自信や満足が得られなくなってしまう。これはどんな組織に属しても極めて不安定で本質的に価値があることや信ずる道を進む上では大きな足かせになってしまう。何せ評価されたいから、評価してくれる人を自分も慕うようになり、評価されないことはやりたくなくなっていく。それがどんなに真に価値があると思ったとしても。

そして常に他人との比較の中で生きていくことになるため、常に満足度は低いし、何かあるとすぐにモチベーションが下がりやすい。


一方で外向きの矢印を持つと、社内での評価や出世よりも、生み出している価値や成果や貢献といったことと向き合いながら仕事をすることになる。これは実は極めて重要で、会社組織というのは社外に対して価値を創造するために人が集まってチームを組んだものである以上、社外に対してどんな価値を創造し、どんな成果を生み出すか、でしか評価されない。


わかりやすい例でいえば、自分の評価が組織としての評価よりも重要なタイプはかなり厳しい。
サッカーでいえば、自分が点を取って翌日の誌面で評価されていれば、最悪チームが負けていてもいいと考えるタイプの人。

大事なのはチームとして勝つことにフォーカスし、そこに向き合う中で、その勝ちにどれだけ貢献できるかを真剣に考えぬいてプレイすること。こういう人こそが真に強いリーダーであり、プレイヤーなのだと常に思う。

向上心や負けん気は多いに結構だが、矢印の向きを間違えると、その意欲が単なる出世競争や他人との評価の差や経済格差に対する固執やストレスにつながり、バッドスパイラルに陥る。

誰もが一度は経験する道なのだとは思うが。。。。


そんな時にはこの人のこの言葉が刺さる。


下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。
小林一三


自分が今任せられていることややるべきだと思うことを本気で楽しみ、周囲の期待を超えたパフォーマンスを出すができれば、ほっておいても自分の信頼や信用力を高める結果となり、より自分のやりたいことによって組織に貢献する機会を得ることができるはず。

上場企業として多くの株主の目に晒されるわけだが、その評価に一喜一憂することなく、我々が生み出す社会に対する価値を少しでも大きくしていくことに集中して取り組んでいこうと思う今日この頃。

6月15日にとうとうアトラエはマザーズ上場企業の仲間入りを果たしました!

創業から13年という長い道のりを経て、やっとスタートラインに立つことが出来たというのが正直な気持ちです。設立以来、周囲の起業家仲間が順調に会社を伸ばして、次々に上場していく中で、自分は同じ土俵にさえ立つことができないで時間ばかりが経過することをもどかしく思ったものです。

13年もかかったものの、それによる強みもあろうと思っています。(負け惜しみみたいですがw)
リーマン・ショックも乗り越え、創業からこだわってきた組織作り、カルチャー作りを一切妥協することなくやり続けてきた上での上場ということで、本質的な組織としての土台はかなり強固なものがあると自負しています。


株主の皆さんとは駆け引きをする関係ではなく、自分達の考えや組織・事業についてしっかりと知って頂き、応援して頂くことが大事なのだろうと認識しています。事業ですので勿論短期的にはうまくいかないこともあるでしょうし、挑戦すれば失敗もあると思っています。それでも誠実にちゃんとコミュニケーションをとっていくことで、少なくとも一部の株主はファンとして応援してくださるものと思っている次第です。

何にせよ、この半年は本当に土日もなく仕事ばかりだったこともあり、今は少しだけホッとしているというのが正直なところです。

勿論ここからより重い責任を背負って経営していくわけですが、プレッシャーが高まれば高まるほどに、やりがいや挑戦心を感じるタイプなので、自分ではそれほど心配してません。次のまま、今の仲間達とやっていけば、間違いなくこの会社は伸ばしていける、そう思ってます。


最後に、お花や贈答品のとんでもない量や、多くの経営者仲間からのお祝いのコメントや会食のお誘い、本当に自分達は多くの人達に支えられて、応援頂いて、今があるのだと改めて実感しています。

Atraeという言葉にもあるように、人々を魅了する会社であり続けられるよう、社員共々全力で取り組んでまいりますので、引き続きよろしくお願い致します。

上場後初のブログ更新ということで、極めてつまらない、無難な内容ですが、お許しをw

しかし証券コード6194、この響き、なんだか嬉しい♪♪

この2ヶ月くらい、新聞各紙では幾度となく就職人気ランキング企業などを掲載してきた。
それを見るたびに複雑な気持ちになる。

とにもかくにも大きな会社で直近の業績が良い会社が列挙されているだけに見えるからである。もしくは前年度の平均賞与額の実績や、最近の平均給与などを見て、学生が選んでいるのではないかと思うくらいである。

そこからSHARP、東芝、三菱自動車などだけはすっぽりと名前が消えていたり、でもJALやSONYは再び人気企業になっていたり、商社は昨今の赤字発表のせいか順位が大幅に落ちていたり。。。。


日本の未来の経済を背負っていく若者達の社会への第一歩となる選択が本当にこんなんで大丈夫なのだろうかと心配になる。


一方で先日の日経新聞には米コロンビア大学の卒業生の就職先についての記事が出ていた。
内容としては、従来コロンビア大学卒業生の主たる就職先であった金融や政府機関への就職者が近年大幅に減少し、その多くがIT・インターネット領域の成長企業を選択する傾向が強くなってきているとのこと。コロンビア大学でそうなら、スタンフォード大学やマサチューセッツ工科大などであれば、もうとっくにそうなっていることだろう。

自分が働く業界がITやインターネットだから、そこがいいと言いたいわけではない。

明らかに学生が働き先を選ぶということにおいて、思考停止になっていることが危険だと思っている。


日本は豊かな国だと思われているだろうし、生涯安泰だと思っている人も多いだろう。
勿論現時点でGDPレベルは中国に抜かれたとはいえ世界3位の経済大国ではある。

しかしながら国民1人当りのGDPということでいえば、もはや20位以内にさえ入れないような国であることを多くの学生は知らないのではないだろうか。つまるところ1億人以上の人口がいるからこれだけのGDPを維持しているが、実際に国民1人当りでいえば、もはや韓国と同じかそれよりも低いくらいの経済レベルであるということである。

そういう現状において、多くの若く優秀な学生1人1人がレガシーな組織の中で、マニュアライズされた仕事を何十年もこなすような仕事を選ぼうとしているのだから、極めて不思議でならないし、思考停止だとしか思えない。

改めて情報が多い世の中だからこそ、自らその情報を集め、ちゃんと考え、判断する力をつけていかないといけないと思う。

日本という国やそこに存在するだけの会社という存在が自分の未来を守ってくれるという考えはもはや幻想に過ぎないのだから。

本日5月13日、弊社アトラエは東京証券取引所様より東証マザーズへの上場承認を頂きました。

周囲からは多くのお祝いの言葉を頂き、本当に嬉しく思っている反面、心持ちとしてはどちらかというと妙な緊張感と高揚感が入り混じったような、まさに武者震いでもしそうな変な感覚に陥っています。。。

昨今多くの若い経営者が次々と上場していく中で、私自身はなんと13年もの月日を費やしてきました。既に42歳になる年です。そしてここまでの過程においても本当に波乱万丈をいうに相応しいほどに、沢山の失敗の山を築いてきました。

創業以来、組織作りや一緒に働いてくれる仲間のことを誰よりも重んじてきたつもりではある一方で、リーマン・ショックなども含め、気持ちだけでは乗り越えられないような危機を経験し、改めてベンチャー企業というのは成長し続けることが大前提であり、それができない経営者は誰も幸せになんてできないのだと強く感じたことを昨日のことのように覚えています。


起業家として決してカリスマ性もなければアイディアマンでもなく、エンジニアでさえない自分がインターネットカンパニーの経営者として上場承認を頂くことができたのは、まさに優れた仲間達のおかげだと思っています。まさに優れた仲間を集め、その仲間達が活き活きと働ける環境を用意することに徹底した結果であり、ぶっちゃけそれだけが私の力だと思ってますw


今回の上場承認までの道のりにおいては、監査法人、証券会社、税理士法人、その他様々なアドバイザーの皆さん全員に、とんでもなく恵まれたことが本当に大きかったと思っています。本当にタイトなスケジュールで無理なお願いばかりしているにも関わらず、常に何とかしようと最大限努力してくださる方々に囲まれ、本当に不安なくここまでくることができました。

株主の皆さんにおいても、長いこと塩漬けにしてしまった資産を少しでも価値あるものにすることができそうで少しばかりホッとしています。

最後に、本当にここまでの厳しく長い道のりを強い想いと信念をもって、共に歩んできてくれた社員のみんなに心から感謝すると共に、改めてここから始まる今までよりも遥かにエキサイティングな旅を、この仲間達と共にできることに心からワクワクしています。

引き続き世界の人々を魅了する会社を創ることに全力で挑戦していきます。

まずはここまでお世話になった全ての皆さんに心から御礼申し上げます。
そして改めて今まで以上に多くの方々をステークホルダーとして迎えることの意味を理解し、パブリックカンパニーの経営者として全力を尽くしていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。

ちなみにオフィス内はというと一瞬盛り上がったのみで、全員今は何もなかったかのようにいつもと変わらず働いてますw
何とも味気ないような気がしないでもないけど、それもアトラエらしさかも。

この時期になるとどこの会社にもフレッシュな1年生が入社して、不安とワクワクの狭間で社会人としての慣れない日々を送っていることと思う。

そんなオフィス内でよく見かける光景としては、先輩社員がここぞとばかりにいろいろとアドバイスや指導しているシーン。


会社として社員の育成は極めて重要なのは勿論だし、弊社のように教育担当が決まっていない組織においては、誰しもが良き先輩でなければいけないのも事実。

多くのベテラン社員が愛情をもってアドバイスしたり、指摘しているのは素晴らしいことだと思う。


一方で新入社員としてはどう受け止めればいいのか。
私の経験上だと、まずは素直に「はい、わかりました!」「はい、気をつけます!」みたいな反応する人が多いような印象があるが、本当にわかっているのか?、本当に気をつけようと思っているのか?みたいなことが極めて気になる。

そもそもいろんな先輩が思うがままにアドバイスをするわけだが、本当にそのアドバイスが正しいのかなんてわからない。会社組織であれば仕事ができる人もできない人もいる。さらに一つ一つのアドバイスの確からしさなんて怪しいものである。


受け止める新入社員側がちゃんとアドバイスや指摘をしっかりと受け止め、理解し、自分なりに腹落ちしたならインプットすれば良い。逆に自分として「なんでこんなこと言われるんだろう?」などと不納得感が残るものや、「ふーん、こうやればいいんだ。。。」みたいになぜかはわからないけど言われた通りにやればいいんだ、それが正解なんだ、みたいな捉え方をするタイプの人には、ほぼほぼ成長はない。


ゴルフやっていたって指導が大好きなオジサンはゴマンといる。
そういう人達に限ってたいしてうまくもなければ、フォームも美しくもない。
そんなの全て聞いていたらゴルフなんてうまくなるわけない。

インプットは自分で取捨選択し、議論がぶつかるときは常に先輩の意見に従うのではなく、自分が携わっている職務やミッションに基いて、それを成し遂げる上で価値がある意見にのみ従うべき。そしてその判断や決断については徹底して自分が当事者として責任を持つ覚悟がなければいけない。

先輩のいう通りだったり、上司のいう通りにしていれば、自分に責任はないと考える人もいるだろう。大企業ではその通りかもしれない。しかしビジネスパーソンとしての成長、市場で価値ある人材になるという点でいえば、それでは話しにならない。


大切なのはミッションを遂行すること。先輩のいうことを聞くことでも、答えを暗記することでもない。

ということで、自分の中でイケてないと思うアドバイスなんて右から左で無視すればいい!!

さっさとそんな先輩を追い越し、どんどんパフォーマンスを出せばいい。頑張れ1年生!

学生から社会人になると必ずといっていいほど壁にぶつかる。
思ったよりも仕事ができない、思ったよりも評価されない、思ったよりも楽しくない、などなど。

まあ初めて社会人として仕事をするわけで、いきなり仕事ができるわけなんてない。
初めてゴルフクラブを握った人がなんでちゃんとボールが飛ばないんだと言っているようなもの。

そんなことで落ち込んだり自信をなくしたりしていたら話しにならんと思う。


自分がなりたい姿や実現したい未来を思い描き、目の前の壁を何としても乗り越える以外に道はない。
頑張れば誰もが必ず越えられる壁であり、超えた後に振り返ればたいした壁じゃなかったとさえ思うことの方が多いくらいだろう。

それでも自分は能力が低い、もしかしたらずっと成長できないかもしれない、などと思い悩むタイプの人が多いような気がする。そんなことを考えても幸せにもならないし、成長さえもしない。

モチベーションなんて気の持ちよう。

失敗なんて何度してもいい。とにかくバッターボックスに立ち続けること。
そして少しずつでもバットとボールを近づけていく努力を徹底的にすること。
今は三振王でもいい。
正しく挑戦を続ければ近い将来必ずヒットが打てるようになる。

人の能力なんてそれほど変わらない。

めげずにやり続けるだけ。

本田圭佑は学生時代から足も遅かったし、サッカーも下手な方だったという。
それでも小学校の卒業論文でヨーロッパで10番をつける選手になると書いている。
そして実際にACミランで10番をつけている。当然日本選手としては初めてのことで奇跡的なこと。

やっぱりどの世界もめげない奴が強い。

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