麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2006年06月

明日、7月1日から新サービス『green』がとうとうカットオーバーする。


当面はベータ版ということで、未完成ながら、一応世の中にはオープンになる。

ビジネスモデルの構想から始まり、システム開発、営業活動、制作などなど、かれこれ6ヶ月間を有した。


ようやくカットオーバー目前である。


今日の早朝に会社に出社してきたら、会社のいたるところに寝袋に包まった人間らしき物体が散乱していた・・・。

本当にここまでみんな頑張ってくれた。


しかしここで安心できないのが現実。

まだまだカットオーバーできる状況ではない。

あらゆるデータの修正やサーバーへのアップデートとまだまだ朝までやることは一杯である。


一応明日の10時カットオーバーなので、全社員協力して期限までにオープンさせたい。


明日は夕方からカットオーバーを祝う会までセッティングされている。

絶対カットオーバーしなくてはならない。

お客様にもさんざん協力いただいてきている。期待に応えないと。




一方でコンサルティングディビジョン。
いわゆる人材紹介・ヘッドハンティング・コンサルティングをやっているチームも今月は本当に良く頑張った。


過去最高、しかも大幅に予算達成である!!

すばらしい!


しかも自分達の予算をしっかりと達成しつつも、昨晩から今晩と、新サービスの立上げに向けて全力で協力してくれている。

これぞI&Gパートナーズの誇る『神輿の精神!』。


一人一人が会社を創っていくという強い意志と想いを持っている組織は、ときに暑っ苦しく見えるかもしれないが、本当に素晴らしいと想う。


さあもうひと踏ん張り!

こういう仕事をしていると、本当に沢山の企業の情報を取り扱う。


しかもかなり踏み込んだ社内の情報、経営者の経歴、組織構成、経営計数、限りなくインサイダーに近いような情報も含め、守秘義務契約のもとに、あらゆる情報をいただく。


そんな中で本当にいろんな会社があるんだなーと思う。


みんなが知っている人気企業でも、その裏は経営状況が大変な会社。
一方で誰も知らないようなニッチな会社ながら、本当にVisionを持っていて、モチベーションの高い社員達が、楽しく、そして社会に価値あるビジネスを展開しているケースも多々ある。


一般的な転職市場では、上記のような情報が表に出ないだけに、転職する側にとっても情報収集や選択が非常に難しい。


まあだからこそ、我々のようなエージェントに依頼をいただけるのだろうが。。。


皆さんも転職するときは、外見だけで決めずに、しっかりと内部の情報や働く人達からの情報を大事にすることとお奨めします。

隠れた優良企業は本当に沢山ありますよ。

7月1日、とうとう弊社の新サービス『green』がカットオーバーする。

サービスについての詳細はまだ詳しくお話しできないが、非常に面白いサービスである。


インターネットを活用することによって、人材業界の価格破壊モデルを作り出そうと思っている。



現在、インターンを含めこの立上げ準備に多々追われている。
十分に眠れない日々が続き、だいぶメンバーも体力が消耗されつつあるのは間違いない。


しかし全員モチベーションは相当高い。


ここで思うのはやはり仕事というのは職務の詳細な内容が重要なのではないということ。

あくまでも職務内容そのものがクリエイティブということよりも、何を目指しているのか、そのサービス、その商品によって、社会にどんな価値を提供し、どういう顧客満足を得られるか、そしてそれをどんな仲間と実現しようとしているのか、そういったことこそが本当に大事なんだと思う。



事実、現在弊社の新規事業のグループがやっている仕事は、データの入力や取材記事の作成、新規営業など、比較的ルーティーンな業務ばかり。

しかしテンション、モチベーションは非常に高い。


結局は誰と何を目指しているのか、そして自分がどうそこに貢献できているのか、関われているのか、それこそが人が働く上で、最もわかりやすく、最も重要度の高い目的なのではないだろうか。


皆さんはどんなモチベーションで働いていますか?
本当に楽しく働けていますか?


Play Business、Play Hard!

みんながもっともっと仕事を楽しめるようなキャリアオポチュニティを提供することこそ、弊社の根源的なサービスであり、もっともっと仕事を楽しむ人が増えてもいいような気がする。

今回は深夜2時40分現在、会社で書いている。
さすがに頭が回らなくなってきた。
今日はこのあたりで。












先日、インターンの営業同行をしていたときに、おもむろに以下の質問を受けた。


「社長ってどういう仕事しているんですか?」


おいおい、まるで働いていないかのような質問・・・。


ふと冷静になると、確かに私が日々何をやっているか、どんなことを考えているか、役員以外にわかる人は少ないだろうな、と思いなおした。


経営者の仕事というのはフェーズによってだいぶ違うものだと思う。


ドベンチャーの社長として私が日々取り組んでいる主な仕事は以下の通り。



【社長としての仕事】

・経営計画(3ヵ年)の策定/見直し/実績差異分析
・人材の採用計画&実行/人員配置計画
・各事業の定点観測/軌道修正/戦略見直し
・資本政策/資金繰り
・トップセールス(会食や紹介など)
・Visionや理念の浸透/教育
・新規事業の検討


【その他の仕事】

・人事/総務/経理/財務など管理部門全般の職務
・営業同行やカウンセリング同席などプレイヤー業務



立上げ初期は、上記の【その他の仕事】の割合が圧倒的だった。。
最近になって、ようやく経営者らしき仕事もやりはじめているものの、まだまだ煩雑な業務などが多いのは変わっていない・・・。


社員がどうしても短期的な視点になりやすいのに対して、経営者は常に先を見ていないといけない。

我々のようなベンチャー企業だと、ついつい現場に飛び出て売上を生み出す方に傾注しがちであるが、経営者である以上、どこかのタイミングで裁量を任せる人間を育成し、意識的に自分の中心的な仕事・役割を変えていく必要があると思う。



経営者には、社員が安心して日々頑張れるように、その道標としての方向を示し続けていく責任があるのだろう。


そのためにも勉強をしつづけ、あらゆる情報に敏感にアンテナを張り、様々な方との交流をしながら、高い視点で会社を率いていかなくてはならないと思っている。


何にでも口を出したがる性格の私としては、現場で起こっている事件が気になって気になって仕方ないのだが、少しづつ経営者としての役割を担っていけるよう、努力をしていきたい。


世の中の経営者の方々は日々どういう仕事をしているのだろう。
一度いろんな経営者の一日を覗き見してみたいものである。









皆さんがとある会社を訪問したときに、その会社の雰囲気やカルチャーを何から理解しますか?


その会社が顧客志向を重視している会社かどうか、信頼に値する会社かどうか、などはどういうところからイメージしますか?


恐らく、すれ違ったときの社員の態度や挨拶の仕方、社内を通ったときの周囲の社員の表情や闊達な挨拶から判断するのではないでしょうか。



私自身、初めての企業にお伺いする場合は間違いなくそういった観点で見ています。
受付で担当の方をお待ちしている際に、目の前を通りかかる社員の方々が、来客者である私に対してどういう態度で、どういう挨拶をするのか、それとも全く知らないふりか、、、、その会社を理解する上で大変大きな印象・影響があります。


私が前にいた会社では、重要なお客様が来客されたときは、必ず社内の一番奥にある会議室にお通ししていました。


その理由は、あえて社内を通ってもらうことで会社の雰囲気を知ってもらいファンになってもらいたいからです。
当時、オフィスにお客様がご案内されると、オフィス中の社員が立ち上がって「いらっしゃいませ」「こんにちは」と元気に歓迎の挨拶をするのが当たり前でした。


それによって多くのお客様が「素晴らしい会社ですね」とファンになってくれることも多く、非常に評判良く、社員としても誇らしく思っていました。



しかしそんな会社ほとんどありません。

受付でうろうろしていたとしても知らんぷり。
最悪な場合には横目でチラッと見て通り過ぎていく始末。


そんな会社が圧倒的です。

誰がそんな会社を良い会社だと思うのでしょうか。
個人的にはそういう会社は絶対に中長期的には成長しないと思っています。



こういうことは、ある意味社内でも一緒です。

ミーティングの際の表情や話し方、態度などもまさにそうです。


何でそんな機嫌が悪いのか、何でそんなに疲れてそうな表情をするのか、なんでそんなに敵対的な態度なのか、そんなことが多いのではないでしょうか。。


また、忙しいときに話しかけられたときのマネージャーや部長などの態度や反応の仕方などもまさにそうです。それによって二度と話しかけたくないと思わせているのではないでしょうか。


態度は自分で選べるものであり、さらにはその選んだ態度が他人に与える影響について、もっと考えることが必要な気がします。


弊社でも急速に会社が大きくなっていることで、そのあたりの徹底がだいぶ薄れてきた感が否めません。勿論私自身の自覚が足りないのが一番の要因だと反省しています。


この機会に再度徹底し、もっともっと魅力ある会社にしていきたいと思います。

今年の2月くらいからずっと続けてきた行動指針の策定プロジェクト。

たびたび重ねてきたミーティングの末、ようやく完成しつつある。


本日プロジェクトのメンバーから最終チェックのプレゼンを受けたが、大変意味のある内容に仕上がっていた。


一部加筆修正の依頼を出したため、最終完成は今月末になる予定ではあるが、我々I&Gパートナーズとして初の行動指針『I&G Way』が完成する。


組織が大きくなるにつれ、当たり前だと思っていた暗黙地が共有できなくなる。
それが当然であり、それを補完するためのものとして行動指針は必須だろう。


後から参加してもらうメンバーにも、I&Gパートナーズとしての考え方やポリシー、行動する上での判断基準を共有するには、ちゃんと文面として共有していく必要がある。


お堅い大企業であれば、いわゆるありがちな行動指針になるのだろうが、弊社のようなドベンチャー企業では勿論そんな一般的なものにはなりえない。
ある意味刺激的であり、心に響く内容に仕上げることにこだわっている。


そのため、一つ一つの言葉を真剣に検討し、最終的に自分達が本当に納得のいく内容、フレーズに仕上げるのに、結局約5ヶ月の歳月を費やしてしまった。。


やっと今月末くらいには弊社のWebにもアップすることが出来ると思うので、是非ともご高覧いただきたい。







最近弊社も積極的に中途採用を行っているため、日々新たな応募者の方々の面接が入っている。

そのときに思うのは、blogの効果である。

ほとんど全員の方が弊社を高く志望してくれており、その理由を尋ねると、

「blogを拝見して是非ともこんな会社で一緒に働いてみたい」

という。

そう聞けば私としては当然自分のブログを読んでくれてのことだと思っている。

私:「ブログを読んでいただいているんですね。ありがとうございます。ブログを読   まれてどんな点に興味をもたれたんですか?」

先方:「インターンの方があんなに仕事を任されて、しかも凄くみんな楽しそうだし、自ら率先して働いている姿を拝見して是非とも自分もそんな会社で・・・」

どうやら俺のブログじゃない・・・。

そう、最近弊社内定者のブログが転職者に大人気なのである。

明らかに転職者の方々が口にするのは、内定者のブログが多い。

負けないように頑張らないと。

しかし転職において最も判断が難しいのが社風や社員の雰囲気。

いわゆる文字化したり、データ化したりできないもの。

それがブログで伝わる。

これは我々のような認知度の低い会社にとっては相当な意味がある。

社員や社風、Visionなどには相当な自信を持っている。

一方でそれを伝える術がない。

そんなベンチャー企業の悩みをある意味解決してくれる。

ということで、今度は「社長のブログを読んで大変興味を持ちました」と言ってもらえるように頑張ろっと・・・。

今朝の日経新聞の一面の特集『ネットと文明』に、ネットベンチャー「はてな」のオフィスについての記載があった。


同社では近藤社長を含め、全員がフリーアドレス方式を取っているという。

フリーアドレスもついつい毎日同じ席に座りがちで、指定席化しがちだが、同社では毎日違う席に座ることがルール化されているという。



目的は、部門間を超えたコミュニケーションの活性化という、いわゆるフリーアドレスの一番の効用に加え、あらゆる人とあらゆる形でのコミュニケーションの中から新しいビジネスやサービスのアイディアが生まれるものだという。


経営を考える立場として、どうしても起こりがちな部門間の壁。
弊社のような規模の会社では壁というほどのものはまだ全然ないし、社員同士は皆非常にコミュニケーションを活発にしている。


しかし情報という意味でいうと共有がなかなかでききれていない。
それが結果として見えない壁になっていくような、ちょっとした前兆はあるような気もする。

そういう意味でははてなのようなフリーアドレス制にするのもありな気がする。



それ以外にも、弊社ではナレッジや情報の共有ということで社内ブログの立上げも実施することになった。
I&Gパートナーズ随一の流行りモノ好きの大場の発案。



どれもデメリットがないわけでもない。
さらにメリットとどちらが勝るのかも判断しかねる部分がある。


しかしベンチャー企業である以上、そういう新しいものや未知数のモノへのチャレンジを諦めてしまうと全く面白くない。
保守に回っていては大企業と何も変わらない。


あまり良くなければまたすぐに変えればいい。


何にでもチャレンジすること。そして誰にでもチャレンジさせること。
それがベンチャーの魅力でもある。


経験がないから、前例がないから、そう言っていては新しい会社は立ち上がらない。
若くともやる気のある人間には積極的にチャンスを提供する。

会社全体としても、全社員力をあわせてあらゆることにチャレンジしていくこと、そういう風土を無くさないことが重要だと思う。



弊社でよく言う例え話がある。

「もっと地雷を踏むくらいの挑戦をしろ。経営陣が開拓した安全な道だけを後ろから付いてくればミスはないかもしれない。しかし弊社ではそういう人よりも、自ら新たな道を開拓する人間を最も評価する。例えその結果地雷を踏んでしまったとしても、それは必ず尻拭いをする。そのために上司がいるのだから。」


つまり、I&Gパートナーズでは、セーフティーエリアの中で活動することで、ミスを犯さない人間よりも、セーフティーエリアを拡大するために積極的に行動した結果ミスを犯した人間をより高く評価する、ということである。


リスクを取る必要のないところで取ってみたり、ヘッジできるものをヘッジせずに実行するのは単なる怠慢である。

しかし世の中に対する新しいことややり方というのは、やってみないとわからないという側面がおうおうにしてあると思う。


それは我々のようなベンチャー企業こそが積極的に開拓していかなくては、経済の発展もないという自負を持っている。


そんなベンチャーで挑戦する若者がもっともっと増えたら、日本ももっともっと面白くなるのに・・・・。まだまだ足りない。



弊社の入っているビルの地下1階に新しい飲食店が12日にオープンした。


その名も『udon dining さんらく』。


本日のランチもそこでうどんを頂いたが、うどん自体はコシもあり、なかなか美味しいと思う。(二度目)


しかし前回同様、ランチをしながらいろいろと観察してみたものの、昼時ながら1回転程度しかしていない。

オープンしたばかりにも関わらず、これだとかなり厳しいだろう。

お店の外でも熱心に呼び込みをされているが、これまたほとんど効果なし。



個人的にその要因を分析してみたのだが、やはりターゲットとメッセージが不明確なのではないかと思う。またランチセットが900円くらいなのだが、それも相場感からすると割高な印象を受ける。


虎ノ門という場所柄、ランチは30代、40代、50代の庶民的サラリーマンが圧倒的な割合を占める。お店の前の人の行き来を見ていても間違いない。

そんな中、udon dining という名称はどうだろうか?


ウドンを食べたいサラリーマンにとっては、dining という修飾語が邪魔して入りづらいだろう。しかも900円という価格帯は、小遣い制のサラリーマンにとってはかなり厳しいと思われる。

さらにゆっくりランチをしたいOLにとってはどうだろうか。
diningという響きは悪くないのだろうが、店はコーヒーすら飲めない綺麗なウドン屋である。まさにウドンや店構えからして、パスタ屋などに流れてしまうことが目に見える。


つまるところ、誰のどういうニーズに応えてくれる店なのかが不明確なのだと思う。
ウドン自体は美味しいのでちょっと勿体ない気がする。


弊社としても自社の入っているビルの地下1階ということもあり、できれば頻繁に利用させていただけるお店であってほしいと思っていた。。



個人的には、虎ノ門という場所や周囲にはいわゆる居酒屋ランチしかないことを考えると、『本場○○うどんと焼酎の店』とか『本場○○うどんと名古屋コーチンの店』みたいなメッセージで、デザインはちょっと古びた田舎風にすれば、相当ヒットしたのではないかと思ったりする。


それであれば多少価格帯が高くとも、ランチ、夜ともに入るようが気がする。

少なくとも弊社の社員はかなりの頻度で愛用するはずである(笑)。


言うは易し、行うは難し、なのだとは思いつつも言いたい放題。

お店の方、すみません。。。


でもうどんは本当に美味しいので、是非ともあと一工夫を。
(最後にちょっとだけフォローさせていただきました)











とうとう7月からトータルワークアウトというジムに通うことを決意した。


決意した、というと大袈裟な感じもするが、私にとっては本当に決意という感じなのである。


ことの発端は体重の大幅増加・・・。
この半年くらいで3キロくらい太った。
1年で5キロくらいだろうか。
もともと腹筋はそれなりにあったのが、今では横3段・・・。


さすがにこのまま見過ごすわけにはいかない。
なにせまだ32歳目前の独身である!


ということで自宅近辺のジムを探したら、トータルワークアウトを含め2つしか見つからなかった。


一つは白金の高級スポーツクラブ、、さすがにこちらはちと手が出ない。


ということで必然的にトータルワークアウトに。
トータルワークアウトの三田店は、トレーニングプログラムなどに強みを持ち、体にこだわる業界人やスポーツ選手などが多く通う有名ジムである。


かのホリエモンも六本木店に通っていたらしい。
(全然痩せてなかったのが若干気になるところだが・・・。)


月額2万円+パーソナルトレーナー代と、私には少々高いが、食事のメニューなどまでしっかりとアドバイスをくれ、本当にうるさいくらいに(?)サポートしてくれるらしい。


そのくらいでないと甘えてしまいそうなので、こうなったらちょっと高いが気合入れて行こうと決意。


しかし最低でも、週3回は通わないと効果がないという・・・。
いくらなんでも会社帰りは絶対に間に合わない。
となると朝???


調べたみたら朝6時からやっている。嬉しいやら悲しいやら。


でも衰える肉体は見ていられない。
週2回ほど朝早起きしてジムに行くことを決意。
あとは週末1回ほど行けば、なんとか3回くらいは行ける。


ということで、冒頭の「決意」なのである。












私自身、以前より従業員のロイヤリティや定着率の重要性、そしてそういう会社こそが必ず勝ち残っていくという信念を持って経営をしてきた。


そんな中、昨今「働きがい」や「従業員重視」などについて、様々なメディアや文献で特集が組まれているのを目にする。


先日の日経ビジネス(6.5)でも『「働きがい」が競争力を決める』という記事が特集されており、非常に興味深かった。


この記事を読む限り、米国でさえも従業員重視主義が台頭しつつあるのがわかる。


Great Place to Work Insitute(働きがいのある会社研究所)という組織の調査によると、従業員価値の高い会社は、そうでない会社と比較すると、あらゆる面で圧倒的に優れているという。離職率も勿論低い。。


株価至上主義から従業員重視主義へ、、
そういう会社こそが今後勝っていくというのはまさに紆余曲折した上で行き着いた本質論だろうと思う。


これは決して新しい考え方ではなく、組織・株式会社という人の集合体において、当たり前の発想であり、永続的な成長を目指す企業においては当然行き着くべき考え方だと思う。


勿論リスクをテイクして投資をしてくれた株主に対して、そのリスクに見合った適正なリターンを提供するのはCEOとしての最低限の役目ではある。

しかし適正なリターンを超えて過度な要求や期待をする、短期的かつ投機的株主を重視しすぎることは、中長期的に多くの株主価値を毀損し、会社を駄目にしていくのではないだろうか。


経営者は、適正以上のリターンを株主に還元することに必死になる以上に、こういう時代だからこそ、従業員にとって本当にやりがいを感じられる会社を創っていくことこそが、中長期的にその会社の価値を押し上げていく上で最も重要なのだと思う。




先に述べたGreat Place to Work Insituteでは、「働きがいのある会社」を以下のように定義している。

「従業員が会社、経営者、管理者を信頼し、自分の仕事や役割に誇りを持って、ともに働いている仲間との連帯感が持てる会社」


信頼と誇りと連帯感、それがない会社では、どんな戦略もどんな制度も機能しないという。


まさにその通り!!!と言いたい。

久しぶりに心から共感できた記事だったのでつい能書きを書きすぎてしまった。。


ちなみに去年の11月1日に記載したブログでも、株主などに関する個人的な考えを書いているので、もし興味のある方は是非。



またまた、いろんな方面から「もっと面白いブログを」とか「つまらない」と言われてしまいそうだが、どうにも現在の興味がビジネスにしかないからなのか、ついつい気付くとこんな内容になってしまい・・・すみません・・・。



また新たに弊社社員のブログが立ち上がった。


kasshima.blog



大手都市銀行からベンチャー企業へと華麗な(?)転身を遂げたサムライが放つ妙に熱気あるブログである(笑)。


その男の名は鹿嶋健介。昭和最後のサムライビジネスマン?!


大手都市銀行では将来を嘱望されながらも、自らがその生涯において目指すものとのギャップを感じ、新たなキャリアを選択。
大企業、ベンチャー企業、双方を知る鹿嶋のコメントには、相応の説得力と現実味がある。


大企業にお勤めの方や、仕事はつまらないが転職は不安だと思っている方、是非とも一度目を通してみてもらいたい。

決して無意味に転職を煽るつもりもないが、なんらかの気付きがあれば嬉しい。
そしてその気付きは、転職せずに現職で頑張るにせよ、重要な気付きになるのではないだろうか。



話は変わるが、彼がブログを書くこと自体、会社や上司からの指示では一切ない。
(私の知らないところでうちの役員からのアドバイスはあったようだが・・・)
何より私自身、鹿嶋から「ブログを始めました」というメールをもらうまで全く知らなかった・・・。


勿論彼自身、現在はまさに多忙を極めており、時間的に余裕があるわけでもない。


ではなぜそんな面倒なことをやるのだろうか。
社会への価値と自身の成長のためだと思う。


忙しいから、まだ未熟だから、もうちょっと経験を積んだら、そういう言い訳をするのは簡単である。
勿論彼自身、十二分にそういう言い訳が成り立つ立場にいる。


それでも自ら発信することを決断し、そしてその活動を通じて少しでも多くの方に良い影響を与えることができればと思っている。


そのことがすごく嬉しい。是非とも頑張ってもらいたい。
勿論自身の成長のためにも。


聞いたら2日に1回くらいは更新をしていくとのこと。


それを聞いて早速ブログに紹介。
私のブログで紹介することで多くの方が見てくれる。
これでもう本当に逃げ道はない(笑)。


皆さん、是非とも気付いたことなど積極的にコメントしてやってください。













とうとうワールドカップ、日本代表の第一戦!!


相当楽しみ。


いつも仕事ばかりの弊社も、今日はみんなさっさと仕事を終えて、22時からはプロジェクターを使って、みんなで日本代表の応援!!


ピザとビールも発注済み。



いつも仕事を頑張っているからこそ、こういうときはみんなで楽しむのも大事。
(そう言いつつ、うちの経営陣がみんな観たいからだけな気もするが・・・)



まあでもこういうお祭りも会社には必要な息抜きであり、コミュニケーションの一つなのではないかと思う。


やはり社員を管理する会社ではなく、一人一人が裁量と責任を持って取り組める会社でありたい。


そういう意味も込めて、できるだけこういう祭り事には積極的に取り組んでいきたいと思っている。



ということで、今日はブログもこれ以上書く時間がない。
あと1時間程度で仕事の山を片付けないといかん。


さああと1時間ちょっと!!

頑張れニッポン!!!

現在弊社には多くのインターンと多くのバイトが所狭しと働いている。

しかし侮ってはいけない。

彼らのパフォーマンスには本当に驚かされる。
嬉しい意味で完全に想定外(笑)。
正直ここまでやれるとは思っていなかった。



新卒採用に関しては全社員で相当力をいれたこともあり、確かに相当なレベルの学生を採用することができた。


本当にみんな賢く、そしてやる気に満ち溢れている。


しかしそのくらいまでであればそこそこの企業でも採用しているだろう。


弊社のインターンが凄いのはそこだけではない。


モチベーションや参加意識、視点の高さ、このあたりが半端ではない。


I&Gパートナーズという会社を創っていく仲間として、一人一人がまさしく自分達の会社であり、自分はその成長における大きな役割を担っているという自覚が高い。


こういう意識が学生にして持てている彼らは相当だと思う。



仕事の中には、本当に誰でもできるルーティンワークや、雑用的なものから、一人で営業に行ってクライアントの社長や役員に提案するレベルの高いものまで幅広い。


しかし何よりも重要なのは、その一つ一つすべてがI&Gパートナーズの成長において重要な役割であり、どれが欠けても成り立たない。


もちろんインターンにもいろんなタイプがいる。

元来話し上手で営業も全く苦にしないタイプもいれば、地道にこつこつとやれるタイプ。要領は悪いが誰よりも努力するタイプなどなど。


本当にみんな自分なりに会社や顧客への貢献の仕方を真剣に考えて取り組んでくれている。ほっておくとお互いがお互いの特性を生かし、役割分担をしていたりする。

しかもお互いが切磋琢磨しながらも、お互いが支えあっているという、最高の雰囲気を作り出している。


ここで気付くのは「教育しようなんておこがましい」ということである。
彼らはチャンスと気付きを与えてあげれば勝手に育っていく。
しかも相当のスピードで。
ベンチャー&教育については11月23日のブログ「教育・育成」でも書いているので是非。。



しかし、彼らにとってこうやって一緒になって試行錯誤した同期は、生涯の友になることだろう。



もちろん彼らが弊社を選んでくれた以上、その期待に応えて余りある会社にしていかなくてはならない。


そしてそのためにも、彼らは既に欠かせない戦力であり、信頼できる仲間である。


若手に追い越されないように、そして模範を見せ続けられるように、なりたい姿であれるように、我々経営陣も努力し続けないといけない。


これまた最高に良いプレッシャーである。



しかし本当に思う。
この仲間がいる以上、I&Gパートナーズは必ずすごい会社になると。



本日とある社長との話の中で、日本電産の永守社長の話が出てきた。


いろんな書籍やメディアで拝見する限り、永守社長は大変素晴らしい経営者だと思っている。


尊敬すべき経営者というのは特に意識しないものの、永守社長のお考えは結構共感するところが多い。


今日話をしていた社長さんがおっしゃっていたのは、永守社長が大変重要視する「6つのS」。この重要性について。


ちょっと抜粋して紹介する。


>永守流経営の基本は「6S」である。これは整理・整頓・清潔・清掃・作法・躾の>6つの「S」を意味する。この観点から各事業所を100点満点で評価するのだ
>が、これが60点を超えれば事業はかならず黒字になる、という。

※永守社長の考えをもう少し詳しく知りたい方はこちらを参考に。


まさに挨拶や整理整頓など、当たり前のことを当たり前にやれている会社というのは社員のモチベーションが良い状態にあり、それがお互いに良い効果を示すという。

私も絶対にそうだと思う。


弊社では来客される方への対応や挨拶、電話での受け答えを非常に重要視している。
それが雰囲気になり、プライドにかわっていく。


まさにホテルマンと一緒である。マニュアルではなく、そのホテルの従業員であることにプライドを持っているからこそ、一流のサービスを提供できるものだと思う。。


そういう風土の会社は必ず良い循環が起こり、人の能力を最大化できるのだと確信している。



永守社長は、まさに働く人のモチベーションと業績というものを上手に連動させている最高の例のように感じる。人によりすぎると偏った家族主義になってしまう。一方で以前からもブログでも書いているが、株主至上主義はいろんな弊害を生む。


そんな中、社員と株主の関係は決して利害相反ではない、という当たり前のことを原理原則に従って実行したのが永守社長なのかもしれない。

さらには松下電気の創業者である松下幸之助さんも極端ながらそういうタイプなのかもしれない。


昔と今は違う、という声も聞こえてきそうだが、今は今ながらにやり方はあるはず。


社員が本当に誇りをもてる、そんな組織にしていきたいものである。


社員全員で協力して、一つ一つI&Gパートナーズというブランドを作り上げていきたい。




ここ数年ずっと言われ続けてきたグローバリゼーション。


まさにインターネットの普及により劇的に情報量が増えた。
世界から最近の情報をタイムリーに入手できる。
これは昔の人からすると考えられないだろう。



昔はその情報格差を利用して儲けているようなビジネスも沢山あった。
現在ではそのほとんどは姿を消し、インターネットに集約されつつある。



一方で、日本という国は諸外国と比べてその恩恵をあまり受けていないようにも思う。その背景には「語学の壁」が立ちはだかっている。



これだけ教育水準の高い国ながら、英語が出来ない人が圧倒的に多いのは何でだろうか?



かくいう私もからっきし英語ができないのだが・・・。


最近米国や中国、韓国などの市場を調べたいと思い、いろいろと検索してみたものの、やはり全て外国語で書かれた膨大な情報量の中から、目的の情報を見つけるのは
簡単ではない。


このハンディキャップ、実は結構大きいように思う。


今日もガーラの菊川会長(まだ社長?!)と話をしていて、米国法人を立上げたとのこと。やはり米国はインターネット先進国であり、いろんな意味で進んでいる。
そこの情報を得ることは非常に価値があることだとおっしゃっていた。


まさにその通りだと思う。


忙しさにかまかけて英語の勉強をしないでいたことを反省するとともに、必ず近いうちに始めようと固く誓った。


来期中(弊社は決算期が9月)には英語のコミュニケーションがなんとかできるくらいにはなりたい。


そのためにも、年内は今のビジネスに専念し、年始くらいから初めて9ヶ月で会話くらいはできるようになろうと思っているが、ちょっと甘い見通しだろうか・・・。


自分が英語ができるようになったら、うちの会社の社内会議は英語にしよっかな。







昨日、モバイルインターネットキャピタルの西岡社長のお誘いで、六本木の素敵なお店で食事をご一緒させていただいた。

参加メンバーは、ネットエイジの西川社長、オールアバウトの江幡社長、とまさにゴルフも経営も大先輩。
それに加えて紅一点、西岡さんの会社の女性社員もご一緒された。



皆さんもご存知だろうが、モバイルインターネットキャピタルの西岡さんは、元インテルの社長・会長を歴任された方で、ビジネス界では大変著名な方である。



■西岡さんのブログ
西岡郁夫の手紙


このブログも大変面白い。身の回りで起きた事象をズバズバと本質論で切っていく内容が多いのが、読んでいて気持ちがいい。
勿論内容としても大変深いものが多いので、若い人(私も含め)には大変参考になると思う。



しかしベンチャー企業でしか経験のない私にとって、そして社長業ばかりをやっている立場上、こういった外部の先達の方との会食は本当に重要である。


まさに日々アウトプットばかりしているからこそ、こういう場でのインプットは本当に重要だと思う。
しかも西岡さんや西川さん、江幡さんはさすがに物知りで、本当に見識が深いというか、さすがだと感じつつ、、、、いろんな情報へのリテラシーを持つことの重要性を感じる。



食事も大変美味しいお店で、マンションの一室を改良し、外には看板も何も出ていない。まさに知っている人のみが利用できるお店。

料理、お酒、雰囲気、どれをとっても素晴らしいお店だった。



是非ともまた利用させていただきたい。
(私にはちょっと高すぎるかもしれないが・・・)



早くこういう方々に追いつき、追い越せるような経営者になりたいものである。


皆さん、楽しい時間をありがとうございました。







ちょっと車を売りに出したいと思っています。

メルセデスベンツのC200で年式は94年くらいだと思います。


色はシルバー、走行距離はなんと2万キロ弱と全然走っていません。


私の実家で主に使っていた車なのですが、私以外誰も乗らない上に、私自身ほとんど実家に帰ることなく仕事ばかりしているので、結局たまの週末ゴルフなどでしか乗らず・・・。


いい加減売却しようと思っており、見積もりを取ったら90〜105万円とのこと。
あまりにも安いのでやはり保有しようかとか、オークションで売ろうかと悩んだものの、調子も良いですし、金額も安いので知り合いに売るのが良いかと思った次第です。


ということで100万円以上であれば売却の可能性ありということで、ブログ上でオークションにかけることにいたしました。


もし多少でも御興味のある方は以下までご連絡下さい。

arai@ig-partners.co.jp


ご連絡いただいた方には別途写真と詳しいデータ(年式や走行距離など)をお送りします。


ポイントはベンツでありながらも、シルバーで小さめのセダンなので、女性やご家族を持つ家庭などに良いかもしれません。



ベンチャー企業でバリバリ働く若い方が乗るイメージではなかも・・・。
(勝手な僕の好みですが・・・)


とはいえ、市場に出れば150万円はくだらないですし、なかなかお買い得かと思います。


もし御興味がある方がいればぜひ。







「最近ブログの更新頻度が落ちてるね」


いろんな人に言われます・・・。すみません。


GW以降ちょっと忙しさが日増しに激しくなり、ついつい更新できない日がちょくちょく出てきてしまっています。(単なる言い訳ですが・・・)




しかしこのブログ、周囲の強烈なプッシュにより始めたものの、最近では非常に多くの方々に目を通していただいています。




具体的には、

・ビジネス上の関係者
・プラベートの知人友人ならびにそのご家族
・社員ならびに社員のご家族
・昔の恩師や美容師さん、マッサージ師さんなどなど


本当に嬉しいというか、恥ずかしいというか(笑)。



一方でいろんな方々が目を通すことで、内容にも工夫が必要だということがわかってきました。


要は、「難しくてつまらない」という意見がちょくちょく上がってきているようなのです。



書き始め当初はビジネスブログ的に、転職を考える方や、弊社への転職を考える方に読んでいただくことを目的としていたものの、読者が増えるにつれ、目的やタイプが様々になり、期待も変わってきているように感じます。



ちょっと内容を刷新し、よりわかりやすく、そしてより魅力あるものに変えてみようと思っています。


試行錯誤しながらになるとは思いますが、是非とも当ブログへのご意見、ご指摘があればコメントを下さい。

より良いブログへしていくべく努力します。。





ポジティブシンキング、ネガティブシンキングという言葉は誰でも耳にしたことがあると思う。


いわゆる物事の考え方や捉え方が前向きか後ろ向きかということである。



実はこの思考の癖が結構ビジネスにおいては大きな影響を持っている。



特に自分への質問の仕方、これはビジネスにおいて大変重要なスキルである。
その質問の仕方において、ポジティブかネガティブかによって大きな違いが出てくる。



具体的な例をあげるとわかりやすい。

売上があがらない営業マンが頭を使って考える際に、


「なんで売上があがらないんだろう?」


こう考える人が多い。しかし実はこれだと思考がクリエイティブに働きづらい。


「どうやったらもっと売上をあげられるだろうか?」


こちらの質問がまさにセルフコーチングというか、上手な自問の仕方である。



ちょっとした考え方の違いだが、何でだめなんだ、何で上手くいかないんだ、と落ち込んでいてもあまり効率的な頭の使い方はできないのだろう。


どうやった上手くできるか、もっと上手くやるにはどういう方法があるのだろうか、というちょっとした視点の切り替えで、よりクリエイティブに頭が回転する。



タイガーウッズがコーチングのスタッフを抱えている理由も同じである。

「なんで上手くいかないんだ」

と考え込んでいるときに、コーチングスタッフが、ポジティブな質問を繰り返すことで、自らの思考をポジティブに切り替え、自分で答えを見つけられるという。


こういったことを意識しながら仕事をしてみると、結構自分の中で変化があると思う。


コーチングの先生にお願いするのはなかなか難しいと思うが、まずは自問の仕方から工夫してやってみるだけでも、新しい発見があると思う。









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