麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2006年12月

2006年も残すところあとわずか。
今日は今年最後のブログ更新。


弊社の営業日は明日までで、29日から年末年始休暇。
しかも以前も書いたとおり、8日までの大型連休。

日頃の疲れを癒すことと、普段日常に追われていて
できていない読書や自分なりの成長目標の設定などに
取り組んでもらえればと思う。


2006年、今年は本当にI&Gパートナーズにとっても、
もちろん私にとっても忘れられない年になる。


2006年1月にはまだ6名程度だった社員が、
今はアルバイトや契約社員を含めると30名以上に。

多くの素晴らしい仲間と出会えたことが一番。

そしてさらに構想から1年以上も準備を進めてきた
新サービスgreenがようやくリリースできたことが2番。


本当に充実した、というかドタバタした1年だった。
でもあっという間に年末、、、毎年そんな気がするのは
充実しているからなのか、ドタバタしすぎなのか。


そして来年はまた勝負の年。
(毎年言っているが・・・)

勝負に打ち勝つために、既に新たな力強い仲間の
参画も予定されている。

年末年始ゆっくり休んで、来年最高のスタートを切りたい。



今年お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
そして早期からgreenに参画いただいた企業様、本当に
ありがとうございます。

まだまだお役に立てていない企業様も多いですが、
来年こそは必ずお役に立てるよう、社員一同全力で
頑張ります。


それでは皆様、来年もよろしくお願いします。
良いお年を!









「自分は絶対にプロになれると思っていました。
なぜならこれだけ練習してプロになれないのであれば、こんな多くのプロ野球
選手は存在しないと思うから。」

「天才?僕は天才ではないよ。天才だったらこんなに練習していないでしょ。」


この2つの言葉はイチローが以前言っていたものです。

このストイックさは尊敬します。
イチローはプロ野球選手の中で間違いなく自分が一番練習していると自負して
います。それはおごりではなく、本当にそう思えるほど練習をしてきているの
でしょう。


日本で3年連続首位打者に輝いたときにも、

「バッティング、守備、走塁、全て完璧でもう練習することがないですね」

という記者の問いかけに対して

「完璧なものなんて一つもありません。今期は走塁強化すると決めています。
来期は筋力も増強しようと思っていますし。まだまだ目的には程遠いので。」


こんなような回答でした。

これを記者は単なる謙虚な態度として受け止めていましたが、明らかに本気
で言っている印象でした。

イチローは本気で全ての面で世界一を意識していて、そしてバッティングに
関しては10割打てることを目指しているそうです。本気で。。。


どの業界でも成功する人はこういう考え方を持っているのかもしれません。

自分に厳しく、他の誰かがすごいと言っても、自分で立てた目標に対して
常に本気で、真剣で、責任を持っている。そんな人が成功するのでしょうね。


私自身、イチローのようにストイックにやれるイメージは到底ありません。
しかし少しでも近い想いをもてるように、エッセンスを盗んでやろうと
思います。


「仕事ができるようになりたい」
「給料をあげたい」
「多くの転職者をサポートしたい」
「責任ある職位につきたい」
「起業したい」


働いているといろんな想いがあると思いますが、思っているだけでは
だめで、いつまでに何をどのくらいやるべきなのか、それを自分に
約束し、コミットする。それこそ成功する人が持つ行動特性でしょう。


頭でわかっていてもなかなかできないものですが・・・。

自分もまだまだ全然できていませんが、少しでもそうなっていこうと
思います。









本日の日経1面に企業によるエクイティファイナンスが
増えてきたことが大きく記載されていた。


一昔前はメインバンク制が主流だった企業の資金調達も
大きく変化していることがうかがえる。


この上向き景気により、企業は成長のためのM&Aなど
を含めた積極的な投資を行っている。

そのための資金ニーズは、やはり金融機関からの融資よりも、
返済不で投資リスクに合致したエクイティにより調達に
シフトしていくのは至極当然な流れなのだろう。


ベンチャー企業にとっても、VCや事業会社、エンジェル
と呼ばれる個人投資家などからの直接的な投資を受ける
ことで、信用力がないフェーズにおいても、事業への
相応な投資ができる環境が整いつつある。


日本においてよりVB市場が伸びていく上では、そういう
市場環境の整備というのは非常に重要だと思う。



人、金、情報と企業が経済活動を行う上で必要な要素が
いくつかあるが、情報社会で、直接金融市場ができつつ
ある今、あとは優秀な人材がベンチャー市場へと飛び込
んでいくことが求められる。


力がある人にとって、VB市場はまさに格好の活躍ステージ
であることは間違いない。

大企業もいいが、そういう企業を超える企業を創って
いくという醍醐味にもチャレンジする人が増えていく
ことが、これからの日本の経済活性化における最重要点
になる気がする。

我々はまさにその役割を担っていかなければならない
立場であり、ぜひとも一石を投じたい。


エクイティファイナンスの記事からここまで妄想する
人もいないだろうと思いつつ、徒然なるままに書いて
しまった・・・。















最近年末でお付き合いが多い。

ベンチャーで働く人がほとんどだが、ベンチャーで
働く人はみんな「薩摩の教え」を好む傾向がある。

かくいう私も以前より好んでいる考え方の一つ。



『薩摩の教え』

<漢の順序>
一、何かに挑戦し、成功した者
ニ、何かに挑戦し、失敗した者
三、自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
四、何もしなかった者
五、何もせず批判だけしている者



ということで積極的にチャレンジしていくべし。



最近風邪やノロウィルスが流行っているというのは、
もう周知の事実だと思う。


弊社でもノロウィルスこそ発生していないものの、
風邪は結構大流行している。


小さな組織だけに、そのダメージは大きい。


かくいう私自身、昨日は熱が39度まであがり、
とうとうダウンしてしまった。



もともと熱が出るときは高くなりやすい体質なので、
高熱には慣れている。

38度前後くらいであれば普通に仕事はできるのだが、
さすがに39度前後になると意識も朦朧とし、目も
かすみ仕事にならない。


「病は気から」


最近確かに疲れが溜まっていたり、いろいろなトラブル
もあり、多少気が弱っていたのかもしれないと改めて反省。


昨日は1人で反省しながらも、しっかりと睡眠をとった
おかげで今日はほぼ完全復活。


皆さんも風邪とノロウィルスには十分気をつけて下さい。





私がインテリジェンスに居たころ、鎌田社長が
こんなことを言っていたのを思い出した。


経営というのは拡散と集中の繰り返し。
それをコントロールしながらやっていくことこそが
経営の醍醐味であり、難しさである。



当時はそうなんだ、と思っていた程度だったが、
今はなるほどなと思うことが多い。


会社全体が耐えしのぶとき、何かに集中し、無駄を
そぎ落として筋肉質に変革していくことの必要性を
感じる。

一方で筋肉質になったらそのまま締め続ければいい
というわけでもなく、今度は一定緩めて新しい事業
や、チャレンジを積極化することで、社員に希望と
夢を与え、一方で将来の種まきをしていく。


この両極端な2つのフェーズが交互に繰り返される
ことで、螺旋階段を上っていくように会社が成長
していくというのが鎌田社長の考え。


弊社はまさに今、筋トレの真っ最中・・・。

その次にある拡散期に向けて、相当の体力と筋力を
つけてのぞまないといけない。


冬の間に力を蓄え、春先には勝負の時が。


この希望と期待を胸に、今は耐え切るべし。



















先週の木曜日、弊社のお得意様である
リアルワールド社と共同忘年会を開催した。


お互いの交流と、普段お客様と接しない内勤の社員などが、
お客様と直接触れ合うことで、自分達の価値を再度認識して
もらえればと思っての企画。

もちろんそれ以上にリアルワールド社の勢いやモチベーション
の高さを目の当たりにして、良い意味で影響を受けてもらえれば
ということで開催した。

↓こんな感じ。



FL全体写真









さすがに平日ということもあり、お互い全社員が参加と
いうわけにはいかなかったが、お互い10名ちょっとづつ
集まり、大盛り上がり。


西麻布の知り合いのBarに協力してもらって、場所も
貸切り、まさにやりたい放題(笑)。



しかし菊池社長、久しぶりにお会いしたらなんと松葉杖。。

聞いてみると出張先で飲みすぎて転んで足を折ったとのこと。
そんなやんちゃな社長聞いたことありません。。。


しかし忘年会の多いこのシーズン。
まさに明日はわが身、気をつけないと・・・。


リアルワールドの皆さん、本当にありがとうございました。
来年もお互い良い年にしましょう!

今日もやっと仕事が終わり、明日から週末。

と言いたいところだが、明日は関西出張。


2008年の新卒採用セミナーのためにいざ大阪へ。


関西でも東京での就業を希望する有望な学生達が
いるとのことで、激戦区東京よりも期待が持てる
かも、ということで急遽出張することに。



インターン2名と私と役員の4名で関西へ乗り込む。


朝が早いのが悩みだが、いい学生を採用するため
ならそれも仕方ない。

優秀な新卒を継続して採用することこそ、会社の
継続した発展につながるのは間違いないので、
未来の経営幹部との出会いを楽しみに、いざ大阪へ。














「経営者は文化を創る」

松井証券の松井社長の言葉だそうです。


経営者というのは、唯一会社の文化を創る存在とのこと。


なんとなくわかる気がします。

経営者というのは、自分の想像以上に影響範囲が
大きいものだということを最近よく実感しています。


どんな会社にしていきたいか、どんな組織にしていきたいか、
経営者はもっともっと文化を創っていくことを意識しないと
いけないのでしょうね。


弊社はまだ30名そこそこなので、共通の文化があります。

それを伝え続けること、それが経営者の一番のミッション
なのかもしれない、そう思う今日このごろです。






12月7日の東京IT新聞でドリコム内藤社長のブログが掲載されていた。


そこには松井証券の松井社長との会食での一こまが。


松井社長曰く「経営者と副社長の距離は、副社長と新入社員との距離
よりも遠い。」という。


つまるところ、経営者という存在は最後の責任を全て負わなくては
ならない立場であり、誰かに叱られたり、誰かが守ってくれたりは
しないということなのだろう。


いわゆる孤独な経営者といわれるゆえんである。


確かに経営者にはそういう面があることは間違いない。

最後に判断し、最後に責任を取るのは経営者しかいない。

内藤社長はそれを親子関係に例えていた。


個人的には、上記のような孤独感は確かに存在すると思う。
しかしだからと言って経営者は孤独であるという言葉の
ニュアンスとは異なる気がする。


親が子を叱ったり、守ってあげたりするときに、
孤独感を感じることがないように、私自身、会社で何か
需要な判断をする際など、1人で考え込むことは多々あるが、
「経営者は孤独だ」とは思ったことはあまりない。

仲間に支えられているからこそ、頑張れている。


ま、これはただの言葉遊びで、孤独という意味やニュアンスを
どう捉えるかということの違いだけなのだが・・・。


まとめると、気持ち的には孤独じゃないが、実際の業務などに
関しては孤独な面も多いということなのだろう。


しかし孤独という言葉、
個人的にはどうしても受け入れられないのだが・・・。







「貴社はどういう基準で採用しているのですか?」

「どうやって人材を見抜いているのですか?」


経営者の方々と話をしていると、こんな質問をよくされる。


そんな質問に対する答えとしてこんなことを言っている。


◇第1条件
会社や仕事への価値観や就業観、ならびに人間性
利他の心を持つか否かなど

◇第2条件
コンピテンシー(行動特性)を中心としたスキル

◇第3条件
年収などの条件



何よりも第1条件である就業観や人間性が本当に大事だと
思っている。

極端に言えば、能力が多少なくとも、そこがあれば
育てることも、踏ん張ることもできる環境がある。


逆にそこがなければどうにもしようもない。。

次にコンピテンシー。
コンピテンシーなくては、いくらマインドが良くとも、
成果が出せない・・・。


第3の条件については、まあ言うまでもないと思う。


第2条件である能力やスキルを重要視しすぎている
企業や経営者が多い。
さらにそのスキルや能力はコンピテンシーのような
特性ではなく、職務経歴からくる経験を重視しすぎて
いる傾向も。

もちろん専門性が非常に高い職種は当然であるが、
そうでもないポジションでもそういう傾向があり、
それが採用で苦労する原因になっていたりする。


あとは何よりも第1条件。
ここなくして強固な組織は築けない。
そこを無視している企業が多い。


もちろんモチベーションが収入であってもいいと
思う。そういう価値観の人が集まっている組織は
それで強い。

大事なのは共有であり統一。


面接官のトレーニングをさせていただくときには、
まずは上記のような初期設定を明確にし、その上で
コンピテンシーアセスメントのノウハウを伝えている。


とはいえ、現状妥協しなくてはいけないこともあるの
だろうが・・・・。

あえて理想論を記載してみた。











現在弊社ではgreenという業界初となる新しいサービスを
立ち上げている。


予想していた通りではあるが、その道のりは険しく
一筋縄ではいかない。


話は変わるが、実は弊社の新サービスgreenは、楽天と
サービスモデルが似ている。

つまり、弊社のモデルも楽天のモデルも、

参画料金+成功報酬料金

という料金設定で、掲載いただくだけでは収益としては
微々たるもので、そこから成果が出るごとに課金される
という収益構造上似ている。


そこで気になったのは楽天は立上げのとき、
どうやって立上げたのだろうかということ。

今となっては楽天に出店すれば売上があがるという
ことがわかっているので、出店するのはわかるが、
当時はまだほとんど集客も出展店舗もなかったはず。

そんなときにどうやって店舗数を増やしていったのか。


そのあたりに詳しい友人に聞いたらこんな答えが。


楽天の三木谷さんが全国行脚して、夢を情熱的に
語って、当初は一社一社口説き落としていったらしいと。


そういえば以前NTTの新規事業で楽天のようなモデルを
検討しているチームリーダーの方と話したときにも、
そんなことを言っていた。


「自分達が地方のインターネット販売をやっている店舗
にヒアリング調査に行ったときには、既にそのほとんど
の店舗に三木谷さんが行った後だった。」と。


やはり興銀⇒ハーバードMBAという素晴らしいキャリア
を持つ人でさえ、立上げ当初はそういうところから始めて
いる。


これから立ち上げるサービス、今までにないサービス、
そんなサービスをロジックで理解してもらおうという
考え方が違うのだろう。

そのサービスがどのように世の中を変えていくのか、
どのように成長していくのか、どういう情熱をもって
取り組んでいくのか、そのサービスを立上げようとして
いる人達の本気度こそが、唯一最大の武器なのだろう。


おかげさまで多くの企業様にgreenは高い御期待と評価を
いただけている。
もちろん実績・効果という面ではまだまだ不十分で、
多くの企業様には、信じてお待ちいただいている状態。


でも絶対に忘れないのが、このサービスが影も形もない
段階から、「君らがやるならぜひとも参画するよ」と
おっしゃっていただき、すぐに掲載いただいた数社の
経営者や人事の方々。


そんな企業様にはどんなことをしても必ず恩返しを
したい。何よりもその期待を裏切ることなく、最高の
サービスへと成長させ、採用面で貢献することが一番
の恩返しだと思っている。


サービスの立上げというのは大変だが、そこには
ロジックや戦略以上に重要な、情熱や想いというもの
があるということを改めて感じる今日この頃。


greenは必ず成功する。

だから社員一同、自信をもってもっともっとファンを
増やしていくべく努力しましょう。














そろそろ年賀状を準備しないといけない季節になってきた。

ついこの前までシャツ一枚で外を歩いていたような気がする。
まだ年末という自覚が全く沸かないのは何故だろう。


弊社は今年は29日〜8日までという大型11連休!


こういうときくらいしか社員を休ませてあげられない。


しかしここでまたちょっと嬉しい出来事。


それだと転職者の方々にご迷惑をおかけすることを危惧して、
シフトで4日、5日あたりは出社したほうがいいのではないか、
などと、社員達自らが顧客やビジネスのことを必死に考えて
くれている。

自分達も休みたいだろうに・・・それよりもビジネスや顧客
のことを考えられることを誇りに思う。


こういう会社においては、経営者は働けという必要が一切ない。

みんな必要とあれば働くし、会社も自分も成長させたいと
思っている奴らばかり。


アクセルは自分達で踏める人達が集まる会社だからこそ、
経営陣やマネージャー陣はそのハンドルさばきを手伝ったり、
教えたり、自らコントロールすればいい。

そのコツを教えてあげることで、生産性を上げていく
ことができればより楽しく働ける。


しかし、そんな彼らがI&Gパートナーズで楽しく働けて
いる背景には、彼らのご両親や奥さん(旦那さん)の理解と
協力があることを忘れてはいけない。


日々忙しく働く我々に対して、理解を示し、協力して
くださっているからに他ならない。。


まだまだ未熟な組織なので、給与水準も高いわけでもなく、
休みも多いわけでもなく、それでいて夜は遅くなる・・・。


そんな生活にも関わらず、理解し、支えてくれている
社員のご家族には本当に感謝の言葉が見つからない。


そこで思いついたのが年賀状。


この機会にちゃんとご家族の皆様にも御礼の気持ちを
伝えておこうと。


今年は初めて全社員のご家族向け年賀状を作ることに。
日頃の感謝の気持ちを込めて。











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