麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2007年07月

ちょっと今日は息抜きブログ。

私の小学校からの親友が飲食店を経営している。
羽田空港を中心に数店舗。


その親友が数ヶ月前より京王線の桜上水駅すぐのところに、
新たなお店をオープン。


ぶた焼き本舗



いわゆる一品料理で豚の生姜焼きのような定食専門のお店なので、
夜飲みに行くとか、友達とわいわい、とかいうものではないが、
味は結構旨い。

いくつかのタレを選ぶこともでき、豚肉とそのタレとキャベツを
絡めると、白いご飯にメチャメチャ合う。

とはいえ、桜上水まで定食食べに行くか、という感じだとは思うので、
もしお近くにお住まいの人がいれば、ぜひとも行ってみてあげて下さい。


なかなかお洒落な店舗で、働いている人達も笑顔で愛想がいいので。


小学校時代からの親友なので、私の名前を出せばすぐにわかりますが、
私の名前を出したところで何の特別サービスもないとは思います(悲)。

最近Googleの誕生に関する本を読んでいる。

如何にしてあんなモンスターカンパニー(いい意味で)が生まれたのか、
少しでも学ぶことができればと思って読んでみることに。


まだ半分くらいしか読んでいないが、相当なヤンチャっぷり。

従来の会社のあり方や常識を覆すことを多々実現している。


弊社も良い意味で従来の会社組織とは異なる「理想の会社」を
目指しており、Googleの経営はいろんな意味で非常に参考になる。


智の集合こそがビジネスであり、人が働く上でモチベートされる
環境や仕組みを用意することも、これからの経営者の大きな仕事に
なっていく。

日本人はもともと勤勉・勤労で、誠実な民族。
だからこそ終身雇用という日本独特のマネジメントシステムが
成り立ったのだろう。

そういう意味で、これからの日本におけるマネジメントシステムは、
単なる欧米型であるべきではなく、米国におけるGoogleのように、
各経営者が必死になってステークホルダーに報いる仕組みを考える
必要があると思う。


弊社も先駆けてチャレンジし、Googleとまでは言わないにせよ、
日本を代表する会社になっていきたい!

昨晩より関西出張、関西メンバーを叱咤激励し、
今日のお昼すぎに東京に戻ってきて、その後はミーティング続き。


そのミーティングの一つが19時から始まった。
その最中、会議室の外からなんだか音楽が鳴り響き、電気が消えた。

ミーティングの最中に誰が何やってんだ、と少々ムッとしていると・・・・





ケーキ









なんと社員達が私の誕生日を祝うサプライズ企画だった!!

音楽が流れ、壁には社員からのメッセージビデオが・・・・。

そういえば明後日、7月29日でとうとう33才。。


26歳から社長という仕事を始め、早7年。。
それだけ社長をやりながらも、なかなか成功にまでは至って
いないのもどうかと思いつつ、ビジネス人生においてこのタイミング
はもっとも充実している気がする。


これだけの仲間が同じVisionを掲げ、同じ目標をもって、
真剣に試行錯誤しているI&Gパートナーズという会社は
本当に素晴らしい会社だと思う。


よく経営者という立場は孤独だといわれる。そしてそうあれと。
もちろんときにはそうあるべきだとは思う。


さらに経営者の中には、目的を実現するためには人材を合理的
かつ効果的に活用するタイプの人もいる。
そしてそれが株主から経営を委任されている以上、正しいと
言う理論もある。

社員の将来や社員の生活、社員のモチベーションなどよりも、
会社の目指すべき目標を達成することが大事だと。


私自身、会社を成長させ、成功させたい。
そしてより多くの人と組織を元気にできる、そんな会社に
していきたい。海外にも進出していきたい。

いろんな夢やVision、目標がある。


しかしそれはこの仲間達と成し遂げてこそ、心から喜べる
ものだと思っている。

私がどれだけ叱咤しても、怒鳴り散らしても、ちゃんと
耳を傾け、信頼しついてきてくれる仲間がいる。

私自身、まだまだ未熟なことも多く、社員の期待に十分に
応えられていないことも頻繁にある。それを反省することも
多々ある。

それでもIGPが順調に成長しているのは、こういう仲間に
恵まれてきたからだと本心から思う。


自分のキャリア、自分の成長、裕福な生活や、かっこいい仕事、
そんなものを目指す人が多い中で、IGPの奴らはみんなが
組織を成長させたい、IGPを成功させたい、世の中に価値ある
ことをやりたい、本当にそう思って必死になっている。


この仲間だけは裏切ってはいけない。
私の最も大事にする経営哲学の根幹は、そこにある。

そんなんじゃ弱い組織なる、馴れ合いに陥る、などいろいろと
言われる方もいる。


しかし私は違うと思っている。

経営者が社員を心から信じ、心から大切に思っていれば、
社員達は必ず組織に貢献しようと全力で頑張ってくれる。
少なくとも私はそういう社員に支えられ、ここまでやってこれた。

そしてそういう組織こそが、これからの知識資本社会において、
永続的に勝っていく組織だと思っている。

今までそんな組織はないのかもしれない。
であれば、初めての会社になればいい。


だからこそ誰一人欠くことなく、IGPを大成功させたい。


「真に実力主義で真に家族主義」
「One for all、all for one!!」
「神輿の精神」


最高の仲間達と一緒に働けることを心から嬉しく思う。


祝っていただいたみんな、今日はほんとにありがとう!

・・・しかしこんな忙しいのにあんな手のこんだ映像、
いつの間に創ったのか、ある意味凄い能力。。。

今は大阪心斎橋にある弊社関西オフィスの近くのビジネスホテル
の一室でブログを書いている。


今日は関西メンバーと食事をしながら、来月以降の戦略方針に
ついて伝えるために関西にきた。


その後、0時すぎにホテルに戻り、溜まっていた事務作業を
一気に片付けようと思っていたら、この事務作業、思ったより
ボリュームがあり、なかなか終わらない。

ということで息抜きにブログを書くことに。


完全な息抜きブログなので、内容については御容赦下さい。


しかしこのホテル、両サイドの部屋や廊下の物音がひどい・・・。

ま、ドベンチャーの社長なので、この程度が分相応だと
言い聞かせつつも、少々ストレスが溜まるのも事実。


明日は午前中の新幹線で東京にとんぼ帰り。

貧乏暇なしとは、昔の人は上手いこと言ったものだ(笑)。

最近、営業やカウンセリングなど、現場に出ることが多い。


もちろんあえてそうしているのだが、その理由としては、

・現場感のない経営者ではなく、現場からの相談や質問に適切に回答するため
・顧客の生の声を聞くことで、様々な改善や気付きを得たいため
・社員とのコミュニケーションを増やすことと士気向上のため

といった感じだろうか。


しかしいざ営業やカウンセリング、その後のフォローといった仕事を
はじめると、これまた一気に時間がなくなってしまう。



普段から一線で活躍する社員に、業務に追われずに、考える時間を
確保しろ、などと偉そうに言っているものの、いざ久しぶりに現場の
ことをやってみると、考える時間がなかなか確保できない自分がいる・・・・。


なんだかんだ言って、緊急性×重要度によるタスク分類&遂行という
のは結構難しい。


最近はもっぱら営業と営業の間の喫茶店で企画書を書いたり、
移動しながらいろいろと考える仕事をしたり、、、。


なんだかこれくらい多忙だと、世の中でいう社長っぽいな、、、
などとアホなことを思いつつ。


明日は夜から大阪入り。明後日のお昼にはとんぼ帰り。

今日はこれから経営者数十人が集まる会食へ。

風邪だけは悪化させないようにしないと。


しかし立上げ当初はやることがなく、明日何をするかを考えていた
ことを思い出すと、忙しくやることが山積みな今は幸せだと思う。

随分以前から同じことを雑誌やHPやコラムなどで伝えてきたが、
最近とある方からキャリアと経済的対価について質問頂いたので、
改めてブログでご紹介することにした。


経験やキャリアを積むということと、金を稼ぐということで迷う
方が結構多い。しかも結果として条件、つまりお金を最終的に選択
する人が多いのも実状。



しかしそれが本当に良いのかというと、一概にそうではない。


特に20代や30代前半の若い年代(私もそうだが)に将来の自分の
ベースとなるキャリアを築いておくことが最も重要であり、そのとき
には条件などは完全に二の次であるべきだと思う。


ちなみにここでいうキャリアとは、

将来にわたって自らがやりたいことを実現するための経験や人脈

を指している。


だいいち、20代の提示条件の差なんて、多くても年収で100万円や200万程度。
月額にしたら10万円程度のものでしかない。
・・・とはいっても10万円は結構大きいかもしれないが。。


ただし30代後半や40代になったときには、その差は数千万円に広がって
いる可能性は十二分にあるし、自分のやりたいことをやれる人脈と経験が
あるのとないのとでは、大きく人生が変わってしまうだろう。


そのために今の瞬間的な数十万、数百万を選ぶのであれば、その決断をした
人は、後で後悔することになる可能性が高いといわざるを得ない。


もちろん人それぞれ立場や考え方、価値観があるので、一概には言えない
ものの、短期的な経済的メリットに偏りすぎることなく、特に若いうちは
自らの力を磨き、十分なキャリアを身につけることこそ、真に重要なのだ
と思う。


そこで構築したキャリア=無形資産が、将来にわたって大きな
経済的対価=有形資産を生み出す源泉になるのである。


そこの本質を見極めている人ほど、終身雇用の崩壊やグローバリゼーション
の波、会社の業績不振など、様々な外的環境に左右されずに、安定した
人生を送っていける。まさに唯一の生涯の安定である。


20代の人はぜひとも自分の力を最大化できるステージを選択し、そこで
自らを磨くことに全力を注ぐことを薦める。必ず自分に返ってくるので。


人間ドックでパーフェクトの結果が出てから1週間、調子に
乗りすぎたのか完全に風邪をこじらせてしまいました。

先週から喉だけが痛かったのですが、タバコの吸いすぎだろう
くらいに思っていたら、今朝から高熱が。


とはいえ、今週は仕事のスケジュールが日中も夜もいっぱい
いっぱい。関西出張も入っており、明日以降休む隙間なんて
これっぽちもなし。


今日も午前中はお休みをもらったものの、会社に来てからは
仕事の山に追われ、結局今この時間もまだ帰れていない。


ちょっと息抜きにブログを書いてみた。。。


経営者として体調管理は最低限のミッションだとは思いつつ、
比較的タフなので大丈夫だと思っていると、時折疲れが溜まり、
まとめてこういう形で出てしまう。


季節の変わり目、体調管理はちゃんとしないとですね。
特にうちみたいに社員数が少ない会社にとっては、1人休む
だけで影響は大きい。
誰しもが安心してゆっくり休んでいられない感じである。


それだけみんなの力が必要ということの裏返しでもあるが。

なんにせよ、組織で働くプロフェッショナルとしては、
体調崩さないようにするということが大事ですね。。


今日は自戒の念を込めたブログでした。



企業における働き方は事業フェーズによって大きく異なる。

アーリーステージの企業であれば、寝食も忘れるくらい朝から晩まで
仕事に没頭するくらいでないと立ち上がらないだろう。

一方で一定の仕組みができあがってくると、次はクオリティ高く、
しっかりとそれを運営していく力が求められる。


働き方が異なるのと同様に、会社として求める人材も変化していく。


そういった前提に立つと、企業が成長していく中で、雇用する人材が
変わっていき、一定の入れ替わりが起こっていくというのが一般的なの
だろう。


ただ個人的には終身雇用的な発想に強い興味を持つ。
組織ロイヤリティを持ち続け、その組織の中で自分の目指す働き方や
役割が保てる、そんな組織であり続けたいと思う。

合理的に考えても、会社への高いロイヤリティをもって、組織貢献を
考えて働いてくれる人の存在は非常に大きいのは間違いない。


特に米国のようなシステム的な経営であれば、人材=機能として
代替が利くことが多いのかもしれないが、日本というカルチャーや
国民性から考えると、人の出入りが激しいことは、膨大なロスに
つながるのは明らかである。

その組織のことを良く理解し、高いロイヤリティをもち、何よりも
組織貢献を第一に考えて働いてくれる有能な人材を惹き付け続けられる
ような組織は、これからの知識社会においては間違いなく強いはず。



そういう意味でも私は次世代の終身雇用の仕組みを創ってみたいと
常々思っている。


まだ曖昧なイメージレベルでしかないが、その答えは積極的な
多角化もしくは権限委譲にあるのではないだろうか。


子会社やカンパニー、呼称は何でもいいのだが、多数の事業体が
存在するコングロマリッド型のグループ組織こそが、私の目指す
最終形態ではないかと思っている。


その理由としては、創業期から参画してくれているアントレプレナー
シップを持つ人材の能力を活かすには、事業の立上げや、経営的な
オポチュニティが必要であり、一方で結婚して落着いて働きたい
女性などには、風土やVisionは保ちつつも、運営ステージに入った
事業をしっかりと丁寧に運営していくという働き方が可能となる。


つまり一つのグループにおいて、フェーズの異なる事業体を複数
持つことによって、それぞれの持つ個性や能力、ライフワークバランス
を保つことができるのではないかと思う。

そしてさらにはそういう事業体やカンパニーを多数立ち上げていき、
責任と権限を委譲していくことによって、力あるビジネスパーソン
に経営キャリアを磨く機会を提供することができ、これは何よりも
エグゼクティブ育成という意味で大きな価値があると思っている。

もちろん一つ一つの事業体や組織に分けることで、一種の遠心力を
きかせて、モチベーションや高いロイヤリティを保つという効果も
期待でいる。


ではそういった業態が一つのグループでいる意味はどうなのだろう。
そこには、資金的な面や雇用の安心感、さらには大企業と互角に
戦えるだけのブランドや信用力という意味で価値があるのではない
かと思っている。

もちろんそれ以上にこのグループが大事にする雇用や働き方、
顧客に対する考え方といった価値観や理念ということに共感して
いるということが大前提にあるのは言うまでもないが。


一方で遠心力を活用することで、求心力が弱まり、効率的な経営が
できず、コントロールがきかなくなるという懸念をされる人もいる
だろう。

個人的には、製造業や労働集約型の業態であればそういう懸念も
もあるような気がするが、これだけ知識社会になってくると、
効率的な経営よりも、有能な人材が如何に組織貢献をし続けてくれる
かどうかという点の方が圧倒的に大きなファクターになるのでは
ないかと思っている。

つまり管理コストの二重化や、人事制度の複雑化といった諸問題
はもちろんありながらも、それ以上のメリットがあるのではないか
と思っている。


選択と集中が言われる昨今において、完全な天邪鬼のような意見を
どうどうと述べていることに、多少気がひける思いはあるが、
素人ながらに日々考えてきた現時点でのイメージはこんなところである。

もちろんまだまだイメージベースでしかなく、もっと深く考えて
いけば、様々な欠陥や欠点が見つかるかもしれない。

なんにせよ、社員が高いモチベーションとロイヤリティを保ち続けられる、
そんなビジョナリーグループを作り、次世代を代表する斬新な
経営システムを実現してみたいものである。


今の時代、昨年まで収益の柱だった事業が、一年程度で
あっという間に廃れるようなことが普通に起こる。


インターネットやモバイルという小資本で立ち上げられる
サービスは、よりそれが顕著だったりする。


市場において勝ち続けている会社は、まさにそのプロセスに
おいては何度か主軸ビジネスさえ変えながらも、現在に至って
いたりすることが多い。


新興市場においては、主軸ビジネスがいかに堅調であっても、
常にあらゆる情報に敏感にアンテナを張っておき、いつも
新しい事業シーズを発見しようとする意欲を持っていることが
大事だと思う。


人材業界というのは、人材紹介であっても人材派遣であっても、
比較的一つの事業形態で大人数の組織を構成する、いわゆる
労働集約型のモデルが多い。

そのため、社員達は新しい情報への感度やアンテナが低くなり
がちな点は否めない。よほど将来起業することでも考えていない
限りは、いかに成果を出すか、いかに定められたミッションを
遂行するかだけに集中している人がほとんど。


もちろん製造業やメーカーなどもそういう傾向が強いだろう。

弊社もともするとその1社かもしれない・・・。



個人的には常に貪欲に新しい事業の可能性や企画を考えて
いるような社員でいてほしい。もちろん現行のミッションを
遂行することはもちろんではあるが、空いた時間や情報閲覧時
などには、常にそういう種を見つけるくらいのつもりでいて
ほしいと思う。

新聞の情報を読むときも、ただ読み流すのではなく、様々な
角度から読み、考えることでだいぶ得られるものは違ってくる。


営業の現場がニーズを拾ってきたり、たまたま旅行に行った
社員が海外での新たなビジネスモデルを見つけてきたり、
組織が大きくなればなるほど、みんながアンテナを張っている
ことが生きてくる。


「こんなビジネスどうかな」
「こういうサービスはできなかな」


最近そういうディスカッションをしながら飲むことも少なく
なった気がする。

そう考えると、改めて自分自身の情報感度も多少なり
下がっていたのではないかと不安になる。


友人や社員達と、新しいサービスや事業モデルについて、
あーでもない、こーでもないと議論しながら飲むのはすごく
面白いし、頭のトレーニングにもなる。

改めて意識して感度を高めていくとしよう。

最近「ヘッドハンティング」というキーワードがマスメディアに
頻繁に取り上げられている。


昨晩もガイアの夜明けというテレビ東京の番組で、特集を組まれて
いたり、今朝の日経新聞にも取り上げられていた。



ヘッドハンティングと人材紹介、基本的な収益構造はほとんど同じ
ものである。

いわゆる有料職業紹介事業という業態。


では一番の違いは何かというと、人材の集め方である。



ヘッドハンティングというのは、いろんなところから連絡先を調べ、
普通に働くビジネスパーソンにダイレクトにアプローチして、転職
を促す。

一方で人材紹介というのは、転職を希望する人を広告などを使って
募っていく。

その中間ともいえるクチコミなどによる集客は、ヘッドハンティング、
人材紹介共に共通した手法。



ヘッドハンティングは以前は着手金やリテーナーフィーと呼ばれる
前払い金をいただくケースが多かったものの、最近は完全成功報酬型
でのサービスを提供する会社がほとんど。

弊社も基本的には成功報酬型で対応させていただいている。

年収ゾーンも以前は2000万円以上みたいな人材がハンティング対象
だったものの、最近では500万円くらいから対象になっている。


弊社の得意領域もまさに600〜1500万円くらいだったりする。
弊社の場合はハンティングと人材紹介、両方のニーズに対応させて
いただいている。


今後ますます中途採用市場が活気づくなか、企業もあらゆる採用
手法を駆使し、様々なパートナーを活用していく必要があるだろう。

弊社もgreen、人材紹介、ヘッドハンティング、採用コンサルティング
と様々な手法、サービスを駆使することで、多くの企業の成長を
サポートしていきたい。



先週、人間ドックの結果を聞きに六本木のクリニックへ。

その日は何故か13日の金曜日。

不吉な予感を抱きながらいざクリニックへ。



そうしたらなんと、全ての項目でオールAという奇跡の結果に。

半年以上のトータルワークアウトにおけるハードトレーニングの
おかげか、中性脂肪なども全て問題なく、ヘビースモーカー、
無類の酒好き、恒常的な睡眠不足の私としては、奇跡的に完璧な
健康体であることが証明された。


脳ドックと肺のCTもオプションで受けたものの、共に何ら問題
ないとのこと。

散々不安そうにいろんなオプションをつけた手前、少々恥ずかしい
思いをしつつも、経営者としては最高の結果だった。


結局その金曜日は調子にのって朝まで飲み、そのまま友人と台風
の海へサーフィンに行き、その後、夕方から知り合いの社長の結婚式
という超過密スケジュール。。。


なんだか健康体だとわかってしまって、一層歯止めがきかなくなって
しまった感じですが、責任ある立場でありながら、タバコ、酒が好き
な私としては、とにもかくにも丈夫な体でよかったと思った次第です。

なんのこっちゃというタイトルですが、最近私ができる人と
できない人の差、もしくは考えられる人と考えられない人の
思考の差、の原因として、この「逆算」という考え方がある
ように思ったので、ちょっと紹介。



ビジネスにおける重要な考え方において、目標やゴールを
設定して、そこから逆算して方法論やマイルストーン、戦術を
策定していくという帰納的発想法がある。


これは一人一人の社員やマネージャーにとっても同じく重要
な考え方。


大事なのは、まず自分達(自分)がいつまでにどうなりたい
のかを考える。つまりゴールと期限を設定する。
これはチームでも個人でも会社でも変わらない。


そしてそこから逆算して、いつまでに何をやるべきか、今の
ままだとできないものをどうやって実現するかを考える。


ここまで聞くと当たり前のような気がするかもしれない。

しかし私自身の経験値からすると、ほとんどの人ができていない。
日々できる限り努力をする、という発想に陥っていることが多い。


そうするとどういう結果になるか。


頑張っているし、それは誰もが認めている。
しかし目指している目標には到達しない、という結果になる。

そうするとこれだけ限界まで頑張っているのに達成できないのは
目標設定が厳しすぎる、ということになる。

それで目標を下げて、なんとかやりきれたと・・・・。


これってなんだか本末転倒な気がする。


本来であれば、いつまでにどうなりたいかという目標を設定し、
それを実現するためのあらゆる戦略、戦術、方法論を考え、その上で
全力で遂行することが求められる。

そうすると、このまま普通に努力していては目指すべきゴールに
はたどり着けない、であれば抜本的に改善する必要がある、と
考えざるを得ない。

そうやって日々成長し、進化し、工夫し、改善していくことこそ、
ビジネスにおける成長だろう。


低い予算を立てて、今のまま頑張っていればなんとかやりきれる。
逆を言えば、頑張りさえすればやり切れる予算だけを立てて、それを
やりきって喜んでいる、そんな会社やチーム、個人は間違いなく
成長が遅くなる。


もちろんだからといって何でも高い目標を掲げればいいかというと
それはそれで無鉄砲だったり、不可能だったりしてしまい、意味を
なさない。


その目標は市場環境や競合環境などをしっかりと見定めた上で、
設定する必要がある。


個人としても、いつまでにどうなりたいのか。
そこから逆算すると、今の仕事を日々こなしているだけで本当に
いいのか、という疑問を持つようになるだろう。

3年後に起業したい、と言いながら、そのために必要な財務の知識や、
マネジメント、人脈、ビジネスアイディア、何一つ身に付けてない
ままに、日々頑張って仕事していた人間を何人も見てきた。

もちろんそういう人はいつまで経っても起業はできないし、もし
起業したとしても失敗に終わるのは目に見えている。

そうすると、この会社では経営者としての能力を身につけることは
できない、などと言って今度はコンサルティングファームに転職を
考えたりする。それでももちろん結果は一緒なのに・・・。


長くまとまりがなくなってしまったが、できるだけ頑張る、という
のは非常に好意が持てるが、ことビジネスにおいてだけは、目標を
定め、そこに到達するために考えうる全ての手を尽くすことが大事
だと思う。


ただ日々漫然と頑張っていたら、自分達が目指す組織や個人に
なれるのだろうか。そんなわけはない。

頑張っているのに、著しく成長する人や組織と、たいして成長して
いかない人や組織、その違いはまさに帰納的アプローチに基づいた
ビジネスを遂行しているか否かということが、一つの解なのでは
ないだろうか。


完全に個人的な見解だが・・・。

仕事上、様々なベンチャー企業の採用をお手伝いさせていただいている。

そのときに多くの経営者の方から相談されることで、一番多いのが、
優秀な人材がほしいが何故か採用できない、という内容。



採用コンサルティングとして一定期間コミットしてやらせていただく際
には、採用の上流戦略から、ターゲット人材の選定、リーチするための
手法の選定、面接官のトレーニング、採用サイトの構築、などなど多岐
に渡って見直さないといけないことが多い。


一つ一つのノウハウや手法について、ここで記載するわけにはいかない
ものの、最も経営者が勘違いしがちなポイントについて触れておこうと
思う。



一番の間違いは、


中途採用=選考


ではないということ。



今の時代、優秀な人材には多くの選択肢が存在する。

せっかく接点を持てた人に対して面接の場で、


「なんでうちに来たいの?」


なんていう質問をしようものなら、


「いや別にまだ決めてないです。」


といわれてしまうのが当たり前となっている。


大事なのは2つ。


一つは、面接=選考ではなく、面接=お見合い、と考えること。
お互いのことを知り合い場として、情報を開示し、質問に答え、
Visionや戦略を語り、モチベーションや興味を高めてもらうことが
大事になる。


そしてもう一つは根本的な問題。
能力ある人にとって十分に魅力ある会社であるかどうかということ。
会社の魅力と採用したい人材のレベルが合致していないと採用は
実現しない。

社長が自分の欲を満たすために経営している企業に、優秀で視点の
高いビジネスパーソンが入るわけはない。

そこまでではないにしても、将来性や戦略性、アップサイドの可能性
がない事業や経営者のもとには、優秀で将来有望な人材がくるわけが
ない。

ベンチャー企業を選ぶ人の多くは、Visionの大きさや戦略性や将来性、
そして自分が得られるであろう経験や長期に渡る経済的メリットを
考える。


無名だから、給与が高くないから、それが理由だと思っている
ベンチャー企業の経営者は多いが、実際にはそれ以上に夢や将来性
がないことによって採用できていないことや、面接を単なる面倒な
選考だと思っていることによることが圧倒的に多い。


ベンチャー企業だからこそ、給与やポジションで採用するのではなく、
夢や将来性、そして経営者の本気度で人を口説いて仲間にしていかなく
てはいけない。

そのための時間や労力は厭わないことが重要だと思う。


もちろんそれが満たされた上で、さらなる戦略的な採用を実施する
ことで、やっと成果が出るのだが。


そこから先は弊社のコンサルティング領域なので割愛します(笑)。

いろんな経営者の方々とお会いすることが多いが、そのときに決まって
出る話題が中国市場に関する話題。

特に人材ビジネスという領域においては、日系トップクラスの人材関連
の企業が、こぞって中国に進出を始めている。

中国という爆発的に大きな市場が海を渡った隣国に存在している。

もちろんまだまだ発展途上ではあるものの、そのスピードたるや
間違いなく数年で日本以上の市場になるのは間違いないだろう。

各社日本での成長はもちろんだが、まだ未発達の中国市場において
いかにしてシェアを取るかについて、必死に模索しはじめている。


私個人としては、中国市場にはもちろん興味を持っているものの、
一方で中国がどんどん成長して日本と同等の成熟度を迎えたときの
日本という国がどういう市場になっていくのか、ということにも
非常に興味を持っている。



ここから先は私の勝手な妄想。



アジアにおいて一定規模の会社の本社は全て中国に本社を移し、
日本は東京に対する今の沖縄や北海道のように、中国本社の会社に
おける日本支社にすぎなくなっていく会社が増えていくのではない
かと思ったりする。

そうなると現在のような日本経済は成り立たなくなっていく。

しかし一方で高齢化が最も進んだ国ということもあり、国を筆頭に高齢者が
暮らしやすいインフラ整備やサービス開発が進んでいくだろう。

それによって日本は高齢化社会における最先進国としてモデルケースと
なっていくことができるのかもしれない。
そうなるとシルバービジネスにおいて、世界有数の国になっていくなんて
ことも考えられる。

個人的には、高齢者が中心的な国になっていくのであれば、いっそのこと
観光立国になっていくのもありではないかと思ったりする。

京都や奈良、沖縄や北海道など、日本には魅力的な観光地も多く、治安も
いいし、食事も美味しい。温泉もあるし、サービスレベルも世界的に見ても
圧倒的に高い。

そういう意味ではスローライフな国として、高齢者を中心に観光立国として
やっていき、シルバービジネスを中心に海外へのモデルを輸出していく、
そんな姿が日本のきたるべき未来なのではないだろうか。。



・・・なんていうフィクションのような話を考えては、近いうちに中国に
行ってみようと思う今日この頃。

こんなことを妄想しつつも、実は一度も中国に行ったことのない私でした。

昨日、当事者意識の重要性についてというタイトルでブログを
書かせてもらった。


そしたらクラウンジュエルの福元社長のブログで同じような内容を書かれており、
かつそのブログの中で私のブログをご紹介いただいた。

恐らくたまたまタイムリーに同じような内容について触れていた
ために引っかかってきたのだろうと思うが。


早速福元社長のブログから数名の方が私のブログに飛んできて頂いた。


サイバーエージェントグループの方々とはいろいろと懇意にさせて
いただいていることもあり、福元さんのお名前はもちろん存じ上げて
いたのだが、面識は一切ない。


それでもこうやってブログからブログへ読者が拡がっていくことを
実感すると、まさに時代の流れなんだなと感じる。。
・・・ちょっと時代遅れのおっさんみたいだが。


先日、DeNAの南場社長もおっしゃっていたが、サイバーエージェント藤田社長
のブログで軽く紹介されたら、その翌日からPVが爆発的に伸びたという。

人気ブログはまさにメディアであり、しかもそこの文章で紹介される
効果は想像以上に効果が高いのだろう。


私のブログもおかげさまで相当な数の方々に読んでいただいており、
大変嬉しく思うとともに、そろそろ写真くらい入れて見やすくしたり、
堅苦しい内容が多いので、もうちょっと楽しくしようかなとか思ったり
している今日この頃です。




仕事柄や立場上、いろんな人から相談を受けることが多い。

その多くは現在の企業や経営陣、上司などに課題や問題があり、
それを理由に転職を考えているというもの。

そんな話を聞く中で、最近良く感じることが、当事者意識の欠如。


転職を考える理由に

「現在の会社は●●●●がおかしい。」
「うちの社長は●●●●ができてなさすぎる。」
「正直このままでは成功できるわけがない。」
「もっと戦略的に●●しないと、はっきり言って非効率。」

などなど。


もちろん聞いていて、それは仕方ないなと思うこともある。
ただほとんどは、当事者意識の低さを感じざるを得ない。

特にベンチャー企業に参画している人であれば尚更許せない。


ベンチャー企業が未成熟であったり、課題が多いことなどは
容易に想像できることであり、それを共に解決したり、乗り越えて
いくべく試行錯誤するために参画しているはず。


それにも関わらず、まるで自分は関係ない第三者かのような
意見を言う人は正直ベンチャー企業には向かない。


もちろん弊社にも相当沢山の課題や問題がある。
しかしそれはあくまでも課題や問題であり、解決すれば良いもの。


人に伝えるとすれば、

「うちの会社はまだまだ●●が課題だから、早期に解決しようと
今みんなで●●に取り組んでいる。」

「●●という課題を早期にクリアしないと、次のステージには
いけないだろう。」

こういうコメントには当事者意識が感じられる。


でも多くの人は、


「うちの会社って●●でどうしようもないんですよ。」
「うちの会社はVisionが全然浸透してないので、かなりバラバラです。」


という一方的な第三者としての批判。決して解決策を考えている
わけでもなく、改善しようと努力した結果でもないケースがほとんど。


そういう人は延々を転職を繰り返すし、優秀なビジネスパーソンに
なれるわけがない。

常に当事者意識を持ち、自分の会社、自分がこの会社を成長させていく、
自分がこの会社をよくしていく、そういう考え方をもてない限りは、
例えベンチャー企業で若くしてマネジメントに携わっていたとしても、
単なるサラリーマンでしかない。


もちろん経営者の性格的な問題や、経営者との考え方の不一致など、
根本的な問題については、解決や改善が難しいケースが多いことも
よくわかる。

しかし最大限自分なりに改善しよう、解決しよう、という取り組みや
努力もなく、ただ批判するだけであれば、まさに評論家の域を出ない。



またそれと似たようなケースにおいて、若くしてマネジメントを
任されると、ついついマネジメントの意味を勘違いしているケースも
非常に多い。


私が考えるマネジメントとは、

管轄メンバーの意欲と能力を高め、短期的にも長期的にも
その組織のValue&Performanceを最大化すること


だと思っている。


決して管轄メンバーの代表として経営陣からの要求を跳ね除け、
メンバーを守ったかのように勘違いすることでもないし、経営陣に
言われたことをただメンバーに要求し続け、経営陣にゴマをする
だけであってもならない。

実は私自身、若き日にはまさにしょっちゅう経営陣に反抗的に挑み、
メンバーを守る兄貴分のようなマネジメントを良しとしていたこと
もあったが、いろんな経験の中でやっとマネジメントの本質を理解
するに至った。


話が拡散してしまったが、結局のところ、自立的に取り組み、
当事者意識を持ち、自らが組織の持つVisionや目標を達成する
ために何を実行すべきかを考え、実行することをしっかりと
意識してさえいれば、間違いなく本質にたどり着く。

何があっても外的環境や外部要因を理由にせず、その課題や問題を
どうやったら解決できるかを考え、行動することこそが、力ある
ビジネスパーソンだと思う。

組織が大きくなるとどうしても会社は誰かの物であり、自分は
そこで働いているだけ、という感覚に陥りがちだが、真に楽しく、
真に成長したいのであれば、この会社は自分達の会社であり、
この会社を良くするも悪くするも自分達次第だと考えることが
重要。

それが当事者意識であり、弊社でいうところの神輿を担ぐということ。


新入社員の人達は特にその意識を持てる人が少ない。
だからこそそういう意識を持てる人は、確実にずば抜けて成長できる。


ぜひとも弊社の新人にはそうなってもらいたい。

7月から弊社にとって第4クオーターとなる今期最後の
四半期がスタートした。

6月は結果としては惨敗で、ほとんどのチームが予算に
届かずに悔しい思いをして終わってしまった。


その背景にはいろんな要素があるものの、経営的視点
から改善すべき点としては、全体での一体感と目的意識
だと思っている。


会社の全体戦略として、いつまでにどうなっていこうと
しているのか、そのためにどのチームが何をミッション
として担っているのか、を再度明確にすることが重要だと
考えている。

そういうことが見えないと、ついつい日々の業務に没頭
しがちになり、俯瞰してものが見れなくなってしまう。

それによって創意工夫や提案なども少なくなり、結果と
してモチベーションも下がり、成果も出づらくなるという
バッドスパイラルに陥る。


6月はまさにそんな具合で、全体的に集中力に欠いた月だった。


しかし改めて戦略や目標の共有をし、各自の役割が全体に
おいてどう影響しているのか、いつまでにどんなレベルまで
到達しようとしているのか、を理解した今は、非常に良い
雰囲気になっているように思う。

一人一人の知恵や考えを活用することで組織の生産性は
格段に高まる。

各自が単なるレンガを積むだけの職人になった瞬間に
生産性は大幅に落ちる。
だからこそみんなで作っているお城の全体設計図はみんなで
共有し、全体の進捗具合を定期的に報告しあい、遅れが出て
いればお互いにサポートしあいながらお城を創り上げていく。

そんなことができる組織こそが、高い生産性で高い成果を
実現できるのだろう。


設計図の共有が浅くなってしまっていたのはまさに経営者
の責任。


7月はまさにそういう点を改めて強化し、6月の分まで
しっかりと取り返して最高の月末を迎えたい。

7月は私も現場に飛び出して、顧客先を走り回る予定。

早くも今日、明日と関西でgreenの営業もあり、転職者との
ミーティングもあり、、、戻り次第、またすぐに東京でも
転職者とのミーティングがあり、と久しぶりに現場の一線
でドタバタと動いている。。。


7月は全社員で一致団結して全体予算の完全達成を狙いましょう!


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