麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2007年10月


なぜ我々はマネジメントの道を歩むのか


この本との出会いは、先日とあるベンチャーの役員をやっている知人が、非常に良い本だということで、親切にも送ってきてくれたことから始まった。

本日まで大阪に出張していたこともあり、新幹線の中を利用して一気に読んでみたのだが、その友人の言うとおり、非常に気付きの多い本だった。


マネジメントの本というと、戦略やノウハウ、テクニックばかりが語られていることに違和感を覚えていた自分にとっては、非常に新鮮で魅力的な内容だった。


そして多くのことを気付かされた。
如何に自分ができていないことが多いか、それに気付けただけでも価値がある。


内容は割愛するが、ノウハウやテクニックではなく、マネジメントの真理でもある
人の心、人と人の関係という切り口でマネジメントについて解説している。


私自身、百人規模のマネジメントも経験してきた中で、言葉にはしづらいが、納得感のある内容であり、かつ圧倒的に深い内容でもあった。


2時間程度で読める本なので、是非皆さんも読んでみて下さい。
特にマネジメントの立場にある人は、大きな気付きがあると思います。


書き始めたきっかけすら忘れてしまったが、何気に地道に続けてきたこのブログ、
おかげさまで今では数百人もの方々に目を通していただいている。


もともと思ったことをズバっと言うタイプであり、あまり回りくどく言ったり、
体裁を考えてオブラートに包んだりすることが苦手なタイプなので、ときには心証を
悪くされた方もいるのではないだろうか。


ブログを書いていると、時折いただくコメントが非常に嬉しかったり、時には
手厳しいご指摘をいただいたりする。
勿論意見には賛否両論があり、反対意見があるのも理解しているので、それ自体は
当然のこと。


ただし、ネットの匿名性を利用して、自分は一切表には出ずに、一方的に誹謗中傷をされている人の存在については、正直残念に思う。

ネットは匿名性が保たれやすいからこそ、一人一人のマナーやモラルが非常に大事な世界だと思う。


日本人はそういう意味では諸外国に比べると、そういうマナーは良いタイプの国民
なのではないかと思うが、最近どんどん悪化しているような印象を受ける。


私のブログにも、根拠のない誹謗中傷コメントがちょくちょく入ってくる。
そこまでして読んでもらわなくてもいいのに、、、、とムッとしたりすることも
しばしば。。
ただ匿名性であることを背景に、そういう誹謗中傷をする人のことを非常に悲しく、そして哀れに思う。


全ての行動にプライドを


これは弊社の行動指針にある文言。

自分の行動に責任を持つという当然のことが、ネットではまるで責任を持たなくて
良くなってしまっていることに問題があるのだとは思うが、やはりそういう時代だからこそ、全ての行動にプライドと責任を持つことが求められるのだろう。












過去にも何度も書かせてもらったタイトル。


最近営業に出ることが多いのだが、採用サイトの重要性を良くお話しする。



その場合の多くは、求人広告サイトに掲載したものの全然応募が集まらなかった、という相談からはじめることが多い。


求人サイトの存在は、あくまでも転職者に気付いてもらうということ。
つまりマーケティングのAIDMAの法則でいうAttention(注意喚起)でしかない。


転職者はそこでその企業の存在を知り、その後その企業の情報をより詳しく知ろうと思うのが当然だろう。その方法は当たり前だが検索してHPを探すことになる。

そしてそのHPを見て、次のステップであるInterest(興味)やDesire(欲求)を持つか否かが決まる。


大手人材紹介においても、1社1社の企業の内容などは説明しきれず、求人票を渡すのみになるケースが多い。そういう場合も転職者からすると、求人票を見たうえで、興味がある企業は、さらにHPからより詳しい情報を知ろうと考えるのは当然である。



そういう意味でも、現在の採用戦略において、Webサイトの重要性が高まっているのは間違いない。


しかし多くの企業においては、その点に気付いていなかったり、HPでの打ち出し方が良くなかったりするため、非常に勿体ないと感じることが多い。


大事なのは、リクルーティングという市場において、ターゲットとなる転職者に対して、どういう点を打ち出していくか、というコンセプトメイキングのところ。

かっこいいデザインや写真などはどの制作会社でも作れるが、採用という市場において、その企業が何を全面に打ち出すべきか、ターゲットとなる人達がどういう情報を求めているか、を理解している制作会社は少ない。


そんな背景もあって、最近弊社にWeb制作の依頼が相次いでいる。


もともとは本業ではなかったものの、採用のコンサルティングをやっていると、どうしてもそっちに話が発展していきやすく、それであれば自社で制作をやろうということで小規模ながら請負を始めたのだが、その途端に受注が集中し、社内のデザイナー、コーディングスタッフがパッツンパッツンになってしまっている・・・・。


こんなにニーズがあるなら、Web制作専門の子会社でも立ち上げてみようか、などと思う今日この頃。


なんて言ってる前に本業をもっと頑張らないとなのですが・・・。


しかし本当に採用サイトは、採用コストを下げたり、良い人を採用するための重要度は高いので、是非とも自社の採用サイト、見直してみてください!!

先日、前職の先輩夫婦と食事をしたときのこと。


生年月日と姓名から判断する占いのようなことをやってもらった。

いわゆる統計学から導き出された占いで、西洋のものだという。


それによると、私はどうやら「勉強好き」らしい(笑)。


つまり仕事や遊び、スポーツ、何においてでも向上心をもって勉強しようとしてしまう習性の持ち主ということ。そうやって自分が知識向上していたり、成長していたりすると、喜びを感じる性格だという。


そういわれてみると、思い当たる節が沢山ある。


サーフィンなども楽しいし、息抜きだと思ってやっているビジネスマンが多い中、私は少しでも上手くなりたいという思考になりがち。そうすると、ビデオを見て、本を読んで、海でも毎回毎回、PDCAサイクルを回してしまったりする・・・。


ゴルフもまさにそう。
クラブを調べ、ビデオで研究し、コースに行って帰ってきたら反省と、、、。


なんでもそうなってしまうと疲れないか、と言われるものの、別に自分にとっては取り組むからには何かを得たいし、上手くなりたいし、かっこよく取り組みたいというのが、ごくごく自然だったりする。


それはどうやら占いにも出ているとのこと。


一方で忍耐や我慢が足りないので、それを努力しないといけないとか・・・。


つまり占いによると私の性格は、向上心が強く、忍耐が足りない、、、、


なんだか単なる上昇志向のバカみたい・・・・。


それ以外にもいろいろと指摘してもらった内容は、本当に驚くほど自分に合致していてびっくり。もともと占いとかを信じるタイプではないものの、こういうものもあるのだと実感してしまった。


しかしまさか自分が勉強好きだとは・・・・。
今更気付くのではなく、できれば学生時代のうちに気付いていたかった・・・・。







最近、2009年4月入社に向けた新卒採用活動を始めたこともあり、学生と話しをする
機会が増えてきている。


そんな中で学生から聞かれる質問に、


「将来経営者になりたいんだが、どういう道を選ぶべきですか?」


こんな質問が。


答えが一つではないため非常に答えるのが難しい。


ただ個人的には、どちらにせよ自らが責任を負う立場で、沢山の試練と実践を経験できるような環境を選択すべきだと思っている。



以前のブログでご紹介した産業再生機構の元COOである冨山氏の著書である
『会社は頭から腐る』という本でも近しいことが書かれていた。


人は、成功から学ぶことよりも、失敗から学ぶことの方が圧倒的に多いという。
一方で大企業は成功することやチャレンジすることよりも、失敗しない方法を選ぶというインセンティブが働きやすい。

そして調和を取り、多数決を優先し、失敗をしないできた人がリーダーとなる。
そういう仕組みの中で生まれたリーダーに戦争での指揮を任せるのはいささか不安ではないだろうか。

平時はまだ良い。高度経済成長時は問題なかったと思う。

しかし今は経済も成熟し、アジアの隣国もみるみる力をつけてきている環境である。
もう従来の日本企業の経営システムが崩壊しつつあり、新たな方法論や仕組み作り、つまりダイナミックな改革や戦略的な取り組みが求められている。

それを実現できるリーダーが日本には少ないのではないだろうか。


冨山氏曰く、日本の大手企業ではそういうインセンティブ構造であったのであり、社員が悪いわけではないという。


つまり今後はそういうインセンティブが働く企業を創っていく必要があり、そういう企業から、将来の日本を担うようなリーダーが生まれてくるのだろう。


やはり個人的には、財務のノウハウ、マーケティングのノウハウ、教育制度、そんなものよりも、自らの進退を掛けて実線を繰り返してきた人ほど経営者に向いている。


そういう意味では、やはりあまり規模が大きすぎるのは望ましくないと思う。

引き続き冨山氏の著書にあった内容を参考にすると、如何に海が荒れていても大型船の中ではそんなことはたいして感じない。しかも感じたとしても、その波の乗りこなし方を身につけられるわけはない。
船の中でパーティーがあり、そこで多少の席順争いくらいはあったとしても、それは荒れた海で船を操縦するノウハウとは何ら関係ない。
船員として、自らの命をかけて荒波を乗り切るような経験を積めることこそ、リーダーとなる人間にとっては最も重要な経験なのだという。

まさにそう思う。


だからと言ってベンチャーであればいいかというとそうではない。
ベンチャーでも普通に組織や会社に依存している人は沢山存在する。


あくまでもベンチャーの方がそういうチャンスが多いということでしかない。


もちろん大企業にいる人からすると不快な言い様だと思う。
しかし現実論としてそういう機会や環境があるのは事実であり、そこからどう成長したり、チャンスを掴んだりするかは、人それぞれ異なる。


私自身も26歳でインテリジェンスの関連会社の代表を任せてもらい、必死になって試行錯誤し、本を読み漁り、社員と議論を繰り返し、経営らしきことをやってきた。

その後起業をして、今度は事業計画書を何十も考え、作成した。

そうして今がある。

ノウハウ本を何冊を読んでもスポーツが上手くならないのと同じで、経営も如何に実線を繰り返すか。そしてそのプロセスにおいて必要な情報や知識は自ら調べ、学び、実線に生かしていくことで成長が得られるのだと思う。


リーダーとなるにはまさにそういう経験が必要なのではないだろうか。


日本もそういうリーダーが増えていけば、まだまだ世界で戦える。
個人的にはそう思いたい。

本日、ありえない営業電話を受けた。


「●●大学の●●と申しますが、採用担当者の方いらっしゃいますでしょうか?」


こんな電話を受ければ当然ながら新卒採用をやっている弊社としては、その問い合わせだと思うに決まっている。



たまたま新卒採用担当が席を外していたので、私の方で電話に出てみたところ、


「実は弊社は株式会社●●●と申しまして・・・・・・」


「????」


なんと単なる営業電話。


しかもその会社は過去に2度ならず3度までも私が直接お断りの意志を伝え、あまりに手口が悪質なので、テレアポのリストから削除してくれとまで言ってあった会社。


すぐに責任者に変わってもらうと、なんとその人は私が過去に直接リストから外せと怒ったその当人。。

どういう神経をしているのか、そういうことを当たり前だと思っているかのように、流暢にお詫びを言ってくる。前回も同じだった。



正直最近若い経営者が立ち上げて、そういうビジネスにおける常識すらないままに、売上を上げることに傾注している輩が非常に多い。


そんな会社では顧客志向も何もあったものじゃない。
もちろん若い社員を安い給与でハードに働かせている。

給与やハードさはともかくとしても、そんな会社で育った若者は間違いなくビジネスや仕事というものを勘違いして育ってしまう。


そういう会社を経営する人は、経営者としてどういう理念や哲学を持っているのか、正直わかりかねる。


弊社の行動理念でもあるAs IGPにも以下のような理念がある。


プロセスに拘れ。しかし結果が全てだ。

どんなにビジョナリーな会社であっても結果が求められる。
売上予算、行動指標、顧客の期待値、・・・、これらの指標はメンバー一人ひとりが拘り、必達することが前提である。
達成するためには様々なプロセスを、試行錯誤、努力することが求められる。
ただし、いかに達成するためであったとしても、顧客にとって不利益をもたらすものや、法的・道徳的にグレーなプロセスを経たものは一切認めない。
IGPにおいては、決して後ろ指差されることのない、正々堂々としたプロセスを経た
達成のみが認められる。
同様に、いくらプロセスに拘っても結果が伴わなければ意味がない。




こういう電話を受けて、改めてこういう理念の存在や浸透こそが、会社として存在していく上で、行動していく上で、本当に重要だと思う。


今日の叱責で少し考えを正してくれればいいのだが・・・。
でも今までの感じからして、もう一度くらいかけてきそうだが・・・・。

立上げ以来、初めてブログを3日以上更新できなかった・・・。

ちょっと新しい期の始まりとともに、スタートダッシュをすべく、気合を入れたものの、少々コントロール不能なほどのハードスケジュールに陥ってしまった。


普段より忙しいときこそ、タスク管理、優先順位・劣後順位の明確化、などを社員に口をすっぱく言っているものの、いざとなると自分もたいしてできていないことに気付く・・・。情けない限り。


ただ経営者の仕事というのは結構優先順位が難しい。
その時期やフェーズ、タイミングなどによって大きく変化するし、柔軟に変えていくことができないとならない。


私の現在の一番のミッションは、積極的に最前線に出て行き、売上を作り出していくこと。今期のスタート月ということで、可能な限りロケットスタートにもっていくことが一番大事なミッションである。

二番目のミッションとしては、今後のシステムなどの投資に向けた資金調達。
こちらも非常に重要なミッション。

これがなければ新たなシステム投資も広告出稿の拡大もできない。


そうこうやっていたら、あっという間に10月18日になってしまっていた。
気付いたら11日に更新して以来、ブログ更新が滞っており、、、、反省。


いろんな方々から「病気でもしたの?」「会社まずいの?」などと、
心配のメールをいただいてしまいました。。。

ブログを定期的に読んでいただいている方々には、本当に余計な心配をおかけ
してすんませんでした。

私自身は全くもって元気ですし、会社も至って順調です。


引き続き今期も頑張ってブログも更新していきますので、よろしくです!!








昨日の日経新聞に京セラの創業者である稲盛氏のインタビュー記事が掲載されていた。


会社組織には経営者と社員という立場があるのは事実であるものの、皆が同志でありパートナーであるべきだという。経営者は孤独だというのではなく、共に苦しみ、共に喜ぶ仲間がいるからこそ、厳しい局面も乗り越えていけるのだと。


私自身も本当にそう思う。


稲盛氏曰く、そういう組織を金太郎飴のようだと批判する人もいるが、金太郎飴だからこその強さがあるという。

私自身、前職からずっと金太郎飴のような組織であろうと言ってきたこともあり、僭越ながらも、稲盛氏の考え方や経営哲学には大変共感を覚えた。



少し話しは変わるが、トップダウンの経営とボトムアップの経営、良い面、悪い面はお互いあるものの、私自身はボトムアップの組織を創っていきたいと思っている。

自分自身、決して特別に秀でたカリスマ経営者であるわけでもなく、特別な能力を持つわけでもない。


そんな経営者が創れる強い組織は、まさに社員全員が一体感を持ち、高いロイヤリティとモチベーションで主体的にかつ能動的に働く、まさにボトムアップの組織なのだろうと思っている。


ボトムアップの組織というのは、簡単そうで結構難しい。
みんなに本当の意味での当事者意識をもってもらうことが何よりも重要であり、まさに先日の研修合宿で最も気付かされたこと。

全員が当事者意識をもったとき、その組織はとんでもない力を発揮するはず。


そういう組織を目指したい。








先週のブログでも書かせていただいた研修合宿。
この週末で行ってきた。

帰ってきたのは昨日の21時すぎ。

研修合宿なのに、何故か今日はほとんど全員が筋肉痛・・・。


その理由は↓



ジェイコブ







何故かチームごとに地上6メートルまで上ることに。
これは見た目以上にかなり辛いアクティビティ。


高所恐怖症の人も、背の低い人も、力のない人も、太った人もみんなで力を
合わせて上っていく。

力があればいいわけでもなく、軽量ならいいわけでもない。
持ち上げる力が必要なときもあれば、軽い人がいい場面もある。
様々な役割分担が必要で、しかも上っている本人達だけでも実現できない。
命綱を持っていてくれる人がいる安心感や、途中で心が折れそうなときにも、下から
声をかけて応援してくれる仲間がいることで何度も頑張ろうと思えたりする。


そんな中で、自分達には到達できないのでは、、、と弱気になっていたことが、
実現できたときの達成感や一緒に頑張った仲間への感謝の気持ちを学んでいく研修。


ちなみに冗談じゃなく、めっちゃしんどいです。。。




もちろんこんなハードなアクティビティばかりではなく、こんな頭脳系も。


積み木







みんなで共同作業をする中においては、学ぶことが本当に多い。

とにかく自分で何でも決めないと気がすまない人。(まさに私です・・・)
それを信じて実行する人。多少不満を持つものの発言はしない人。
上手に調整したり、みんなをモチベートする人。


いろんな人がいて、お互いにいろんな気付きがある。




こんな屋外でのアクティビティ以外にも、室内でも散々議論を重ねた。



室内研修プロジェクター篠塚発表








従業員も40人を超えるくらいになり、部門間のコミュニケーションが薄れ、
なんとなくのセクショナリズムっぽいものを感じる人が増えてきている。
そんなことをテーマに自分達の課題や各社員の思いを匿名で集計。
みんなで共有した。

ここでわかったことは、みんながそう感じながらも、自分が変えようとか、
自分の課題だとか、どうしたらいいのか、とまでは考えていないということ。


悪気はないものの、誰かが変えるべきだと思っているだけになってしまっている。


自分達で会社を作っているということに楽しみを見出し、そしてやりがいとプライド
をもってやっているはずなのに、ふと気付くと、傍観者や批評家になってしまうことが多々ある。


みんながどう感じたかはわからないが、私自身はそういうことに凄い課題意識を
覚えた。

もちろんみんなも決してそんなつもりはないのだが、ついついそうなってしまう。


まさに強い当事者意識を持つことの難しさなのかもしれない。

弊社の行動指針であるAs IGPにもある『神輿を盛り上げよ』こそが、まさに今回の研修で一番学んだこと。実は行動指針に掲げながらも、実現できてなかった。



上からも下からも、もっともっと真剣にそして本気で会社のことを話し合える組織でありたい。


自分よりも上席の人が決めたことだから、ただ従えばいいというのであれば、ベンチャー企業で働く意味はない。本気でこの会社のことを考えるのであれば、自分で納得するまで質問すべきだし、議論を交わすべきだと思う。


もちろん上席の人間も、ちゃんとコンセンサスを取ったり、情報を共有したり
する努力をもっともっとしないといけない。


私自身、この研修ではあらゆるシーンで自ら仕切り、自ら作戦・方法を考え、
伝え、実行してしまう。
経営者に多い自信過剰かつ自己中心的なタイプ。。。


そういう組織にしたくないし、ボトムアップの組織でありたいと思いつつも、
自分自身もそれができていないということは大きな気付きでもあった。



完璧な人なんていないし、それぞれ課題はあるはず。


社員のみんなは、今回の研修を通して、謙虚にその気付きを受け止め、改善する
努力をしていきましょう。

またそれ以上に、チームで何かを目指す上で何が大事なのか、どういうことに
配慮すべきか、そしてそれが実現できたときにどれだけの力が出るのか、どれだけ
の結果が生まれるのか、を再度思い出してほしい。


そして最後に得られる何者にも代え難い達成感や充実感。


みんなが本当にできるのだろうか、と思ったことが、みんなで声を出しあったり、
助け合ったり、協力しあったりすることで、本当に実現する。

それが組織やチームの強さ。

1人じゃ決して成し遂げられないことが成し遂げられる。


さあここからが第二創業期の始まり。

一気に勝ちにいくべし!!



モチベーションは重要。

人の能力はモチベーションや意志によって大きく変化する。


自らやれる、やりたい、やってやる、という思いをもって取り組んでいるときは、
いろいろと頭も機能するもの。。

本当に心からそう思ってやっていないと、どうしても工夫や改善案が思いつかない
から不思議である。


そういう意味ではマネジメントや経営を担う者は、まさに組織のモチベーションを
保つために何ができるかを真剣に考える必要がある。


また成果を出す人間ほど、目的意識や目標意識が強く、主体的に取り組み、常に
高いモチベーションを維持しているケースが多いのはまさにそういうことだろう。


もちろん大きな組織で仕組みが出来上がっていれば、そういった一人一人の
不確実なモチベーションなんていう要素でぶれることもないのかもしれないが、
我々のようなベンチャー企業においては、まさに一人一人の意欲やモチベーション
がそのまま業績や結果に反映される。


そういう意味でも社員をモチベートし、主体的に働ける仕組みやカルチャーを
創り上げていくことは、ベンチャー経営の中心的ミッションと言っても過言では
ないかもしれない。


そんなことも含めて、明後日から研修合宿!!
最高のテンションで戻ってくる予定。

来週のパフォーマンスは凄いことになるはず?!

今週末は3連休!!と言いたいところだが、土曜はミーティング。
日曜から月曜にかけては、全社員での研修合宿で八ヶ岳とハードスケジュール。

10月からの新しい期の始まりにあたって、前期の振り返りと今期の戦略・戦術の
共有や前期の表彰などを含めた社員総会という目的と、研修という目的の2つを
もった合宿。


バスを貸しきって30人ちょっとで行くのだが、これまたベンチャーらしくハードな
スケジュールで、7日の早朝7時出発で8日の21時解散・・・。


ご家族がいる社員には大変申し訳ないと思いつつ、ここで組織・社員が
一致団結して、新たな期にのぞむことは極めて重要。。


新しい社員も多数入り、会社としての方向性や戦略が浸透しきっていない状態では、
これからの戦いには勝てない。
全社員が一致団結して、強い意志と高いモチベーションで、各自のミッションに
強くコミットすることが何よりも大事。


今期はまさに前期の投資・努力を取り返す勝負の1年。。
コストをかけて拡大・投資をしてきた前期と異なり、今期はその結果として、
しっかりと利益を確保するための大事な1年となる。


私も社員も会社としても、やりたいこと、実現したいこと、挑戦したいことが
沢山ある中で、ここ数年はじっと堪えてやってきている。
それらを実現するためにも、この1年が勝負となる。


この研修合宿を境に、全社員が120%の状態で仕事に取り組めるような、
そんな有意義な合宿にしたいと思っている。


そのための準備で経営陣はここ数日大忙し。
しかしまさにそれこそが経営という仕事。
ここは頑張らないと。


研修&社員総会とはいえ、一応全社でいく初めての合宿でもあるので、
なんとなくワクワクしている。

なんだか遠足を楽しみにしている小学生みたいだが・・・。


でもみんなの大事な週末の時間と、相応のコストを投資する以上、ノンキな
こと言ってる場合でもない。

ちゃんと得るものを得て帰ってこよう!!

最近ビジネスに関わるいろんな方と食事やゴルフをご一緒する機会が増えた。

ベンチャー企業の経営者の方や役員の方などが多いのだが、
そういう方々のお話を聞くと、参考になることが大変多い。

また同じようなフェーズの会社だったりすると、なかなか日頃は
触れられない経営者としての悩みや苦労を共有することも(笑)。


基本的にはあまり社交性が高いタイプではないので、自分から積極的に
誘うことはないものの、お酒も話をするのも好きなので、誘われれば
基本的には断らないようにしている。


経営者は常日頃アウトプットに偏りがちなので、本や人から様々な情報を
インプットすることが非常に重要でもある。

いろんな経営者と情報交換することで得ることは非常に多い。
もちろんそこからビジネスの話になり、あっという間に弊社のサービスを
利用いただいたりするケースも多く、そういう意味でのメリットもある。

ただ個人的には営業的な側面よりも、経営者として私自身の情報収集や
知識吸収、モチベーション向上などのメリットの方が大きいと感じている。


会社で経営をやっていると、ついつい自分が完璧でこれ以上の成長を
イメージできなくなりがちだが、私自身もまだ33才。これからまだまだ
知識を吸収し、方法論を学び、成長していく必要がある。


そういう意味でもいろんな方々から、いろんなことを吸収していきたい。


しかし会食が続くとメタボリックが気になる年頃。。。。
トレーニングも最近行けてないし・・・。

33才独身、、、まだ太るわけにはいかない。

9月でI&Gパートナーズの第4期が終わり、今月より第5期がスタート。

期の切り替わりということもあり、ちょっとドタバタしていたこともあり、
ブログの更新も怠っていた。


そんなドタバタの中、9月30日(日)に弊社の社員の結婚式があった。

しかも新郎・新婦ともにうちの社員!

そういうとほとんどの人は、新婦は派遣社員とかアシスタントという想像を
するのだと思うが、全くそうではない。


新郎も新婦も創業時からのコアメンバー。
なので9月30日に結婚式を挙げたものの、2人とも昨日からしっかり仕事(笑)。


私も数多くの結婚式に参列させていただいているが、この日は2人ともが
社員ということもあり、いつにもまして喜ばしく、本当に心から嬉しかった。


僭越ながら2人ともが社員ということもあり、主賓でご挨拶をさせていただく
ことに。ただ参列者の多くが弊社社員ということもあり、いつもの社員総会や
朝会のような妙な雰囲気。

おかげで緊張しないですんだが(笑)。



実は11月11日もまたまた社員の結婚式。


30才前後の社員が次々に結婚していく。


そのたびに挨拶をさせてもらうのだが、またもや社員が多く参加させて
もらうこともあり、主賓挨拶のネタを仕込みなおさないとならない・・・。


でもやっぱり結婚式というのはいいもの。
あまり関係性が薄いとただただ退屈で疲れるだけだが、身近な人の場合は
やはり感動するし、楽しめる。


しかし今年も今のところ10回くらいの結婚式に出させてもらっているが、
毎年毎年、人の結婚式に出てばかりで、自分は一体いつになったら結婚
するだろうか・・・・。


そろそろ年齢も年齢。
いろんなところで独身だというと、少し怪しまれる(笑)。

なんにせよ、第5期は2つの結婚式からスタートと、何かおめでたい感じ。
今期は会社も大爆発しそうな予感!


さあ、今期もがんばろう。

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