麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2007年11月

今日で11月も終わり、あっという間に年の瀬。

なんだかあっという間に一年が終わってしまうような印象。


しかし今月も各事業部、概ね計画を上回って着地することができた。
今期は先月から順調なスタートで、このままいくと当初の計画を大幅に上回ってしまうかも?! ←別に心配することではないんですが・・・。



同じ仕事を同じペースで続け、さらに成果も大きく変わらないと、人間どうしてもルーティン化するし、モチベーションを維持することが難しくなる。
そのときに自ら成長へのきっかけを作ったり、一皮剥けるための努力ができるかどうか、それが次のステップへ行ける人と、行けない人の違い。


そうやって次のステップに行った人は良いサイクルにはまるので、その後も勉強し、試行錯誤しながら、どんどん成長していくし、それが自信につながり、仕事も楽しくなっていき、会社からの評価もあがっていく。


そういうサイクルを自らの力で作りだせるかどうか、それが凄い大事。


弊社の営業部隊や人材紹介部隊も、だいぶみんな慣れてはきた。
いい意味で全体的に安定してきた。

しかし悪い意味でも全体的に安定してきてしまっている印象も否めない。


頭一つ飛び出る人が出てきてほしい。


自分達の今が完成形だと思ったら全てはそこで終わり。
来月は今月を上回り、再来月はそれをさらに上回ろう。

それが成熟産業にはない成長する業界、成長する企業で働く魅力。


しかし皆さん今月も本当にお疲れ様でした。

来月は今年一年の総括です。来年も良い年を迎えられるよう、今年悔いなく終えましょう。

またまた出張で大阪心斎橋に来ています。

大阪での営業活動も板についてきて、関西においても100社近い企業様にご利用いただけるまでになりました。


しかし東京との大きな違いは、greenというサービスで価値提供できる対象企業数に限りがあること。勿論東京も限りはあるのですが、やはり桁が違います。


東京は5000社以上は存在するため、ランダムに新規開拓しても、そのリストが枯渇することはあまりありませんが、大阪は京都を含めても1000社程度のイメージ。
そういう意味では一定新規でのアプローチをしきってしまうと、身動きが取りづらいという状況に陥ります・・・。


だからこそ、東京とは方法を変えていく必要があります。
greenというサービスで価値提供できる可能性のある企業様のみを、ちゃんとリスト化し、その対象企業様とのコミュニケーションをいかにして強化していくかということが大きなポイントとなります。

greenといってもまだまだ無名のサービス。
事業モデルや料金体系は非常に良いと思っていただけるケースは多いものの、やはりどこか不安があり、最終的にそういった企業様に掲載いただくためには、より深いリレーションを構築していき、中長期的なお付き合いをしていくことが求められます。


今までは種を撒いたらすぐに刈り取るような営業スタイル。
これからの大阪や、それ以外の地方エリアはそれでは対象企業があっとうまに不足してしまうため、新規開拓からコミュニケーション型の営業へとシフトしていくことが求められる。


ニーズがある以上は、ちゃんとサービスを理解いただき、ちゃんと我々が信頼いただけさえすれば、必ずいつか使っていただけるはず。

それを意識して、1社1社との継続したコミュニケーションを取っていくことが重要となってくる。



単に求人サイトの営業といっても、本当に試行錯誤。
どんどん戦略を転換し、日々修正・改善を繰り返し、エリアによっても方法論を変えていく応用力が求められる。

まさにその過程においてPDCAサイクルを回す力が問われる。

そういう経験を積んだ社員は、単なる営業マンではなく、営業の戦略企画というか、仕組み作りというか、そういうことを学んでいるということ。


まさに力がつくステージ。。

みんなで知恵を絞り、考え、今日より明日、明日より明後日と、どんどん進化させていきたい。













11月からスタートしている2009年新卒採用。

今年はなんとか6〜10名を採用したいと思っている。


エンジニア候補となる学生を最低2名。

営業系、事務系を最低4名。



今年は昨年同様、逆求人なるベンチャー志向の学生とのお見合いイベントみたいなものを中心に活動していく。

今年は東京だけでなく、大阪、さらには福岡でのイベントにも参加する予定。

福岡あたりは東京で就業希望の優秀な学生が多い一方で、ベンチャー企業はなかなか地方採用まで手を広げることができないため、ベンチャー希望の優秀学生が完全に浮いてしまっている可能性が高い。


まさにブルーオーシャン!!

と勝手に予測して福岡に飛ぶことに。


いつもは1年目の採用責任者を任せている社員と参加するものの、この福岡イベントには、私と役員の2名で飛ぼうと思っている。

それくらい新卒採用には力を入れているという意思表示!!


と言いたいところだが、それも勿論あるものの、福岡といえば旨い酒と旨い食事!
仕事は仕事でしっかりと成果を出しつつ、夜は夜で楽しく飲み明かそうという魂胆。


うちの役員が、旨い酒や旨い肴に目がないのと、地元の人気店などを調べるのが得意ということもあって、今回の福岡出張に大抜擢!!



こんなことをブログに書いたら社員からブーイングがきそうだが、つい楽しみで書いてしまいました・・・。

勿論福岡まで行くからには、ちゃんといい学生を捕まえてきます!!





今までほとんど退職者を出したことがないI&Gパートナーズ


設立5年目に入り、とうとう年内に数名が退職することに。。


理由は様々。
体調を崩してしまい意志とは裏腹に辞めざるを得なかったり、知人に誘われそちらのオポチュニティに人生を賭けようという決断をしたり。


一緒に夢を追いかけてきた人が辞めていくのは、経営者として率直に寂しい。


しかし彼らは決してネガティブではない。


I&Gパートナーズといえど、今後様々な変化があり、壁もある。
その都度こういうことが起こるのは当然であり、みんなにも大事な自分の人生がある。その人生に責任を負えるのは、最後は自分でしかない。


だからこそ、みんなのその決断を尊重し、笑顔で送り出してあげたいと思う。


そして彼らには、今後も社外からI&Gパートナーズを、そしてgreenを、応援し見守っていてもらいたい。


これからも会社が成長していくにつれ、こういうことは一定の水準で起こっていく。
今まで全くなかったことが不思議なくらいなのだろうと思う。



残っているメンバー、力を合わせて会社を盛り上げていかないといけない。
辞めていったメンバーが、IGPに居たことを誇りに思えるような、そんな会社へと成長させていくことが、私の責務だと思っている。


辞めていくメンバーには、ぜひとも新天地でも大活躍をしてもらいたい。
IGP出身者はみんな人間的にもビジネスパーソンとしても凄いと言われてほしい。


退職ではなく卒業。

個人的には、そっちの方がしっくりくる。
会社を辞めるという意味のポジティブな言葉って何かないものかな・・・。


これからは道は分つとも、志は同じはず。
お互いビジネスを楽しみつつ、社会に価値あるビジネスを創造し続けていきたい。



よく「仕事ができる人」という言葉を耳にする。


何気なく使っていたものの、先日改めて若い社会人から、

「仕事ができるというのはどういう人のことでしょうか」

という質問をもらって、改めて考えてみると結構難しい。


専門分野を確立している人という考え方もあるかもしれない。


私の考えとしては、以下の通り。


仕事ができる人 = ミッション実現のためにPDCAを高速かつ効果的に回せる人


つまり専門性やテクニックのようなものではなく、もう少し全ての職種やポジションに共通する普遍的な要素を指していると考える。


何か達成したいゴールを設定したときに、そこにたどり着くために、

P  プランを立て、
D  実行し、
C  検証し、
A  再度修正し実行する

ビジネスとは、この繰り返しによって前進していくものだと思う。


話は変わるが、プレイヤー、マネージャー、経営者、それぞれレイヤーは異なるが、
PDCAを回すということについては同じである。


プレイヤーであれば、個人でPDCAを回す。
マネージャーであれば、チームでPDCAを回す。
経営者であれば、会社全体でPDCAを回す。


勿論レイヤーが上がれば上がるほど、プランニングも複雑性を増すし、実行においても、自らがやるという単純なレベルから、全社員を動かして実行するというレベルになる。


多数の人とともに目的に向かって突進む上では、様々な障壁が存在する。
それが経営の難しさであり、面白さなのだろうと思う。


どのレベルでPDCAを回せるかということが、どういうレイヤーで仕事ができるかということなのだと思う。



話がずれていってしまったが、仕事ができる人とは、専門性や技術力などの問題ではなく、PDCAを早く効率的に回せる人ということなのではないだろうか。


個人的にはそう思っている。

そういう人はどんなミッションを任せても、成功するし、実現する。
そういう普遍的な力の上に、専門性や知識や情報が付加されていくのだろう。


PDCA、知っている人は多いが、できている人はほとんどいない。
それが多くのビジネスパーソンを見てきて感じる率直な感想。

私自身、ときどき自らを振り返り、できてなかったと気付くことも多い。


「PDCAサイクルを回せ」


ビジネスの現場では頻繁に言われるが、実は言うほど簡単ではなかったりする。。

最近またまたブログの更新頻度が落ちてます・・・。

すみません。


増資のための動きやら、新しい期のスタートダッシュのための営業活動やら、外部の方々との会食やら、で日々ドタバタで・・・。


・・・・単なる言い訳なのですが。


しかしおかげさまで、今期はI&Gパートナーズにとっては大きな飛躍の年となれそうな順調な滑り出しです。


何より試行錯誤が続いていたgreenですが、いくつもの課題を解決し、いよいよ12月、1月くらいから大爆発の予感。


今月も目標の計画値を大幅に上回って推移していて本当に順調。
12月にはデザイン・システムの完全リニューアルも実施される。


思い起こせばgreenの構想が生まれたのは約2年半前。
そう考えると2年半近くの間、必死に考え、必死に取り組み、試行錯誤を続けてきた。
それがいよいよ花を咲かせようとしている。


まだ安心はできないが、あとは全員が力を合わせて自らのミッションを完璧に遂行できさえすれば、道は拓けた。

短かったような長かったような複雑な心境。


しかしgreenの歴史はここからがスタート。
一気に日本No1の転職インフラにもっていきたい。

そしてその次は海外展開&新規事業!!

そうなってくるとずっと我慢してきたことがいろいろとできる。

うずうずしていた社員達にも、沢山のチャンスを提供してあげることができる。


そのためにはここからの半年が本当に勝負。


いやー自分達の会社ではありますが、本当にこれからが楽しみ。


そういえばこのブログ、社員の御両親にも、何名か御高覧頂いているらしい。


弊社のようなベンチャー企業で御子息・御令嬢が働くことを認めて頂いた御両親には本当に感謝です。
社員一同、力を合わせて社会に価値ある企業へと成長させていくことこそが、その恩返しと安心につながると思う。


もうひとふんばり。頑張ります。



昨日弊社システム部門の中核を担う社員の結婚式に出席させてもらった。

弊社の男性社員の結婚式ということもあり、主賓挨拶という重要な任務を任せてもらったものの、完全なぶっつけ本番で少々しくじってしまった・・・。


いつもは何の事前準備もなく、比較的すらすらアドリブでいけるクチなのだが、どうも昨日は会場の雰囲気が厳かな印象だったことと、ストーリー的に彼との出会いから思い出しつつ話しをしていたら、ついつい感無量になってしまい、いつもの軽快なトークが出てこなくなってしまった。

実のところ、彼が創業時に参画してくれてなかったら、今の弊社ならびにgreenというサービスは存在しない。これだけは間違いない。

そういう意味でも彼の参画は心から嬉しかったし、本当にその当時から苦楽を共にしてきた同志でもあり、そう思うとどうにもこうにも言葉が詰まってしまった。


日頃は滅多にそんなこともないのだが。

ヌマ、一世一代の晴れ舞台なのに申し訳ない。。。



しかし本当に日本的な美男美女。
個人情報とは知りつつ、少々お披露目しちゃいます。



ヌマ結婚式








一方、結婚式は和気藹々と楽しく時間が流れ、新郎新婦の友人スピーチ。
そこで事件が。


友人   「今日はいつものように●●&ケンケンと呼ばせてもらいます!」
社員一同 「ケンケン??」


なんと新郎は、女友達の間では通称ケンケンで通っているらしい。


いつも社内では、ヌマと呼ばれていることもあり、ここぞとばかりに弊社社員が
つっこみまくり(笑)。「ケンケン」の雨嵐。。。

ということで本日の弊社関係のブログは、全ブログ同時にケンケンでいこうという、なんの意味も目的もないことが確定!

本当にくだらないが、こういうノリ、嫌いじゃない。


一方、ケンケンの御両親とも御挨拶。
そしたらなんとこのブログを読んで下さっているとのこと。

なんともお恥ずかしい限りで。。。
これからは少し内容に気をつけないとです。

末筆ながらケンケンと奥様の幸せを心から祈ってます!!

現在増資を予定している。

greenのシステムや広告宣伝費への先行投資を増やしていくための増資である。



仕事柄、かなり多くのVCや事業会社、商社の方など、投資を担当している方々との人脈があるため、そういった方々を中心に8社程度の方とお会いした。


ここで面白いのが、投資できるファンド余力はかなりあり、担当する方々としても積極的に投資をしたいと考えているという。
その一方で、昨今の新興市場のトラブルや冷え込み、JーSOXの施行などによって、投資基準は随分厳しくなっており、なかなか思うように投資は実現していないらしい。


また最近のベンチャー企業はアイディアベースの、ある意味手軽な事業を展開していることが多く、将来性長きに渡って伸びるかどうかという意味では、疑問を持つケースが多いという。

つまり事業としてのスケール感が小さいということなのだろう。


我々の事業は新規性はありながらも、転職市場というマーケットは十二分にスケールがあり、greenが成功軌道に乗った暁には、そう簡単には落ち込むモデルではない。

それ以上に、何よりも強みとなるのは、本当に力と想いのある人が集まって、必死に頑張っていること。

計画通りに成長するベンチャー企業が少ない中、勝つためにはあらゆる変化に対応できる能力ある柔軟な組織、人員が最も大切になってくるのは間違いない。
そこはどこの会社の方からも御評価いただける点。

さあ今回の資金調達をもって、だいぶ先行きが見えてくる。
みんなであとひとふんばりすれば、次のステージに上がれるところまでは間違いなくきている。


そういう弊社の将来性や経営感を共有いただける企業に投資してもらえれば嬉しい限りである。勿論金額設定も大事なのは言うまでもないが・・・。

ベンチャー企業にとって会計や税務周りは、社内に完全なるスタッフを
抱えることは固定費増となりやすく、一方で仕事量としては各種専門家を
雇用するほどではないことが多かったりする。


そういう際には、税理士や会計士に一部をアウトソースすることが一般的。



弊社でも創業期から、経理・税務業務をお願いしている税理士さんがいる。

その方は、ベンチャー企業を中心に会計・税務のアドバイスをしており、非常に柔軟性も高く、融通も利いてくれるタイプ。


様々なフェーズのベンチャー企業を担当していることもあり、単なる会計や税務だけではなく、社内の業務フローや管理方法に関しても、適格なアドバイスをくれる。

監査法人の会計士に相談したときは、あるべき正しい方法論は教えていただけたものの、実際に実行してみたら、我々のようなベンチャー企業にとってはあまりに実現性が乏しいほど手間がかかり、途中で断念したことがある。


一方でその税理士さんは、無駄を省き、最低限の方法論を提案してくれ、今ではその方法で管理している。


弊社は社員35名を越えた今でも、管理部門は1名で全て回している。
勿論その社員が優秀で頑張っているということもあるが、その税理士さんの継続した
サポートによるものもかなり大きい。


事務作業や税務業務を請け負ってくれる税理士や会計士が多い中、ベンチャー企業の内情に精通し、フェーズに合わせて必要かつ柔軟なアドバイスをくれる税理士さんはかなり珍しく、本当に貴重だと思う。


ベンチャー企業の経営者の方で、もしご興味のある方がいれば、いつでもご紹介
します!!

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