麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2007年12月

本日が弊社の最終日。

達成した人、できなかった人。

充実した1年だった人、充実させられなかった人。

いろいろある。


しかしこの1年、本当に昨年の10月にgreenを立ち上げてから、みんなで歯を食いしばってがんばった1年だったと思う。

ある意味、経営に攻めと守りがあるなら、守りに徹していた1年だったと言っても過言ではない。

システムに絡む不具合や課題についても、絆創膏を張りながらなんとかやってきた。


しかし来年からはその全てが大きく変わる。



1月からのテーマは『逆襲と開放』(笑)。


今まで耐えていたみんなの力や思いを一気に攻撃に向けていく!


やっと年明けにはシステムがリニューアルされる。

絆創膏で耐えてきたが、いよいよ手術による完全治癒へ!


資金調達も問題なく実行される。


社員も年末年始の休みで再度気力・体力も充実した状態でスタート!


いよいよ、来年はエンジン全開です!


greenの立上げ期から参画いただいた企業様を中心に、本当に多くの方々のご支援やご期待があったからこそ、ここまでこれたと思っています。

まだまだそのご期待に十分にお応えできておらずに申し訳なく思っていますが、来年こそはお応えしていくべく、社員一同、更に尽力してまいります。


未熟この上ない組織ながら、本当に応援していただける企業様、個人の方々に感謝するとともに、更なる高みを目指していきたいと思っています。



来年もなにとぞよろしくお願いします!

そして今年は本当にありがとうございました。


今から社員全員と忘年会に行ってきます!!

最近弊社の展開している求人サイトgreenが右肩上がりに伸びてきている。


立上げから約1年、試行錯誤が続きながらもいよいよ軌道に乗ってきたことを日々実感できるようになってきている。



そんな中、greenを使って転職された個人の方から、なんとも嬉しいコメントが寄せられている。


ちょっと2つほどご紹介。


全体を通して充実した機能と人材を有していると感じております。同業の大手求人サイトが有名ではありますが、私個人としてはgreenさんの方が使いやすい、親切だと感じております。


大手転職サイトと比較しても、勝負できる個性、考え方がある転職支援だと考えました。もっと多くの人に利用してもらえれば良いですね。



何よりもこういうお客様からのコメントが一番嬉しい。
我々がgreenを立上げた背景や我々の想いは、まさにこういう声に凝縮されているといっても過言ではない。


社員一同、greenの存在意義や将来性には自信を持ってやっている。
それでも立上げ間もなく試行錯誤が続いてきた中で、どこかで不安があるのも事実だったんだろうと思う。


しかしgreenの効果が右肩上がりで伸び始め、かつこのようなお客様からの声が届くようになってくると、俄然社員は盛り上がってくる。


「これならいけるはず」
「自分達が信じてやってきたことは正しかったんだ」


そんなみんなの思いがよりポジティブなムードを生み出し、より積極的な取り組みを促し、そして好循環な結果を生み出す。


お客様からのそういう声こそが我々が目指すべきサービスの本当の姿。


より多くのお客様にそういう印象を持ってもらえるような、これからもそんなサービスを作っていきたいと思う。

本当にどうでもいい話なのですが、先週末の連休にipodを購入しました。

正確には、ipodnanoの8GBのブラック!!

なかなかかっこいい。


といっても、これまで別の携帯音楽プレイヤーを使っていたというわけではなく、こういう類の携帯音楽端末を使うこと自体がほぼ初めて。

そういう意味でも相当新鮮。


というのも、今まで移動中はいつも本を読むのみだったので、音楽を聴くという必要性を感じたこともなかったというのが一番の理由かもしれない。



今回購入意欲につながったのには、複数の理由が複雑に絡み合っている。
・・・と、そんな大袈裟な言い方をするほどのものでもないのだが。



1つは、英語の勉強。
ヒアリングの練習のために携帯できる音楽プレイヤーが必要となった。
実はバカっぽいがこれが一番の理由。


もう1つは、自宅での音楽鑑賞用。
ずっとオーディオデッキを購入しようと思っていたものの、英語勉強や車との連動など様々なことを考慮したら、ipodを購入し、自宅には専用スピーカーを別途購入すればいいのではないかと思った次第。


そうすれば車もipodから音を飛ばせるので、一石三鳥!!
しかもCDも買わずにTSUTAYAで借りまくればいいし。



しかしipodの凄さを改めて実感。

完全に個人の音楽シーンになくてはならないものになっていると、自分が様々なニーズを持ってみて改めて感じる次第。


お恥ずかしながら、市場動向からは完全に遅れつつ今更実感。


購入当日、アップルストアでitouchも触って見たら、これまた凄かった。
あれを持ち歩いていれば、移動中の映画やテレビも見るようになるだろう。
録画したTVなども見るイメージは十二分にある。

これで携帯電話の機能までがついてしまったら、いよいよ凄いことになりそうだ。


まさにデバイス間の垣根がなくなってきて、インターネット社会が到来する予感をしつつ、現実の自分はipodnanoに曲を入れ込む作業で一杯一杯の週末。。。


やはり経営を担うものとして、流行っているモノにはアンテナを張っておかないといけないと反省しつつ、ipodには既に200曲が入った(嬉)。

楽天の三木谷社長の本『成功のコンセプト』にも、再重要ポイントとして書かれているスピード。

事業を成長させていく上で、最も制約となるのが時間。
時間だけは、世界の誰もが平等。

つまりその限られた時間を如何に有効に活用するかが大事。



三木谷さんは本の中で以下のようなことを言っている。



例えばある社員が、この目標の達成には3ヶ月必要だと言ってきたとしよう。その社員はもちろん達成までの行程とそれにかかる時間のデータを用意しているわけだ。そのデータを見た僕は、行程の中で捨てられる部分をまず探す。
〜中略〜
本当にやらなければならないことだけを残して行程を再構成すると、3ヶ月の目標なら、たいていは1週間くらいでできてしまうことが多い。一般的な常識としてやらなければならないことは無視し、ロッククライマーが崖を見上げる時のように、頂上にたどりつくために必要な突起や隙間だけを残すのだ。




過去の経験から積み上げるだけのスケジュール作成に陥ってしまう人は多い。
組織の目標もそうだが、個人としての成長目標なども同様。


そういう経験則に頼った方法ではなく、いつまでにどうなりたい、いつまでにどこにたどり着きたいというゴールを定め、そこに最短でたどり着く方法をゼロベースで探していくことが大事なのだと、改めて考えさせられた。


私も日頃自分の経営スピードを見直さないと、と反省することが多い。
経営者として自分はがんばっているし、ベストを尽くしていると思い込んでしまったら終わりである。

しかしそれに気付くこともそうそう簡単ではない。

私はそのためにも、こんな問いかけを定期的に自分にするようにしている。


『自分の後任としてジャックウェルチ氏が就任したら何をするだろうか?』

『自分の置かれている立場にソフトバンクの孫さんがいたら、こういう計画を立てる のかどうか?』


こんな自問をすると、ほとんどケースでは自分のレベルの低さに気付かされる。

まだまだできるはずなのに、自分の短い経験則の中でしか考えてなかったと。



上司と社員、どうしても俯瞰して全体や先を見通しやすいのは上司。
そういう関係の中で、スケジュールを短くするように言ったりすると、社員としてはついつい無理難題を言われいてるような感覚をもってしまったり、背中を押されているようなストレスを感じるもの。


三木谷さんの本でも同じようなことが書かれており、三木谷さんは、社員には自ら乗りたい電車があと数秒で出発してしまうから走らないと、という気持ちになってもらうことが大事だといっている。そしてその電車に恋人が乗っていればなお最高だと(笑)。


つまるところ自分が仕事を通して本当に実現したいと心から思うことが大事で、その上でそうそう簡単には越えることのできない目標を楽しみながら設定する。



感覚的には「これできたらめっちゃ凄いな」と思えるような目標がいいと思う。


そしてそれに対してどうやってクリアできるか、真剣に頭を使って考える。

そういうプロセスを繰り返すことこそが、成長のための大事なポイントかもしれない。30代も中盤になってくると、ちゃんと意識したり、視点を高く持つ努力をしないと、そういうことが自然とはできなくなってきてしまう。



ここまで書いて、自分も反省すべき点がいっぱい。。。

もっともっと努力しなければ。

私がIGPにおいて一緒に働きたい人、それはまさに利他の心を持つ人。

本質的に利己的な人とは絶対に働きたくない。


わざわざ本質的にと書いたのは、一見自分勝手そうに見えても、その実は他人のことや組織のことをちゃんと考えてくれている人もいるという意味。


なんちゃってワガママや、なんちゃって自己中、とでも言おうか。
それでも本心では他人を思いやる心を持っている人というのは結構いる気がする。
それはそれで一見問題児であっても、実は恥ずかしがりやなだけだったりする。


どちらかというと問題なのはその逆。

つまり一見周囲の仲間のことを考えているかのような振る舞いをするものの、その実は単なる自己満足であったりする人が結構いる。


表面上は仲良く振舞っていても、何かあればすぐに縁を切れるような、そんな付き合い方をするような人は、まさにそういう傾向があるように思う。


そこに足りないのは任侠というか、思いやりというか。
何だか人としての凄く大事なものが欠けているように思う。


個人的には侍(サムライ)魂という言葉が一番しっくりくるが(笑)。


そこから発展して、自分の振る舞いが組織にどういう影響を与えるか、これも凄く大事な考え方。ちょっとした発言が誰かを不安に感じさせたり、誰かを傷つけたりしてしまう。


愚痴をいいたいことは誰にでもある。勿論私も。
ただし愚痴は自分より上席の人間のみ許される。
逆にそれであれば全く問題ない。


しかし自分と並列や下の人を巻き込んだ愚痴は、限りなく悪質である。
これに気付いていない人や、自分はそんなことないと思っている人が結構多い。

確かに上席に愚痴を言うのは難しいのもわかる。
評価にも関わるとか思ってしまうのだろう。


だからこそ近しい立場の人に一番言いやすくなる。
それが伝染して組織の風土やロイヤリティの劣化を招く。
それが他の人のことになると、いわゆる陰口というものになり、より事態が悪化したりする。



組織というのは多くの人が働く場所。
様々な考え方、性格の人が一つの目標に向かって協力しあう。
ときには意見の食い違いや、どこかムッとすることもあるだろう。


だからこそ大前提として、お互いを認め合い、利他の思いを持つこと、そしてその言動や振る舞いが与える影響を考えること、が大事になってくる。


最後の最後でまた自慢話になってしまうが、弊社ではそういう人が本当に少ないと思う。利他の心を採用基準として重要視しているからだろう。


多少そういうことがあっても、自浄作用があるというかなんというか。
自然と回復していく。


その理由はそういう人達を採用しているからでしかない。


日々の業務に追われる中で、ついつい視点が低くなってしまったりすることもあると思う。それでも周囲の多くの人が視点高く働いていることで、すぐにそのことに気付き修正することができる。


一人一人はそんなに強くなくても、本質的にそういう思いを持っている人達であれば、仲間の力を借りることで自分も変わっていくことができる。


IGPはお互いがお互いを高めあえる、そんな組織だと思っている。

大きくなってもそれを維持することこそがこれからの壁でもあろう。

それでもそういう組織を創ってみせたい。
みんながどれだけそう思えるか、私がどれだけそこに拘れるか、それが鍵となる。


このブログを読んだ方々、10年後のIGPを見てて下さい。

10年後には1000人を越えるような組織にはなっていると思いますが、今までと同様、強いカルチャー、利他の風土をもった強い組織を維持してみせます!!

本日の日経産業新聞に、

都内の最高家賃は六本木ヒルズレジデンスの450万円

という記事があった。


月額450万円・・・・
1年で5400万円・・・・


一般的なサラリーマンの年収にさえ値する金額が月額の家賃とは。


冷静勝つ合理的に考えれば考えるほど、違和感を感じる。
2年で1億円を越える金額を家賃に払うなら購入したほうがいいのに、というのが多くの人の考え方だろう。


私の目の前に座っている社員2人に聞いても、やはりそう考える。


実際のところは、節税対策や資産が数百億以上あることで、費用対効果や合理性では判断しない領域に存在する人がいるのだろう。


そう考えると富裕層を対象としたサービスや商品というのは、一般的な価格形成のロジックとは逸脱していてもいいということになる。
価格形成のロジック以上に、その付加価値や希少性、魅力を考え、価格は場合によっては高い方が良いということもありうる。


ちなみに先日のブログで中国について触れたが、中国には富裕層が人口の数パーセントといわれているが、なんと5000万人以上存在するという。
超富裕層と呼ばれる総資産30億円以上の層も数百万人は存在するというから、その規模感には驚かされるばかり。



しかし家賃450万円の家、一度でいいから覗いてみたい。。。。

ちょっと息抜きブログ。


最近妙にワインが好きになってきた。。


もともとお酒全般いけるクチなのだが、最近今まで以上にワインが飲みたいと思うことが多い。


しかし好きになってみてわかったのだが、ワインはあまりに奥が深い。
ワインの味においては、土、気候、品種、作り手などなど、多くの条件がそのできばえに影響するという。なんとも大変な話。



ボルドーとブルゴーニュ、
多品種と単品種の違い?!


ワイン好きの人は、最後は必ずブルゴーニュにたどりつくらしい。
素人同然の私は、重くてどっしりとしつつも、酸味が少ないボルドーワインの方が美味しいと思うことが多いかも、、、。



ワインについてももっと詳しくなって、自分でウンチクが語れるようになりたい。
誰かワインに詳しい人と飲みに行くのが一番。


・・・うちの社員にはいないかな・・・・。







弊社では、H取締役が常時社内の冷蔵庫に飲み物を数種類買いこんである。

社員は冷蔵庫の上にある貯金箱に100〜150円を入れて、いつでも自由に飲むことができる。


通常はジャスミン茶やウーロン茶、緑茶、ミネラルウォーター、缶コーヒー、ジンジャエールなどなど。たまに人気のないものを大量かつ安価に仕入れて、100〜150円で売ることで、多少の差益が発生する。

その分で社内に空気清浄機を買ったりして、還元してくれている。


とはいえ、あまり人気のない商品を買い込んで不良在庫化したりしているので、基本的にはほとんど儲かってないと思うが・・・。



先日、私の要望により新たなラインナップとしてアサヒのノンアルコールビールが仕入れられた。あくまでもアルコールは0.1%未満の、ビールテイスト飲料という清涼飲料水。


昨日夜遅い時間にそれを飲みながら仕事をしていた。
何だか妙な気分。。

会社で仕事しながらビールを飲んでいるような、得体の知れないきまずさが。


でもれっきとした清涼飲料水!
でもビール味。。


これはいいのか、悪いのか。
まああまり議論せずにこういうことができる自由さも、ベンチャーの魅力。


といろいろ言い訳しているものの、飲んでいるのは私だけという噂が(悲)。

きたる12月22日(土)、うちの役員の家にてクリスマスパーティーを行う。

今回の招待客は既婚の社員とそのパートナー、さらにはその子供達。


もともとうちの社員はみんな本当に良く働く。
勿論少人数で大きなことをやろうとしているので、どうしても1人1人の負荷が重たくなりやすい。

それでも誰一人文句言うことなく、一生懸命がんばる。


一方でそういう働き方をするためには、理解ある家族の存在が不可欠。
主婦の方であれば、毎日毎日朝から夜まで会社で、場合によっては週末も会社。
そんな生活が嬉しいわけはない。

それでも一定の理解を示し、応援してくれているから成り立っているのだと思う。
(成り立ってない家族があったらどーしよ・・・・)


そんな家族の方々にも、日頃の感謝を伝える場として、この年の瀬にでも一席設けようという話になった。

小さな子供がいる家族もいるため、日中の方が良いということから、週末に。
さらに子供がいる家族が多いことを考えると、普通の飲食店だとちょっと辛いということから、弊社役員の自宅に。


そんな経緯で既婚者Onlyのクリスマスパーティーが開催されることになった。
弊社には10人の既婚者がいるのだが、嬉しいことに8組もの家族が参加することに。


ほとんどの方とはお会いしたことがあるものの、久しぶりにお会いする方も多く、なんだか楽しみ。。。


社員の家族までもが応援してくれるような会社。
そんな会社を目指していきたい。




しかしホスト役である私と役員は共に独身・・・。
悩みです。

本日、とあるVCで中国のTOPをやっておられる方とお会いする機会があった。

というか、丁度日本に一時的に帰国されているということで、ぜひとも中国のビジネス事情をお聞きしたく、無理言ってお時間をもらった。



やはり中国は凄いらしい。

人口からしてマーケットの桁が違う。

またその成長ぶりも相当なものという。


大幅に遅れているのはモバイル市場くらいだという話だったが、モバイルを所有している人の数は数億人と、日本の人口の数倍はいるというから凄い。



私自身、もともと中国市場には非常に強い興味を持っており、近い将来必ず進出しようと思っていたのだが、その方からリアルな現実を聞いて、よりその思いが強くなった。


早速2月か3月くらいに、まずは一度視察にでも行くことを決意。

その必要性から判断すると、恐らく自腹になるとは思いますが・・・。

是非現地で熱気と刺激を受けてきたい。


一方で数年後の進出に向けて、英語くらいできるようにならないと・・・。


壁は、資金力&語学力&事業モデル&・・・・


ん〜〜、中国進出、なかなかハードルが高い。









最近、以前と比べて本を読むペースが遅くなっている。


年末に向けていろいろと忙しいことで、時間的余裕が少なくなっていることがあるのも事実なのだが、なんだかそれ以上に自分の読解力や理解力が落ちてきているような気もするのが悩ましい。


私の性格上、本を読むからには、その本を完全に理解し吸収しないと気がすまないタイプ。だから読みながら自社のケースに当てはめてみたり、何度も同じところを読み返してみたり、いきなり目をつぶって何かを想像しだしたり、だいぶ変わった読み方をしていることが多い。


週末になるとcafeで本を読んだりもするが、周囲からは明らかにちょっといっちゃってるオジサンだと思われているはず・・・。


まあそれはともかくとして、、、。



個人的には、本を読む上で大事なのは、表層的な知識や情報を得るということ以上に、その内容や本質をしっかりと理解し、自分の知恵へと昇華させていくことができるかどうかだと思っている。


よく噛んでちゃんと消化してこそ、初めて栄養となる。


そういう点で、最近読んだ中で面白かった本は以下の通り。



なぜ我々はマネジメントの道を歩むのか


成功のコンセプト


経営者の条件



経営者の条件は既に2回目だが、何度読んでもその都度良い本だと感じさせてくれるから凄い。

楽天の三木谷さんの本は、まさに楽天の立上げに関わる苦労話が書かれており、相当なレベルで弊社の今のフェーズに似ている。
大変僭越かつずうずうしい言い方をすると、この本に書かれている三木谷さんの発想や社員へのメッセージは、現状私が考えていることや社員に言い続けてきたこととも相当に類似しており、何だか妙な納得感と不思議な自信が沸いてくる本だった。


何故我々はマネジメントの・・・・は以前のブログでもご紹介したとおり。



もし何かお奨めの本があればぜひとも教えて下さい。

12月8日土曜日、今日はかなりの社員が出社している。

何を隠そう今日は新システムへの移行に向けたテストを実施する日。


システム部門の要員だけではスケジュールが間に合わないこともあり、社内から有志を募った結果、相当な数の社員が協力することに。


私も勿論参加!!



昨日朝の5時まで飲んでいたため、相当寝不足ながら眠い目をこすりつつも、集合時間の13時ジャストに会社へ乗り込んだ。


「おはよう!!」

「おはようございます・・・」


1人しかいない。。。あれ?


「●●だけ?」

「そうなんですよ」



おいおい、どうなってんねん。

現在13時45分になって、やっとパラパラと人が。
めちゃめちゃ適当な集まり方。

しかもテストの準備も完璧でなかったらしく、スタートは14時すぎに。


んー、これぞドベンチャー企業。。。。


計画不足だったり、ちゃんとスムーズに進まないことがあると、なんでもこの言葉で片付けてしまっていることを問題だと思いつつも、まあ土曜日という休日に任意で出てきて協力するということを考えると、仕方ないところだろう。


個人的には何でもかっちりやらないと許されない風土よりも、ちょっとルーズさのある組織風土の方が気持ちがいい気がする。


経営者がそんなことを言っていると問題かな???


でもいろんな意味で遊びとゆとりがある組織にしていきたいとは思う。

そういう組織だからこそ、変化に柔軟に対応できたり、面白いサービスが生まれたり、社員が積極的に失敗を恐れずにチャレンジできたり、できるんじゃないかなと。



しかしブログを書きながら時計を見ると14時。。
まだテストは始まらない・・・。



ん〜、さすがに悩ましい。





本日、弊社の営業Mgrより共有されたとあるコラム。


日頃私が社員の同行で営業に行く際に、社員の営業スタイルを見て感覚的に思っていた課題意識を、見事にわかりやすく分析されていた。

まさに営業に関する大事なエッセンス。


そのテーマは、

「1人の後ろには10人の、10人の後ろには100人のお客様が」


少しばかり引用させてもらうと、、、

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
人は誰でも、うまくいったときは手柄話をしたがります。買い物も同じです。
いいクルマを買ったときは「見てくれ、いいクルマだろ」と自慢せずには
いられません。「いい服着てるじゃない」と言われたら、「新宿の◯◯で
買ったんだけど、素材に竹を使ってるんだよ」など、店や商品の自慢をしたく
なります。

ただし「安いものを買った」と言って自慢する人はいません。
「いいもの」を買ったときに自慢したくなるのです。その意味でも、商品を
売るときは、いかに安く売るかより、いかにお客さまの個性に合った商品、
お客さまに喜ばれる商品を売るかが大切なのです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


なるほど、まさにその通りだと思う。
営業をやっているとついついお客様は安いものを求めているようなイメージを持ってしまい、ついついディスカウントしたりしたくなりがちだし、その方が売れる気がしてしまうもの。


しかし本質はそうではない。

如何にしてそのサービスの価値や魅力をちゃんと理解していただけるか。
勿論当初の価格設定がサービスの価値と大幅に乖離しているようなら、そもそも話しにならないが、相応の価値があると思っているなら、それを如何に先方のニーズに合わせて適切に伝えるかが大事であって、価値を感じられなければ安いも高いもあったもんじゃない。


感覚的には、安い金額でサービス加入した会社さんの方が、高い金額でサービス加入していただいた会社さんよりもクレームが多いと感じる。


つまるところ、サービスの本質的な価値を理解していただけていないから、短期的な効果や結果だけで判断されてしまいがちなのではないかと思う。


弊社のgreenのようなサービスは、まさにお客様と共に成長していくサービス。
多くのお客様に期待いただき、お力添えいただいてこそ、より価値を発揮していけるもの。


大事なのは、何故このサービスを立上げて、何故我々が必死になって働いているか、そして何故これだけ多くの企業さんがまだまだ未熟なこのサービスに多いに期待いただき、参画いただいているのか、そのあたりをちゃんとお伝えできるかどうかが、営業としての腕なのだろう。


簡単ではない。


しかしこれができないとファンが増えない。
ファンが増えないと、会社は成長しない。


もっともっとファンを増やしていきましょう!!

組織において情報共有というのは非常に重要。

組織が10名程度までのときは、意識せずとも常に周囲で何が起こっているか、を全員が把握することができていた。


しかし組織が30名、40名と成長し、オフィスも数箇所に分散している現在、お互いの部門がどういう状況なのか、どんな取り組み、工夫をしているのかといった情報がどうしても共有しづらくなってくる。


勿論、共有するためのマネージャーミーティングや、毎週1度の朝会など、工夫はしているものの、それでもやはり意識も含めて薄くなっていくのは否めない。


弊社のような全員攻撃、全員守備をモットーとし、一人一人が自立的かつ能動的に考え行動する組織においては、各自が幅広い情報を共有・理解しているということが大前提となり、そうでないと今何をすべきかのジャッジも、工夫も適格に行えなくなってしまう。

さらに情報を持っているかいないかが、パフォーマンスの差になったり、社内での力関係を生み出すようでは最悪。


通常の情報共有は、現場から活動状況をマネージャーが集約し、今度はマネージャー同士で部門間の情報を共有、その後マネージャーが自部門に戻り、現場へ共有、という流れが一般的だと思う。

ただ個人的には、どうもそれだと一体感や当事者意識が持ちきれず、単に情報として聞き流してしまうような印象がある。まさに前職では自分もそうだった。
よほどの強い当事者意識や他部門への関心をもたない限りは、ついつい「へー」で終わってしまう。


そういう組織ではなく、一人一人が能動的に会社全体の視点からモノを考え、行動できるような組織であり続けるためにも、最適な情報共有の方法については、ゼロベースで理想的なやり方を考える必要がありそうだ。


新しい年を前にして、1月から新たな情報共有の仕組みを創るべし!!


ということで必死に考えてみます。。


昨年の年末から今年の年始にかけての休暇は、カレンダーにも恵まれたことで、ベンチャー企業としては珍しい11連休という大型の休みをとった。

日頃忙しく、なかなかまとまった休みを取ることができない社員への感謝を込めたつもりで11連休とした。


しかし一方でその結果、今年の1月は営業の立ち上がりが大きく出遅れ、結果として1月は大幅に予算未達成となってしまったという苦い経験をしたりもした。


今年、弊社は年内は28日までが営業日。28日は午後から大掃除で、夕方から忘年会。
そう考えると年末年始休暇は4日の金曜日さえ休みにすれば、6日まで休みになるので、9連休にすることができる。

ただ今年の年始の反省を生かし、来年正月は4日からの営業開始とすることを決めた。
勿論社員からすれば多少不満もあるだろうと思う。


しかし4日に年末年始の溜まったメールなどの処理をして、みんなで初詣にでも行って、7日から通常通り営業を開始できるということが実は大事。


会社のみんなと初詣に行きたかったという思いもありつつ、年初めの1月は最高のスタートをきりたいとい思いもあり、、、、。


帰省する予定の人、特に遠くに帰省する社員には本当に申し訳ないが、今は会社の成長、成功を第一に考えたスケジュールになってしまっていることを理解してもらいたい。


みんな頭ではわかるが、気持ちは少々不満。そんなところだろう。

正直私自身も正月くらい、もうちょっと休みたいなと思ったり・・・・。


いやいや、会社を成長させるという目的のためなら、正月返上くらいなんのその。


・・・・と言いたいところが、人間なかなかそうはいかない。強い意志で頑張ろう。







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