麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2008年07月

今日が34歳として過ごす一日目。
といっても特段何が変わるわけでもない。

昨晩は結局予定がなさそうな社長に見かねて、気遣って声をかけてくれた社員数名が虎ノ門の居酒屋でお祝いをしてくれた。

また多くの方々からお祝いのメールを頂戴しました。
メールを下さったみなさん、ありがとうございます。


さて34歳独身、今年は何を実現していくか。

想いは一つ。

この会社が理想の会社に向かって羽ばたくためにも、この1年で確固たる収益体質を作り上げ、右肩上がりの成長を実現する。そして来年の今頃は新規事業への挑戦を含め、一気に拡大フェーズに突入していきたい。


そのためにも34歳の1年は今まで以上に踏ん張りどころになりそう。

社員の年齢も上がってきているし、そろそろ給与水準も高くしてあげたい。
そのためにも生産性を上げ、しっかりと利益を生み出せる仕組みや体質を作り上げることこそが、34歳における必須ミッション。

いい加減いい年になってきましたが、まだまだ若いもんには負けません!

寅年&獅子座の私は今日でとうとう34歳になりました。

もういい年にも関わらず、多くの方々からお祝いのメールをいただきました。

ありがとうございます。


先ほどもトラブル処理の打ち合わせをしていたら、いきなりオフィスの電気が消え、会議室から沢山の社員とケーキが。

毎年毎年、良く気の利く心やさしい社員達。

今年はこんなプレゼントももらいました!



新居組

















なぜか「新居組」と書かれた幟(のぼり)?!

最近港区内は異様に警察の検問が多い。
この旗を持って帰ろうもんなら、間違いなく検問に引っかかるような・・・。

しかしうちのカリスマデザイナーのO氏、こういうデザインのほうが圧倒的にその能力を発揮する。

販促グッズ制作の事業を始めた方が今より活躍しそう(笑)。

しかしいよいよ34歳。30代前半ではなく中盤。
いい年になってきた。
でもまだ何も成し得ていない。

頑張らないと!

社員のみんな、毎年毎年忙しい中ありがとう。
感謝です。

虎ノ門には沢山の飲食店があるが、そこには明確な成功の法則がある。

特にランチタイムにおける成功の法則は明確。


いくつかのお店はとにもかくにも儲かっていそうであり、完全なる勝ち組。
しかし弊社オフィスの入っているビルの地下1階のお店をはじめ、なかなかうまくいっていないお店も多々存在する。

その差は何か。


成功しているお店の共通点は、

・ボリュームが多い
・メニュー品目が少ない
・回転率が高い

お店が綺麗とか、落ち着くとか、ヘルシーとか、サービスがいいなどは基本的に成功要因としてはほとんど重要ではなく、上記の3点が虎ノ門という特殊エリアにおけるKFS(成功要因)なのだろう。

虎ノ門の主要顧客は30代から50代くらいのサラリーマン。
丸の内などで働く人達とは一風異なる会社員が多く、そういう人達にはメニューの豊富さや落ち着いてランチができるということよりも、その店ならではの自慢の一品をボリュームたっぷりに食べられ、時間がかからないことなのだろう。


はやっているのは、パスタ屋や日替わり定食屋、特殊な立ち食いそばの店など。
これらは相当な行列が連日できている。

今日、特殊な立ち食いそばを食べに行って来て待ち時間に感じた事実。

しかしボリュームが多すぎ・・・。味はいいんだが、午後が仕事にならないくらいボリュームが多い。

でもたまに行きたくなる。それが不思議。

最近やることが異様に多い。
考えること、処理すること、打ち合わせなどなど。

もっともっと自分が成長しないと、今後ますます増えていくであろう自分のタスクを処理しきれないと感じる。

能力的にももっと上げていくことで、今は1時間かかって考えていることを30分で考えられるようにならないと、企業の成長に自分の成長が追いつかない。

一方で本も読まないとインプットが足りない。
社外の人との交流も自分の成長や情報収集という意味では非常に大事。


定期的にこういうタイミングが来る。
私自身はそれが自分の成長すべきタイミングだと考えるようにしている。


無理してでも全てをこなし、寝る時間を惜しんででもやりきる。
そうやって無理することで1つ上のステージに自分を進化させられる。
そんな気がする。


イメージとしては、筋トレに似ている。
自分があげられる重さを上げられる回数だけ上げていても筋肉や増えていかない。
自分があげられる回数が10回だとしたら、そこからの数回が筋肉を強化する。
そのあと一歩が筋肉でも仕事でも、成長するためには大事。

自分がやったことあるレベル、自分ができるとわかっているレベル、自分がイメージのつくレベルでしか仕事をしない人が多い。
私もついついそう気付き反省することがある。

それだけでは絶対に成長しない。
成長したいなら、自分にとってチャレンジングな取り組みを率先してやること。
そして厳しくとも難しくとも辛くとも、それを乗り越えることで、確実に成長できるはず。

最近自分にはそう言い聞かせている。

組織にとっても自分にとっても、今この瞬間は大きく飛躍するための試練。
ここを乗り越えた先には次のステージが待っている。

そう考えれば全ては自分にとって楽しい挑戦でしかない。

そもそも日頃通っているTotal Workoutのトレーニングに比べれば、仕事の
ハードさはなんともない(笑)。




今朝から喉が痛い。

寝不足なのか、昨晩冷房をつけっぱなしで寝てしまったからなのか、理由はわからないが妙に痛い。

さらにこの時間になったら、今度はだんだんと腰も痛くなってきた。


喉が痛くて節々が痛いとくると、これはどうやら風邪の前兆?!


ここ数日やるべきことが蓄積していることもあり、今ここで風邪を引くわけにはいかない。ということで、風邪かどうかわからないままに、普段なら滅多に飲まない風邪薬を飲んでおくことに。

飲んだのは社員にもらった風邪薬なんだが、これまた異様なまでにまずい・・・。
良薬口に苦しであることを祈りつつ。


一人暮らしだと風邪などで寝込んだときに食べるものがなくてしんどい。
それも考えるとさっさと治さないと。

今日は久しぶりにお酒を飲まずに寝ようかな。。。

さきほどまで社員と食事に行っていたものの、やることが沢山溜まっていたので、少しでも今日中に終わらせるべくオフィスに帰還。


戻ってきたときは4,5人が残業していたものの、この時間になったらもう誰も居ない・・・。

久しぶりに一番最後までオフィスにいるのだが、さすがに深夜のオフィスで一人黙々と仕事しているのはちょっと寂しい。


聞こえるのは自分のタイピングの音だけ・・・。


なんだか昔を思い出すなー。

と感傷に浸りつつ、良く考えたらPCを持ち帰って自宅で仕事すればいいだけなんだが、たまにはこういうのもベンチャー回帰という意味では悪くない。


多少なり酒が入っているので、思ったより生産性はあがってないけど(笑)。

多くの会社は社会的意義のあるViisonを掲げている。

弊社においても様々な試行錯誤の末、今年の4月より現在の事業Visionとして
以下の2つのVisionを明文化して取組んできた。



「greenを通じた転職サポート人数を成功報酬型中途採用市場でNo1にする」

「毎期最低1つの新規事業に挑戦し、greenに次ぐ事業軸を3つ以上展開する」



しかし目の前の売上などに追われていく中で、まずは売上、まずは利益という視点にばかり意識がいってしまったことで、Visionへの意識や目指しているものの存在がいつの間にか薄れてしまっていた。

これは完全にリーダーである自分の責任。


みんなで何を目指してきたのか、何を実現していきたいのか、売上はあくまでもその目的を実現するためのマイルストーンであり、1つの指標にすぎないということを改めて考えないといけないと強く思う。


急にこんな話になったのは、新卒2年目の女性からの指摘によるもの。

「売上や数値や目の前の仕事にばかり意識がいきがちで、何のためにやっているのかといったものが見えなくなってきています。だから一体感もなく疲弊しやすいように思う。」


まさにおっしゃるとおり。本当にありがたい指摘だし、正しい指摘。


すぐに軌道修正し、改めて全社で何を目指し、何を実現したいのかを共有し、そのために各自がいつまでに何を実現すればいいのかをはっきりと共有しないといけない。


IGPという城を創れ!


我々の行動指針であるAs IGPに書かれている一文。

まさにどういう城を創りたいのかを明確にし、みんながそれを創っているという意識をもっともっと啓蒙し発信していくことで、難しいことや大変なことも乗り越えられるのだと思う。


さあいろいろとやるべきことが見えてきた。
盛り上がってきた。

3連休、結構旅行に行ったりリフレッシュしたりした人も多いらしく、社内にはいろんなところからのお土産がいっぱい。

メタボにならないか気になりつつも、せっかくなのでという言い訳をしながらいろいろと食べてしまった・・・。


私自身は3連休ながら、初日は仕事、2日目はゴルフ、3日目もゴルフでその後仕事と、なんともリフレッシュからは程遠い生活をしてしまった。


話は変わるが、最近ベンチャー企業の業績不振情報が多い。

こういうときこそ全社員が一致団結して乗り越えないといけない。
しかし組織が多少なり大きくなるとついつい組織に依存したり、給与が払われることが当然だと思ってしまったりする。
それでは我々のようにリソースの限られたベンチャー企業は、この向かい風の環境を乗り超えることはできない。

弊社も社員が40人近くになり、多少なり役割分担が進み、一人ひとりの売上やコストに対する執着が薄まった面があるのかもしれない。意識はあるが、執着がなくなっている、私も含めてそんな反省がある。

連休中の経営ミーティングでも、改めて創業期の緊張感と一人ひとりが神輿を担いでいるという意識の強化(執着)こそが必要だという結論にいたった。
勿論気合や根性だけで乗り切れるわけではなく、戦略や戦術が大前提。
しかしそれを実現するにはやはりそういう想いが大事。


連休中はずっとそんなことを考えていた。
会社の未来に向けて今やるべきことは何か。
ここから先に進むために超えるべき壁は高い。


でもそう思えば思うほど盛り上がっていく自分がいたりする。

有事のときこそ盛り上がる、壁が高いほど乗り越えたくなる、どうやら自分の性格は昔から変わらないらしい・・・。

あまりそんな気の抜けたこと言っていられる状況でもないが、改めてベンチャー回帰ということで、創業時と同じように全社員フルコミットメントで突っ走りたい。


ゴルフをしつつも、そんなことばかりを考えていたらあっという間に連休が終わってしまった・・・。

昨晩なんて家でカップラーメンを食べながらビールを片手に、一人でああでもない、こうでもないとメモ帳と格闘していた。

なんだか久しぶりの感覚。
またみんなで夜な夜な議論したり、徹夜でサービスを立ち上げたり、そんな一体感を楽しみつつ、次のステージにつなげていきたい。

と、一人で盛り上がった連休でした。

昨今の少子高齢化において年々就職学生数が減ってきている。

一方で団塊の世代の定年退職により大手企業がこぞって学生の採用を増やしている。
増やすだけならまだしも、以前と比較してハードルを下げてきている実状がある。

結果として無名のベンチャー企業にそのしわ寄せが起きており、新卒採用において優秀な学生を採用するのは至難の業となっている。


そんな中でも一部のベンチャー企業は極めて優秀な学生の獲得に成功している。
弊社もそんなベンチャー企業の中の1社だと自負している。

新卒採用のコンサルティングなどを手がけている弊社としては当たり前の話だと思われがちだが、それでも今年は結構大変だった。


まずベンチャー企業の陥る過ちの1つは大手求人サイトに掲載してしまうこと。
確かに異常に沢山の応募は集まるが、その対応に追わるだけでそこから成果に結びつくことはあまりない。

採用ハードルがそこまで高くない企業にとっては上記のようなやり方もありなのだが、少数の採用で精鋭達を採用したいと思っている企業にとっては少々労力がかかりすぎる。

例が適切ではないかもしれないが、マグロを釣りたいときに地引網では難しい。
マグロを釣るには一本釣りしかない。

まさに新卒採用も同じ。大企業が採用する学生を越えるレベルの学生でベンチャー志望の学生は存在する。その学生達こそがベンチャー企業が採用すべき精鋭であり、そこを採用することこそが重要。

そのためには求人サイトではなく、一本釣りの手法が求められる。
いわばゲリラ戦である。

具体的には、ベンチャー系イベント、学生団体を中心とした口コミ、成功報酬型の新卒紹介などが効果的。

勿論それらは単なる効率的な出会いの場でしかないので、そこからこれはと思った学生をどう惹きつけつつ、どう見極めるかも大事になってくる。

しかしまずはゲリラ戦を意識することで、効率的にハイレベルな学生を採用することがベンチャー企業には求められる。

新卒採用は会社を強くする。是非とも挑戦してみてください。






09年の新卒採用活動がいよいよ終盤を迎えている。

選考に残っているのはあと2〜3名程度。


今年内定を出したのは5名、承諾したのは4名という結果。
あとは現在選考中の数名がどうなるか。。。

今年の新卒採用活動は大変だった。

大阪から九州まで、学生を捜し求めてイベントなどに参加した。
結局のところは内定承諾者4名はいずれも東京で出会った学生と、イベントへの数回に渡る出張は完全に空振りだった。。。反省。


ただ今年採用できた4名はいずれも一騎当千の猛者だと言っても過言ではない。
4人ともタイプは違えど、高いポテンシャルを有しているし、なんと言ってもビジネスへの意欲や向上心が高い。


学歴を言うと学閥採用なのでは、と言われてしまうが、私自身は判断要素としてほとんど学歴を気にしない。事実過去の新卒採用でも学歴的には一貫性が全くない。

ただ今年はなぜか高学歴だった。

東大・東工大・早稲田大・東京学芸大

なんとも高学歴。明らかにに当時の自分よりも賢い・・・。

まあそれはともかく、意欲、能力ともに弊社の未来を担う人間達であることは間違いない。実力主義の会社だけに、先輩となる若手社員達もいい意味での刺激になるはず。

場合によってはオッサン社員も(笑)。

本当に人材には恵まれている。
その人材力を形に変えていくことが経営力。
ここから問われるのは経営者であり経営陣の手腕。

10月からの新たな期に向けて、今期を最後まで悔いなく全力を出しきりつつ、来期の飛躍に向けた戦略の刷新など、やるべきことが目白押し。

ちなみに来期は改めて創業時代のベンチャー企業へと回帰していきたいと思っている。本当にみんなが必死になって昼夜関係なくビジネスにコミットする、飲みに行っても、あーでもないこーでもないとずっとビジネス談義をしている、そんな創業当時のI&G Partnersをもう一度復活させたい。

やはりビジネスは勝たないと楽しくない。
もっともっと成長させたい。
もっともっと社会に価値ある組織にしたい。

今年の新卒には改めてドベンチャーに入社するんだということを実感してもらうとともに、これから共に汗水垂らしながらも必死に頑張っていってほしい。

勿論我々オッサン陣もまだまだ若い者には負けるつもりはないが!

サービスのポジショニングを考えるときなどに、良く言われるエレベーターテスト。

私は先日読んでいた本で久しぶりに思い出した。


これはエレベーターに乗っているくらいの短時間で、自社のサービスや商品や事業について、わかりやすく説明できるかどうかというもの。


ベンチャーキャピタリスト、特に米国では良く重要視されるという。


というのにも勿論理由があり、短時間で明確にサービスを説明できないと、いろいろと弊害があるという。


・口コミになりにくい
・時間経過とともにポジションが不明確になりやすい
・様々なところで使われるサービス説明文が少しづつ異なってしまい訴求しきれない

などなど。


一番大事なのは事業やサービスを説明するときに、何でもかんでも盛り込みすぎないこと。何を盛り込むかではなく、何を捨てるかが大事だとその本には書いてあった。


これは営業で自社のサービスを説明する際も同じことがいえる。


弊社の求人サービスgreenをクライアント先で説明するときでも、


スカウトの機能が無料で・・・
応募者管理が簡単に・・・
登録者も・・・
手間もかからず・・・
安価でリスクがなく・・・・


まあ同じようなサービスをやっていれば誰でも使う営業トーク。
これでは印象に残らない。自社のサービスの観念や特徴を明確に頭に記憶してもらうことこそが大事。そのためには何を捨て、何を伝えればいいのか。

全てを伝える必要はない。

パソコンの広告を例にとって考えて見よう。

パソコン購入時にあらゆるスペックを書いてあったとしても、一般人にはおおよそ理解しきれない。そもそも最近のパソコンにはついていて当然だと思い込んでいる機能がほとんどなのだから、それらは購入直前にまとめて確認できればそれでいい。

その前に沢山あるパソコンの中で何に特徴を置いた商品なのか、誰のニーズに応える商品なのかが明確になっていることが大事だと思う。

事業もサービスも全て同じ。

営業に行くとついついいろんな特徴、いろんな機能を説明したくなる。
その結果、サービスの特徴がぼやけてしまっているケースが多い。

エレベーターテスト、一般的には投資家向けに説明する際に使う言葉だが、営業においても試してみるといいかも。

最後に全然話がすっとぶが、アイフォーン、1日で世界100万台突破・・・。
すごっ。

朝礼暮改の発想


いきなりですが、これは本のタイトルです。
このブログでは何度か名前を出しているセブン&アイホールディングスの会長である鈴木会長の本です。


この本、最近読んだ本の中ではベスト3に入るヒット作でした。

業界は違えど、セブンイレブンを日本で成功させた経営者くらいになると、どの業界でも誰でも学ぶべき沢山のエッセンスが盛り込まれています。
また驚くことに鈴木会長はまさにアントレプレナーでした。
いまや日本を代表する大手流通企業のCEOですが、鈴木会長はまさしくアントレプレナー以外の何者でもないと感じました。


気になったフレーズをいくつか紹介します。


自分に都合のいい理由を見つけて「○○のせい」にはしない

「できない」という前に本当にそれが「できない理由」になっているか考える

組織内での軋轢を恐れて「いい子」になるな

「できない」という前に本当にそれが「できない理由」になっているか考える

最初からみんながいいということは概して失敗するものだ。むしろみんなが猛反対することが成功するケースが多い

仮説を立てるときは「顧客のために」ではなく「顧客の立場」で考えよ

時にはあえて部下を追いつめることで限界を突破させる


人はついつい出来ない理由を考えてしまいがち。
確かに普通に考えるとできない理由はいくらでも出てくるものですが、人と違う成果を出している人は、出来る方法を考えて挑戦している人が多いのも事実でしょう。

あと個人的には、「顧客のために」ではなく「顧客の立場」で考えよ、というのは目から鱗でした。ついつい慣れてくると顧客はこう思っているはずだという既成概念や思い込みで判断しがち。自分が顧客の目線や立場になって物事を考えたりできていないことに気付かされます。

転職サイトも人材紹介のサービスもまさにそう。
慣れというのは本当に恐いということを改めて実感しました。

マネジメントについてもまさに全て共感でした。
時にはあえて部下を追い詰めることで限界を突破させる、まさにそう思います。
上手くやれたときには褒めることも勿論大事ですが、真に大事なことはその人の能力を最大化してあげること。そして一人前のビジネスパーソンとしての実力と自信を持たせてあげること。決して甘やかすことでもなく、褒めるだけでもない。

自分で限界を作ってしまうメンバーに対して、その限界は超えられるということを強い意志を持って伝えていくことが大事だと改めて感じました。


と、内容は盛りだくさん。

本当に1社員から経営者まで、誰が読んでも多くのことが得られる良書だと思います。大企業の経営者ながらサラリーマンっぽさが一切なく、完全なる創業者的な経営者である鈴木会長の凄さを実感しつつ、明日からの自分の仕事や考え方に生きるはずですので、是非とも興味のある方は読んでみてください。

なお、うちの社員は全員必読するように!

経営という仕事は本当に難しい。

日常はついつい現場の業務やその改善などに目が行きがち。
そして細部まで入り込んで、社員にあーでもないこーでもないと言い始める。


勿論自分からすれば、若い社員が多い当社ではみんな経験が浅く、まだまだな面もある。そこに入っていけばいろんな指摘や改善箇所が見つかるのは至極当然。

一方で、会社全体の課題点の抽出や、中期的な戦略に関する考察を深めていくこと、そして未来へのロードマップを描いていくことなどについては、まさに経営者以外できる仕事ではない。

でもそこには具体的に何をやればいいのか、どうすればいいのかが明確にあるわけではなく、会社が長期的に成長するための舵取りをするという曖昧なミッションがあるだけ。

そこからどう動くか、どう実行していくか、が経営者の手腕なのだろうが、これは結構難しい。最近期末が近づいてきたこともあり、来期以降の戦略についていろいろと情報収集や考察を重ねていることが多いが、今までやれていなかったことが多いなと反省することもしばしば。

まあ私程度の若輩者が経営といっても、そうそう完璧にとはいかないのかもしれないが、一方で自分の成長こそが会社の成長の大事な要素だと思うと、最近妙な焦りとプレッシャーを感じる。

経営者がなすべき仕事とは何か?

いつか誰かがこの問いに明確な答えを出す日がくるのだろうか。
もしそんな本が出たら今すぐにでもほしい・・・。

コミュニケーションというと、一見話すのが上手い人、みたいな印象があるかもしれないが、本質的なコミュニケーション能力というのはそういうことじゃないと最近思うことが多い。


ビジネスを推進する上で欠かせないのがコミュニケーション能力。

これはクライアントとのコミュニケーションは勿論のこと、一緒に働く仲間とのコミュニケーションも非常に重要。


間違いなく多くの人は自分はコミュニケーション能力には問題ないと思っている。
うちの社員もほとんどの人間はコミュニケーション能力が高いと自負しているだろうと思う。


しかしそれだと向上しない。私も含めて正直まだまだ。

コミュニケーションというのは相手の気持ちを読み取り、そのときどきに合わせて適切な表情、態度、言語で聞き伝えること。


社内でもありがちなのは、話しかけられても自分のPCから目を離さずに返事をする輩や、話しかけている人が雰囲気を明るくしようと努力しているのに平気で無愛想な返事をする輩など、まさにコミュニケーション能力の欠如そのもの。


私自身も、先日実施した社員からの経営陣360度評価アンケートでは、

「もっと積極的に話しかけてほしい」

という意見と、

「集中しているときに話しかけられると業務効率が下がってしまうことがある」

という指摘を受けた・・・(悲)。


自分自身が良かれと思って声をかけて歩いていることでも、ちゃんと相手の雰囲気や様子や仕事振りを見極めて実施しないと、それは単なる邪魔でしかないということ。
まさにコミュニケーションの難しさ。

営業もまさに同じ。
伝えているつもりでも伝わっていないことが多い。

営業ではまずは視点を常に相手に置くことが大事。
自分が伝えたではなく、相手が理解できたか、を重視してコミュニケーションをとらないといけない。

同じことを伝えるにも、その場の空気や相手の予備知識やリテラシー、さらには性格などを考慮した上で、どう伝えるかを工夫していくことができるようになれば、営業としては一流だろう。そういう相手の心の機微をどう読み解き、対応するか。

まさにこれが本質的なコミュニケーション。

最近「KY(空気が読めない)」という言葉が流行しているが、確かに集団や組織でもまれたり、上下関係のあるクラブ活動などで先輩に気配りをしたり、後輩に気遣ったりしてきたような経験もなく、自由気ままに生きてきた若者の中には、相対的に本質的なコミュニケーション能力が低いタイプが多いように感じる。

話をするとき、話を聞くとき、常に相手の気持ち、立場、感情を汲み取る努力をすることが大事。それによってビジネスも円滑に進められるようになるはず。

このブログを読んでるうちの社員も是非意識してください!

弊社の企画・運営する求人サイトgreenにおけるライターを募集しています!

なかなか採用できずに苦戦しています。


ライターの仕事は、企業の経営者や人事のトップの方などに取材をさせていただき、その企業のありのままの姿を求職者へお伝えするために記事にしていく仕事です。

業界では一般的にライター経験●●年とか言われますが、弊社としてはライター経験は基本的には必要ないと考えています。


それよりも社会人として至極基本的なビジネス知識や経験、それに加えて人と話をしたり、話を聞いたりすることが苦にならない人であれば問題ありません。
あ、あと勿論文章書くのが好きなほうがいいですね。。


でもそれだけです。


一方でライターの仕事の魅力は、ライティングをしながら今のビジネス界を幅広く知ることができたり、取材を通して色々な人に会えたり話を聞いたりできることで、すごく勉強になります。

そして自分の書いた文章やコンテンツが良かったおかげで企業と求職者が出会うきkっかけを創造できます。


あと主婦や育児をしている方にとっては理想的な仕事だと思います。

直行直帰型の働き方もOKですし、取材をする1,2時間だけ子供を預け、それ以外は自宅で記事作成をしていただくこともOKです。
事実、弊社の社員で育児をしながらライターをやってくれている女性もいます。


あとはI&G Partnersの持つ風土や環境、仲間は他にはない魅力ではないかと自負しています。

是非とも積極的なご応募お待ちしています!

弊社の行動指針に「変化を楽しめ」というフレーズがある。

昨今の市場環境においては、まさに変化を楽しめないと勝ち残れない。

セブン&アイホールディングスの鈴木会長の著書「朝令暮改の発想」にも書かれていたが、まさに変化し続けることこそが何よりも大事。

我々は競合と戦っているのではなく顧客のニーズと戦っている、そういう発想こそがサービス提供者として重要な視点。鈴木会長の本ではまさにそういうことが具体的な経験として綴られていて非常に説得力があった。


弊社のサービスもまだまだであり、今後もっと価値あるサービスに進化させていくべく、必要とあれば従来の戦略を大幅に変更することも辞さない。
失敗を恐れたり、今まで積み重ねてきた努力の結晶に固執しすぎたりすることこそが、変化する顧客ニーズに対応できない硬直的な組織を創り上げてしまう。

怖いのは硬直的になっているにも関わらず、自分達はそうじゃないと思い込んでしまうこと。実は結構気付かないうちに保守的になったり、硬直化していくもの。


今一度自分達の事業や、自分の担当業務において、どうやったらイノベーションを起こせるかを全員が考えるような組織にする必要がある。


どうしても日々の業務に追われる。
業務処理に追われる日々が続き、それで仕事している気になってしまうことが多い。

我々のようにリソースが少ない企業においては、誰かが考え、誰かが業務を回すという役割分担をすることはできないし、そういう組織にするつもりもない。

一人ひとりが経営的視点を持ち、それぞれ試行錯誤していく。
余裕があれば経営課題や組織的課題についても、考え提案してくれるのもいい。


自分が社長だったら、自分がMGRだったら、自分がビルゲイツだったら・・・そうやって視点を切り替え、もっと良い方法、もっと顧客に満足してもらうには、自分が顧客だったら、、、、一人ひとりが必死になって考えることが組織の成長につながる。


こんな時代だからこそ、変化しがいがあるはず!

様々な顧客から、どうやったら若くて優秀な人材が採用できるかという相談を頻繁に受けるのだが、私はそれに対して全く異なる提案をすることが多い。

というのも、正直申し上げて労働人口、特に多くの企業が採用したいと思っているような若くて優秀な人材は市場にも限られているし、年々少しづつ減ってきている。
そんな中でブランドや資金力や人材リソースのない中小企業やベンチャー企業が、そういう人を採用するとなると、これは一筋縄ではいかない。

実現できたとしても、コスト、人材リソースなど、決して見合わないのではないかと思うこともしばしば。

個人的には非常に非効率かつ無益だと感じることが多い。

ではそういうときにどうしていくのが良いのか。


私が良くお伝えするのは2つ。

1つは離職者を減らす努力をすること。採用にはコストをかけるものの、離職者を減らすことにはコストをかけない経営者が多い。


2つめはシニアと既婚女性の積極的な活用。
シニアといっても50歳以上で十分。今の50代は全くもって元気そのもの。
勿論人選は必要だが、ノウハウや経験に長けていて、かつ高い意欲で働いてくれる層であることは間違いない。
特に管理部門や工場関連職種など、専門性の高い職種においてはかなり効果的だと思う。

既婚女性も同じ。短時間勤務であっても保育手当てを出しても、年収や採用コスト、さらにモチベーション維持コストなどを考えれば、既婚女性が働けるために投資するコストなんてたかがしれている。にも関わらず、多くの経営者はどこかで男女差別的な思想を持っているために上手に活用できていない。


ちなみに弊社でも既婚女性や育児をしている女性が本当に良く活躍してくれている。その能力や安定した仕事ぶりは、ときに若手を大きく上回る。

これからの採用難の時代、人的リソースの確保にも多様な考え方と戦略が必要だと感じる今日このごろ。

最近人材ビジネス市場が全体的に停滞している印象がある。

大手人材紹介会社が軒並み前年割れをしていたり、大手求人広告サイトも軒並み業績が低迷しはじめている。


中小規模で人材ビジネスを手がける会社に至っては、かなりの数の事業者が廃業に追い込まれるか、大手に買収されることになりそうな気配さえ漂っている。


そんな市場環境の中で、経営者としてはいかに打ち手を増やしていくかが大事だと感じる。昨年までの戦略が通じなくなっていたり、変化し続ける市場や顧客ニーズに対して、積極的に新しいサービスや取り組みに挑戦していくことで、成長し続けることが可能になるはず。


自分達のサービスにおごることなく、常に変化し続けること、常に改善し続けること、そして常に挑戦し続けること、それがこれからの市場で勝ち残る術ではないかと考えている。

経営者として、社内に目を向けすぎることなく、社外にて企業や個人や市場の情報をありとあらゆる方面から収集し、膨大なそれらの情報に埋もれることなく、そこから次の一手を考え出すことが大事。
その打ち手が、的確かつ迅速で、さらにたくさんの打ち手を考えられる経営者こそが目指すべきスタイル。

社員や周囲の関係者は「そうはいってもまずは足元を」というのが本音だろうと思うし、それがビジネスにおける定石でもあった。社員が驚くくらい、社員が不安になるくらい次々と挑戦していくことこそが成長企業をリードする経営のあり方であり、それができるのも経営者しかいないと思っている。
(勿論単なるワンマン経営ではないので、ちゃんとステークホルダーには説明して理解してもらいはしますが・・・)


人材ビジネスの業界は、差別化が難しいと言われているが、まだまだやれていないことは沢山あるし、企業も個人も決して現状のサービスや提供価値に満足しきってはいない。

だからこそ我々は常に新しい挑戦をし続ける組織であるべき。

弊社の行動指針にもある「変化を楽しめ」。

まさに今それが求められている。

今日は久しぶりの早朝出勤。

6時に会社に到着。

やはりオフィスに誰も居ない上に電話も鳴らないため、朝は仕事がはかどる。


今日は夜に早い時間から予定が入っていたので、その分を朝の時間でカバーしようと思って早起きをしてみた。久しぶりの早起きは多少眠さもあるものの、電車は空いているし、仕事ははかどるし、なかなか爽快。

始業までに3時間近くも仕事ができる。
これなら20時から23時の3時間よりも断然生産性も高いような気がする。


よく1部上場企業の経営者などがテレビで取り上げられているときに、早朝出勤をしているという話を良く聞くが、なるほど良くわかる。
しかも年を取ってくると朝がめっぽう強くなるのだろうから、余計にそういう働き方が効率的に感じやすくなるのだろう。


皆さんも是非早朝出勤、試してみてください。

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