麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2008年08月

現在弊社では、今度の10月から始まる第6期に導入すべく、新たな人事考課制度を策定している。

人事考課制度というのはこれまた難しい。

いわゆる正解というものがあるだけではない。

あくまでも、その組織風土やそこの会社の社員の持つ価値観や就業観、事業内容や収益性などによって大きく変わるべきもの。


私自身、前職では何度となく評価制度を作っては翌期には改修の繰り返しを経験してきたこともあり、一通り経験を持っているつもりではある。

一方でその経験が邪魔になるということも理解している。

世の中にある評価制度は、世の中一般の会社組織に合わせて作られているもの。
弊社のような特殊なカルチャーや風土、社員のロイヤリティを持つ新しいタイプの会社にとって、既存の評価制度が合致するわけもない。

そういう意味で、あえて人事考課制度など作ったこともないような若い女性社員2名に必死になって考えてもらっている。そういうほうが固定概念に縛られず、自分達が最も納得できるような仕組みや方法をゼロベースで考えることができる。


大事なのは、方法論や既存制度への理解や知見ではなく、

「納得感」「透明性」「一体感」

を実現するために、どうあればいいかを自社の風土や社員を良くしる人が必死になって考えること。そのほうがよっぽど理想的な評価制度が出来上がる。
まして100名にも満たない会社であれば、穴が見つかっても後からいくらでも修正・改善することができる。


弊社のもともとの評価制度は、私や役員が中心となって一定の評価項目に基づき、一人ひとりをアナログに評価し給与を決めていく仕組みともいえない仕組み。
少人数で全社員の仕事内容や日々の努力を見えているからこそ、そういうアナログな仕組みが最も公平性や納得感を醸成しやすい。

ただし組織が一定規模になってくると、私や役員からは見えないところで努力していたり、成果を出していたりすることが多々出てくる。そこを何らかの仕組みで担保してあげないと、不公平感が生まれてします。

現状の評価対象社員は40名。
ちょうど今が変わりどころ。

新たな評価制度はまだ未完成ながら、イメージとしてはみんなで努力した結果として給与原資が確定し、それを市場(全社)原理を活用し分配するようなイメージ。
つまり経営陣によるブラックボックスをみんなでお互いの給与を決めるような仕組みにできればと思っている。

勿論簡単ではなく、作っても作っても穴があって没・・・。
その繰り返しの中で、おぼろげながらイメージだけは固まりつつある。

新しい会社、理想の会社として、市場にない評価制度を率先して取り入れていきたい。採用や組織についてアドバイスをしている会社として、大変僭越ながら多くの成長企業のお手本になれるようなものにできればと思う。

高いモチベーションを長期にわたって維持していくためにも、評価制度は非常に大事な要素。その割にはないがしろにされている会社が多い。

まずはどの程度不満があるか、社員に匿名で聞いてみることからスタートすると良いかもしれない。ほとんどの会社で不満ばかりが飛び出すことと思うが・・・。

今日は残念ながらブログを更新する時間が取れないまま、会社を出なければいけないことに・・・。

ということでその報告だけを30秒でブログにアップすることにしました。

手抜きですみません。

明日はまたちゃんと書きます。

しかし本当に忙しい。。ま、忙しいうちが華ですね。

日本人は保守的民族、最近そんなことを改めて思うことがある。

それは社内・外の人と話をしていて感じる。

特に社内。

創業以来、必死になって創り上げてきたサービスや組織がある。
現在では40名程度にまで拡大し、売上規模も毎年150%以上の成長を実現してきた。

サービスも4万人以上の転職者と1000社以上の法人企業にご利用頂けるところまではきたのも事実。

そうなってくると、これまで試行錯誤してきた結果である方法論や今まで築いてきたものを、いまさら大きく変えたりすることを危惧するようになる。


勿論その気持ちもわかるのだが、このままでは我々がなりたい姿にはなれない。
こういうときにリスクを取れるかどうか、これは自分達が常にチャレンジャーであるという強い意識と危機感を持ち続けられるかどうかということに近い。


赤字で苦しんでいるところから黒字になる。
そうなるともう二度と赤字にはなりたくないと思うようになる。

しかし我々は黒字であることを目指しているのではなく、更なるその先に目指しているものが存在しているということを改めて考えないといけない。

そして、ここまで築いてきたものは、今後目指していくレベルからすればたかが知れたものだということにも気付かないといけない。たかが今の状態で守るべきものなど何もない。

ただ無用なリスクを取る必要はないのは当然。

リスクはテイクするのではなくコントロールすべきという言葉はまさにその通りで、あくまでもリスクをコントロールしつつも、チャレンジングに攻撃していくことがベンチャーが勝つ大事なポイント。


話は変わるが、私が新卒時にインテリジェンスという会社に入るときに、友人や親戚などの多く(というかほとんど)が反対した。そして今度はインテリジェンスを辞めて独立するときになると、その人達の多くがまたもや反対した。

インテリジェンスが成長し、せっかくそこでいいポジションまで出世したのに、という理由だった。入ることを反対した人達が辞めるときには辞めることを反対する。


そもそも出世が目的でもなく、起業という目的を持って選んだインテリジェンスという会社で、学ぶべきこと、経験すべきことは既に一定レベルで得ることができたと判断した上での独立。自分にとってはそのときに有していた給与もポジションもステイタスも、決して夢を諦めてまで守るべきものではなかっただけの話。


日本だと守るべきものが大きい人ほど、挑戦をしない傾向が強い。

だからこそ米国などには沢山存在する会計士や弁護士資格を持った経営者が、日本にはほとんど存在しないのだろう。それだけの資格があればチャレンジしなくとも一定のレベルでいられるということなのではないかと思う。

話がまとまらないままに長くなってしまったが、我々もまさに大変な時期ながら、このドタバタした中でも無理しながら未来への挑戦は続けている。この挑戦精神や未来への執着が近い将来必ず生きるはず。

変化を楽しみ、挑戦し続けられる組織でありたい。

私自身、一緒に働く仲間達は勿論家族のような存在。

しかしベンチャーで働いている以上、それだけではなく社員の家族の存在も非常に重要になってくる。


成長途上にあるベンチャー企業においては、どうしても給与水準が本人の市場価値よりも低くなってしまうことが多い。さらには一人ひとりに負荷がかかりやすく、ハードワークにもなりやすい。


弊社もまさにその典型例。

若い社員が多いものの、既婚者も多い弊社としては、社員のパートナーたる人達の理解や支援がなければ成り立たないのは間違いない。

有給20日にしたり、スーパーフレックス制度にしたり、今後ももっと家族の方々にも満足いただける会社へと成長していくつもりではあるものの、そのためにはもっともっと収益レベルを上げていくことが急務。


会社を創業して以来、ずっと実現したいと思ってきたことがある。

それは、社員とその家族全員を招待しての社員旅行。

今期も一定の利益を出せたらという設定をしていたものの、残念ながら届かずに終わりそう。来期こそはなんとしても実現したい。

目指せハワイ!!

本日の日経新聞に

パソナが社内に仮想の内閣を創った

という記事が掲載されていた。


読んでみるとなかなか面白い取り組み。

社員一人ひとりが参加意識や当事者意識を持つ上での、一つのきっかけにはなるだとうと思う。


終身雇用の時代が終わり、米国的な株主&株価至上主義が横行、そして時代は新たなステージへと変化しているような気がする。


一人ひとりが働く上での意味や意義、そしてやりがいを重要視する時代へ。

大事なのはそういう流れだからそうするということではなく、経営者として人材や人事に関するポリシーや哲学を持つこと。


パソナの内閣府、結構本格的にやっていくようにお見受けしましたが、継続していくのは結構根気とパワーがかかる点は否めないが。

最近リーダーのあり方が昔と比べて難しくなっているように感じる。

組織のフラット化や終身雇用の崩壊、年功序列社会の崩壊、情報格差のない社会や会社組織により、従来の古き良き大企業のように上司が絶対的な力を発揮することが難しい。

その結果として厳しくすることができずに、社員のモチベーションばかりを気にしてしまっているようなリーダーが多くなってきているのではないだろうか。


親が子を叱れない
教師が生徒を叱れない
上司が部下を叱れない


セクハラ、パワハラや、転職という選択肢のハードルがさがっていることで、メンバーのモチベーションや見られ方ばかりを気にしてしまう風潮があるのではないだろうか。

私自身はそんなリーダーシップを全くのナンセンスだと思っている。

弊社の社員は成長することや、この会社を大きくすること、そして自分達が社会に価値がある事業を展開することを目指してこの会社に入ってきてる。

それならば、どんなに厳しくともそれを実現させてあげることこそがリーダーの務めであって、決して甘やかしたり、モチベーションだけを維持させてあげればいいわけではない。

時には自分の子供を叱るように、愛情を持って叱ってあげることも重要。
私もちょくちょく社員に厳しいコメントをすることがある。

でもそれはその社員にとってそれがプラスになると判断してのこと。
決して自分が機嫌悪いからとか、むしゃくしゃしてということではない。

親が子供を叱るのと同じであり、その社員に責任を持っているからこそ叱るべきところでは叱る。それが社員への愛情であり、リーダーのあるべき姿だと考えている。

甘やかして市場で通じないビジネスパーソンになってしまったり、自分の目指す夢を実現できないビジネスパーソンになってしまうことこそ、その社員にとって最悪な結果であり、リーダーとして失格ではないだろうか。

馴れ合いの組織ではなく、高いレベルでお互いが尊敬しあい、信頼しあえる組織にしていかなければ、これからグローバルになっていくビジネスマーケットでは勝っていけない。

ちなみに今日の藤田さんのブログにもこんなエントリーがあった。

統率力

僭越ながら同年代ということもあり、感じることは近しいのかも・・・。



ずっと忙しくしていたこともあり、免許の更新に行かないといけないのを先送りにしてきてしまった。


7月29日が誕生日なので、今月の29日までが更新期限。

スケジュールを考えると、明日の午前中くらいしか行けそうな日がなく、慌てて明日の午前中に行くことに。


しかし免許更新の案内ハガキは相当不親切で、受付時間だけは書いてあるものの、実際の開始時間も終了時間も明記はされていない。


午後は社外の人との打ち合わせが入っているので、何とかお昼までに終わってくれるといいのだが・・・。

最近視力が落ち込んでいるのが明らかなので、昔購入したメガネで視力が規定を超えてくれるかどうかも不安。

最近寝不足だから講習中に居眠りしないようにしないと。。。

ここ最近数名の方々からブログの更新頻度が下がっているというご指摘を頂いた。

別に体調を崩しているわけでも、何か問題がおきているわけでもなく、単に期末に近づき忙しさが増していることで、少々サボっておりました。

ご心配おかけして申し訳ありません。


本日も社内・外のミーティングを3件に営業3件で10時から20時までは隙間なく予定が埋まっており、今になってようやくメールの処理やら、事務処理をしている状態。

しかし忙しいことは嬉しいこと。

お客さんの先に行くといろいろなことを知ることができますし、お客さんから頂く期待のお言葉などは本当に嬉しく、そしてもっともっと頑張って期待に応えねばと思います。

社内にばかりいると、ついつい視点が組織や社員に向きがちですが、もっともっと外を見て仕事をしなければいけないとつくづく感じています。

我々に期待してくれているお客さんや株主に対して、もっともっと期待に応えるべく、社員全員で何ができるかを必死に考えないといけないと、最近の営業ラッシュで改めて気付かされました。

明日も明後日も忙しい日々が続きますが、楽しみながらやりきります!

・・・しかし日本の夏にスーツはありえない。スーツというあまりに無意味な風習に日に日に怒りが溜まるこのごろです。。


先月号のハーバードビジネスレビューで興味深い考え方があった。

それは『フェアプロセス』と呼ばれる考え方。


フェアプロセスとは読んで字のごとく、公正なプロセスのことを意味する。


具体的には、人は結果にもこだわるが、それに至るまでのプロセスにもこだわる。
つまり、その結果がいかに満足できるものでも、そのプロセスが不条理で、公正さに欠けるものであれば、不信感を抱き、やる気を失う。逆にプロセスが公正で納得できるものであれば、意に沿わない結果でも甘受する、というような理論を指す。


「どうせ言ってもわからない」「決まったことだから」「これ以上彼に負担をかけても仕方ない」「効率的な役割分担をすべき」などと考えがちじゃないだろうか。


合理的に考える人ほど陥りやすい。

人はそのプロセスに参加できている、もしくはそのプロセスをちゃんと理解・共有している、ということを非常に大事にするという。


最近弊社ではユーザビリティボードというユーザビリティを統括するクロスファンクショナルチームを創設した。ユーザビリティに関わるようなシステム変更やデザイン変更は、全てこのチームが最終承認しないとサービスインできないことになっている。

このチームの主旨は、ユーザビリティ向上とデザイン統一感の醸成。

しかし良かれと思ってやり始めたところで、少々つまづいた。


というのも少なからず複数名が、


「自分達の知らないところで勝手に決めている」

「意思決定のプロセスがわからない」

「自分達は言われたことをやるだけなのか」


といった不安や不満を持ったように感じる瞬間があった。


つまりユーザビリティボードを編成してユーザビリティ向上やデザインの統一感を実現することには賛成していても、そのプロセスが理解できなかったり、共有されなかったりすると、人はネガティブに受け止めてしまう。

まさにフェアプロセスを欠いた私の行動の結果だった。

ついついはしょってしまいがちな意思決定のプロセスの共有。

しかしそこにこそメンバーのモチベーションの源泉がある。

ちょうどハーバードビジネスレビューを読んだタイミングでの出来事、なかなか良い勉強になった。勉強しなきゃいけないことはまだまだ沢山ある。

この1週間、世の中はお盆休み。

電車も比較的空いているし、ビジネス街に明らかに人が少ない感じがする。


うちの会社は夏休みという制度がないため、20日付与された有給を各自の判断で連続取得するなどして夏季休暇的なものを取っている人が多い。


私は・・・お盆や夏休みどころではない感じ。

なんで世の中お盆休みなのにこんなに忙しいのかと思うくらい、今週がピークに忙しいという意味不明な事態が勃発している。

先月の業績が悪かったことで、毎日営業に出つつ、新規事業を含めた多数のミーティングをこなし、一方で来期以降の計画策定と、久しぶりに自分の力を過信し気張りすぎてしまった・・・。

おかげで久しぶりに創業期を思い出すような多忙っぷり。

毎日毎日これだけスケジュールが分刻みで埋まっていると、なんだか妙に仕事ができる人っぽくて悪い気がしないから不思議(笑)。


今は足元業績をみんなで固めつつ、自分達の目指すべき未来への取り組みを怠らないことが大事。

私自身にとっても、会社にとっても、この壁が一つの試金石。

ここを乗り越えてこそ、見えてくる次のステージがあるはず。

業績が悪化したときや辛いときほど、組織の強さが問われる。

ここで人が離れていく組織なのか、こういうときこそ一致団結して平時以上のパフォーマンスを出せる組織なのか。

今までそこだけは拘ってきたからこそ、間違いなく言えるのは弊社は後者。
全社員に今追い込まれている状況は共有している。
誰一人めげる人も逃げる人も居ない。
全員が必死になって取組んでくれている。
そして恐らく誰一人乗り越えられないと思っている人もいないはず。

この高い壁を乗り越えるという試練。

もしかしたら私自身もこの厳しい試練への取り組み自体を、心のどこかで楽しんでいるんじゃないか、と思うくらい毎日が充実している。

そんなこと言っていると、ちょっと暑さで頭がおかしくなってしまったかと言われてしまいそうだけど・・・。


しかし営業に行くときにいつも思うが、日本において長袖のワイシャツにジャケットは本当に合理性がない・・・。
しつこいようだけど、営業もみんなTシャツにしましょうよ。。。

ブログの更新を怠ってました。


ここ数週間、久しぶりに営業活動を中心として顧客訪問しています。

9月決算の当社としては、8月、9月の2ヶ月間はふんばりどころ。

こういうときこそ社長の社長たる力を見せないと、と張り切って動き回っているのはいいのですが、何せこの時期にスーツ姿で外回りは厳しい。

毎日数件の営業に行った後にオフィスに戻ってきたときには、ワイシャツはしわくちゃ、体は汗臭く、仕事する気が失せるような状態。


やはりこの気温でジャケットを羽織る文化は、ちょっと非合理的だと改めて感じる。
みんながポロシャツやTシャツになれば、オフィスや飲食店、ショップなどの設定温度ももう少し上げられるし、いいことあれども誰も損しないのに。
(スーツ屋さんには申し訳ないですが)


会社がもう少しメジャーになって影響力を持ったら、上記訴えでビジネス市場からスーツを無くしたいな。。。

成長する企業で働く人にとって必要な要素は何か。


論理的思考力

実行力

コミュニケーション能力


いろいろあると思うが、個人的には視点の高さと向上心の2つが最も必要な要素かなと感じる。


まず第一に会社や上司に依存していたり、何か壁や課題にぶつかったときにすぐに視点が自分視点や利己的視点になってしまう人にはベンチャーは向かない。
壁や課題にぶつかったときこそ、経営的な視点で俯瞰してものを見れることが求められるし、それができる人でない限りは、ベンチャーで経営的な立場に立つことはありえないと考えている。

場合によっては実績や営業力以上に、利己ではないその視点の高さが重要だと言っても過言ではないと思う。


第二に向上心。

これは何事にも通ずるが、向上心のない人は結局努力ができない。
スポーツでも、勉強でも、仕事でも、恋愛でも、もっと上手になりたい、もっと効率良くできるようになりたい、もっと質を上げたい、そのために何とか時間を作り出すことができる人は、やはり様々な領域で高いレベルの成果を残している。


話は変わるが、私が通っているスポーツジムにはベンチャー経営者の方や外資証券会社の方、芸能人なども通っている。彼らを見ていると私以上に忙しいだろうと思うのに、週末の朝から必死にトレーニングをしていたり、平日の出勤前にがむしゃらにトレーニングをしていたりと、忙しい人ほどそういう時間を上手に作り出している。


私自身も何のためにそこまでトレーニングをしたり、本を読んだりするのかと不思議がられることが多いが、それは単なる負けん気や向上心だったんだと最近気付いた。

ゴルフも楽しければいいと言う人もいるが、私の周囲の経営者の人達にはそんな人は一切いない。多忙なスケジュールの合間を縫ってゴルフレッスンに通っている人も多いし、レッスン書を買い込んで読んでいたりと、やはり向上心が人一倍高い。


どうやったら向上心が身に付くのかは良くわからない。
先天的なものなのか、後天的にも身に付けられるのか。

ただ一ついえることは、向上心や負けん気が一切ない人は成長企業には不向きであるということ。逆に向上心や負けん気が強い人は、旧態依然とした封建的組織には全くもって向かない。

要は向上心を忘れることなく、なりたい自分、実現したい夢に向かって努力し続けることが大事。


つれづれなるままに書いていたら、いつの間にか自分への戒めみたいになってきたので、そろそろ強引に終えることにします・・・。

最近なんだかこうなりがち。

珍しくストレスでも溜まっているのかな。

最近弊社ではユーザビリティに関する議論が活発になっている。

サービスを考える際には、どうしてもサービス提供者である自分達側の視点に陥ってしまうことが多い。


「ここでアクションしてもらいたい」

「一気に最後まで登録をしてもらわないと・・・・」


勿論現場で一人ひとりが目標を持って改善・修正をしている以上、そういう気持ちも良くわかる。

ただユーザーは時代とともにリテラシーが高くなり、本当に良いサービス、本当に便利なサービスなどをちゃんと嗅ぎ分けるようになっている。

またネット社会の到来により、本当に良いサービスは口コミや評判で広がっていくし、逆に表面的につくろっただけで価値の低いものは、昔以上に化けの皮がはがれるのが早いように感じる。


そういう世の中だからこそ、今まで以上にユーザー視点でユーザーにとって本当に使いやすい、価値のあるサービスを追及していくことべき。


そういう意味でもgreenはまだまだ進化の余地がある。

ユーザー視点で改善点など気付いた方は是非コメント下さい!



ビジネスの現場は泥臭いことも多い。

勿論、戦略や理論は非常に大事であり、それがなければこの知識産業社会では勝ち残ることはできないのは間違いない。

しかし一つ一つの現場は、いわば局地的なゲリラ戦であり、そのゲリラ戦で勝てなければベンチャー企業において成長はないと感じる。

私自身、自分で言うのもなんだが比較的スマートな仕事の仕方を好むし、これまでもどちらかというとそういうスタイルでやってきた。

しかし起業して以来、もっと商売人として執着というか、稼ぐことへの執着を持たなければと思うことがしばしばある。

ビジネスモデルや競争優位性、差別化など、確かにあるに越したことはないが、そんなものがなくとも営業力や提案力、交渉力で売上を生み出していかないといけないシチュエーションは沢山ある。


勿論それも大事だが、一人ひとりがもっと執着しないといけない。

支払いサイトなどの交渉においても、弊社の資金力を考えれば、入金は一日でも早く、出金は一日でも遅く、と考えるのは当たり前。

購入する商品については1円でも安くと考えるのも当たり前。


こういうことを言うと決まって返ってくる言葉は、

「無理なディスカウントを要求すると関係性が悪化します」
「フェアバリューで取引きしないと長続きしません」

というコメント。

最大限ディスカウントしてもらいながらも、関係を維持することが能力であり、高い料金を払わないと良い関係を築けないようなら誰が交渉しても同じでしかない。

一人ひとりが、このコストをあとちょっとでも下げられないか、この支払いサイトをあと数週間でも伸ばせないか、この売上をあとちょっとでも上げられないか、この粗利益率を1%でも改善できないか、この納期をあと1日早くできないか、ということに執着できない組織は、単なるサラリーマン組織でしかない。

できない言い訳は沢山ある。
実現する方法はなかなか見つからない。

そんなことはわかっているが、それでも必死になって執着して考えることで、実現できることは沢山ある。

以前も紹介した本「朝令暮改の発想」にも買かれているが、セブンイレブンはまさにそういう壁を幾度となく乗り越えてきたからこそ、常に業界No1の座を維持している。業界の常識さえも何度も覆してきた。

我々もまさにそうならないといけない。

自分への戒めも含めて。

改めて何事にも執着を持って取組んでいきましょう。

会社とは常に目標の達成やVisionの実現に向けて、よりBestな方向へと変化し続けなければならない。

一方で仕事柄いろんな方にお会いするものの、多くの会社の多くの人達は、いろんなことを諦めてしまっているように見える。


 ・社長が決めたんだから仕方ない
 ・上司に言われたから仕方ない
 ・自分は本当はこう思っていたけど、言っても無駄だから言わない
 ・そもそも意思決定に自分は関わっていない
 ・上は現場をわかっていないから仕方ない
 ・やっぱり失敗したか、失敗すると思っていた
 ・やっても無駄だけどやるしかない


などなど。


話は変わるが薩摩の教えには、男の順序というものがあるという。


それは、

   一、何かに挑戦し、成功した者
   ニ、何かに挑戦し、失敗した者
   三、自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
   四、何もしなかった者
   五、何もせず批判だけしている者 

組織やチームで何かを実現しようとする場合、ついつい当事者意識が欠けることで、4、5に陥ってしまう人が増えがち。

サラリーマン的な発想だとそうなる気持ちもわからないでもない。

しかしそこでいかに視点を1,2,3のレベルに持ち上げられるかが、その人の成長にとっても重要なんだと感じる。

小規模なベンチャー企業でも実はなかなか簡単ではない。

勿論、弊社でも油断すると4,5に陥ってしまっているケースをよく見かける。

全社員が当事者意識を強く持ち、自分を律し、上記のような考え方を持ってこそ、初めて全社員経営者視点を持つ強い組織ができる。

そんな会社を目指したい。

過去様々な企業の経営者や人事の方に、幾度となく
採用サイトの重要性について述べてきた。


新卒採用、中途採用、どちらにおいてもサイトによる
情報の発信は重要な役割を担っている。


そんな中、最近ではモバイルにおける自社サイトが重要性を高めつつある。


その効果は2つ。


就職活動学生の多くがモバイルで企業情報や採用情報を知ろうとしている

個人投資家の多くがモバイルでIR情報や企業の情報を知ろうとしている


つまり新卒採用に力を入れている企業や、上場している企業(ないしはその子会社)にとって、通常のサイトだけでなく、モバイルサイトによる情報発信も無視できない時代になってきているということ。


さらにモバイルはバイラル(口コミ)効果も、PCのそれとは比較にならないくらいに高いと言われている。

何せ日常の中で常時携帯しているというのは大きい。
写真を見せ合ったり、メールを送ったりが簡単にできるのが携帯。

特に就職活動学生や投資をはじめた主婦などはまさに典型的なモバイルヘビーユーザーであり、そのマーケットはまさにバイラル重視のマーケット。


そんなこともあり、弊社でも遅ればせながら来期の新卒採用を意識してモバイルサイトの構築に着手している。

まだまだモバイルサイトを有している企業は少ない。

それゆえに、今であれば2つの効果だけではなく先進的な企業イメージ創りという観点でも付属的ながら役立つ。ベンチャーにとってはそれも大きい。


一方、多くの企業ではモバイルサイトの構築ノウハウを有していない。
PCのサイト構築は社内でできる企業も多いが、モバイルサイトとなると、ちょっとしたモバイルの癖や技術的理解がないと難しい。

とはいえ、モバイル技術があっても採用に関する知見がない企業が作ると単なる綺麗な情報サイトになってしまうということに関しては、まさにPCと同じ。現状はそういうサイトばかりに見える。

そういう意味ではモバイル技術と採用ノウハウを併せ持つ企業に依頼するのが望ましいだろう。

と考えると、その2つを持つ弊社でもサービスの一つとして取り組み始めてみても面白いかもしれない、などと考えてみたりもしている。

もしそれが実現した際には、既存のgreen掲載企業様を最優先してご案内させていただきますので、こうご期待下さい!

社内では昨日の月末締め会で発表したのだが、創業時より私と一緒にやっていた役員が弊社を離れて起業することに。

どうしても挑戦したい事業があり、それが今の弊社ではさすがに着手しようがない領域のビジネスであることから、幾度となく相談した上での決断。


創業時より二人三脚でやってきた仲間だけに寂しいという思いはある。

一方で彼の次なる挑戦も応援してあげたい。
客観的に見て次なる挑戦も相当大変だろうと思うし。

社員のみんなも寂しさはありながらも、納得はしてくれているっぽい。

これからも起業したり、違う領域に挑戦するために会社を離れていく人は出てくると思う。そういう人達をみんなで応援してあげられる会社でありたい。願わくば社内やグループ、合弁会社などでそのチャンスを用意してあげられるような会社に一日も早く成長したい。


一方、私自身にとってはこの会社こそが人生であり、それ以外の選択肢は存在しない。今の社員達は全員自分が採用した社員であり、そのみんなやさらにはみんなの家族の人生に責任を持つべきだと思っている。


この会社や私を信じて頑張ってくれている社員とその家族、そして期待して投資をしてくれた株主達、さらには期待してサービスを利用してくれている顧客、みんなの期待に一日でも早く応えることが私の使命。


新たな挑戦を決断した彼も、弊社の株主でもあり、引き続き非常勤の取締役として関わってもらう予定でもある。自分達が創業した会社。残る私が責任を持って成功させないといけない。

改めていい意味で相当な緊張感を感じている。

今期を最高の形で締めくくり、来期を最高の形でスタートするためにも、ここからの2ヶ月が勝負。


新しいサービス、新しい組織体制

守りに回ることなく、あくまでも挑戦者として攻めていく!

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