麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2008年09月

今日で第5期も最終日。

当たり前ですが、明日から第6期が始まります。

期の変わり目は人事異動も多く、新鮮な気持ちや新しい視点で仕事に対峙できる大事なきっかけになります。

役員も担当領域を定期的に変えていくことで、思考の硬直化を防げます。


今期は決して手放しで喜べる結果ではなかったものの、最後の月となる今月はどうやら全チームが踏ん張って素晴らしい結果で終わることができたっぽい。

明日からは第6期。

来期こそ飛躍します!(毎期言ってる気がするけど)

昨晩同年代の経営者仲間数名と会食をした。

そもそもはとあるヘラクレス上場企業の副社長のお誘い。

最近忙しくしていたこともあり、結構久しぶりの会だった。


やはりみんな引き出しを沢山持っていて、いろいろと勉強になることが多い。
気楽に飲みながら話をしているだけでも、経営理論や株式市場について、上場についてなど、様々な議題において意見が飛び交い、それだけでも学ぶことが多々ある。


そんな中でも良かったのが松下幸之助が電球を作る社員に言ったという話。

「我々は頑張って夜中に勉強に勤しむ子供達の机を明るく照らしてあげるために頑張っているんだ」(ちょっと酔っていたのでうる覚えですが・・・)

電球が世の中にどんな価値を提供しているか、何のために電球を作っているのか、まさに自分達の仕事の社会的価値や存在意義を伝えることで、社員を鼓舞している。


はて、自分達が日々一生懸命やっている仕事は、世の中にどんな価値を提供しているのだろうか。

そういう視点をなくすと、単なる儲け主義に陥りかねない。
社会に価値ある会社、社会に価値あるサービス、ここには常に拘っていきたい。
売上や利益は、あくまでもそれらを実現するために必要なリソース!!

そこまで言えるようになればカッコいいな。

政界では、いよいよ麻生内閣が発足。

経済界ではリーマンを野村證券が買収するという事態に。

どちらもなんだかドタバタと混乱を極めている印象。


麻生さんはとある飲食店で偶然お会いしたことがあり、そのときにミーハー根性で握手を求めたところ、非常に快く応じていただいたことで、個人的には好印象(笑)。

どういう政策を掲げているのかなど、お恥ずかしながらあまり関心もないまま、今日に至ってしまったが、どちらにせよリーダー不在の日本において明確なリーダーシップをとっていただきたい。

不動産業界から始まり、金融業界に波及したサブプライム問題。
人材ビジネスでは金融業界、不動産業界の人材が一斉に動き出している。

一方で受け皿が少ないため、あぶれるエリート人材が多数出てくる事態に。

プライドも年収も高い彼らの行く先がどこになるのか・・・・。


一部の賢い人達は事業会社の投資部門などに一足早く動いており、今になって動き始めている人達は、恐らく相応に苦労することになりそう。


他人事ではなく人材ビジネスも非常に厳しい冬の時代を迎えようとしている。

金融業界も不動産業界も人材業界も政界もそうかもしれないが、こういう混乱した状況のときにこそ、新しいリーダーや新たなビジネスなどが生まれるような気がする。


こういうときにリスクをどうコントロールできるか。
投資家であれば、底値にある投資対象の企業や不動産などの中から、いかに本物を見抜いて投資できるか、そこが勝負の分かれ目。

弊社のような事業会社であれば、今後人と組織の関係において起こるであろう未来を予想し、そのときに本当の価値提供をできる新しいサービスやモデルに、果敢にチャレンジしていけるか。利益確保に走りすぎて、こういうタイミングで攻めることができず、様子見にまわったりしていては、我々のようなベンチャーが勝ちを掴むことは一生ないといってもいい。

みんなが厳しいときこそ、我々は果敢に挑戦し、突き抜けないといけない。

麻生内閣もかなり問題の多い状況下での発足。
こういうときにどれだけの力を発揮できるか、開き直って本質的な改革や改善に取組めるか、が勝負の分かれ目なのだろう。

ピンチはチャンス。。

こういうときこそポジティブにいきたい。

今日は本当はお昼過ぎまでお休みをもらってゴルフに行く予定でした・・・。

ここ2,3年、体調崩して休む以外にあえて平日に休みを取ることはほとんどないまま、今日までやってきたので、たまには飛び石連休くらい休みをとってのんびりしてみようかなと思ったりしてみました。


ところがどっこい。
昨晩の悪天候と天気予報を見ると、今日の午前中は確実に雨。

滅多にこんなこと考えないのに、何故今日に限って、しかも午前中が雨なんだろう。

仕事をサボるなという神様の思し召しなのか、もしくは自分の日頃の行いが悪いのか、と考えてしまうくらいのタイミングの悪さ。


仕方なくゴルフをキャンセルして、朝から普通に仕事でした。

でも今日は今から若手社員達と食事しに行ってきます!
明日も祝日なので、なかなか日中は話せないことなど、いろいろと話せたらいいなと思ってます。

ということで、皆さん良い祝日を。

来月より新しい期が始まる上で、人事異動も実施する。

人事異動はいつも非常に頭を悩ませる。

ポイントは、

・社員の適性を活かした配置
・社員の意志を活かした配置
・組織の硬直化防止

の3つ。

社員の適性と意志がずれていたりするのが、これまた難しい。

さらに社員一人ひとりが若いこともあり、従来の能力やパフォーマンスだけではなく、今後のポテンシャルを見極めてオポチュニティを提供していかないと、大事なその可能性や芽を抑制してしまう。

逆にその力や意欲を見抜いて、抜擢したり機会提供することで、我々の予想や期待を遥かに上回るパフォーマンスを実現する人もいるからこそ力が入る。


役員陣も担当領域を変えていくことで、瞬間的には効率が下がると懸念する見方もあるが、実は視点や見方がかわったり、自分達にとっても新たな成長のきっかけになることが多い。

私自身も前職で部門や統括するチームが変わったりするたびに、前任者が気付かない改善点に気付くことができたり、自分自身も新たな勉強をするようになったりした。

同じチームをマネージしすぎると、ついつい硬直的な見方しかできなくなってしまったり、なんだかんだ言っても集中力に欠けてしまったり、様々な弊害が生じる。


一定期間ごとにいろいろと流動させることで、社員も役員もいろんな効果がある。

今月は今の組織で働く最後の月。

全チーム、良い結果で新しい組織へと移っていくべく、あと1週間半頑張ります。







人材業界の不振が続いている。

求人サイト、人材紹介、大手・中小各社、軒並み業績不振に陥っている。


経済的な先行き見通しの悪化により、中途採用に慎重になっている企業が多いというのが一番の原因だろう。

そもそもそうなることは昨年くらいから容易に予想できていたものの、目の前の売上追求のためについつい組織拡大(膨張?)してしまった企業ほど、増大化した固定費負担に耐えられなくなってきている。


私見として年初くらいから言っているのだが、今年来年くらいで多くの人材系企業が倒産もしくは吸収合併されるような事態が起きるだろう。

もちろん我々も対岸の火事ではない。

ただし我々のようなベンチャー企業にとっては、この混沌とした市況には大きなチャンスが存在する。つまり既存サービスでは現在の市場ニーズに応えきれなくなってきたという見方もできる。


いよいよ人材ビジネスにも、大きなイノベーションの波が到来するような気がしている。


我々は、まさにそういう経済環境であることを真摯に受け止めつつも、この状況をチャンスと捉え、挑戦し続けていく。


転職したい個人と採用したい法人が存在する以上は、本当に価値あるサービスを創り上げることさえできれば、ビジネスは十二分に成り立つはず。


来月より新しい期が始まる。
いよいよ我々が勝負に出るタイミングがきた。

毎年そんなこと言ってるような気もするけど・・・。
まあ楽観的であることも、経営者の大事な資質!

この3連休は久しぶりに少しゆっくり。

といっても家でのんびりということはなく、2日間はサーフィンに。

何せ千葉の九十九里に今シーズン最高といってもいいような波が到来。
ここぞとばかりに2日連続で繰り出してしまった。

本を読んだり、仕事のことを考えたりといろいろと計画していたものの、グッドウェーブによって完全に計画倒れに。


おかげ様でだいぶリフレッシュできたので、今日からまた猛スピードで走ります!

理想の会社組織は、全社員が自分で考え自分で判断できる組織。

私自身はいまだにそう考えている。

勿論TOPや一部の賢い人達が考え、それを忠実に実行する社員という構造の方が正しいと考える人も中にはいると思う。

ただこれからの時代、日々あらゆるところで変化が起きている。
情報の流通速度が上がり、戦略における優位性を維持できる期間がどんどん短くなっている。そういう環境においては、あらゆる現場が常にその変化に対応し、工夫・改善を行っていかない限り、勝ち続けることはできないように思う。


スポーツに例えるなら、従来の環境はアメフトや野球で、これからの環境はサッカーやバスケットボールといえるかもしれない。

後者は一度コートに出てしまえば、選手一人ひとりが自主的に考え、工夫し、相手によっては当初の作戦を無視してでもクリエイティブに実行していくことが求められる。これからのビジネスにはそういう意識が必要ではないか。


そういう組織を創るためには何をすればいいか。
私自身も長いこと試行錯誤してきているが、一つだけ確実に言えること。
それは情報を開示すること。

一定以上の情報を持たせずに、自主的に判断したり、考えたりすることを求めるのは無理な話だと思う。大事なのは「開示してもどうせわからない」と考えないこと。
最初はわからなくても、わかるようになるし、そういう訓練が必要なんだと思う。

それによって意欲的な人は積極的に自分のテリトリーを越えて、発言をしたり、提案をしたり、質問をしたり、してくるようになるはず。

自分自身、前職では社長や役員に対して頻繁に改善案や意見をぶつけていた。
そのたびにいろんなアドバイスや反論をもらうことで、少しづつ経営的な情報を得たり、経営的判断ができるようになったりしていったように記憶している。

社員の無能を嘆く経営者が多いが、持っている情報の量や質が違うということに気付き、そのギャップを埋めていくことで、考える組織ができるのではないだろうか。

自転車がほしい。

普段はついついタクシーでの移動が多くなりがち。
少し節約しないとと最近真剣に考え、出来る限り電車を活用している。

ただ良く良く考えてみると、自宅は白金高輪で、会社が虎ノ門、食事や飲みで出かけていくのは六本木か西麻布か麻布十番のみ。

明らかにかなり狭い圏内でしか動いていない・・・。

これはもしかすると自転車で動くのが一番いいのではないかと気付いた。


最近はいい自転車が開発されていて、5キロ、10キロくらいであれば、なんのストレスもなく自転車で行けるらしい。

良い自転車は、安いものでも大体5万円前後するという。。。
結構高いと腰が引けつつも、少し落ち着いて考えれば、毎日2000円ちょっとはタクシーに乗っているため、それが節約されると仮定すると、約1ヶ月あれば十分に元が取れる計算になる。

これは間違いなく買ったほうがいい。
そして多少の運動にもなる。

ということで自転車を買うことに。

誰か詳しい人、何かお奨めの自転車があれば教えてください。

個人的にはマウンテンバイクよりもクロスバイクと呼ばれている街乗り用のものが良いかなと思っています。

今日はこれから達成した社員&インターンの3人を連れて達成会。

3人ともgreenの営業を担うメンバー。

先月は今まで以上に良く頑張ってくれたので、久しぶりに美味しいお寿司でも
食べに連れて行こうと思い。

というか正確に言うと彼らからの強い要望に応える形で実現したのですが・・・。


弊社オフィスは虎ノ門に2つほど存在する。

1つは私がいる本社。もう1つは営業チームがいる営業所的なオフィス。
細い道を挟んで向かい合っているので、相当近いのだが、いざオフィスが離れているとなかなか顔を合わせたり、用件以外のコミュニケーションが少なくなりがち。


そういう意味でも今日のような機会は重要なコミュニケーションの場でもある。

それを知った別メンバーからも要望があり、、、明後日はローストビーフを食べに連れて行くことに。。

明日は頑張って仕事をして、なんとか調整しないと!

と言いつつ、明日の午前中は先週末行けなかったジムの予約を入れてしまった。

今週は多少余裕が、なんて思っていたのに、蓋を開けてみたらなかなかハードな
1週間になってしまった。やっぱりそういう生活が性に合うのかも。

今日は新しくライターとして入社してくれた中途社員2人の歓迎会!

共に女性。

これで社内における女性比率が半数近くに迫ってきた。


そもそも1:2で男性が多い状態でありながらも、実質的には女性の方が強いのではないかと思っていた矢先に、2名の女性が加わった。

いよいよ男性陣ピンチの予感。

しかも来週には女性飲みと称した女性社員全員が集まる飲み会があるという。
完全に一致団結して社内を牛耳ろうという魂胆だと思われる。

やはり世の中は女性が強い時代になってきたことを、こんな小さな会社で実感している今日このごろ。

ネタ不足につき、どうでもいい話で失礼しました・・・。

良い週末を。

昨日、ベンチャー企業で働く同年代の男同士6人で酒を酌み交わした。

最近の経済市況はベンチャー企業にとって非常に厳しく、一時期のような浮かれた環境は完全に一変し、どこもコストを抑え、日々試行錯誤を繰り返している、そんな印象を持った。


しかし同じようにベンチャー企業で経営を担う人達と話をすると、どんなに大変そうな中でも夢を持ち、自分達が将来目指す大きな目標を熱く語るため、本当に良い刺激を受ける。


ビジネスや働くことに対して、ここまで真剣に熱く語れるのも、夢を持ってベンチャー企業で働いている人だから。


自分達が日本をなんとかしたい
自分達がこの不景気をなんとかしたい


みんな今はまだまだそんな影響力を持てていないものの、近い将来そうなるべく日々一生懸命働いている。

負けてられない。そういう壁をいくつもいくつも乗り越えてきた会社が、まさに楽天でありサイバーエージェントでありDeNAであり、さらにはリクルートやGoogleである。でも決して彼らもスタートから順風満帆だったわけではない。

Googlさえも創業当初は資金ショートしそうになって、資金繰りに走り回ったというのは有名な話。DeNAもサイバーエージェントも創業当初から知っているが、本当に大変そうな時期が続いていた。


それを乗り越えたからこその今がある。
勿論今は今でまた新たな壁があるのかもしれないが。。。

ベンチャーで働いていると、ついつい日常に追われ、不安になったり辛くなったりすることがある。成長実感がわかなかったり、夢がかなうイメージが持てなかったり。

誰でもそういうことはある。

そういうときこそベンチャー仲間と話をすることが大事。
彼らと話をしていると本当に勇気づけられるし、自分がベンチャーをやっていて心から良かったと思える。


弊社の社員ももっともっと外の人達、特にベンチャーで働く同じ志を持った人との交流をすればいいのに、とつくづく思った。


私はそういう意味で周囲に刺激をくれる人がいっぱいいる。
ありがたいかぎり。

自分もそういう人間であり続けたい。

今年は不動産不況もさることながら、人材業界においてもかつてないほどの不況が起きている。

人材紹介、人材派遣、求人サイト、各業界軒並み前年割れ。

ここ10年くらいの間、業界としては右肩上がりでここまできただけに、いよいよ踊り場に差し掛かったといっても過言ではないだろう。


投資家などと話をしていると、人材ビジネスにおいては新しい事業モデルや画期的なサービスはもう出ないのではないかという意見が多い。

おっしゃるように人材ビジネスというと、どこもかしこも差別化なきオペレーション競争を繰り広げている労働集約ビジネスであるケースが多い。それが続くと価格競争に陥り、社員が疲弊し、いよいよ回らなくなる。


しかし私自身はこの業界でもまだまだやりようがあると思っている。
何よりも不動産業界や人材業界は、今までイノベーションがほとんど起きていない。
つまりIT化やインターネット台頭の波による、ビジネスモデルの大幅な変遷を経験していない数少ない業界だということ。

戦略的な経営、戦略的な事業展開をされている企業は非常に少ないと感じる。
マーケティング戦略、経営戦略、インターネットやIT、そういったものを組み合わせることで、業界に大きなイノベーションを起こすことは可能だと感じている。


勿論簡単ではない。
しかしこういう踊り場のタイミングこそが、イノベーションを起こすチャンスでもある。そして我々は、この業界内でそういった破壊的イノベーションを起こしうる数少ないプレイヤーであると自負している。

勿論単なる妄想集団で終わるリスクもあるが・・・。


人材ビジネスのように歴史の浅いビジネスにおいては、競合や過去の事例は参考にならない。あくまでも先を読み、本質を見抜き、リスクをとってチャレンジしていくことが大事。

これから時代が大きく変わっていく中で、人材業界にI&G Partnersが新たなイノベーションを起こしていく。

2009年1月を楽しみにしていてください。









いよいよI&G Partnersの第5期も今月で終わる。

振り返ればいろいろとあったものの、感覚的にはあっという間だったように感じる。

ここまでの5年間は決して計画通り順調に成長できたとは言えないものの、確実に右肩上がりで伸びてきたことは間違いない。


創業からの3年間が模索の期間。
その後人材ビジネスを手がけ始めてから今月までが基礎作りの期間。
そして来期からはいよいよ飛躍の期間だと思っている。


今まで蓄積してきた経験やノウハウ、データや顧客基盤、そして採用・育成してきた40人の仲間をフルに活かして、イノベーティブな飛躍へと挑戦しようと考えている。


今期は最後の最後までコミットしてやるべきことをやり遂げつつも、来期最高のスタートを切れるように様々な準備を進めていかないと。

先週まで大忙しだったものの、今週からは少し普通のペースに戻れそうな気配。

いつまた忙しくなるかわからないので、時間のある間に、考えるべきタスクを終わらちゃおっと。


最後に。


今日からまた新しい仲間が入ってきてくれた。
うちに入るために広島から上京までしての参画。

やっぱり仲間が増えることは嬉しい。
同じ想いを持って同じ目標を目指してくれる仲間の存在の大きさを改めて感じる。

先日、独立して個人事業主的に仕事をしている友人の話を聞いていたおきも、改めて自分は恵まれていると感じた。

今週末は任意の社員でバスケットボールをやる。
これまた楽しみ。
バスケットシューズまで買ってやる気満々です(笑)!
しかしいつも自分が一番張り切っている気がするのが悩み。






↑このページのトップヘ