麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2008年11月

昨日のブログでも書かせていただいた通り、人材ビジネスの業界はこの不景気による企業の採用意欲縮小に伴い、大きな打撃を受けている。

一方で弊社のような挑戦者にとってはこういう乱世がチャンスでもある。


一方で人材業界は旧態依然とした風土や事業モデルの企業が多い。
つまるところWeb1.0の領域から出ていない。


またどの企業も労働集約型&営業力勝負の経営に依存してきたため、ここへきてそれらが固定費として重くのしかかっているのが実状のはず。
収益悪化だけならまだしも、その組織規模の大きさは経営方針転換におけるスピードを鈍化させる点でも、このような景況においてはデメリットとなりやすい。


そういう点では弊社はインターネットの本質を理解している、業界でも数少ない会社だと自負している。

さらに営業を担う正社員はたったの5名と少数組織。
社員全体でも40名程度と、まさに変化に柔軟に対応できる組織体制。


というと聞こえはいいが、単に中小零細企業で、単に思いつきによる朝令暮改だらけの組織と言った方が正しかったりして・・・・。


とにもかくにもこの乱世は大きなチャンス。
楽しみつつも、一気に存在感を高めていきたい。


もう来週は12月。年末です。

なんだか信じられないくらいあっという間に年末になってしまった。

この不景気、ここ数ヶ月は本当に現場が苦しそうな状態が続いている。

ここさえ踏ん張ることができれば、我々のモデルは不況に強い。

実際に競合各社が軒並み前年を大きく下回っている中で、弊社は緩やかにはなりつつも右肩上がりで伸びていることは間違いない。

まさに乱世ほど挑戦者にとってはチャンス。


苦しいのはどこも一緒なので、ここでどこよりも頑張らない限りは、今まで頑張ってきた意味がない。

年末の忘年会までの間、今までにないレベルの力を発揮しないと。

私も新卒採用やら管理部門の仕事やら、全てを一旦横において、営業活動に勤しむ所存です。

忘年会でまたみんなと美味しい酒を飲めるように!!

ここ数日、あまりにドタバタしていてブログ更新が滞ってしまってました。

今日からまた毎日更新していきます。


さてこの前の三連休、社員達と10人で栃木に泊り込みでゴルフにいってきました。

何せ10人中、初めてのラウンドの人が5人・・・。
経験者5人といっても自分のことで精一杯な人がほとんど・・・。

なんともチャレンジングなゴルフ合宿。

直前に何度か打ちっぱなしに行かせたり、ゴルフのレッスン本を渡したりしたものの、現実はそう甘くはなかった。。。


キャディをつけてなかったにも関わらず、いつのまにか心配するゴルフ場側のスタッフが同伴していたり、、、クラブを途中で忘れてきたり、グリーンで何度パットをしても入らなかったり・・・。

なかなか凄いパーティーでした(笑)。


でもみんな楽しんでくれたらしく、継続してゴルフにはまっていきそうな気配。

これで社内のゴルフ人口が一気に増えました。

ま、こういう機会でもないと、ゴルフを始めるきっかけがないだろうし、みんなでやれば怖くない、ということで良い取り組みだったかなと思ってます。

また年始にでも新春ゴルフコンペ開催しようと思ってますので、社員の皆さん、今度はもっと練習してくるように!!




12月19日、社内で新規事業のビジネスコンテストを開催することになりました。


そんなことを言うと多くの人からは、既存事業に集中すべきなどという至極まっとうな意見を頂くことが多いです。
リソースの限られたベンチャー企業こそ、リソースを集中させて一点突破を狙うことが重要である、といういわゆる戦略論によるご意見。


それが正論です。
しかし私は正直そんな組織にするつもりも毛頭ありません。

そもそも自動車業界や鉄鋼業界、金融業界のような既存企業が尋常ではないシェアや先行優位性を有している世界では、まさに正論の通りに集中しない限りは糸口さえ見えないのは間違いありません。
ただ我々が主に事業領域としているHRビジネスやインターネットビジネスのマーケットにおける先行者というのは、まだまだそれほど確立されたポジションにいるわけではありません。

正直十二分に追いつくし、追い越せる範囲に留まっていますし、この不景気をあおりを我々以上に思いっきり受けてしまっています。こういう変化の激しい時代には、大きな組織より小さな組織のほうが順応できるし、野球型のトップダウン組織よりも、サッカー型の全員が現場で必死に考え行動するフラットな組織の方が強いのは間違いありません。

そういう意味でも今の混沌としたマーケット環境は大いなるチャンス。

このタイミングにずっと暖めていた2つの新たな事業領域への挑戦を試みたいと思っています。と言いつつ、自分の時間が十分に確保できないこともあり、その事業戦略、事業プランをビジネスコンテスト形式で社内から募ってみることにしました。


社員にとっても良い経験になりますし、様々なプランが出てくることによって、新鮮な気付きもあることを期待して。

発表は12月19日(金)、楽しみです!!

メンバーに「もっと考えろ」というマネージャーや経営者は多い。

しかし先日お会いしたコーチングの達人に魅力的なお話をお聞きした。


「何で売上があがらないんだ」

ではなく

「どうしたら売上があがるだろうか」

という問いかけが大事だという。


ミーティングでも売上報告する際に、ほとんどの会社のケースでは「できない理由」「未達成の要因」について報告するのが通例となっている。

そこで一言

「どうしたら○○な要因がありながらも予算を達成できるだろうか」

という質問をすることで発想が大きく変わるはず。


社員のクリエイティビティを引き出す質問力。

私もコーチングを集中的に学んだことはありながらも、完全に薄れていた。。。

改めてプロのコーチに話をお聞きして良い気付きを得た。

皆さんも是非!


ここ最近急速に寒くなってきたように感じます。

10月の中旬くらいまでは昼間はTシャツ一枚でもOKだったのに、もう今ではコートやマフラーまで着込むくらいの寒さ。


なんだか秋が短かく寂しい限り。


9月くらいからはじめた自転車通勤も、ここ最近の寒さに少々心が折れ気味・・・。
頑張るなら手袋を買わないとどうしようもないし。


サーフィンやゴルフに関してもいい加減、寒くて辛い季節になってしまいました。

しかしこのくらいじゃ収まらず、今年の冬はかなりの寒波が来るとのこと。
夏は猛暑、冬は寒波、なんとも過ごしづらい1年です・・・。


私は早速風邪をひいてしまい、体調悪しです。

本来体調管理も一流ビジネスマンとしての大事な要素。気をつけないと。

職人から仕組みを創れる人へ。


またまた何のことか。

これはビジネスパーソンとしての成長の軌跡。


どういう社員にマネージメントを任せたいと思うか。
どんな社員が組織にとってValueが高いか。

それは100万円売る人よりも500万円売る人かもしれない。
しかし個人でのパフォーマンスには一定限界がある。
組織として1億円の仕組みを創れる人とは段違いのValue。

評価される人とされない人の違いはそこにある。

フロントで頑張る1社員の給与が一定以上にならないというのは良くある話。
それはある程度頑張っている人は、個人プレイヤーとしての生産性がある程度のところで安定してしまい、伸びていかないから。
そうなればサラリーもそれに伴い安定してしまうのが実力主義の会社の実状。

それを打開するには、職人から仕組みを創れる人へと進化する必要がある。
これが実は言うは易し、行うは難しだったりする。

仕組みが創れる人は弊社にもまだ5人もいない。
勿論まだ若いからだが、今後はそういう人材へと育成していく必要がある。


かくいう私自身がI&G Partnersという一番大きく複雑な仕組みを創らないといけないのは言うまでもないが。。

もっと進化しないと・・・。



近々社内で新規事業コンテストを開催することに。

新規事業コンテストといってもテーマは決まっている。

具体的なテーマについてはさすがにブログでは書けないものの、弊社の強みが活かせる領域での新たな挑戦。

その具体的な事業戦略を社内の希望する人達に考えてもらい、コンテスト形式で実施しようかなと。



一方、現在展開する既存事業やその他いくつか立ち上げようとしている新たな事業の準備で人的リソースとしてはぱっつんぱっつん。
そんなさなかにまた一つ事業アイディアを形にしようとするなんて、一般的に考えればちょっと頭がおかしいと思われるのも仕方ない。


でもやりたい事業が沢山ある。
やりたいと思っている人も沢山いる。
多少無理してでもそういうことに積極的に挑戦する会社であり続けたい。

そんな思いから、四の五の言わずに挑戦してみることに。

さあどうなることやら。でも楽しみ。

先日のブログでも書いたとおり、先週の3連休で新卒学生イベントのために
京都に出張していた。


そこで京都大学や立命館大学、同志社大学、大阪大学など、多くの優秀な学生と話をしてきた。


その感想は・・・

あまりに情報が不足している上に、あまりに世の中を知らなすぎる。

知的レベルは高い学生のみ集まったはずなのに、それでもこの現状。


関東と比べると関西の大学は恐らく入ってくる情報がOBなどに限られているのかもしれない。

驚いたのはサイバーエージェントさんのことすら、初めて聞いたという学生がいるくらい。なんとも驚き。

ただ勿論社名を知ってることが大事なのではない。

大事なのは、大手有名企業や外資コンサルティング企業以外にも、彼らのような一定能力を有した学生が選ぶべき選択肢があるということを知ること。

表面的な情報やマスコミの極端な情報をベースに判断をせずに、世の中の本質や自分の価値感や人生観、将来の目標などを軸に判断することが大事。


つまり、

「赤信号はみんなで渡っても怖い」

ということを早く理解すること。


今までの日本は護送船団と呼ばれるほど「赤信号みんなで渡れば怖くない」だった。
しかしこれからの時代、会社は雇用を守りきれる保証は一切ない。
というかどちらかといえば、安全な会社などは存在しないのが今の世の中である。

本質的には昔から変わらないのだが、それが次第に顕著になってきている。

松下電器(現パナソニック)が創業以来初めてのリストラを敢行したり、リーマンブラザーズが破綻したり、昔の一流企業であるダイエーは再生中であり、日本航空も再生途上にある。

銀行も合併に合併を繰り返して今になっている。
商社も日商岩井は双日となり、リストラも実施した。

公務員でさえも、郵政、道路公団と解散やリストラが相次いでいる。

もはや安定した組織なんて存在しない。
安定とは、いつの時代も必要とされる自身のキャリアや実力を磨くことでしか得ることはできない。それこそが本質である。

とりわけ規制で守られてきた産業ほどもろい。
規制がはずれたときにあっという間に給与水準が下がり、人員削減が起こる。

勿論一方でベンチャーだから安定した実力が身につくかというとそうではない。
リスクも高い上に、順調に成長したとしても、よほどの向上心を持って自己啓発をしていかないと、大企業の中の一部の力ある人材が着実に成長してきたときに、追い抜かれてしまう。

イメージとしては35歳から40歳くらいだろうか。
ベンチャーでやってきてしまうと、どうしても荒削りになりやすい。
大手であれば何年もかけて、何百万もかけて研修で教え込むようなことを、ベンチャーであれば、自ら本を読み、セミナーに参加し、吸収していく必要がある。

ただ逆にいえば、それさえできれば学んだことを活かす機会はごろごろ存在する。
だからこそ成長できる。


ちょっと話が脱線したが、学生が就職活動で考えるべきは、

大企業がいいとか、ベンチャーがいい

という表面的な議論ではなく、

自分の価値感や目標実現のためには、どちらが良いのかを判断する

ということが大事だということ。


あくまでも人それぞれであり、異なるビジネス環境が存在しているのだから。


ただ個人的な想いとしては、優秀な学生こそ、もっとベンチャーや起業への道を選んでほしい。そうなれば日本の経済ももっともっと活性化するように思う。

そして義務感で働くサラリーマンが減り、イキイキと自分の意志で働く人が増えていく、そんな世の中になってもらいたい。


我々も微力ながら引き続きその一部を担っていこうと改めて思った。

ただいま京都にきています。

とはいっても弊社が主催した京大生を中心とした学生と、ベンチャー企業数社の新卒イベントのために来ているのですが。。

イベントは初日丸一日で終わったものの、このシーズンの京都はまさにハイシーズンということで、せっかくの機会なのでもう1泊プライベートで泊まって、京都の友人と食事しつつ、たまにはお寺巡りでもとリフレッシュ計画。


と言いつつ、来週までにやるべき仕事が全然終わらずに、この時間もずっとホテルでエクセルと睨めっこ。いまだ終わらず。

結局仕事する場所が自宅から京都のホテルになっただけかも・・・。

あと1時間くらいで何とか終わりそう。

琵琶湖湖畔のホテルで一人PCと向き合う京都の夜。

風情も何もないし。。。

しかしわかったのは、寂しがりやの私にはやはり一人旅は向かなかったということ。

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