麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2009年01月

最近ずっと頭の中を駆け巡っている新規事業構想。

現在の景況感は当面の間続くと予想されている以上、現在の事業ポートフォリオを建設的に見直していく必要がある。

現在いくつかの事業を展開しているが、それらのほとんどは法人企業の採用関連予算を頂戴するサービスばかり。それだとこういう景気になったときに、全てのサービスが向かい風になってしまい、事業ポートフォリオとしてリスク分散にならない。


こういう景況感の中ではどんな事業に将来があるのか。


個人的には、

・社会において価値があるサービス
・誰かに感謝されるサービス

がいいなと思っている。


一方でこういう景況感の中で事業を考える上でのキーワードとしては、

・コンシューマー課金
・少額×多数顧客(法人or個人)ビジネス
・モバイルorインターネット
・第一次産業への人材シフト
・医療、介護などのメディカル領域
・再生、M&A、倒産

などなど。


弊社みたいな小さい組織はこういう時代の変化、景気の変化さえもポジティブに捉え、柔軟に対応していかないといけない。

こういうタイミングでポジティブに新しい挑戦もしていけるくらいの強い組織にこそ、明るい将来がある。

この状況を楽しみつつ、頑張って切り抜けるべし。

人材関連事業にとって現在の景気は完全なる向かい風。

恐らく多くの企業がかなりの業績悪化を強いられているはず。


こういう景況になってくると、人材紹介事業についても平時とは異なるポイントに注力していかないと成果が出せなくなってくる。

不況時において重要なポイント、それはその人の可能性を引き出すマッチング想像力と、企業との強いコネクションの2つ。


多くの人材紹介会社は、採用担当者から事務的に求人情報をもらい、それに基づいて人材を事務的に推薦するのみ。

その場合は書類選考で10〜30%くらいしか通過しないはず。

こういうマーケットになってくると企業としても良い人がいなければ採用しなくてもいいと思っているくらいの意欲なので、信頼できる企業から強い提案がない限りは積極的に面接してはくれない。

だからこそ決裁者レベルにダイレクトに推薦できるネットワーク・コネクションが必要になってくる。
しかもそういうニーズは表に出ていない潜在ニーズであるケースも多く、それを推察して先回りして提案するようなマッチング想像力も必要になってくる。

それが出来る会社だけが収益を上げることができる。

そういう意味ではクオリティに拘ってやってきた少数精鋭の弊社にとっては有利な状況のはず。


しかし、、、そう簡単でもない・・・・。

でも大手はもっと大変のはず。

今こそクオリティに拘り、一人ひとりの可能性を最大化するお手伝いができるエージェントでありたい。

ノミニケーションってやっぱり大事。

最近何度かそう思う出来事があった。


こういう景況になると当然ながら戦略もより柔軟に変化させていく必要がある。
勿論朝令暮改の判断も多々ある。

そういう中で全ての背景や決断の論理を全社員に共有したり、共感を得たりするのは非常に難しい。

そんなときに腹オチが早いのはやはり日頃のコミュニケーションが多い社員。

勿論エコヒイキしているわけでも、飲みに行かない人には情報を共有しないつもりも一切ないのだが、オフタイムだからこそ共有できることも多々あるような気がする。

特に私の考え方や価値感、判断基準などについては、いろんな議論をする中で理解してもらえるもの。一方的に伝えてもなかなか共有できるものでもない。


そういう意味でももっともっと社員とコミュニケーションの場を増やしていくことが大事だと強く感じる。

そのコミュニケーション量がこういう変化の激しい時にこそ、大きな価値を発揮するのだと思う。


ノミニケーション、時代錯誤な気がしがちだが、やはり大事にしていくべし。


なんだか自分がただ酒が飲みたいだけだろ、という声が聞こえてきそうな内容になってしまった・・・。


ただいま引越し先を探し中。

今の家は結構気に入っていたんだけど、かなりお高い。

この不景気による業績の悪化に伴い、今年から役員報酬を大幅に下げたこともあり、
自分自身の生活を少々リストラ中。

その一貫で家賃削減を決断。

引越し先を探すのが面倒で3年も住んでいたものの、夜中に帰ってきて朝には出て行くという、まさに寝床としてしか使わないのに、今の家はあまりに贅沢だったと反省。

この機会に一気に8万円ほど家賃を下げようと画策中。

先週末もいくつか内覧に行ったら、思ったよりいい物件があった・・・。


というのも最近の不動産事情として結構厳しいらしく、借り手有利とのこと。
礼金もゼロにしてくれる物件が多いし、仲介料も交渉すれば0.5ヶ月くらいにはなる。

しかもここ数年は景気が良かったのでいいマンションを沢山作ってしまっていたらしく、それがこの景気で一気に家賃ダウンしているとのこと。

なんてラッキーなタイミング!!

もう数箇所内覧した上で、今週末には決断します!!

ちょっと狭くはなってしまうが、「引越し」ってなんだかワクワクする。
新しい家で新しい生活、ちょっと楽しみ。

風邪を引いて自宅療養中、珍しくテレビなるものを見ていると、どのチャンネルもオバマ新大統領の就任演説の特集ばかり。


しかしオバマ大統領の演説はついつい聞き入ってしまうほどプレゼン上手だった。

日本の政治家の演説に聞き入ってしまうなんていう例はほとんど記憶にない。


オバマ大統領には専属のスピーチライターがついているというが、確かにその価値があると思える。文字ではなく、言葉でしか伝わらないことがある。

だからこそその内容、トーン、表情などが総合的にプレゼンの出来栄えを決める。


そういう意味でもオバマ氏のプレゼンテーション能力は非常に長けている。


プレゼンテーション能力は経営者やリーダーにとって非常に重要なスキル。


日本の政治家のプレゼンテーションを見ていると、いくら内容が論理的でも、いくら
頭の良い人が用意した原稿でも、本人にプレゼンテーションスキルがなければそもそもは駄目なんだと実感する。


重要なのは、当の本人がどれだけ想いを持って話しているか、なのかもしれない。
それが表情や声のトーンから透けて見えてしまう。
だから日本の政治家の話すことは、薄っぺらく表面的な印象を持ってしまったり、保身的に感じたりしてしまうのだろう。


国会でのやりとりや答弁を見ていても、本当にこの人達に国を任せておいていいのかと思うような、子供顔負け(?)の非建設的な議論ばかり・・・。
しかも寝てる人も沢山。。。

さらには予算の議論をする場で漢字テストをはじめたり。。。


日本にもオバマ大統領みたいな強いリーダーが出てきてほしいもの。

ちょっとレベルは違うかもだけど、東国原知事なんかはいいような気がする。
彼はなんか私欲ではないところで動いている印象が非常に強い。
物事もはっきり言うし、変な人的しがらみや後ろ盾がないのがいいのかもしれない。


と最後は何を書きたかったのかわからなくなってしまったのでここらへんで・・・。




完全に風邪をこじらせてしまいました。

先週末くらいから少々調子が悪いなと思いつつも、週末含めてスケジュールが入ってしまっていたのでつい無理をしたら、完全にこじらせる羽目に。

昨日、今日と38度前後の高熱が続いており、関節も痛いという典型的な風邪の症状。


万が一インフルエンザだったらと思い、近くの病院に行ってみたところ、インフルエンザではないらしく間一髪セーフ。

しかし今年の風邪は結構長引くらしく、あと数日は安静にしろとのこと。

そうはいってもスケジュールは容赦なく入っているし、今はやることも沢山。

今日も自宅にいつつも、結局病院に行く時間以外は、寝て仕事して寝て仕事しての繰り返し。。。

ただ明日はなんとしても会社に行きたいので、今晩は暖かくして早く寝ます。

体調管理も経営者の大事な能力。
反省です。

しかしこういうときに一人暮らしは寂しいなぁ・・・。

私の知り合いの社長が主催で三田会、つまり慶応大学出身の経営者の集まる会を開催するという。

実は慶応大学出身の経営者は相当多い。

そもそも頭が良いということに加え、人数が多いというのもある。


普段はベンチャー経営者仲間とかで集まることが多い中、こういう年齢や世代の異なるつながりやネットワークというは非常に貴重。

特に若手経営者からすれば、40代、50代で経済界のコアにいる経営者とコミュニケーションできる機会があるということは大変有益なはず。


こういうところの出会いから、ビジネスとして協業したりするケースも良くある。


私自身は上智大学出身なんだが上智大学は人数が少ないということや女性が多いということ、さらには校風がアントレプレナーや経営者を生み出すというよりは落ち着いて上品な印象(勝手な私見ですが・・・)だからか、経営者が非常に少ない。


ちなみに日本最大のマンモス学校である日大くらいになると、人口的に経営者も多いらしいが、そもそも同じ大学卒ということでのつながりは弱いらしい。
それだけ世の中に沢山いれば、あまり珍しくもない分愛着も沸かないという感じなのかも。


どちらにせよ、慶応の三田会みたいなネットワーク、ちょっと羨ましい・・・。
ソフィア会でも開催しようかな。
でも直接知ってる経営者はほとんど居ない上、著名な経営者でも今のところ知っているのは、以下の2名くらい。


澤田貴司氏(リヴァンプ代表パートナー)
森正文氏(一休代表取締役)


ソフィア会、無理かも・・・。





昨晩は私が主催した新年会だった。

同世代のベンチャー企業の経営陣が30人近く集まって、大盛り上がり。

上場ベンチャーの人もいれば、超アーリーステージのベンチャーの人も。

ただ完全に男だけのなんともむさ苦しい会ではありましたが・・・。



昨今の景気の影響もあり、多くの企業は好調といえるような状況でもないと思われるものの、誰しもがそんなこと関係なく楽しそうにビジネス談義をしているのが印象的だった。


ベンチャーで経営をやっているような人はやっぱりタフ(笑)。
しかも超がつくポジティブ志向。

なんだか沢山活力をもらったような気がする。


みんなが言っていた中で印象的だった言葉をちょっと紹介。


「この荒れた海をどう乗り切るかは船長の手腕にかかってる」

「こういうときこそ力の差を見せるチャンス」

「今こそ本物と偽者が判別されますね」

「山は高いほうが登り甲斐があってワクワクしますね」

などなど。

いやーマジでポジティブ。この向かい風の中、楽しみながらどっこい頑張ってる。

私も恐らく相当にポジティブ&自信家だと自覚してますが、みんな凄い(笑)。

こりゃ負けてられません!!

今からHR業界の経営陣が集まる新年会に行ってきます。

HR業界はまさに完全向かい風の状態なので、各社大変だと思われます。

今日はそんな話で盛り上がること間違いなしでしょう。

ま、こういうときこそ、仲間同士協力して乗り越えないといかんですね。

ということで行ってきます。

ここ数ヶ月、依然として失業者の数が増え続けているという。

我々のような人材、特に中途採用マーケットで仕事をしていると、企業サイドの採用の抑制は相当なもので、極端に慎重になっている実状がある。

勿論、企業の判断としては致し方ない局面ではあると思う。


では受け皿がない失業者達は今後どうすればいいのか。


個人的には、日本全体という就業市場で俯瞰して見ていく必要があると考えている。

つまりそもそも日本のホワイトカラー市場は、先進国の中でも群を抜いて低いと言われてきた。その要因の一つとして、ホワイトカラーの就業人数割合が、国内GDPと比較して多すぎるのではないだろうか?!

つまりスーツを着て仕事する人がこんなに必要ないのでは?!と思う。

基礎教育、義務教育により大卒比率が非常に高い一方で、彼らはスーツを着て働く仕事に就くことが当然だと考えている。


これからの時代、一部の人口を第一次産業と言われる農業・漁業・林業などに振り向けていかない限り、日本の就業問題は解決しないような気がしてならない。

そのためにも、農業や漁業がもっと儲かるような仕組み作りを、国が主導してやっていくことが重要。今の若者でもスーツを着て働くよりも、自然の中で魚を獲ったり、畑仕事をするほうが楽しい、やりがいがあると思う人は実は結構いるような気がする。現実的に選択肢になりづらい要因がいくつかあるだけで、そういう人達を上手に啓蒙できれば、十二分に第一次産業への転職の可能性がある。


一定の職業訓練をしっかりとやり、雇用受け皿を紹介するインフラを整えることで、農家の減少を抑制し、自給率も向上できる上、雇用対策にもなる。


民間主導でもできるのかもしれないが、農協や農家の人達は一筋縄ではいかなそうだし、時間をかけている場合でもないので、国が主導でやるべきだと思う。

それがある程度進めば、また農業や漁業における新たなビジネスや人材市場ができてくるのだろう。

チャンスだとは思いつつ、我々だとなかなか入り込む糸口が見出しにくい市場。
でも誰かがやるべき。

こういうときにすぐに実行に移せる人脈や権力、資金力がある会社は羨ましい。
早くそうなりたい。





「集中と選択」

事業戦略や経営理論において頻繁に使われる理論。

弊社のポリシーとしては、戦略的多角化だと常に言い続けている。

勿論取捨選択しながら、時には集中し、時には多角化させていくということの繰り返しなのだとは思っているが。


従来の製造業など投下資本が大きく、利益率が低い業界においては上記理論の重要性がより高いのはうなずける。
しかし昨今のようなインターネットやモバイル領域におけるビジネスは、小資本で高い利益率を実現できる世界であり、何が当たるかは全くわからないのが実状。

自社の強みというのも、顧客基盤や技術力やら、勿論あるといえばあるのだろうが、結局は考え、挑戦し、成功させるというカルチャーや人的資本でしかないのではないかと、極論だが思うことが多い。

多角的にアンテナを張り、ROIを意識しながらも多角的に種を撒いていく中で成功への道筋が見えてくる、そんなイメージが最近より一層強くなりつつある。

無論、どんな経営書を読んでもそんな理論は書いてないのだが・・・。

あくまでも近代経営を試行錯誤してきた実戦経験に基づくポリシーや感覚にすぎないものの、そんなにずれていない気もしている。


2009年は上記独自理論に基づき(?)、弊社も採用関連領域以外の事業へも挑戦していくべく、試行錯誤をしていきます。

吉と出るか、凶と出るか、結果が全てです。

独自理論がグローバルな戦略理論に勝てるかどうか。。。
乞うご期待下さい。

昨年12月くらいから少々仕事がドタバタしていたことにかまけて、今まで毎週行っていたジムをサボっていたところ、なんと1ヶ月で体重が1.5キロも増えてしまった。

このままだとどんどん大きくなりそうな気配。

早速ランチをヘルシーメニューに変更。

夜も新年会が沢山入っているものの、ヘルシーなツマミを中心に食することを決意。


周囲の人にはストレスによる過食だと言われるのだが、どちらかというとジムに通わなくなったことが原因な気がする。
私自身、景気悪化や業績悪化くらいでストレスを感じるようなセンシティブなタイプだとも思えないので・・・。


定期的にブログでダイエット決意表明をしているが、今年も決めた。

現在75キロ。
半年後までに70キロにする!!

ちなみに70キロはここ5年記録したことがないベスト体重。

独身34歳、そろそろ体重をベストに戻したいところ。

今年こそは頑張ろう。




今年は人材以外の新しい領域への挑戦が一つのテーマ。

人材関連市場は当面厳しい景気の影響をモロに受けてしまうこともあり、今は耐えのタイミングであることは間違いない。

弊社のサービスは不況に強い価格破壊モデルではありつつも、それでも今までのような右肩上がりの成長を期待するのは少々危険。


そういうこともあり、この機会に以前より検討していた別領域での挑戦に打って出るべきだと判断。


いくつかの事業領域での案が挙がっているものの、まだ検討段階。


greenに続き、世の中に価値ある、面白いサービスを生み出したい。

乞うご期待あれ。

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

いよいよ2009年が始まりました。
弊社も早速今日からスタートです。

といっても今日は休み中に溜まったメールの処理や、明日以降、本格的に営業開始するための準備が主ですが。

16時30分には全社員で毎年恒例の比叡神社に初詣に行き、今年の事業の大成を祈願してきます!!


我々人材業界を取り巻く環境は一向に回復の兆しが見えないものの、それならそれでどう勝ち残っていくかを柔軟に考えるまでです。

こういう機会に緩んだ贅肉を絞り落とし、筋肉質な組織&事業を創り上げ、次の大きな波が来たときに、真っ先に乗れるように虎視眈々を準備を進めることが大事だと思っています。


皆さん、今年もよろしくお願いします!!



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