麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2009年11月

訳あってこの週末で三枝さんの本を2冊読んだ。

経営パワーの危機

V字回復の経営







三枝さんの本に書かれていることは、まさに本質を突く内容ばかり。

難しい話を簡単に伝えられる人は能力がある人だというが、三枝さんの本はまさに誰にでも読めるストーリー仕立てになっていて、本質的なことが非常にスムーズに頭に入ってくる内容になっている。

大きな企業の中で起こりうる政治的な動き方をする社員の存在や、組織に生まれやすいセクショナリズム、成功しかけた経営者の慢心など、非常に的確かつ実務に参考になる指摘が数限りなく散りばめられた本である。

単なる戦略論ではなく、そして単なる経営書でもない。
実際に自分が実行し、経験してきた人しか理解できない、そして伝えられないレベルの話が詰まっており、大変参考になる良書。


正直弊社も現状は市場の低迷により極めて厳しい状況に置かれている。
人材業界全体が恐らくそういう状態であろうと思う。

一方でこういうときこそ経営力が問われる。

業界のトップ企業さえもなすすべなく身を縮めている今は、我々ベンチャーにとって数少ないチャンスでもある。

そのためにも、まさにV字回復を実現しないといけない。

ちょっと考えるだけでも壁は沢山ありそうだが、一つ一つクリアしていく方法を考えていくべく、週末は三枝さんの本を読破。2回目だが、それでも学ぶところは多々あった。

さて明日からターンアラウンドマネージャー気分で気張ろう。


しかし日本の景気は大丈夫だろうか・・・。

さすがにここまでマクロが厳しい状況だと何とも未来が不安視されるなぁ。

最近不景気のせいか、顧客不足なのか、営業電話が非常に多くなっている。

弊社も一時期greenの立ち上げ時などは散々営業電話をかけまくっていたこともあり、社外からの営業電話に対応する際に、その苦労や大変さがわかるからか、妙に優しく対応する人が多い。

その結果、きわめて簡単に社長や担当者つながる、いわゆる受付突破が簡単な会社の典型になっている(笑)。


たださすがに最近はその電話に出ているだけの時間も取れないので、電話に出た人に要件を確認し、営業であればお断りするように徹底をしている。


そんな中、今朝がたIP電話やネットワーク構築のスターティアさん、という会社からの営業電話があった。


弊社の社員が丁重に要件を確認し、現在ニーズがない旨をお伝えすると、電話をかけてきた相手の女性は何も言わずに電話をガチャ切りしたという。

弊社としては朝から頑張って仕事しているときに営業電話をかけてきて、丁重にニーズがないとお伝えした途端にいきなりガチャ切りされたら、それはいくら心優しい社員でも腹が立つ。

そもそもニーズがある会社やお金になる会社以外への対応がきちんとできない会社という時点で、顧客への考え方や風土を疑う。
そういう会社がいい仕事をするとは到底思えない。

もちろんたまたま今回電話をかけてきたその人がそうなだけなのかもしれないが、我々にとってはその人がその会社の印象であり、その印象はもう覆ることはない。

現在弊社はIP電話を使っているし、ちょっと不便さを感じていることもあり、場合によっては乗り換えることもありうるという状況にある。つまるところ電話口ではニーズがないとお伝えしたが、実際には潜在ニーズがあるともいえる。

その電話口での印象が本当によければ、それが信頼につながり、いつか検討対象にさせて頂くことはあったはず。


全ては信頼と信用であり、それは決して短期的かつ表面的・瞬間的なものではなく、積み重ねていくべきものなはず。

それがいわゆるブランド。


特にインターネットで個人からの発信により、こうやって簡単に情報が共有される時代だからこそ、全ての社員の日々の行動、日々の振る舞いなど、それら全てが会社のブランドに大きな影響を与えている。


弊社の行動指針『As IGP』にも全ての行動にプライドをという内容が記載されている。

全社員が会社を代表していることを肝に銘じ、日頃の振る舞いからして、社会に信頼されることを目指していくことの大切さを改めて感じた出来事。

まさに「人の振り見てわが振り直す」!!

働く上で、何かを目指して頑張るということは大事。

自分や会社やサービスの未来にワクワクしたり、期待したり、興奮したりできる、そんな働き方ができている人はどのくらいいるのだろうか。


大企業は安定していて右肩上がりの給与で福利厚生もしっかりとしている。
まあ確かにその通り。

ただ本当にそれで楽しいのか。

そもそも右肩上がりの給与テーブルに期待したり、ワクワクしたりして働いている人なんているのだろうか?いないだろう。

別に日本人は仕事にワクワクとか求めないのかもしれない。

でも頑張っても頑張らなくても、あまり給与も変わらない。


もちろん大企業の魅力もある。
ベンチャーではできない大きな仕事やディールに携われる。
世の中に対する影響力のあることができる。
そしてそういう仕事を遂行していけば当然ながら力がつく。


事実、ソニーやリクルートの50代の方々などは相当な実力を持っておられる人が多い。成長途上の中で20代、30代からいろんなことを任され、リスクを取りながら必死になってビジネスに取り組んできた。

いわゆるくぐってきた修羅場の数が違うし、規模も違う。

ただ彼らは今のソニーやリクルートには入らないだろう。

なぜなら今の停滞する日本経済における大企業では、自分の実力や責任でやり遂げたと言える立場になるためには、おおよそ45歳以上、場合によっては50歳以上にならなければ、責任と裁量なんてもてる仕組みになっていない。

30代でマネジメントの経験ができる大企業なんてほとんど見たことがない。

そういう会社で頑張っている優秀な30代は、まさに自分のキャリアや市場価値を犠牲にして、その会社に貢献していると言っても過言ではない。


本来は優秀な人材を獲得するためには、責任や裁量を任せていくことが大事であり、その結果であるパフォーマンスに見合った報酬を提供することが大事なはず。

プロ野球選手やプロサッカー選手を見れば明らかであり、それが市場性というもの。


日本の労働市場はどうも市場性が働いていない。

その根本的な原因は学生の意識や考えの浅さであり、さらに言えば教育そのものにあるのだと感じる。

本質を考えることや、人と違うことなどを推奨しない日本の教育にこそ問題があるように感じる。

JALが債務超過でリストラをする時代において、安定している企業なんて存在するわけがない。

であればどうやって会社を選べばいいのか。

いろんな基準や価値観があるので一概には言えないが、やっぱりワクワクしたり、何かを目指して働けたり、将来の自分に期待できる、そんな働き方ができるところを選ぶのがいいような気がする。


自分がやりがいを持って働いていると、いくら無名のベンチャーでも、いくら給与が安くても、恐らく自信と誇りをもって人に伝えられるはず。

やはり自分には嘘はつけない。

どんなに有名な会社でも、自分が日々やりがいを持って、夢をもって働いていない限り、誇りと自信を持つことは難しい。

日々やりがいを持って働けること、目指すべきものがあり、それに向けて頑張っていることは、本当に大事。


私自身も創業7年目なのにまだまだ成功とは程遠く、株主の方々には申し訳ない限りではあるものの、少なくとも自分自身は誇りも自信も持てているし、毎日忙しいが楽しくやれていることは幸せだなと感じる。


そういう根本のところから、日本の労働市場や転職市場を変えることができたら面白いのに、、、、と今日多くのサラリーマンの表情を見て思った。

今更だが社会人として挨拶は基本中の基本。

そんなこと言うとオッサン臭いかもしれないが、自分1人ではなく組織として仲間と共に働く以上は、そういうことはすごく大事。


まさにFISHという本に書いてある通り、楽しく仕事をすたり、気持ちよく働ける環境を自分の態度によって作り出そうとすべきであり、一人ひとりがそういう態度を取ることで、会社の雰囲気や働きやすさ、さらにはモチベーションが大きく変わります。


そう思ったのも弊社の社員でありながらも、他社でも兼任して働いている社員から、弊社と比べてもう1社は挨拶が徹底されていて凄く気持ちがいいとのこと。
朝会社に出社するとみんなが笑顔で迎え入れてくれる、そんな雰囲気でとても元気な気持ちになれるらしい。

若くて元気なはずの弊社は・・・・

眠いのか、低血圧なのか、機嫌が悪いのか、シャイなのか、

なんにしても朝の挨拶からして暗いし、声は小さいし、笑顔の人はほとんどいない。


私自身はできるだけ誰にでも大きな声で挨拶をするよう心がけているが、それも最近ちょっとドタバタしているという言い訳のもと、不足しているのかもしれない。

改めて自分が一番元気に挨拶をしていくことで、少しでも元気と活気ある組織にしていきたい。

何よりも気持ち良く楽しく働くためには、各自が自らの態度を選ぶ必要がある。

今回は弊社社員への苦言でした。

本当にレベルが低い話でお恥ずかしい限りです・・・。

仕事には締め切りのあるものとないものがある。

たとえば弊社のような人材紹介のサービスなどは、締め切りがほとんどない。
良い人、適切な人がいれば企業様にご紹介する仕事。

そういう意味ではいつまでに何がある、というわけではない。


逆に受託開発の仕事や投資銀行、コンサルティングファームなどの仕事には明確な期日がある。●●月●●日までに納品するとか、プレゼンするとか、BITするとか。


締め切りのある仕事の場合は、おのずと逆算して集中力を持って業務に取り組みやすいもの。

一方で締め切りがない仕事は、どうしても少しづつ緩みがちになる。
自分でデットラインは決めておいたとしても、その設定が甘くなりがちだったり、間に合わなくても自分に言い訳をしてしまったり。

そういう会社は次第に社風もそうなっていきやすい。
典型的なのは、お役所など受身な仕事はまさにそう。別に急ぐ必要もないし、時間がくれば仕事は終わりだから、次第におっとりのんびりになってしまう。


またデットラインの設定があまくなるのも人の弱さゆえだろう。

私もジムでトレーナーについてもらってトレーニングをしているが、自分一人でやっていたら絶対にできないレベルにハードなトレーニングをする。トレーナーがいるからやれるが、自分一人でやるにはよほどストイックな人以外は無理だろう・・・。

まさにそれと同じこと。

ただし人は自らの意志で自分をストレッチさせることもできる。

自分で自分を客観的に見て、自分が緩んでいるなと思ったら、少し自分に無理な要求をして背伸びすることが大事。それをしなくなった人は成長しなくなる。


今回新規事業を立ち上げたタイミングで、プレスリリースの日程を決めて挑んだことで、かなり工夫と無理をすることができたんだと思う。

全ての仕事にデットラインを設け、確実にそれをクリアする習慣を持つ。
マネジメントはまさにそれを上手に設定し、やり遂げさせること。

それがプロフェッショナルなビジネスの進め方なんだろう。

インターネットの台頭によりパフォーマンスの出し方が大きく変わってきている。

昔は論理的思考力やコミュニケーション能力というベーシックスキルが重要だった。

もちろんそれは今でも重要。

しかしそれに加えて情報力が非常に大事になってきているのが、ネット社会におけるビジネスパーソンの大事な要素になりつつある。


SNS、Twitter、RSSリーダー、メルマガなどを活用して、世界中からありとあらゆる情報を収集することが可能となった現代。

膨大な情報が渦巻くネット上において、情報リテラシーとして大事なのは、収集すること以上に情報を取捨選択し、必要な情報をかぎわける力。


一方で企業はネットにおける情報発信やコミュニケーションを上手に活用できなければ買っていけない時代でもある。

これからのビジネスにおいては、従来の広告一辺倒のコミュニケーションからの転換が求められるのは間違いない。

と言いつつ、うちの会社もリテラシーが低い。

トヨタさえも2030年を見据えて、焦ってハイブリッドや電気自動車に組織をシフトしようとしているような時代。

我々も1年後には立派なインターネットカンパニーになっていないといかん。

しかし新しいサービスWhiteCardが検索エンジンで全く表示されない時点でネット企業ではない感じが漂ってしまっているが・・・。

ちゃんとSEO対策しよっと。








本日の日経産業新聞の4面にも掲載されましたが、やっと弊社から新しいサービスがリリースされました!


その名も、

WhiteCard

です!


簡単に説明すると、いわゆるデジタルの名刺だと思ってもらえればわかりやすいかと思います。

ビジネスの世界では相も変わらず紙の名刺を交換する商習慣が根強く残っていますが、遠くない将来、その名刺がデジタルに置き換わっていくことは間違いないと思っています。

最近はアナログな名刺のデジタル管理のサービスや、プロフ、SNSなどが広まってきていることや、iPhoneやAndroind携帯の台頭などによるスマートフォン市場の盛り上がりなどを考えると、それもそれほど遠くない未来ではないかと推測しています。

WhiteCardはまさにそのデファクトスタンダードを狙ったサービスです。

とはいえ、、、、まだまだベータ版ということもあり、少々改善余地ありですが。

コンセプトや雰囲気はなかなかかなと思っています。


ビジネスシーンにおいて信頼関係を築くためには、いくつかの要素があるといわれていますが、その中でも共通事項というのは結構重要だったりします。
共通事項というのは、同郷であったり、同じ大学や高校、趣味が同じ、年齢が同じ、共通の知人などなど。

それだけで初めて会った人でも妙な親しみを覚えたり、話が盛り上がったりした経験が誰でもあると思います。

WhiteCardはまさにそんなシーンを演出するツールになっていければと思っています。


弊社期待の星である1年目の社員を主担当として、若手を中心に頑張って立ち上げた祈念すべきネットサービスです。

ぜひとも皆様からも忌憚なきご意見を頂ければ幸いです。


ちなみに、、、

不景気だからといって人材ビジネスから脱出しようと思っているわけではありませんので、誤解なく・・・。greenも人材紹介も引き続き頑張ります!

先週末にホリエモンの新刊

夢をかなえる「打ち出の小槌」

を購入し読んでみた。


Amazonを見てもわかるとおり、相変わらずこの人の主張は歯に衣を着せないものばかりで、どうしても自信のない人や、批判対象となっている人達からは、批判があがりやすい。

ただ私個人の意見としては、内容はほぼほぼ共感できた。
というよりも私自身が今まで周囲の人達に主張してきたことや、伝えてきたことに、近からず遠からずの内容だと感じるくらいだった。


さらに悲しいことに、私よりも断然頭がいいのだろう。

今まで私が伝えたいと思いつつも、上手に主張できなかったり、説得力をもって伝えられなかったことも、わかりやすく整理して書かれていた。


一方で私以上に極端な表現の仕方を好むタイプがゆえに、主張の本質よりも、上っ面で拒否感を持たれる方も多いことも理解できるが・・・。


賛否両論あるのは十分に理解した上で、私の意見としては、彼がこの本で言っていることはまさに本質だと思う。


ただそういう話をすると多くの人は、決まってこういう。



「まあなかなかそうはいかないでしょ」

「世の中そういう人ばかりじゃないよ」

「極論だなぁ」



そうじゃないんだと思う。

表現の仕方はともかくとして、本質論である以上、誰にでも当てはまるし、必死に考え抜くと誰もがそこにたどりつくはず。もちろんそういう道を選ぶかどうかは価値観なので、別として。


失礼な言い方だが、ホリエモンが主張するように、そもそも失うようなものをほとんど持っていない人達が何で保守に回るのか。少ないサラリーでいろんなことを我慢して将来のための貯蓄をして、それで豊かで悔いのない人生が送れるのだろうか。


私自身も恥ずかしながらいまだに独身ゆえに、いわゆる家族も資産もほとんどない。
貯蓄も正直ほとんどしてない(悲)。


こんなこと言うと「いい年して・・・」と言われそうだが、とはいえある程度の金額であれば、なんとか用意することはできると思う。

それくらいの信用は築いてきたという自負がある。

これまで信用を築くことに関しては時間も労力も投資を惜しまずやってきた。

さらにいえば、所得を増やすことを第一目的とするなら、普通のサラリーマン程度稼ぐことは、私の築いてきた信用と経験からすればさほど難しいことではない。
そう思える時点で、将来にわたる経済的な不安感などは一切なくなる。
もちろん資産でもあればより余裕が出るのかもしれないが・・・持ったことがないので全くわからない(笑)。

でも今は経済条件以上に大事だし興味があることがあるから必死に頑張っている。


こういう話をしだすと止まらなくなる上に、いろいろと反論を頂きそうなので、このあたりでやめておくが、一度自分の思いこみやプライドを全て横に置いた状態で、読んでみることをお薦めします。

この本をこんなに薦める人はあまりいないでしょうが・・・(笑)。

最近SEOに関してもいろいろと学んでいる。

面白いなと思うのは、ここ数年のSEOはとかく外部リンクを増やすというパワープレイで検索上位に上げるというのが最も有効な手立てで、あまりにシンプルな力技ゆえに、各社営業力勝負になり、競争が激化していた。


しかし競争激化の前は粗利益率は80%などといった驚異的な数値をはじき出しており、さすがにちょっと価値と価格のバランスが悪いなという印象だった。


なので競争が激化して価格下落が起こっているのは当然のことであり、それは当初よりわかっていたこと。

私が懇意にするSEOスペシャリストの方に聞いたところによると、検索エンジンもどんどん進化しているらしい。

外部リンク戦争が起きていることで、あまりに無意味なリンクが貼られているようなサイトは評価が下がったり、単なる検索エンジン対策的な施策などはどんどん評価を落とすような対策を講じてきているという。

つまるところ、検索エンジン側はユーザーが求めるサイトを上位に表示したいということを突き詰めていくわけであり、ユーザーが求めていないサイトを無理に、かつ常識を外れた量の外部リンクによって一時的に上位に上げたところで、それは長くは持たないのは自明の理。

やはりSEOさえも最終的には本質を追及していくしかないのだろう。


多くのSEO会社が外部リンクに依存した手法を用いており、営業力で勝負してきたことを考える、外部リンクの評価の変更などが今後進んでいくことで、より本格的に検索エンジンの目指す本質と向き合ってきた人だけが効果を出せるようになっていくのかもしれない。


結局すべては本質に行き着くということなのだろう。

水は上から下に落ちる。無理に噴水のように上に吹き上げても、やっぱり最後は下に落ちる。それが本質。


事業をやる以上、本質的な価値提供を大事にしていかないと、いつ足元をすくわれるかわからないな・・・。

米国に端を発して、今や日本のSNSアプリ市場もmixiを筆頭に盛り上がり始めている。

米国では著名なSNSアプリの会社の時価総額が4億ドルとか3億ドルにまで跳ね上がっているというから驚異のスピード感。

米国は主にフェースブックやマイスペースが主戦場。

日本は今後mixi、モバゲーあたりが主戦場になりそうだが、どの程度盛り上がるのだろうか。

mixiアプリは早くもアクセス集中によるサーバーダウンなど、いろいろと問題はありつつも一定の盛り上がりを見せている。

Web系の制作会社や、主力事業のなかった技術系の会社などは、こぞってmixiアプリを作り始めているし・・・。

なんだか儲かるところに群がる集団みたいで個人的には賛同しないが、SNSアプリ市場の将来性や成長性が高いのは間違いなさそう。

そういう意味ではこの景況感の中で数少ない成長市場なので、こぞって始めることも仕方ないのかも。

ただ椅子取りゲームの様相を呈してきたmixiアプリ市場の勝負のカギは、

・サービスリリースのスピード
・企画&開発力
・アプリのソーシャル性(継続性や広がり)

あたりかな。


どこが勝ち上がるにしても、ぜひそこから世界に出てもらいたいものですね!



先週末に珍しく時間があったので、自宅付近のとあるレンタルDVDショップでDVDを借りてきた。

しかしそのDVDを観ていると、1時間ほどして盛り上がってきたあたりで画像が乱れたり、止まったり・・・。

とはいえ夜なのに自宅から自転車で5分以上かかるショップに行って、わざわざ交換するのはあまりに面倒。仕方なくなんとかストーリーを類推しながら、途切れ途切れ観ることに。。


翌日、DVDを返しに行ったときに当然のようにそのことを伝えた。

そうするとアルバイトらしき店員は、

「同じDVDでちゃんと観れるものを無料でお貸しします」

という。

しかし週末も終わり、それほど暇がない上に、途切れ途切れ観て結末をなんとなく知ってるDVDをもう一度観ようとはさすがに思わないわたくしは、丁重にお断りした。

そうしたら店員は、

「承知しました。それではまたのご利用ありがとうございます。」

などと言い出す。当然わたくしはすぐに

「え???それはおかしいでしょ?」

ということで、自分が負担したレンタル料金と途切れ途切れでしか観れなかったことを改めて伝えたところ、今度はしぶしぶレンタル無料券を1枚渡してきた。

しかもその無料券は旧作しか使えないという。

面倒臭かったので、いったんはそこで帰ることに。


しかしどう考えてもおかしい。私は行き帰りの時間を費やし、週末の貴重なリフレッシュタイムにストレスを感じたわけであり、最低でも料金をそのまま返すのが当然の対応であり、できれば料金を返金することに加えて、レンタル無料券を出すくらいのことがサービス業としてあるべき姿だと思う。


こういうことには意外とうるさい私としては、やっぱりいてもたってもいられなくなり、お店に電話して担当してくれた店員に伝えた。

「今回の判断はあなた個人の判断なのか、お店としての決まりなのか?」

そうしたら驚きの事実が発覚した。

「基本的にはお客様との話の流れの中で判断させていただいています。まずは同じ商品を無料で貸し出すことを提案させていただき、それでもご納得いただけない場合には無料券をお渡しします。それでも難しい場合には、返金ないしはプラスアルファの対応をさせていただくような形になります。」

なんというルールだろう。

わかりやすくいえば、できるだけ店が損しないようにお客さんの顔色を見ながら判断するというマニュアルになっているということ。


これを聞いてますます腹立たしく思った。

別に数百円の金額を返してほしいという話をしているのではなく、サービス業としての行動指針というか顧客に対する考え方のこと。

結局その子にそれ以上話をしても無駄だと気付いて、電話を切ったが・・・。


改めて思った。

こういったトラブルやクレームのときの対応にこそ、会社としての顧客に対する考え方や価値観などが現れる。

お客さんの顔色を見ながらできるだけ自社の損がないような対応をする、なんていうマニュアルを作っているサービス業はありえない。

自社が損してでもお客様に損をさせないような提案をする、というくらいの行動指針があってもいいくらい。そういうことの徹底がVisioalyな組織をつくり、社員やスタッフに誇りとやりがいをもたらす。

改めて行動指針の重要性に気づかされた事件だった。


ちなみに表参道にある「ごりょんさん」という居酒屋は、まさにこのレンタルDVD店とは正反対のお店。私が知る中でもトップクラスのビジョナリー店舗だと思う。

もしよければぜひ行ってみてください。

最近はめっきり新聞を読む人が減っている。

そういわれてみれば弊社の若手社員が日経新聞を手にしている姿をあまり見たことがない。

私の新卒時代なんかは、日経新聞を読んでいないなんて社会人としてあるまじきだと言われて育ってきたもの。


一方でネットがこれだけ普及し充実すると、情報収集はそれだけでも十分足りてしまうということは十分に理解です。

ただその際に一つ大きな懸念がある。


ネットの特徴として、自分が見たい情報、興味ある情報を中心に絞って深く知ることができるというのは非常に便利である一方で、幅広く知見を持つ、情報を得るということもビジネスパーソンとして非常に大事だと感じる。

例えばインターネットやモバイル、ITといった分野の情報には常にアンテナを張っているものの、製造業やサービス業などの業界動向や、一部上場企業の動き、業績などについては全く疎くなってしまっているのではないだろうか。


情報ソースは新聞である必要は全くないものの、広く社会のことを経済面から捉えることができるコンテンツという意味では、新聞という情報ソースは非常に便利だと感じる。

オタク的に知見を深めていくことも大事である一方で、こういう時代にこそビジネスパーソンとしてのバランスや視野の広さ、常識的な知識を持つことなどが、一層大事になってくることと感じる。


改めて思うのは、偏りすぎないこと。
自分の知ってる世界が全てではなく、世の中を俯瞰して捉えるためにも、意識的に幅広い情報を収集する習慣を身に付けるべきである。


日経新聞のような情報ソースにちゃんと目を通している人と、自分の興味・関心がある領域の情報だけに目を通している人は、社会人になって10年経ったときにいろんな意味で差が開いているはず。

新聞を読むのは古いとか、ネットで情報収集する方が楽、とかいう情報媒体の問題ではなく、如何にしてバランス良く知見を磨いていくかということを意識すべきであり、ネット社会である現代においては今まで以上に意識してバランスを失わないように努める必要がある。

いやー超短髪になっちゃいました。。。

ふとした理由で美容院を変えることになり、昨日行ってきたところ。


広尾の美容院なのですが、私同じ年齢の綺麗なお姉さんが店長を務めているという。

その美容師さんとは何とも共通点が多かった。

昔所属していたサーフショップが一緒だったり、良く行くお店が一緒だったり、知り合いが重なっていたり、酒飲みだったり、独身だったり(笑)。


しかしちゃきちゃきした方で、初めてにも関わらず比較的大胆に切り込んできた。

勿論短くしようと思っていたので何も言わずにいたものの、あまりに豪快に短くなっていくのでちょっと不安もありつつ、終わってみたら軍人のような短髪に・・・。


まあどうせすぐ伸びるし、たまにはさっぱりしていいかなと思ってますが。

髪の毛って一度短くしちゃうとなかなか伸ばせないですね・・・。

これからサーフィン行くことを考えればすぐに乾く短髪のほうが便利だし。

ということで当分は短髪で行きます♪

ベンチャー企業に入ってくる若者は、向上心が高く、負けん気も強い人が多い。

それは確かにそうだと思う。


しかしその中で本当に成長できる人が何割いるだろうか。

ここが難しいところ。


ベンチャー企業に入ると早く成長できる、そう思っている人は多いが、実はそれはちょっと間違った考え方。

正しくは、ベンチャー企業に入ると早く成長できる「可能性がある」だけ。
逆にいえば全く成長できないリスクも十分ある。

わかりやすくいえば、大企業はローリスク、ローリターン。
ベンチャー企業はハイリスク、ハイリターンという感じかもしれない・・・。


ベンチャー企業で早く成長できるという意味は、若くても責任や裁量を任される環境があるから。つまり若いうちからオポチュニティが豊富に存在する。出る杭も歓迎される。

大企業は研修制度などは豊富だし、マネジメントもしっかりしているから、誰でも一定の社会人にはなれる。一方で特に若いうちは機会が限定的だったりすることは否めない。


スポーツでいえば、ベンチャーは実力ややる気次第では1年目から試合に出れるチャンスが沢山ある。一方でどんなにベテランでも実力次第では試合に出れない。

大企業は試合に出れるまでのステップが一定決まっている。
3年目までは玉拾い。そこから7年目までは練習試合のみ出れるようになり、10年以上になって初めて試合に途中交代で出してもらえる・・・。
しかもそれはどんなに実力差があろうと、ほとんど同じステップを踏む。
その代わり誰でも一定試合にはでれるのが大企業の良さ。



ちょっと話しがそれたが、、、


ベンチャー企業は大企業のように教育制度や研修などがしっかりしているわけでもなければ、一人ひとりの教育プランを考えたマネジメントをしてあげられるような余裕もない会社が多い。

そんな中で受身な働き方をしていては絶対に成長できない。

大企業の人達はじっくりと熟成して力をつけていく中で、ベンチャー企業で働く以上は、自分で勉強したり情報収集したりして、それを実践の中で身に付けていくことが何よりも大事であり、それができなければ全く成長できないと言っても過言ではない。


だからこそ新卒でベンチャー企業に入った人は決まって2つのパターンに分かれる。

本当にベンチャーを選んでよかったと思う人と、このままベンチャーは居ても先行き不透明だとか、ちゃんとした会社でビジネスを学ばないと将来が不安だなどと言いながら大企業に転職していく人。


今1年目、2年目であっても、ベンチャー企業であれば3年もすれば、感覚的には倍以上の実力差がつくことも多々ある。
つまり入社したときから実力が二倍になっている人と、ほとんど変わっていない人がいるということ。前者はベンチャーに入ってよかったと思う人で、後者は大企業に転職したいと思う人。


さて自分自身の入社時と今はどのくらい成長できてると思いますか?
そう考えると多くの人はちょっと焦るはず。

これは若手だけの話しではない。
ベンチャー企業で働く以上、30代であっても同じこと。

私も去年と今年を比べたりするとちょっと焦るし・・・。


せめて30代の間は、毎年成長を実感しているべきだと思うし、自分で実感できるくらいの成長を続けていかないと一流には到底たどり着けないと思う。


誰からも教わるわけでもなく、叱られるわけでもない、経営者という立場であれば余計にそう。だからこそ、自分で自分を客観的に見つめながら成長戦略を描き実行していかないといけない。


イチローは毎年何か一つ改善点を決めて、オフの間にそこを徹底的に改善しているらしい。

ベンチャーで働く以上、まさに我々もそうあるべし!!

今日たまたまITProに掲載されていたサイバーエージェント藤田社長のインタビュー記事を拝見したときに、こんなやりとりが掲載されていた。


記者 「巨額の投資を支えられたのは、ミクシィ株の売却益やFX事業などの存在が
    大きい。運が良かったと思わないか」


こんな記者の意地悪な質問に対して、藤田さんは以下ように回答している。


うまくいけば、まぐれだとか運がいいと言われ、失敗すれば、とことん批判される。それが会社経営だと思っている。ただ、金融事業に着手して収益のエンジンを用意するとともに、絶対に信念を曲げなかった。当時、当社の取締役だった三木谷浩史 楽天会長兼社長に反対されてもFX事業に乗り出したし、2009年までにアメブロを形にできなければ社長を辞任するとも公言してきた。自信はあった。


おっしゃるとおりだと思う。

私自身はお恥ずかしながら今まで大した成功を納めてきたわけではないが、周囲で成功した経営者達は皆そういう言われ方をしている。


評論家、マスコミ、株主にとってはまさに他人事。

言いたいように言うし、書きたいように書く。

サイバーエージェントがFXやmixi株で相当利益を出しているのも事実だし、ネットバブルのタイミングで高値で上場したことも事実。しかしそれさえもそのタイミングで起業し、そのタイミングで上場を目指し、ここまでやってきた経営者のセンスや能力だと言えるはず。

評論は簡単だが、実行は大変。

コンサルタントや評論家の提唱するような戦略論だけで、会社や事業を成功させるのは極めて難しい。

大事なのは執念と言ってもいいくらいの想い入れや、拘りを持ち、壁にぶつかってもそれを乗り越えながら目的を遂行する実行力。しかも自分で実行するのではなく組織で実行する以上、必要となるのは組織を動かすリーダーとしての力や強い想い。


複雑な懸案事項の中で、答えのないギリギリの意思決定、経営判断を繰り返しながらも、ようやくたどり着いた途端に、上記のような言われ方をするのだから、経営者って可哀想な職業だなと他人事のように思ってしまった・・・。


私自身も経営者の一番の難しさだと思うのは、答えのない決断を繰り返していかなければいけないということ。

誰からも賛成されなくても、いろんな反対を受けようとも、貫くべき信念を貫く勇気と力を持って遂行することが大事であり、それがなければ壁にぶつかったときに右へ左へとぶれてしまう。


かくいう私自身も皆経営者主義という自分のポリシーをいいことに、多数決に近い決め方をするケースが今までは多かったように反省している。

すぐ目の前に成功があるわけではなく、貫いた信念の先に成功があるのであり、その過程には幾度の壁や谷がある。その壁や谷を越えられるかどうかはリーダー次第。

リーダーがぶれないこと、自信を持って率いること、それだけで組織のパフォーマンスは大きく変わる、最近つくづくそう思う。


5年後に私自身も成功しているのか、失敗しているのか、そのときに周囲からどういわれるのかは全くわからないが、どう言われ様ともそれは経営者の宿命として受け止め、ぶれることなく自分達が実現すべき目標を追いかけていきたい。


藤田さんの記事を見て改めてそう思った。

しかしアメブロみたいな事業へのリソース投下は社長以外には下せない判断だなぁと改めて藤田さんのリーダーとしてのセンスに関心しました。

その当時の社内や社外の人からの言われ様を知っているだけに余計にそう思います。

負けてられない。

しかし昨日から急激に寒くなった・・・。

3日前まで短パン&ビーサンで千葉の海にサーフィンに行ってたのに、昨日は既にマフラーが必要なんじゃないかと思わせるくらいの寒さにびっくり。


しかもなぜかそんな寒い日に山梨県の標高の高いところでゴルフという何ともセンスのない私。

というのも昨日は久しぶりのIGP杯ということで、社員5名と一緒にゴルフ。

スコアは、、、、すこぶる残念な結果。

最近少し上達してボールもほとんどなくならなったこともあり、ちょっと高級なボールを使っていたにも関わらず、それが5個も無くなってしまうという大惨事。

ゴルフもいい加減もう少し安定していいスコアが出るようになりたいもの。


しかしこれだけ寒くなるとさすがにサーフィンに行く気持ちが萎える・・・。
自転車で会社で来るにも、いよいよ手袋くらい必要そうだし。


7月生まれでサーファーの私的には寒いのはしんどい。

常夏の島にオフィスを移転したい!と改めて思う今日この頃です。

なんだか最近いつも眠い気がする。

夜も昔に比べたらよく寝ているはず。

なのに朝も起きるのが辛いし、夜も飲んでるとだんだん眠くなってしまう。

車や電車に乗ってもすぐに眠くなるし、仕事していても午後のこの時間は眠気との戦いに悪戦苦闘する日が多い。


なんだかちゃんと疲れが取れるようないい睡眠がとれていないような気がする。


それとも35歳くらいになるとこんなもんなのかな・・・。


酒の酔い方もここ最近は本当に記憶も良くなくなるし、困ったもの。

相変わらず酒の強さは半端ないが、記憶が薄れていくタイミングは年々早まってきているような気がする。


少しづつヤンチャな生活を改めて、健康的な日々を送っていく必要がありそう。


追伸、、、、

そうそうウェットスーツはやっぱり買うことにしました!!

やっぱり毎年それで3ヶ月でもサーフィンできる月が増えるなら、投資の価値があるかなと思って。でも一応謙虚に分割払いにしようかなと(笑)。

ちゃんと元と取るべく、今年は1月くらいまではサーフィンやるつもりです。

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