麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2010年01月

最近何かと未来の人材ビジネスの在り方などを考える。

最終的には人脈を活用したリクルーティングマーケットが主流になることと思う。

これはまさに米国のLinkedInなどがその典型的なモデル。


しかも人脈といっても親友や友人という比較的近しい人脈ではなく、知り合いや知り合いの知り合いといったライトな人脈を活用して転職するケースが増えていくことを強く感じる。

一報でLinkedInが日本でも流行るかどうかという点については、少々疑問があるのも事実だったりする。

結局日本独自のリクルーティングサービスが出来るのかな・・・・。


人材紹介とかも基本的には情報の非対称性によってビジネスを成り立たせている仲介事業であり、ネットがこれだけ進歩している現在においてはいよいよもって仲介料金はゼロに向かって突き進んでいくような気がする。

弊社のgreenはまさにその最終形、つまりネットとITを最大限駆使して、既存の人材紹介と限りなく近しい価値提供をするということを強く意識して立ち上げてきたつもりではあるが、これだけ市場が冷え込み続けている以上は、さらにコスト構造を軽くしていくことなくしては、greenさえも生き残ることはできないという強い危機感を持っている。


また当面は人材紹介はオンライン型、ネット型のgreenのようなサービスと、ヘッドハンターのような高付加価値特化型に集約する方向に進んでいくと考えているが、その先にあるのは抜本的なイノベーションモデルであり、それはまだ未知のものだと考えるべきであろう。

そしてそれを手掛けるのは、もはや人材ビジネスを生業とする会社ではなく、ネットやITのリテラシーの高いネットベンチャー企業なのかもしれない。

我々はいち早く自社をネットベンチャーと位置付け、人材ビジネスで培ったノウハウも生かしつつ、早期にネットビジネスやモバイルビジネスのリテラシーを高めることで、将来的に人材業界に大きなイノベーションを起こしていきたい。

経営を行っていく上で重要な要素は何か。

先日ふとそんな質問を頂いた。


こういう質問を頂いたときには、基本的に「強い想い」だけだと答えている。


一方でその想いを実現するためにはまた別の要素が必要となる。

それがまさに「気力」と「体力」と「時の運」。

この中でも気力と体力は特に大事。


私自身「タフですね〜」「タフだよね」「凄い体力だよね」などと言われることが多いが、私の周りのベンチャー経営者はみんな本当にタフ。

眠いとか疲れたとか、明日が早いから寝ないと、なんて言葉を聞いたことがない。

気力も体力も非常に高いレベルで維持されている人でないと、ベンチャー企業のトップを張っていくことは難しいように思う。

もちろんそれだけではなかなか想いの実現はならず、時には運さえも味方につけなくてはならない。ただし運を味方につけるためには、絶え間ない努力を継続していくこと以外に方法はない。


ではなぜ経営者は気力と体力があるのか。

やはり夢を追っているからかなと思う。実現したい将来の目標があり、それに向かって頑張っているからこそ続けられるんだと思う。

極端な話、小学生時代にドラゴンクエストを早くクリアしたくて、徹夜しながらゲームにのめり込んだときの気力と体力みたいなものかもしれない。


ベンチャー企業で働くメンバーも、創業期などはまさに経営者と限りなく近しい想いを持って参画するので、気力も体力も充実しきっているケースが多い。

一方で時間が経つにつれて会社と自分の距離が出来てしまい、気力や体力の低下を感じるようになっているような社員が増えてしまうのが一般的ではないだろうか。


それでは成長もしないし、働いていても楽しくないはず。

自分なりにその会社で目指していく夢や目標を持ち、それに向かって日々努力をしていくことで、充実した日々を送れるようになるはず。


気力・体力が衰えてきたなと感じた場合は、是非とも自分の目標と会社の目標のリンクする部分を改めて考えてみるのがいいかもしれない。

それでリンクすることがないようであれば、それは辞めどきだろう。

自分達の会社の将来を考えるたびに、心からワクワクできる、そういう状況にある人こそが最高の状態。

もちろん全社員がそう思える会社が理想。

経営者は常にワクワクしているもの。

もし自分がワクワクできてないなと思ったら、是非とも社長とでも飲みにでも行くことをお薦めする。社長が何に対してワクワクしているのか、どんな未来を見据えているのか、そういうことを自分もリアルにイメージできるところまで共有することで、だいぶワクワクできるのではないかと思う。

電車の中で暗い表情をしてしまっているような若者こそ、ぜひ社長を引っ張り出して飲みに行ってみてください♪

期待を越えること、これはビジネスシーンにおいて凄く大事な要素。

弊社の行動指針As IGPについても、昨年末に全てリニューアルし、「期待を超えろ」という文言も加えています。

期待を越えるというときの期待とは、社内の仲間からの期待、顧客からの期待、社会からの期待、いろいろとある。

期待を越えたときに初めて人は感動するもの。

社外からの電話の応対ひとつとってもそう。
来客時の応対やご案内もそう。
上司からの依頼事などもそう。

ここまでやってくれるんだ、こんなにできるようになってたんだ、と思われれば大成功。それによって次のチャンスが舞い込んでくるはず。

それはまさにスポーツ選手に似ている。

レギュラー選手がケガして出番が来た若手選手が目を見張るような活躍をするケースに近しいかもしれない。

そういう数少ないチャンスを絶対に逃さないように、日々鍛錬を続けているからこそできること。

まさにビジネスシーンでもお客様の期待を越えるスピード、クオリティ、パフォーマンスを提供することでリピーターやファンになって頂けるはず。

期待通りではなく期待を越えることを意識している人って実は少ない。

友人関係とかでもそういうことを意識している人には相談が集まるし、信頼が集まる。それが人脈であり、自分の持つ価値でもある。

期待を超えること、まさに大事です。

最近ソーシャルアプリへの注目度が凄い。

ベンチャー企業はどこもかしこもソーシャルアプリ開発を行っていると言ってもいいくらいの盛り上がりを見せている。

イメージとしては、iモードが生まれた当初と同じようなバブルがきている。


まあ確かに3人くらいのエンジニアが作ったものが半年もたたずにで月商で億単位を稼ぐような市場だし、当然といえば当然。


やはりトラフィックにコストがかからないというのが一番のポイント。

従来は何かを創っても広めるために資金力が必要だった。

しかしソーシャルアプリなどは釣り堀のようなもの。
良いアプリさえ作ればすぐに会員が獲得できるし、バイラルのスピードもSNSである以上、当然ながら早い。

わかりやすく言えば、GREEが試行錯誤しながら釣りスタを流行らせて成功したようなことを、mixiの上で同等のゲームを作れれば、マーケティングコストなく、ある意味簡単に実現できてしまうということ。

トラフィックが確保されているというのは、それほど凄いこと。
ベンチャーにとっては本当にチャンスが転がっている。

但し今の過熱状況からすれば、半年もすれば一旦市場が落ち着き、勝ち組と負け組が
明確になり、勝ち組が負け組を吸収していくか、人材が集中していくかという感じかなと思う。


個人的には自らダイヤを掘るだけではなく、それによって生まれる副次的な市場に注目するのが長期的には賢いような気もする。

と言いつつ、弊社でもソーシャルアプリに挑戦する予定なんですが・・・。

未来の転職関連ビジネスはどういう構造になっているのか考えた。

現在のように、人材紹介と求人広告メディアという2つのビジネスモデルが相変わらず優位を保っているのだろうか。


私自身はだいぶ以前からも言っているが、そんな時代ではなくなるとみている。

不動産業界と人材業界は最もネット化、IT化が遅れているマーケットであり、今後急速なネット化によるイノベーションが起こっていくものと感じている。


転職市場自体は人材流動化によりますます大きくなっていく一方で、ネット化していくことで、限界費用が限りなくゼロに近づくことを考えると、転職者は増え続ける一方で売上規模という意味での市場規模は縮小することが予想される。

そして人材紹介モデルでは業界や職種に特化したエージェントのみが生き残り、求人広告に至っては格安のモデル以外は成り立たなくなるだろう。正確に言えば、いわやうるスペースブローカー的な従来の広告メディアは無くなり、ソーシャルメディアへの求人広告出稿みたいなものがメインになっていくはず。


世の中の広告費がダイレクトマーケティングからソーシャルメディアマーケティングへとシフトしているように。


つまるところソーシャルな仕組みを有した新しいリクルーティングの仕組みが何らか生まれることは総論としては間違いないとみている。

それをどこが手掛けるのか。そして成功させるのか。

私自身もgreenに続き、さらなるイノベーションを起こせるモデルは常々考え続けているが、そうそう簡単でもない。

誰が人材業界にイノベーションを起こしNEWリーダーの座につくのか。

もしかすると人材関連企業ではなく、新しいネットベンチャーなどが台頭してくる可能性の方が高いかもしれない。

人材業界もいよいよネットリテラシーなくして勝ち残ることができない時代に突入しそうであり、個人的には大歓迎。

変革なくして生き残ることはない。まさにその通り。

変われる会社だけが勝ち残る。頑張ります。

これからのビジネスパーソンにとって情報リテラシーは非常に重要になる。


ちなみに情報リテラシーをWikipediaで調べるとこんな感じ。


『情報リテラシー』
情報 (information)と識字 (literacy) を合わせた言葉で、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のことである。「情報活用能力」や「情報を使いこなす力」とも表現する。



インターネットが普及し始めた当初は、デジタルデバイドなどと言われて、年輩の方々と若いITやネットへの親和性の高い人達の間で不公平が生じるという、いわゆるデジタルデバイドと呼ばれる情報格差が問題視されてきた。

今となってはそんなことを言う人もいなくなったが、実は以前以上にデジタルデバイドは大きくなってしまっていると、個人的には思っている。

現在は検索エンジンを使えば、誰でもありとあらゆる情報を入手することができるからそんなことないだろ、と言われる人もいるかもしれないが、それは全くの間違い。

今のネット上には情報が氾濫しすぎて、価値のある情報を上手に選択することが難しくなっている。自らが受動的に目的を持って情報を探しに行くのはまだしも、受動的に価値ある情報を得ることなどは、結構難しい。

では価値ある情報はどこにあるか。

やはり人が持っていることが多い。

いろんな人から入ってくる情報にこそ価値が高い。

今までは評論家や一部の経営者などが書いたビジネス誌などから情報を得たり、気付きを得たりしていたわけだが、今ではブログやTwitterなどで、あらゆる情報が入手できる時代になった。

私も多くの友人経営者をTwitterでフォローしたり、RSSリーダーでBlogを購読したりしているが、そこから得られる情報の質や鮮度には驚かされる。


ちなみに私のTwitterIDはIGP_Boss


Twitterなどを見ていると、とある人はシリコンバレーで得た情報を持っていたり、とある人は上海で得た新鮮な情報を持っていたり、と本当に情報の伝達に時間と場所のロスがなくなったことで、情報リテラシーの在り方ががらっと変わってしまった。


まさにそういう情報社会のおいて、氾濫する情報をどう活かしてビジネスを円滑に進めていくかが問われる時代。

20代、30代のビジネスパーソンでTwitterやRSSリーダーの意味がわからない人は、ちゃんと危機感を持った方がいい。理解した上で何を活用するかは人それぞれだが、そういうツールを理解しないのは、PCを使わないまま仕事をしてきて苦労している人と同じ道を歩むことになるのは明白。


孫さんに至ってはソフトバンク全社員にTwitter利用を命じたというほど。

弊社の社員も正直それほどリテラシーが高くないゆえに、是非ともこのブログを期に情報リテラシーを高める努力をしてもらいたいもの。





ブログを読んで頂いている方から良く言われることは、

「よく毎日ネタが尽きずにそれだけ書けるね」

「忙しいのに良く時間があるよね」

といったこと。

今日の午前中に打ち合わせさせて頂いた社長さんからも言われた。



でも実はこのブログ、書くのにそんなに時間かかってないのです(汗)。


画像もアップしてないし、テキストだけで思いついたまま、書きたいことを書きたいトーンで書いているだけなので、実際に書くのに要している時間は、5〜10分程度。

あくまでも仕事の合間の息抜き程度に書いているレベル。


なので良く読んで下さっている方はわかるとおり、タイトルと内容が若干ずれていたり、読み進めていくうちに何が言いたいのかわからなかったり、誤植があったりとまあ完成度は低いもんです・・・・すみません。


ただただ等身大の自分が思ったことを徒然なるままに書くのがいいかなと。

そうじゃないと続かないとサイバーエージェントの藤田さんも言ってました♪


ということでこれからもこんな感じでいきますので、よろしくです。


以上、今日のブログを書くのに要した時間は、ジャスト4分。

完全に手抜きでした・・・。

明日はもうちょっと頑張って書こうかな。



いよいよJALが法的整理に入ることに。

かつて産業再生機構が手掛けたダイエーに続く大型再生案件となりそう。

個人的には、ダイエーやJALのように破綻してしまった企業を、税金を投入してサポートするということには少々疑問を感じる。

雇用している労働者数の問題が一番なのだろうが、その陰で毎年多くの中小企業が倒産していることを考えると、あまりに大企業編重の国策であり、十分な新陳代謝が行われていない要因になっているとさえ思ったりする。


特に日本の航空会社に至っては、ANAというもう一つの大企業が存在しているのだから、輸送問題についてはなんとかクリアできるような気もするし。

ちょっと専門的に調べたわけではないので、大きなことは言えないのだが・・・。


もちろんJALしか離発着していない空港も多い状況からして、そうなってしまえば地方経済を含めてあらゆる波紋を呼ぶことは間違いないが、それでも大企業だから潰れないというのは今一つ資本市場における公平性が担保されていない、そんな気がする。


一方でJALの現場で頑張っている人は私も何人も知っている。
そういう友人のことを考えると、なんとか再生してもらいたのも山々。


そもそも根本的な原因は一部のお偉いさんと政治家なはず。

そこを完全にクリアにしない限りは再建することはあり得ない。
本当に一番かわいそうなのは現場で頑張っている人達。


しかし稲盛さん、完全に火中の栗を拾った感じだけど、大丈夫なのだろうか・・。

ノウハウやカリスマ性については誰も何ら申し分ないとは思うけど、これだけの規模の、しかも限りなく国有に近い企業の再生となると、体力がモノを言う面も多々あるだろうし。

そう考えると、実質的に動いてくれるもう1人のCOO的なパートナーが再生のキーマンになりそう。

再生如何はその人の能力や覚悟次第になるのかも。

とはいえ実力ある人は選択肢も多いし、わざわざ誰も進んではこのディールをやりたがらないだろうから、稲盛さんあたりが頑張って口説くしかないだろうけど・・・。


と、徒然なるままにいろいろ書いたものの、もうこうなった以上は最終着地としての理想形は、今までの腐り切った上層部や、その周りで利権をむさぼろうとする政治家などを全て排除し、新生JALとして生まれ変わってくれること。

若い社員の皆さん、是非とも頑張って下さい。

人材ビジネスは現在不況の真っただ中にいる。

この不況のトンネルには未だ出口は見えず、既に1年半が経過している。

果たして今後人材市場は回復するのか、それとももう戻ることがないのか。

個人的には人材市場自体は回復していくと考えている。


ただし従来の形の市場がそのまま戻ってくることは考えにくいということ、さらに回復するタイミングとしては、景気全体の回復のちょっと後だと思っている。

つまりおおかたのアナリストの景気回復予想が年末だとするならば、来年前半くらいから少しづつ回復基調になっていくのではないかと予想される。


従来の形がそのまま戻らないというのは、そもそも今まで成り立ってきたサービスのほとんどが、企業の採用費に依存するモデルであったこと、そしてアナログに営業力勝負であったことが一つの課題だと感じる。

今後も人材流動性が低くなる可能性はないどころか、高まっていく事を考えれば、転職ビジネスはまだまだ将来的に伸びていくと言えるはず。

とするならば、新たな転職サービスの形が出てくるはずであり、今年か来年あたりはその変革元年となることが予想される。

変われない会社はすたれていくだけだろう。

弊社のgreenはまさにオンライン人材紹介と称するサービスで、従来のアナログで高額な人材紹介をオンライン化して安価に提供していこうという発想から生まれている。

これも未だ苦戦中ではあるが、将来性はあると思っている。

それ以外にも個人側から課金するモデルや、フリーのサービスなど、今後様々な形態のサービスがVBから生み出されていくことと思うし、それが時代の移り変わりのあるべき姿だと感じる。

歴史ある企業ほど変革が難しく、こういう時代の変わり目においてはVBがその変革をリードしていくのが当然であり、米国などではその新陳代謝がスムーズだからこそ、あれだけの経済的活気が維持されるし、次から次へと世界レベルの企業を輩出することができるのだろう。

日本ももっともっと各業界で起きている変革をVBがリードするようになっていければ、また新たなステージに入るのではないかと感じる。

ソフトバンク、楽天、サイバーエージェントなどがその第一義を担ってくれたはず。
であれば我々は第二、第三の変革者として、市場をリードし、新陳代謝を促進していくことをもっと強く意識して経営を担う必要があるのかもしれない。

この不景気を嘆くことなく、大いなるチャンスと捉えたい。

最近の世の中を見ていると本当に大きな変革が起きていると感じる。

高度経済成長期においては、多くの自営業者の中から、一部の優秀な人達だけが大学に行き、そういう人達がソニーやトヨタを成長させてきた。

その頃はまさにそういう会社に入社することが憧れだったし、給与もずば抜けていたのだと推察する。

まさに今の中国がそうであるように。

今の中国では日本企業などに入ることが大きなステイタスになっている。
もちろんほとんどの人は入れないがゆえに、余計にそういう想いが強いのだろう。


しかし日本は既にその時代からは大きく様変わりしてきている。

当時成長し続ける一流企業のサラリーマンになることがステイタスであり、最も高給を得られた時代から、今ではリストラ、倒産、M&A、減給など、アンコントローラブルなリスクを背負わざるを得ない立場になりつつある。


私の感覚では、近い将来に優秀な人ほど早いタイミングで独立して専門家として個人事業主になったり、起業したり、アーティストになったりするような時代に突入していくような気がする。

いわゆる情熱大陸やソロモン流に出てくるような人達。

そういう人達こそが最も安定したキャリアと収入、そして忙しい中にも自由を有した、まさに民から羨ましがられるような存在になっていくのではないだろうか。


逆にサラリーマンこそ自由もなく、毎日朝から晩まで働きながらも、いろんなアンコントローラブルリスクにさらされていて大変な職業だよね、なんて言われる時代も、そう遠くないかもしれない。


こうなってくると何が正しいか、何が安定かではなく、自分は何をやっていきたいかを明確にし、その道では一流になっていくということが、今まで以上に大事になっていくように思う。


つまるところ、キャリアデザインというのは、人との差別化であり、自分が他の人よりも頑張れる領域や長けている領域で突き詰めることでしかないのだと、改めて実感する今日この頃。

人材関連サービスの社長らしく、たまにはキャリアについて考えてみました(笑)。

GPS搭載の携帯電話が普及したことによって、位置情報を活用したサービス、いわゆるジオメディアと呼ばれる類のサービスが様々生み出されている。


位置情報の持つ価値は大きい。

それを上手に活用すると、今までにない新しいサービスが生まれるはず。

日本はGPS搭載携帯電話の普及が世界でもトップクラスに早かったこともあり、位置情報を活用した有益なサービスモデルが作れれば、世界にも輸出可能。


ただ想像以上にアメリカの企業の動きが早い・・・。

一番違うのは起業家の数とそれを支援するVCやエンジェルの存在。
そしてすぐにグローバルを見据える感覚かな。


しかし位置情報を活用したサービスはまだまだこれからだと思うし、面白いサービスが考えられれば、いろいろと可能性はありそう。

ということでちょっと考えてみよっと。


弊社の運営する求人サイトgreenにおいて、心ない数社による残念な事件が発覚した。

greenは成功報酬型という、求人サイトとしては業界でも初めての特殊な料金形態をとっており、実際に採用が確定した段階で料金を支払ってもらうモデル。

これは基本的に利用企業と弊社間での信頼関係、つまり性善説がベースにあって成り立っているサービス。
もちろんリスクヘッジも含めて、求職者からレポートがあがってくる仕組みや、違反企業を見つけ出す方法は持っているものの、やはり基本はルールにのっとった信頼ベースの取り組みということが前提となっている。


しかし昨年より数社の掲載企業において、このルールを明らかに故意に破った企業が発覚する事件が起きた。

採用したにも関わらず、本人に口止めまでして、弊社には虚偽の報告をするという極めて悪質な行動がなされていた。弊社としてそれに気付いたからには、しっかりと請求をさせて頂くのは当然のこと。そうでないと真面目に報告してくれている多くの利用企業様が馬鹿らしくなってしまう。

そのうちの1社には早速弁護士を立てて遅延金も含めて追求したところ、謝るわけでもなく、何らコメントも連絡もないまま、先方も弁護士を立てて対応してくるという意味不明な行動。どういうことなのか?!

そもそもあからさまに締結した契約を違反しているにも関わらず、なぜこのような行動に出るのか、同じ経営者としてあまりにも信じられない。

現在訴訟手続きを進めているので、あまり詳細は語れないが、経営者としてあるまじき非常識さである。そういう人が会社を経営するなんていうこと自体が間違っている。

私の性格上、できることなら呼び出して目の前で説教したいところだが、訴訟を控えていることもあり、恐らく弁護士に止められるんだろうな・・・。

しかしこんなの訴訟も何もあったもんじゃない。
食い逃げや万引きと同じ行為であり、争うものであるわけがない。

と、憤りを抑えきれずブログで発散させてもらいました。

あまり意味ない内容ですみません・・・。

年始よりちょっと風邪をこじらせており、やっと少しづつ復活です。

さて1月1日の日経産業新聞にも掲載されたのですが、弊社にてSEOの無料診断サービスを始めました。


なんでうちがこんなサービス始めたか?!


背景は話すと長く、いろいろとあるのですが、突き詰めると偶然弊社が懇意にしているクライアント数社から、お薦めのSEO会社について相談を受けたことがきっかけでした。

それらの会社の話を聞いたところ、依頼しているSEO会社に何らかの不信感を持っているものの、順位が下がるのが不安で変えることも、契約を見直すこともできないでいるんだが、どうしたらいいか?というものがほとんどでした。

想像以上に同じような悩みを持っている会社が多いことに驚き、それならうちがお薦めのSEO会社を紹介するよ、ということから話は始まりました。

その口コミが流れに流れ、多くの相談を頂くようになったので、改めて無料相談サービスとして打ち出して、今一つなSEO対策をしているような会社さんには、我々が推奨するSEO会社をご紹介するようにしています。

もちろん非常にクオリティの高いSEO施策をされている会社さんも沢山ありますので、そういう場合はそのまま頑張って下さい、とお伝えしてます。

ただ一方であまりにレベルの低いSEO企業も沢山あるのも事実です。
なんだかどんどん増えているような気がしますが・・・。

弊社がご相談受けたうちの半分くらいは、契約先を変更したほうがいいと思うような状況にありました。

SEOというブラックボックスになりがちなサービスゆえに、この診断サービスは非常に引き合いが多く、ご評価頂いています。

ちょっと当初の想定よりも引き合いが多すぎるため、依頼頂いてからちょっとお時間を頂いてしまうことになってしまっていますが、もしご興味がある会社さんがあれば、いつでもお問い合わせ下さい。

と、久しぶりに宣伝ブログでした♪

私もいよいよ今年で36歳。

親戚一同が集まる新年会でも、「結婚はまだなの?」「家は買ったの?」などと聞かれるようになってきたことが、自分の年齢を痛感させる。

結婚はともかくとして、自分が住むために住宅を購入したいと思ったことは正直一度もない。
もし将来的に購入するとしたら、それは単なる資産運用でしかないと思うし。


そもそもこんなことをブログに書くと、住宅ローンの審査が下りない弱小ベンチャー経営者のひがみだと思われそうですが(笑)。


ただ個人的にはやはり現行の住宅ローンの組み方はやはり無理があると思う。


従来の住宅ローンは30年以上組むケースが多く、自分の実力以上にレバレッジをかけていることがほとんど。右肩上がりの経済成長において、自分の給与も右肩上がりで上がっていくこと、少なくとも維持はされることが大前提の元に設計されている。


家賃はただの掛け捨てだが、同じ金額払うなら住宅ローンであれば資産になる、というのが殺し文句で、ここまで増え続けてきた。


それ以外にも都心の土地が限られている日本の特殊事情において、土地神話や持ち家神話が昔ながらに残っており、マイホームを持ちたいというなんとなくの感覚を持っている人が多いのだろう。

なんで持ちたいの?と聞いても、そういう人達の答えは決まって「家くらい持たないと」「家賃払い続けるのもったいないし」ということくらいで、至極中途半端で説得力に欠ける回答が多い。

マイホームと言ったって過半以上のローンを払っている以上は、まだ自分のものではないということと限りなく同義なんだけど、そんなことはどうでもよくて、買ったという事実だけで満足しているのはなぜなのか・・・。

では途中でローンが払えなくなった場合はどうするのか。

ローンが払えなければ売ればいい、これも良く聞く話。

しかしローンが払えなくなって売るときに、せめてローンの残高分以上の金額で売れない限りは、住めないのにローンだけが残るという最も悲惨な事態を招く。

そしてこのデフレ化においては、そういうケースが多々発生しているはず。

たまたまデフレだから?
いやそうではない。

そもそも売りたいときに売りたい値段以上で売れる確約なんてあるわけがない。

さらにいえば、戸建てはともかくとしても、マンションは住宅ローン以外に駐車場代や管理費・修繕費などがかかる。それ以外に固定資産税もかかることを考えると、結構な金額になっているはず。(税制優遇もあるけど)

家賃は掛け捨てだが、家賃はいつでも調整可能。


結局30年以上のレバレッジを効かせてまで住宅を買いたいという理由の多くは、日本独自のマイホーム神話によるもので、多くの人が無理のある住宅購入に踏み切り、こういった景気悪化のタイミングでデフォルトする人が続出するという実状がある。

結果儲かるのは銀行だけという何とも悲しい現実。

最近良く言われるように、日本人は金融について教わってこないということがその一つの理由なのかもしれない。

もちろん適度なレバレッジを効かせることは当然ながらポジティブなこと。

資産を持っていても適度にローンを組んだりすることで、税制優遇などポジティブな効果を得られることも多い。

しかし一般庶民が組んでいる住宅ローンについては、あまり良いレバレッジの在り方ではないように思う。

現在住宅を所有している人は、とにかく早期にローンを返してしまうのがいいのでしょう。当たり前の話だけど・・・。

と、なんだか最近競売に出される物件が多いというニュースを見て、思ったことを徒然なるままに書いてしまったが、何よりも資産運用で住宅の1つや2つ購入できるようになれれば何よりですね。

いよいよ今日から2010年の仕事開始!

多くの企業が昨年厳しい景況の中をなんとか耐え忍んできたことと思います。
まさに我々も同様です。

しかし恐らく今年もその景況は大きくは改善されることはないでしょう。

そう考えると、いかにして適応していくか、変化していくかが勝負の分かれ目。


社員一同、気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

今年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します!


ということで、今から社員ともども初詣に行ってきます!

毎年日枝神社だったのですが、今年は初めて愛宕神社に変更しました。

いろいろな変化を起こしていくべく(笑)。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年1年は本当に大変な1年でした。
私自身、8年以上の経営者人生において最も大変な年だったと言っても過言ではないと思うくらい、試練の年だったと思います。

一方でいろんな人の理解と協力によって、今年改めて飛躍できる可能性を秘めて昨年を終わることができたとも思っています。

自分達の可能性を限定してしまうのは簡単です。
しかし人の可能性は無限大。

昨年末の社員総会で全社員の前でIGP Vision2020という10年後の姿を示したVisionを発表しました。

10年後は私も45歳です。
その頃には起業家として、やれることは全てやり切ったと思えるところまで会社を成長させていたい。そしてみんなに惜しまれながら引退し、自分にとって人生の第二ステージに移れれば理想です。

そのためにもここからの10年、改めて必死に、そして全力で取り組む所存です。

今年は寅年、私の年!!

昨年までの忍耐から一転して勝負に出る年。
そして勝つまでやりきります。

多くの方々に支えられてここまでやってきました。
今年こそはその多くの方々に恩返しできる年にしたいと思っています。

改めて今年1年、またよろしくお願いします。

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