麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2010年06月

本日をもって弊社の第7期第3Qが終了。

この四半期は4,5月の好調に支えられたこともあり、何とか目標を達成して終えることができた。

7月以降も楽観視はできないが、プロセス指標を見る限りは手を抜かない限りは、7月以降もこの四半期と同等レベルでの業績維持は何とかできるはず。


一方で現状維持でいつまでも停滞しているわけには行かないので、少しずつながらいろんな種まきや勝負を仕掛けていくことが重要になってくる。


既存事業で必死に足元業績を支えてくれている仲間がいる。

一方でその仲間に感謝しながらも、次の糧を産み出すべく必死になって頭に汗かいている仲間がいる。

今はお互いが成し遂げるべきミッションを明確に理解し、そこに全力を投じてくれている。

それが少しづつながら結果につながってきている。


一部のスーパーヒーローによって成り立っている会社ではない。

そのあたりはサッカー日本代表と同じ。

経営者として思うのは、一生懸命頑張ってくれている社員の力を、もう少しだけ効率的に成果につなげられる仕組みを作ってあげたいということ。

勿論必死に考えているのだが・・・。

結局いまだにみんなの懸命の努力に助けられてここまできている。


一刻も早く、みんなの努力をより高い成果に変える仕組みを構築せねばならない。

フロントに飛び出て売上を上げることも重要だが、それ以上に経営者にとって大事なのは、頭に汗かくこと。

そして全体の10の努力を20、100にする仕組みを構築すること。

明日から頭にかく汗の量を2倍くらいにするくらいのつもりで考えよう。



27歳くらいでゴルフを始め、28歳くらいに買ったドライバーを今の今まで使ってきた。


周囲のゴルフ仲間からは、

「本当に物持ちいいよね。」

と言われる一方で、

「さすがにそのドライバーじゃ厳しいでしょ。いい加減買いかえたほうがいいんじゃない?」

と言われ続けてきた。


しかし先週末、とうとう購入に踏み切った。


もともとケチって買っていなかったという訳でもなく、自分のスイングが安定してない段階で良いクラブを買うことに抵抗があっただけ。


ただ先週末にクラブのフィッティングセンターで専門の方に分析してもらったところ、使っているアイアンとドライバーの相性が最悪だという指摘を受けた。

アイアンも相当年季が入っているものの、アイアンを変えるよりもドライバーを早く変えた方がゴルフの上達が早いという指摘内容。


で、その指摘は私がドライバー購入に踏み切るだけの合理性と説得力があった。


結局その翌日にはクラブ購入に走り回っていた。


最終的にはテイラーメイドのR9スーパーディープというドライバーに。
シャフトはTOUR ADのDI−7sという、かの石川遼も使っている流行りのシャフトにカスタム。


といっても勿論散々試打した上で最新の診断機器とベテランの店員さんに判断してもらった結果であり、決してミーハーな訳ではないのだが。。。。言えば言うほど言い訳がましいけど。

10日後位に届くのが楽しみ。


こうやってたまに自分にご褒美でモノを買うと、来週からもっと仕事頑張ろうと思える。

私のちょっと贅沢なセルフモチベーション管理方法。

ま、といっても立場をわきまえて謙虚に分割払いにしてもらいましたが(笑)。

現在の虎ノ門オフィスに移転したのが2006年2月。
そこから既に丸4年と5ヶ月が経過しようとしている。

私の書いているこのblogのタイトルを

「銀座で働く社長のblog」

から

「虎ノ門で働く社長のblog」

に改名したのもそのときだった。


とうとう今度の10月に移転することが決まった。

今度は麻布十番!!

駅から2分くらいの好立地。

正直めっちゃ楽しみ。


勿論今回の移転の背景にはいろんな事情もある。

ここ1,2年の不景気により社員数を絞ったことで、多少なり現在のオフィスの広さを持てあましていたという苦い経験もある。

ただ一番の理由は、10月から新しい期を迎えるにあたって、改めて心機一転このメンバーと新たなオフィスでスタートを切りたかったということの方が大きい。

多少今よりも狭くなるが、今度の10月から始まる第7期を、弊社にとっての第二創業期と位置付けるつもりであり、改めて創業期の頃の気持ちでビジネスに取り組もうと考えているがゆえに、過度に広いオフィスは似合わないとも考えた。

逆に少し狭いくらいのオフィスで朝から晩まで高密度な雰囲気でビジネスにのめり込むことで、創業期らしい雰囲気を醸成できるような気がしている。

そして何より移転すると気持ちが切り替わる。

自宅の引越しと同じで、狭くなろうが、遠くなろうが、やはり引越しはワクワクするものだし、心機一転という気持ちになる。

現在のほとんどのメンバーは現オフィスになってから採用した社員達ばかりであり、今回の移転が初めての移転になるから、より一層ワクワク感は高いと思う。


しかも今度のオフィスは私の自宅からも自転車で6分程度の場所になる。

今までは土日は自宅近辺のカフェで仕事するというのが日課だったが、こうなるともはやオフィスに行くほうが手っ取り早い。


社員の中でもオフィスから●キロ圏内であれば家賃補助を出すような制度も考えたいと思う。そうすることによって、今まで以上に社員間でのコミュニケーションやノミニケーションが増えるはず。

実はそれは凄い大事なこと。


そんなこんなで、改めて全社員が寝食を忘れてビジネスにのめり込めるような、勢いと活気があり、将来への希望と夢に溢れた会社にしたい。

さあいっちょやったろう!


ちなみにこのblogのタイトルはまた変更しないとですが・・・。

でも調べたら「麻布十番で働く社長のblog」が既に存在している。

ピンチ・・・。

誰か良いタイトル思いついたら教えて下さい。。

仁義は大事!

以前の記事でもそんなことを書いたことあるような気がするが、先日まさにそういうシーンがあったので、再度書こうかなと。

昨日の記事で書いたピアニストの方の生演奏の話が関連している。

というのも生演奏がすぐにできるお店を探すのはさすがに容易ではなく、結構いろんなところに電話しまくってやっと見つけ出したのが乃木坂のバー。


そこを教えてくれたのはF氏の行きつけのスナックのママ。

そのママがいろいろとあたってくれて、見つけ出してくれたらしい。


そんなお店で生演奏を楽しんでいたらあっという間に1時過ぎに。

じゃあそろそろ解散しよう、というタイミング。

確かに時間的にも遅かったし、既に2軒はしごしていたのでだいぶ疲れていた。


が、F氏はその行きつけのスナックのママに顔見せないと仁義が立たないので、一杯でもいいから御礼を言いに行くという。

凄い同感。。

そういう発想ができる人は本当に少ないが、凄い大事なこと。


その人がいろんな人から慕われているのはそういうところなんだろうな。

勿論私も喜んでお付き合いさせてもらった。


そういう人だからこそ、そのママも必死になって探してくれたんだろう。
勿論損得勘定という意味ではなく、信頼であり、人柄という意味で。

仁義は大事にしないといけない。
人にしてもらったら、必ず何かのときに恩返しをする。

そういう感覚、持っていない人が多いけど、仁義こそが真の人脈を形成する。

今一つピンとこない人は是非ともサラリーマン金太郎を読むことを薦める。

コミックなので当然ながらちょっと出来すぎな面はあるものの、仁義の重要性については良く良く理解できるはず。










昨晩、先輩経営者のお誘いで初めてプロのピアニストの方と食事をご一緒した。

ピアニストといってもあまた居そうな気がするが、その人はショパン国際コンクールで入賞したこともあるという、まさに日本を代表するピアニストというからびっくり。


そもそもクラシック音楽に全く縁のない生き方をしてきてしまった私としては、ショパン国際コンクールと言われてもさっぱりわからず・・・。


それゆえに逆に何の遠慮も気兼ねすることもなく仲良くなれた(笑)。


しかも飲んだ勢いもあり、是非生演奏を聴かせて、みたいなノリに。

飲みの席とはいえ、今思えばかなり無茶なお願い、かつあまりに図々しかったかも・・・。

その場ではそんなことよりも聴いてみたいという欲求が勝り、思いついたらすぐ行動起こさないと気が済まないベンチャー経営者軍団としては早速片っ端からピアノが弾けるようなお店を探しまくり。

やっとのことで見つけたのが乃木坂のさびれたバー。

さすがにピアノはあったものの調律があまりにひどい状態だったらしく、普段使っているピアノがF1のスポーツカーだとすれば、そのピアノは軽自動車よりも馬力がない感じだったらしい・・・。

が、そこはプロ。それでも嫌な顔一つせずにいろんな曲を暗譜で弾いてくれた。

まさに弘法筆を選ばず。

そんなピアノにも関わらずプロの弾くピアノの音色は純粋に凄かった。

全くクラシックを知らない私も聞いていて感動するレベル。

こんなことができる人がいるんだということにも驚き。。。。

みんなその場でサイン入りCDを3枚ずつ発注!!

このあたりの意志決定も異様に早い(笑)。


しかし調律もままならないピアノであれだったら、彼女がF1のスポーツカーに乗ったらどんなことになってしまうのだろうか。

是非とも聴いてみたい。

ということで、次回またスケジュールに余裕があるときに、親しい経営者仲間だけを集めて、ちゃんとしたピアノがある店を事前に予約して、内輪だけでミニコンサートを開いてもらおうという、これまた無茶な約束をとりつけた。

超楽しみ。

普段からビジネス関係の人としか交流がない生活をしているけど、たまにはこういう出会いも大事だなー。

セッティング頂いた先輩経営者に感謝です。

最近スポーツ選手から学ぶことが多い。


ゴルフでいえば、石川遼、宮里藍。

彼らは本当に凄い。
特に宮里藍の意志の強さは尊敬すら覚える。

渡米して数年間のスランプのときにはゴルフをやめようとまで思ったほどだという。それでも自分を信じ、マスコミやファンの前では務めて明るく振る舞い、常に笑顔で調子は上向いていると言い続けてきた。

その陰では死に物狂いの練習や努力があったのだろう。

日本にいればトッププレイヤー間違いなしだった彼女が、世界に挑戦し、世界でトップの座を獲得する。若干20代にして本当に凄いことだと思う。



サッカーでは、中澤や楢崎。

この前インタビューで言っていたコメントを聞いて本当に感動した。

中澤「オッサンが頑張ることで若い奴らも頑張らざるを得ないでしょ」

楢崎「今回のW杯での自分の役割はわかっているつもりです」


2人とも本当に素晴らしいオッサン達。
楢崎が言っているのは、試合にはほとんど出れないと思うが、自分は年長者として試合に臨む姿勢や練習の仕方など、チームに貢献するために招集されているということ。

同年代だが本当に学ぶことが多い。


野球でいえばイチローなどもまさにそう。


共通しているのは、みんな若い時以上に努力しているということ。
一線で戦い続けるということはそういうことなんだと改めて感じる。

勿論ビジネスとスポーツは多少寿命が異なるということもあろうが、それでも近しい部分もあるはず。


サラリーマンって出世すればするほど、給与が高くて仕事が楽なイメージを持っている人が多いのではないだろうか。

若い人は安月給で最も労働時間も長い、そんなイメージが一般的だろう。


勿論若いうちの苦労は買ってでもしろと思う。

でもオッサンも成長への欲求や一線で活躍し続けることへの努力を怠ってしまってはいけないと、改めてスポーツ選手から学んだ。


私も来月で36歳。いよいよ40歳が見えつつありますが、まだまだ第一線で戦場に飛び出ていたい!

そのためには若者以上に努力をしないと。

大変だ・・・・。

弊社が以前よりPCで展開していた

ママ向けツイッタークライアント『ママトーク


待望のモバイルバージョンが本日リリースされました。


PC版をリリースしてから早1ヶ月ちょっと。

多くのママさんから携帯版も作ってほしいとの声を頂き、その声に応えるべく開発チームが頑張り、本日リリースとなりました。


URLはPC版と同じ http://mmtk.jp ですので、是非ともモバイルからアクセスしてみて下さい。


ママにとっては使いやすい&興味のある話題が簡単に見つけられるようになっています。

また是非とも皆さんの改善要望などをお聞かせ下さい。

改善要望やご意見、質問などはママトーク管理人であるクマヒツジ宛てにつぶやいて頂ければ幸いです!!

最近ワールドカップや会食が続き、いつも以上に寝不足が続いている。

恐らく日本全体が寝不足になりやすいタイミングだろうが・・・。


しかも今日から全米オープンも始まるし。
もうほとんど睡眠時間が取れなそう。


そんな話はどうでもいいとして、ワールドカップを見ていると、選手の能力も勿論大事だが、最後は意志の強さが勝つような気がする。

勿論ワールドカップという大舞台では全チーム、全選手が勝ちたいと思うのは当然なんだろうが、よく見ているとチームごと、選手ごとにちょっと温度差がありそうな印象がある。

自分の力を120%、150%出しているように見受けられる選手やチームがある一方で、なんだか80%くらいしか出してない(出せてない)んじゃないかと思う選手やチームもある。


仕事でも一緒で、能力が高かったり、頭が良かったり、事務作業が早かったりしても、結局はその力を発揮するには本人の意志が必要。


能力が200の人が80%で頑張れば、200×80%=160

能力が150の人が120%で頑張れば、150×120%=180


後者の方がハイパフォーマーであり会社にとって良い人材となる。

時に力がある人だけを集めたスター集団が想像以上に強くないことがあるが、まさにそういうことが影響するのだろう。

これからは今まで以上に知識産業化が進んでいくことを考えれば、まさに社員一人一人の意志やモチベーションが重要になってくる。

優秀な人を採用することばかりに主眼がおかれがちだが、長い目で見れば社員が120%、150%の力を発揮できる、もしくは発揮しようと思える環境をどう作れるか、ということの方が経営重要度は高い。

サッカーチームの監督も優秀な選手を選抜すること以上に、集めた選手の力を最大化することに主眼を置いているんだろうな。。。


サッカーを見ていてもついついビジネスに結び付けてしまう悪い癖でした。

本日の朝会で社内発表をしたのですが、古参の社員が1名退職することになりました。

創業間もないときからずっと一緒にやってきた社員でもあり、かつ私の親友でもあり、長いこと苦楽を共にしてきただけに、非常に複雑な思いでいます。


理由はいろいろありますが、創業に近しいころから今までの長い期間、安い給与で必死になって会社のためにやってきたものの、次第にその情熱や意欲が薄れていってしまい、そんな自分がこの会社に居るべきではないという本人なりの考えがあってのことのようです。

勿論家族も家のローンもある中で、いつまでも会社の将来性に確信が持ち切れないままでいることの不安感や、40歳を間近にして選択の幅が次第に狭まっていくことの葛藤があったのかもしれません。


正直私の中でも、彼だけは絶対に辞めない、そんなことは微塵も考えていないはずだと、どこかにそんな甘えや勝手な思い込みがあり、十分な対話をしてこなかったのかもしれません。

もしかしたら対話というよりも、その貢献に対して十分な対価を提供してきてあげられなかったということの方が大きいのかもしれません。


今回の件で思ったこととして、やはり会社は成長しないといけない。
そして利益を出し、社員、株主に還元していかなくてはいけないということ。

どんなVisionを掲げても、どれだけフラットで社員同士が仲良くとも、社長と社員の距離が近かろうとも、人それぞれ人生を賭して仕事をしている以上、やはり成功し経済的な還元を得られない限りは、その楽しさはいつまでも続かないということ。

誰も単なる中小企業に入りたくて今ここにいるわけではないのです。


だからこそ、経営者として大事なのは、社員に好かれることでも、社員と仲が良いことでもなく、会社を成功に導くこと、そしてその結果で社員に報いることだと、今回の件で改めて気付かされました。


創業から6年半が経過し、当初離職率ゼロだった弊社も、創業期のメンバーでも残っているのはごくわずか。若手を中心の組織に変わりつつあります。

経営者として自分の力が及ばなかったと気付かされます。


私自身、理想の組織を創り上げる、ということを目標の一つに置いてやってきました。

その中に頑張る社員が経済的かつやりがい的にも満たされる組織という要素があります。

正直このままで全員が一定の年齢になり家族を持ちローンを抱えるようになったくらいのタイミングで去っていく、そんな組織になりかねません。


ある意味合理的な会社なのかもしれないが、そんな組織を目指しているわけではありません。

そのためにもやるべきことは一つ。

会社を成長させ、収益力を高めていくこと。

そして頑張る社員にとって常にエキサイティングでかつオポチュニティに溢れる環境であり続けること、それ以外にはありません。


そもそもそれが実現できない限り、私自身も幸せにはなれない。
第一、中小企業のオーナー社長になりたくて起業したわけではないですし。


私も来月で36歳です。

10月か11月にはオフィスも移転します。

心機一転、改めて過去を振り返ることなく、今いるこのメンバーと新たに会社を創業したくらいの気持ちで、再スタートを切ろうと思ってます。

そう考えれば、6年半前の起業時よりも全然ノウハウもあるし、何よりも想いある20名近い仲間がいる、それだけも全然良いスタートが切れるはず。物事は捉え方次第でポジティブにもネガティブにもなる。ポジティブに捉えるべき。



ここからはこれから一緒に頑張っていく社員へのメッセージです。


将来が見えないことに多少なり不安を感じている人もいるのかもしれません。しかし将来が見えないことは、自分達で如何様にも設定できるということ。

不安は自分達で吹き飛ばすしかありません。

それがベンチャー企業の宿命であり、やりがいだと思います。

自分に逃げ道を用意したら負けです。誰かに依存したり、誰かが成功に導いてくれると思ったら負けです。

私自身、人生を賭してやっていくつもりですので、共に勝つまで戦い抜きましょう。引き続きよろしくお願いします。

仕事柄、いろんな属性の方々とお会いすることが多い。

そんな中、いつも自分に言い聞かせていることが2つある。

それは

「相手に対して思いやりを持つこと」

「誰とでも表裏なく地で接すること」


表裏なく接するということについては一定出来ていると思う。

家族、友人、社員、お客様、誰の前でも私はキャラも雰囲気も変わらない。

常に地のまま。ブログでもtwitterでも地のまま。

勿論、合コンの場でも別に何も変わらない。

そこについては自分で及第点。



一方で相手に対する思いやりを持つことについては、正直あまりできていない。

どうしても自分の考えや価値観と異なるものを受け入れるのが苦手で、それは小さいときからあまり変わらない。

生理的に自分が好きじゃないとか、合わないと思う人に対しては、ついつい排他的な態度や姿勢で臨んでしまったりする傾向がある。


たまに誰に対してでも仙人のように優しいとお会いするけど、そういう人はどうしてそうなることができたのか、いつも不思議に思う。

私自身は本当に小さいときからガキ大将として大きくなってきたせいか、ある種自信過剰に生きてきてしまった。

とはいえだいぶ大人になったのか、ここ最近はいろいろと反省すべきことも多い。


もうすぐ36歳。

人を率いる立場にいる以上、もっと思いやりのある人間にならないといかん。

思いやりを持つということを36歳の抱負にしようかな。

ちょっと子供みたいかな・・・。


たまたま昨日、人生のパートナーとしてどういう人が良いかという話が出たので、ちょっとブログネタにしてみた。


そもそも30代も半ばで今だに人生のパートナーも居ないのか、という私の話は横に置いておき、、、、人生のパートナーに何を求めるかについて。


人によっていろいろな見解があろうが、私自身は以下の2つくらいが重要かなと思っている。


1)利他・思いやり
自分以上にパートナーのことを大切に思えること

2)共感・尊敬
相手に対して尊敬できるところがあるか、共感できるところがあるか



よく女性が言うのは「男は何歳になっても年下を狙えるからいい」という言葉。

実は私に関しては全く合致していない。

共感・尊敬を重要視する以上は、あまり年齢が離れていると共感できる要素が減ってしまうし、尊敬するということに関しても難易度が増す。

勿論年が離れていても尊敬できる人も共感できる人もいるのだろうが、やはり年が近い人の方が、同じような時代を生きてきているだけあって、共感できる点は多かったりするように感じる。


となると30代半ばという年齢はそろそろギリギリなのかもしれない。


なんていうどうでもいいことを考えた昨日でした。


完全にネタ切れブログで失礼しました・・・。

弊社では常々実力主義を標榜してきた。

家族主義でありながらも、実力主義という、極めて矛盾しそうな2つの思想を併せ持ち、それを実現すべく試行錯誤してきている。


まだその答えは見つかっていないが、まずは実力主義であらないといけないと、強く感じている。


それだとベテランがかわいそうだと言う人がいる。
また年齢が高い人にとって居心地が悪い会社になってしまうという人がいる。


それはどうしてだろうか。

年齢が高いのであれば、当然その分の経験やノウハウや人脈があって然り。

それによって経験もノウハウも人脈もない若手以上に成果を出せばよいだけ。

それで評価されれば良いだけのこと。


そもそもは年功という考え方は右肩上がりの経済成長時代にしか成り立たない仕組みであり、そこにはプロフェッショナルとしての評価制度が不足していた。


もしくは製造業の現場では、年功がイコール実力だったのかもしれない。
いわゆる職人の世界は経験年数がそのまま実力に反映されるということもあろう。


ただそれは実力主義で評価したら結果的に年齢順になったというだけのことであり、年功で評価されているわけではない。


もしくは百歩譲って、儲かっていればそれでも良かったのかもしれないが、今の時代はそれでは勝ち残っていけない厳しい時代である。


一人ひとりが真のプロフェッショナルとして、実力を磨き、成果に拘るということが求められる時代なのだと思う。

そして老若男女関係なく、そのフィールドで戦い、評価を得るということでしか生き残っていけなくなるはずである。

スポーツの世界なんかはずっと以前からそうなっている。

ビジネスの世界、特に日本のビジネス社会だけが一種独特の風習の中でやってきてしまった分、切替に痛みと時間が伴っている現実がある。


ちなみに以前に友人よりP&G社の話を聞いたことがある。

同社には自分より職位が高い人で自分が尊敬できないような人はいないという。

その理由はどのレイヤーでも常に厳しい評価の目にさらされ、力がない人は生き残ることができない制度になっているからだという。

だから残っている上席の人達はみんな自分よりも優秀なんだと。。。。

さすが世界のP&G。


決してギスギスとしたり、社員の不安感をあおるようなマネジメントをすることが目的ではなく、会社の成長に貢献した人が適切かつ公平に評価される会社でありたいということ。

ということで弊社も7月より評価制度を大幅にリニューアルします。


職務給+パフォーマンス給 


という二部構成を基本として、どちらの要素にも年功は含めない仕組みでいくつもりでいます。

結構シビアですが、実力&意欲があり、会社に貢献してくれた社員にちゃんと報いることを目的として策定しました。

この制度も今後どんどんブラッシュアップしながら、会社のステージに合わせて進化させていく予定です。

真に実力主義で真に家族主義な会社を目指して!


ベンチャー企業において新規事業の立ち上げは非常に難易度が高い。

何せ人材は少ない、資金面でも余裕はない、認知度も低いときている。


そんな中で新規事業を立ち上げるとなると本当に壁が多い。
十分なリソースを持つ企業であればぶつかることのないであろう数々の巨大な壁が立ちはだかることは免れない。

その一方で起業家たるもの、それを含めて戦略を描き、目標を遂行していかなければならない。


そのときに大事なのは、

「●●がないからできない」

という客観的かつ分析的な考え方ではなく、

「●●がないがどうやったら実現可能か」
「どうやって●●を手に入れてやろうか」

というポジティブかつ前向きな考え方。


日々試行錯誤していると、自社のリソースでは新規事業なんて実現できないんじゃないか、という想いが頭をよぎったりする。

しかしそれは大きな間違いであり、自分の弱さから来る逃げ道志向でしかない。

勿論他社の方が有利な面は多々あるだろう。

でも社会に出ると理不尽なことや公平でないことなど多々ある。

それでも自分達の掲げた想いを再度思い出し、共感し合える仲間がいる組織で、何としても実現してやろうという強い心が必要。


優勝したいからジャイアンツに行くのではなく、楽天で優勝できたら最高だと考える発想こそがベンチャー企業にはふさわしい。


ちなみに弊社でも新卒2年目の優秀な若手社員に新規事業を任せている。

国立一流大学卒で、頭もいいし、ビジネスへの意欲も非常に高い。


当然だが、思いつく事業案を冷静かつロジカルに分析すると、どうしても自社で実現するにはリソース不足で勝ち目がない、という結論にたどりつきやすい。

結果としてそれが壁となって前に進めなくなりやすい。

この分析はある意味で正しい。

頭が良ければ良いほどロジカルかつ客観的に勝ち目がないという合理的結論が見えるのは当然のこと。。


でも実は世の中合理ではなかったりする。

その壁を越える方法もあったりする。

こればかりは経験則でしかわからないことが多いのだが。


強い組織だから必ず勝つことが保証されているわけではない。

組織は人の集合体である以上、定性面などの差でも変わってくる。

私自身、新規事業の成功要因の中でも、担うメンバーのモチベーションという極めて定性的な側面こそが極めて重要だったりすると考えている。


まさに「想いは手法の上にあり」である。


ホットペッパーなどはその典型的な事例だろう。

というのも同事業は正社員をほとんど使わずに、契約社員やバイトを中心として成功させた事業である。

一見人件費の抑制という目的だと勘違いされがちだが、実はそうではない。

あくまでも意欲やモチベーションを重視した当時の責任者だった人が、正社員よりも契約社員やアルバイトの人達の方が意欲的に取り組めるし、捨てるものがないので遮二無二成功に向けて邁進できると判断したという。

頭が良かったり、守るべきものがある人ほど、プライドがあるし逃げ道や言い訳を用意したくなるものだということだろう。


新規事業はそこに熱い想いを持ち、必死になって実現のために力を注ぎこむような人が担うことで、成功確度が大いに変わるもの。


ベンチャー企業では正直いろんなリソースが不足している。

でも

「どうやって実現してやろうか?」

とポジティブに考えられることで切り抜けられるはず。

「元気があれば何でもできる!」


現在弊社でも新たな事業案の検討を進めていますので、乞うご期待あれ。

先週末よりやっと仕事にもフルにiPadを使い初めてみた。

いろいろと使えそうなアプリもDLして、だいぶビジネス使用になってきた。


こうなってくるともうiPadの価値が良くわかってくる。
当初はiPhoneの大きい版くらいの認識しか持っていなかったが、ところがどっこい、そんなことはなかった。

タイピングやサイトの閲覧しやすが断然iPadの方が優れている。

iPhoneではメールも読むだけだったものの、iPadであればすぐに返信もできる。
メモをとったり、タスク管理をしたりするのも、アプリを使えば楽勝。

Outlookとも同期が取れたりするので(まだちゃんとできてないが・・・)、恐らくもっと使いこなせば相当便利になるはず。


週末もiPadと共にカフェに行けば、妙に気分も良く、仕事もはかどるというもの。

恐らくもうノートPCを持ち運んで仕事をすることはなくなるはず。


あとはDVDや書籍・雑誌・コミックなどが自由にオンラインで購入&DLできるようになれば、言うことなし。あ、あとワンセグ対応になってテレビも録画しておけたりするようになればなお最高。


そうなると週末にカフェに行き、仕事上のメールを処理し、翌週1週間のタスクを整理して、考えるべきことを考え、それを全てメモし、その後はDVDを見たり、録画しておいたTV番組などを見たり、飽きたらちょっとコミックを読んだり、読みかけの本を読んだり・・・・考えただけで楽しい。


ま、そうなるには日本のお堅い業界を変革しないとなので、道のりは遠そうですが、ユーザーみんながそれを願っている以上、いつか必ずそういう日が来るでしょう。

その日が楽しみですな。

本日人間ドックの結果を聞いてきた。

さすがにもうすぐ36歳、日々寝不足、若干のアルコール依存症、そんな自分である以上は何らか引っかかる覚悟はしていた。



院長先生「うん、至って健康体ですね」

私「あ、そうですか・・・」


なんだか覚悟をしていただけに、安堵を通り越して拍子抜け。

勿論、前回同様、若干尿酸値が高いとか、コレステロール値が少し高めだという指摘だけは頂いたが、それ以外は全て「A」。


さすがにアルコールは多少控え目にしないと、いつか影響が出るとは指摘された。


それもそのはず。

問診票の飲酒に関する回答欄に、

1日のおおよその飲酒量 ワイン1〜1.5本

なんて書いてれば、指摘しない医者はいないだろう。


しかしこれだけ毎日ハードに仕事して、夜中にお酒を飲んでいて、この体の状態がキープできているのは、やはりワークアウトのおかげな気がする。

食生活が大事なのは当然としても、適量の運動をしているかどうかは、30代後半くらいになってくると大きな差となって現れるわけで、そういう意味では人の何倍も運動はしてきたのが良かったっぽい。

お酒を気持ちばかり控えつつ、美味しく食べ、美味しく飲むためにも、ワークアウトの量をもうちょっとだけ増やすとしよう。

しかし良かった。

健康が一番。元気があれば何でもできる。

ということでまだまだスーパーハードワークOKです!!!







経営者がコミットメントすべきは会社の価値を上げることに尽きる。

当然ながらそのプロセスにおいては、社員を雇用して給与を払い、黒字化させるということがある。

逆にいえばどれだけ働いても、朝から晩まで仕事しても、評価をされるわけではないということの裏返しでもある。


私自身、前職で子会社の社長をやっていた頃を含めるならば、26歳からずっと経営を担ってきた。そういう意味では相当ベテラン経営者の域かもしれない。

しかし一方で十分に社会に価値があるレベルの事業や組織に関しては、いまだ創り上げてきた実績はない。


経営者である以上、結果が全てであり、朝から晩まで長時間働いていようが、社員のモチベーションが高かろうが、それだけでは何の評価にも値しない。

勿論同じ結果を出しているのであれば、そのプロセスが美しいに越したことはないとは思うが。


誤解を恐れずに言えば、経営者である以上は「頑張って働く」ことに何ら意味はなく、会社の価値を上げることに全ての時間と知恵を費やせば良い。


ただ頑張らないとなかなか良い知恵も生まれないし、利益を出せる組織をマネジメントすることもできないので、結論頑張ることになるのだとは思うが、頑張っていることで満足しててはお話にならない。

これは完全に自戒の念を込めて言っているわけだが。


決して自分が満足してきたわけではないが、改めて勝つためにやるべきこと、考えるべきこと、にもっともっと時間を使っていかないといかん。

そのためには自分が担当してしまっている業務を何とか仕組化するなり、後任を育てるなりして、自分の時間は経営者にしかできない仕事に集中させることが重要なんだと感じる。

私自身の現状としては全然できてないが・・・。

しっかりと収益を上げ、会社を成長させている経営者の方とお会いするたびに、自分は経営的役割に割いている時間が少ないと気付かされる。

そのこと自体も最近プレイングの仕事を減らし、社外の方とお会いする時間を増やしたことで気付いたこと。


改めて会社の価値を高めるために経営者として成すべきことを考え、自分の時間、知恵をその一点にフォーカスして投資していきたい。

さすがに4年間で5人も首相が変わる国はちょっと異常だろう。

諸外国からの信頼も得られない上に、中長期的に取り組むべき政策がほとんど進まないままに、選挙のための短期的な政策ばかりが取られるバッドスパイラルを産み出してしまう。


私自身は民主党に投票したのだが、世間一般とはちょっと異なり、個人的には自民党から民主党への政権交代については非常にポジティブに捉えている。

民主党が良いということではなく、自民党政権を一度根底から崩す必要があったという意味で、自民党以外が政権を奪取したことに価値があると思っている。


一方で民主党にも国を経営していく能力は無かったことは明白なのだが・・・。


ただ政権交代や事業仕分けやらによって、国民が政治に目を向けるようになったことや、自民党独裁の政治が終焉し、混沌としている今だからこそ、改革が行われる良い機会になるのかもしれないという期待もある。


若い政治家や新しい政党にとっては、国民全員が自民にも民主にも辟易している現状は、大きなチャンスであろうと思う。


このタイミングでTwitterやブログなど、政治におけるインターネットの活用を完全開放できれば、より一層国民も参加しやすくなり、大きなイノベーションが起きる可能性があるのではないかと思う。


まあこのままだと自民と民主の大御所が結託して、再度以前のような政治が出来る体制を取り戻すような動きを取るような気もするが。


国民は何としてもこのタイミングで政治に変革を求め、自らの目と自らの意志で、日本の政治を変えていく気概を持つことが大事。

1人1人がちゃんと考え、意志を持って動けば、このタイミングであればもしかしたら政治が変わるかもしれない。

ま、それでも「かも」としか思えないのが残念ではありますが。。。

最近改めて思うこと。

それは斬新なビジネスモデル以上に地に足のついた経営力や組織力が大事だということ。

起業家であれば誰もが一度はあこがれる斬新なビジネスモデルによる成功。

労働集約ではなく仕組みのビジネスで、一度仕組みを作り上げてしまえばチャリンチャリンと座布団式に収益が上がり続けるような、極めてレベルの高いビジネススキームを産み出したい、そんな想いを持ったことがあるはず。


しかし最近思うことは、世の中、そんなビジネスは多くない。

勿論一部にはそういうビジネスが成立しているのも事実だが、成功している企業の大半は、ビジネスモデルというよりも、組織の力や、ちょっとした工夫やオペレーションにおける知恵によって、ライバルに勝ってきているケースが多い。


先週末にとある家具ビジネスを手掛ける社長とご一緒したときにもそう思った。


その社長は世間的には十分成功している人だが、ビジネスは家具を企画し、売るというシンプルなビジネス。

成功の秘訣などを聞いてみると、家具を自社で企画するところから、お客さんをネットで集客するところ、海外で生産しコストダウンし、ヒット商品の意匠権や特許によるプロテクト戦略などなど、あらゆる面でライバルよりも試行錯誤し、ライバルよりも工夫されているということ。

逆にいえばビジネスモデルの勝利ではなく、経営の力で勝っているということ。

成功している多くの企業はそうである。
飛び道具や空中戦ばかりに意識がいってはいけない。

改めて思う、地に足のついた経営力の重要性。


昔、尊敬する先輩経営者に言われたことを思い出した。

「お前みたいに中途半端に賢い奴ほど考えすぎて失敗する。ときには馬鹿になって集中してやりぬくことも大事。」

こういう言葉は経験の中で実感して初めて身にしみるもの。

改めて地に足のついた経営に力を注いでいき、成長スピードを上げていこう。



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