麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2012年05月

最近つくづく本当に現代のビジネスマーケットは混乱期にあると感じる。

次から次へと新しいサービスが生まれ、大企業を中心とした終身雇用が崩れ、新興企業が歴史ある大企業の時価総額を越え、中国を中心としたアジア市場が急速に伸び、日本市場が右肩下がりになっている現状。

また、きっかけは3.11の震災であったのかもしれないが、人々の生きるということへの考え方や幸せということの考え方も大きく変わったように感じる。

働くことに対しても既存の価値観が崩壊し、新しい考え方や価値観が生まれつつある。

様々なものやことが変わりゆく時代。
まさに乱世といったところだろうか。

こういう時代においては、何が正しいか、どうすべきかといった正解を探すことに意味はない。
一人一人が自らの頭で自分は人生において何を成すべきか、日本はどうなっていくべきか、そのために何に取り組むのか、を考える必要がある。

誰かがレールを用意してくれる時代はいよいよ終わりを遂げた。
もはや我々の世代は年金ももらえないであろうこと明白。
政治も極めて混乱している。
レールがなくなった今の日本をリードできるような政治家はそれほど多くはないだろうし、今の仕組みだとそもそもそういう政治家であっても価値発揮できない。


働く意味、幸せの定義、家族とは、などあらゆる物事において多様な考え方が生まれ始めている。
これが正しいという答えがなくなりつつある。
自分の道を自分で考え、前に進む力が求められている。

そう書くとネガティブに聞こえるかもしれないが、実は私自身は相当ポジティブに捉えている。
正直ビジネスをする上で、こんなに面白い時代はないのではないかとさえ思う。

どこにも安定も保証もない時点で、自分の進みたい道を選択することに躊躇する必要はない。
経済的な安定や大企業のブランドなんてもはや近い将来、存在しなくなる。
いよいよ純粋に自分が何をやりたいかで自分の道を選べば良いだけのこと。

今後どうなっていくのかはわからない。

坂本龍馬は大政奉還を成し、明治維新に大きな影響を与えたが、さすがにそうなることを全て予測していたわけではないだろうし、多くの人がそんな時代が来ることは知る由もなかったように、今我々が未来がどうなっているかを理解できる可能性は低い。

しかし大きな変革期にあるのは間違いなさそうである。

とすれば既成概念にとらわれず、本質論を追求し、次の時代を担うリーダーシップを発揮することが大事なのではないだろうか。

会社としても、今は風変わりな会社だと思われているような会社が、次の時代のあるべき理想の会社像になっていくのではないかと思う。

時価総額や売上といった決まりきった1軸ではなく、会社として何を目指すか、組織としてチームとしてどうあるべきかを考えないといけない。

弊社がその先駆者となりたいものである。

最近ブログ更新さぼってました。。。久しぶりの更新です。

5月14日から

週一回2.5時間 × 2ヶ月

の英語スクールに通うことにしました。

英語スクールといっても週一回は授業を受けるのではなく、1週間の間自習してきたものをチェックしたり、ちゃんと暗記できているか、ちゃんと理解できているか、ちゃんと聞き取れるようになっているか、ということを徹底して確認する場となります。

いわゆるコーチング手法を取り入れているスクールです。

なので結局は1週間、毎日3時間程度の自学をしないといけないという、何ともハードなプログラム。

ただこの1年くらいだらだらと英語を勉強してきたものの、このペースでは生涯英語ができるようにはならないと感じていた矢先だったので、一念発起して申し込むことにしました。
良く聞くだけでいつのまにか英語がわかるようになる、みたいな広告に飛びついたことも過去に何度もありますが、全てダメでした。結局はどれだけ集中してどれだけ時間を投下するかでしかない。
もちろん勉強法を間違えていると非効率なので、そこは正しい勉強法を学ぶ必要はありますが、その先は結局どれだけやるかでしかないのは自明です。


ちなみに英語力を上げたいと思っている背景は、当然趣味ではありません。

現在のインターネット業界、日本という国の経済状況、今後の展望などを総合的に考え、近い将来アジア圏への進出を考えています。また今後自社の成長次第では外国人の雇用もしていくことになるはず。

そのときに会社のミッションやメッセージを自らの言葉で直接伝えられるか否かは、リーダーとして極めて重要なことであり、もしそれができないようだとかなりのマイナス要因となると感じています。

うちの会社の平均年齢は28歳程度。
みんな高学歴で、英語が出来る人が本当に多い。

社長がボトルネックになって社内での英語活用が滞ったり、海外展開がスムーズにいかないという事態だけは避けないといけない。

もちろん今更そんなことに時間を割かずに、通訳をつければ済むという話もあります。
しかし弊社のような価値観や理念やコミュニケーションを重要視する組織のリーダーを担う以上は、最低限社内のコミュニケーションにおいては英語でも伝えたいことを伝えられるようになることが絶対だと思っています。

ビジネスの世界において、英語ができないというのは、PCが使いこなせないというのと何ら変わらないくらいの時代になりつつあります。
数年後に「あの時やっておけば良かった」と思わないよう、今からでも数年かければ必ずできるようになるはず。

もうすぐ38歳ですが、40歳になった時には英語で普通に仕事できるようになることを目指して、努力していこうと思っています。

現在挑戦したいビジネスは沢山あるし、仕事する時間も足りてない。
さらにはもっとジムに行って体を鍛えたいし、サーフィンやゴルフももっと上手くなりたいし、読みたくて読めてない本も山積みだし、あげくはいろんな国にも行ってみたい。

欲深き人間に生まれて来てしまったものだと自覚せざるを得ない状況です(笑)。

が、すべてやりきるべく気合い入れてやります。

毎朝リエゾンと呼ばれる英語独特の発音が聞き取れずに苦労している37歳の宣言でした。。。

↑このページのトップヘ