麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2012年10月

正直やりたいことが多過ぎて時間が全く足りない。

具体的に最近やりたいと思っていることを列挙すると、


・既存サービスの拡大
・新規事業の積極展開
・海外(サンフランシスコ、深圳、ジャカルタ、マニラ、バンコクetc)市場の視察
・英語力の向上
・たまりにたまったビジネス書の読破
・トレーニング(ジムでのワークアウト&ランニング)
・サーフィン
・ゴルフ
・海外旅行(特にヨーロッパ)
・海外ドラマや映画を観る
etc


あげれば本当にきりがない。ビジネスから趣味から娯楽まで。

完全に欲張り過ぎだとは思いつつ、昔からやりたいことは全部やらないと気が済まない性格だから困ったものである。

これに加えて、経営者仲間や友人達との付き合いもあり、本当に寝る時間を確保するのが難しい。

とはいっても一日24時間しかなく、体力にも限界があるので優先順位と劣後順位を明確にして、順々に取り組んでいくしかない。

どんなに成功している人でも、どんなに金持ちでも、一日の時間は24時間しかない。
この限られた時間でどれだけ中身のある人生を送ることができるかが凄く大事なんだと感じる。

たまに上手に時間を使えなかったり、やろうと決めたことができなかったりすると、自分の中で凄く時間を浪費してしまった気分になる。


周囲の人からは生き急いでいるとか、忙しくて大変そうだとか言われることが多いが、自分自身は至って有意義に生きているつもりでいる。ただ多くの人よりも少し欲張りなので、少々やりたいことが多いというだけのこと。

ソフトバンクの孫さんやユニクロの柳井さんを見てると同じ24時間だとは到底思えないが、大きな価値を世の中に提供している人達は本当に時間の使い方が上手なのだと思う。というか上手に使わない限り、あんな偉業はなし得ない。


時は金なり

昔の人は至極本質的なことを言うものである。

それこそお金を稼ぐのにも、お金を使うのにも時間が必要であり、その時間こそが万国共通の有限リソースであるということを考えれば、時は金なりは至極本質だろう。

私自身、気付けば38歳。

ベンチャー企業の一線で気力・体力共にやれるのはあと10年か20年かわからないが、限られた時間でどこまで実現したい夢ややりたいことができるか。

これからもずっと忙しい日々が続きそうだ。

組織のリーダーとして、メンバーとの信頼関係は極めて重要だと思っている。
またリーダーとメンバー間の信頼関係だけではなく、メンバー同志の信頼関係も同様に重要。

このことにそれほど疑問を抱く人もいないだろう。

ではどうやって信頼関係を築くのか。
ここが一番難しい。

私も散々苦労してきているし、今でもいろいろと努力はしているつもりでいる。

そんな中でまずこれだけは外してはいけないと思うこと。

それは、まず自分が心から仲間を信頼しようと努力すること。
自分が信頼しようと努力をしてもいないのに、人が自分を信頼してくれるわけもない。

ただしじゃあ信頼しようと決めたから信頼できるのかというとそうではない。
恐らくそのままではすぐには信頼できないケースがほとんど。

だからこそ信頼するために、信頼できない点を徹底的に対話して埋めていくというアクションが必要になる。それはコミュニケーションでしかない。

まずは本音で話をすること。できればオフィスではなく、ランチや飲みの場の方が本音で話をしやすいとう傾向はある。

組織や人によっては、ちょっとやそっと話をするくらいでは、信頼できるまで至らないかもしれない。それでも何度も、何ヶ月もかけてでも対話を繰り返し、信頼できるまで相手のことを理解しようと努力することが大事。

それによって自分が信頼できると感じられた時点から、全面的に信頼するようにすればいい。
自分が信頼できると感じた時点で相手もそれなりに信頼できると思ってくれているケースが多い。

組織をマネジメントしていく上で、全社員の間で上記のような信頼関係が成り立つようにすることができれば、凄く強い組織ができるはずであり、I&G Partnersではそういう組織を志している。

リーダーとメンバーという間だけであれば、リーダーが努力することで何とかできることもあるかもしれないが、全てのメンバー同士ということになると、なかなか簡単ではない。

そのためにもグループでのディスカッションの機会や、全社での行事や飲み会など、社員同士の交流を促す様々な取組みを実施しており、それらは一定の成果へと結びついてきていると感じている。

一方で多くの経営者から相談を受ける際に上記の手法では全くどうしようもないケースもある。
それはそもそもそのチームにJoinした際に、共通の価値観や共通の目標が一切存在していないケース。

これについては対話によって埋めることはほとんど期待できない。
そもそも価値観も目標も一致していない人達がチームとして取り組むこと事態がおかしなことなので、そのことに気付いてしまった場合には、改めて組織の組み直しから始めなければ、超有機的な信頼しあえるチームは創れない。


信頼関係を築くのは大変だが失うのはあっという間なのも面倒なポイント。
しかもちょっとしたミスコミュニケーションですぐに不信感をもったりされてしまう。
なのでそこでも重要なのは、おかしいとか不信感を感じるようなことがあったら、それを放置するのではなく、先輩だろうと上司だろうと後輩だろうと、相手にしっかりと質問し、疑問や不信に思った言動の本当の意図が何なのかをしっかりと確認すべきであり、それがやりやすい風土・カルチャーを日頃から醸成しておくということも、強い組織を創るためには大事になってくる。

さてこんな理想論を追い求めつつ、どれだけの規模にまで成長できるだろうか。
それこそがI&G Partnersの壮大な目標の一つであり、それを実現することで理想の組織モデルケースを創れれば相当盛り上がる。

とここまで書いて、ブログを書く際の自主的制限時間10分になってしまったので、今日はここまで。
中途半端ですんません。

第10期、スタートからドタバタしていてブログ更新も久しぶり。

やりたいこと、やるべきこと、やらなくてはいけないこと、と毎日フルコースで朝から晩までなかなかどうして、忙しくしている。

そんな中、また今週から毎週水曜の夜に英語学習の時間を設定。
さらには毎朝英語の勉強する時間を確保して、ニヶ月集中して英語の勉強をすることを決断した。

うちの1年目がブログ「弱い自分を克服するために」で書いているように、私も自分に甘いタイプなので、ブログで公言することで逃げ道を無くして頑張ろうかなと。


そうやって自分を追い込むためにFacebookやブログで英語学習について投稿していることもあり、最近いろんな人から「英語頑張ってるね」とか「今更やらなくても通訳つければいいんじゃない?」「さすがに今から英語ができるようになるのは厳しいよ」など、いろいろなアドバイスを頂く。


ただその多くは、応援というよりも「なんで今更?」という感じの意見。
天の邪鬼は私は、「難しい」「できない」「やる意味がない」と言われれば言われるほど「絶対にやってやろう」と思えるからそれはそれでいいのだが、別にただ急に英語が好きになったわけでも何でもない。

40歳を目前にして今更英語を勉強しているのは、別に趣味ではなく、あくまでもI&G PartnersのCEOとして近い将来英語が絶対に必要になるとわかっているから、それに向けて努力しているだけのこと。

国内では楽天やユニクロが他社に先行して社内公用語を英語として、良くも悪くも話題になったが、私自身は正しい経営判断だと思っている。(私が偉そうに正しい判断だ、などと言える立場にあるわけもないのは承知の上で。。。。)

日本では斬新な試みかのようだが、グローバルに見れば至極当然のことであり、先行しているどころか、極めて遅れているといってもいいくらいのタイミングではないかと思う。

先週末、たまたまフランス系製薬会社で働く同年代の従弟と話をしたのだが、その企業では社長はドイツ人、社内には韓国人やら中国人やら多くの人が働くため、嫌が応なしに英語が公用語になっているとのこと。

逆を言えば「社内公用語を英語にする」なんて宣言をしてやっているのは日本企業くらいのもので、どこの国の企業でもグローバルに展開する企業であれば自然と英語以外ではコミュニケーションが取れなくなるだけのこと。

だからグローバル企業を目指すなら100%英語はできないといけない。
I&G Partnersではグローバルな企業になることを目指している。これは社内でも共有していること。

我々のようにカルチャーや文化、考え方や理念を最重視する企業がグローバルに進出し、価値観や文化の異なる国の人々を採用して活躍してもらうためには、経営者自らが自分の思っていることや考えを、自ら発信できないといけないと思っている。

通訳やら秘書やらを通していてはグローバル企業のリーダーにはなり得ない。

今更遅いと思う人もいるかもしれないが、2年もあれば何とかなる。
まあ本来であればもっと早くに始めておけばもっと楽だったという指摘は、おっしゃる通り。

自分の意志の弱さもあり、ここまでのビジネス人生においては、正直英語よりも他のことを優先してきてしまった。ただいよいよ海外展開も含めて本気で検討しはじめている今、慌てて英語をやり始めているというだけのこと。CEOとして必要であれば何でも学習してやるくらいの意欲はまだ持っている。

ちなみに自分が英語で問題なく意思疎通できるようになった途端に、社内公用語化するとまでは言わないものの、会議の資料やメールでのやりとりを英語にすると言い出すくらいのことはしようと思っている。そこは小規模なベンチャー企業のCEOの無茶なところで、大企業のように手順を踏むことなく、鶴の一声でそうできてしまう。

ということでうちの社員は危機感をもって英語を勉強してもらいたい。

少しづつでもいい。私と同じ感覚、同じレベルでグローバルベンチャーになるという実感が持てた瞬間から慌てて寝る間を惜しんでやればいいので、今はそのときにキャッチアップできるように少しだけでも準備や努力を継続しておくことが大事。

改めて日本は若者が減り、労働人口が減っていく局面にさしかかっている。
また急速なIT化によりITエンジニアの受給バランスが崩れている。
これらの問題は実は英語圏の人材を採用することができるだけで解決してしまう。

勿論文化の違いを埋めることの難しさはないとは言わないが、起こりうる未来からすれば、間違いなくそうしていかないと競争には勝てない。

特に最近は国境という壁が本当に低い。
ミクシィはFacebookと対決せざるを得ないし、紀伊国屋はAmazon、タワーレコードやHMVはiTunesだし、ソニーやシャープはサムスンと戦わないといけない時代に突入している。

我々がLinkedInや51jobなどと戦わざるを得なくなるのも時間の問題だろう。
そのときに国際競争力を持つためにも、少なくとも互角に戦うためにも、英語は避けては通れない道だと考えている。

ということで単なる時間があって趣味で英会話を始めたオッサンではなく、あくまでも自らの進むべき道に必要であるから取り組んでいるということ。

若い社員は既に英語堪能な人も多く、私が足を引っ張ることのないよう、気合いでキャッチアップする。

なお社内では四半期〜半年に一度のTOEIC受験を全社員で実施している。
その点数を自身のマイルストーンにしてもいいし、バロメーターにしてもいいし、社員同士の負けん気のために用いてもいいと思っている。

勉強しないで受けても意味ないのでは、ということを言う人もいるが、人の心理はそういうものではないと思っている。2回も3回も受けていると、あがっていかない自分にストレスを感じるし、勉強している仲間が順調に上がっていけば、焦ったり悔しいと思ったりするもの。

それが英語学習のきっかけになれば良い。


ということで英語学習はすごく大事。
ここにそれを宣言することで逃げ道をブロック。

明後日からの英語学習に対するネガティブな気持ちを力づくで吹き飛ばしました!!

この10月から弊社は第10期を迎えることに。

さぞ感無量かと思いきや、それほど感傷的な気持ちもなく、どちらかというと「ここからが勝負」という未来を強く意識している自分にちょっと驚いている、そんな感じでいます。

10期をスタートするのに伴い、先週の金曜日から日曜日まで、全社員と内定者で2泊3日の社員研修合宿と社員総会のため、小淵沢のリゾナーレに行ってきました。


今回の合宿はIWNCという、私自身かれこれ14年の付き合いになる研修会社にお願いしたのですが、まさにI&G Partnersが飛躍する上で欠けていたところ、私自身が改善したいと強く思っていたところに大いなる気付きを与えてもらうことができ、過去最高の合宿になったと感じている次第。


ただ研修を受けるにあたって思うのは、やはりベースが凄く大事だということ。

つまりそもそもどういう人を採用しているか、そしてその人達が前向きに成長したい、成功したい、頑張りたいという思いを持っているものの、それが上手に実現できていない、そんな状況においてはまさに気付きやきっかけとしての研修合宿などは最適だと思う。

今回の我々はまさにそれで、誰が頑張りたいと思っているが、何がいけないのか、何が足りないのかがイマイチわからずにフラストレーションを貯めていたという感じだったところに、大いなる気付きを与えてもらうことができた感じです。

研修の内容はまたおいおい書こうかなと思いますが、改めてI&G Partnersという会社は今期から、No1戦略ということで、中途半端なポジションで満足するのではなく、自分達が決めた領域で自他共に認めるNo1を目指して取り組んでいきます。

中小零細企業として安定黒字を出すことで留まることはなく、高みを目指すことを全社員で約束しました。

もちろん今の我々が何を言っても夢物語だし妄想にしか聞こえないのは当然です。

ただ私はもちろんのこと、現在弊社に在籍してくれている社員全員が必ずやり遂げるという決意でいてくれていることと思います。

今回の社員総会で改めて底なしの負けん気をもって、社会から顧客から競合からNo1だと言われるサービス・企業を創造していきます。その結果として、内向きな自己満足ではなく、社外からも「本当に凄い組織だ」「社会に価値ある企業だ」と言って頂けるように。

日頃よりお世話になっている方々、第10期もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

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