麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2013年06月

今日で6月も終了。
毎月毎月あっという間に月末が来る印象ですが、おかげさまで今月も過去最高の受注を実現し最高の月末を迎えられました。

一方で最近考えることに今のレベルで手放しに喜んでいてはいけないということ。

世界に広く喜びと感動を創造できる会社を目指している上で、今の自分達のレベルは到底それを実現できるレベルにはないという実状から目を背けていては、いつまで経っても中小企業レベル。

弊社の社員は自画自賛になっちゃいますが、本当にみんないい奴ばかり。
謙虚で真面目で、仲間に対してリスペクトの気持ちを持っている。

なので人に対して厳しく要求するよりも、その人の頑張っているところを褒めたり、その人の良いところを探して評価しようとしたりする傾向がある。


一方で自分達の今のレベルが市場でどの程度なのか、掲げているミッションを実現するためにはどのくらいのレベルの集団にならないといけないのか、それらの基準に照らして、

「もっとレベルをあげようぜ!」
「今のままじゃ話しにならん!」
「来月は更にアクセルを踏み込もう!」

と鼓舞したり叱咤したりすることでもっともっと一流の集団になっていかなければ、自分達の掲げるミッションは到底実現できない。


最近サッカー日本代表を見ていて、同じようなことを感じる。

昔の日本代表であればイタリアに善戦したということで自分達に合格点をあげていたと思う。
もしかしたら今でもイタリアに善戦できたことでそこそこ満足してしまっているメンバーもいるのかもしれない。(いないと願いたいが)

しかし本田や香川や長友や川島といった世界レベルを知る人達が「勝たなきゃ意味がない!」といい放ち、少しも満足そうな表情をすることなく、本気で悔しがっていたことで、多くのメンバーが引き上げられていると感じる。
まさに世界を知る彼らが自分達の目指すべきレベルを世界トップレベルにまで引き上げたことで、日本代表は確実に強くなっている。

ベンチャーの中にいるとその中で頑張っている、その中で成果を出しているということで満足しがちだが、それだとどうしても今の自分達の延長線にしか目標設定できず、驚くようなレベルには到達できない。

一方で市場には自分達よりも遥かに優秀な人達が存在し、遥かに努力している組織が存在している。
そこを意識し徹底的に負けん気と向上心をもって追いつき追い越そうとしないといけない。

DeNAの南場さんの著書「不格好経営」やサイバーエージェントの藤田さんの「起業家」を読んで、心から悔しいと思うし、自分の努力の足らなさ、目指している次元がまだまだ低いと痛感させられた。

今はまだまだ足元にも及ばないが、せめて目線だけは同じだけのレベルを保たないと、戦わずして敗北宣言しているようなもの。

I&G Partnersの社員はまだまだ若く、ポテンシャルの高い人材が揃っている。
彼ら、彼女らがグローバルなビジネス市場でトップレベルを意識して日々を凄くことで、これからの成長スピードは大きく変わるはず。
I&G Partnersの人達はマジでビジネスレベルが半端なく高く、ロイヤリティや視点の高さもやばい、と市場から言ってもらえるような組織になりたい。

そのためにもまずは経営陣が目線を世界レベルに上げていくことから始めるべし!

そして社員にもあらゆるシーンで世界トップレベルのビジネスパーソンとしてのアウトプットを求めよう。

と肩肘張ってみたものの、今月の目標は大幅に達成したので、今日くらいはみんなで勝利の美酒を飲みに行ってきます!

弊社では若い社員が多い。
そしてみんなすこぶる真面目だったりする。

そうすると何か失敗したとき、もしくは自分が思うようにパフォーマンスを出せないとき、予算に届かなかったとき、そんなときに凄く暗い顔になったり、本気で落ち込んだり、モチベーションもテンションもダダ下がりみたいなケースを良く見かける。

そういう時に良く言うのだが、何をそんなに落ち込んだり暗くなる必要があるのかと。
ぶっちゃけたかが仕事だろーがと。

たかが仕事だから手抜きでいいとは到底思わない。
が、一つの仕事、一つの失敗、一つの不満足な結果でいちいち精神的に落ち込んでいたら、それこそ前に進めない。失敗したら次は同じ失敗をしない。結果がイマイチだったなら、課題を調べて今度こそは最高の結果を出してやろうと思って頑張ればいい。

最悪なのは落ち込むこと。
落ち込むという行為はネガティブな空気を創り出してしまい周囲にも良い影響は与えないし、落ち込んでいるときはなかなか良いアイディアや次なる一手が出てこないもの。

悔しいと思う気持ちは勿論大事。
でも誰しも失敗なんて山ほどある。

自慢じゃないが私自身も日々失敗の山。楽観主義者なので何を失敗したかは記憶から自動的に消去され、成功したことや楽しかったことばかりが記憶に残るらしく、今聞かれても思い出すのは難しいのだが。

何にせよ、少なくとも生活のためにどうしても嫌な仕事だけどやるしかないというケースとは違い、選択肢を多々持つ優秀な人達が自分達の意志でやってるんだから、どうせなら楽しくやろうよと。

落ち込んだり自分を責めたりするくらいなら、次なる一手を気合入れて考えればいいじゃんかと。

見るべき方向は後ろではなく前のみ。たかが仕事なんだから前だけ見ようや。

でもたかが仕事だけど、どうせやるなら社会に価値あるでっかいことやって、世の中から思いっきり必要とされるような存在になってやろうや。

一昨日より完全に体調を崩しており、この2日間はいまだかつてないほどに睡眠をとったら、腰が痛いという情けない状態で今日をスタート。

滅多に会社を休むことはないのですが、今回は2日ほどお休みを頂き、完全療養。
それでも完治せずという、いつからこんなに回復力が弱くなったのか。。。

まあそんなことはいいとして、久しぶりの出社ということで溜まった事務処理をこなすべくちょっと早めに出勤したところ、インターンが一人オフィスで何やら動き回っていた。


何気なく見ていたら、いろんな席の脇にあるゴミをまとめたり、オフィスオアシス(オフィスのドリンク用冷蔵庫)の在庫を補充していたりしている。

誰かが指示したのではないだろう。

I&G Partnersにおいては新人だから何をやれ、これをやれという傾向はそれほどない。

彼女(女性です)自身が経験の浅い自分がこの会社で今貢献できることを考え、自発的に行動しているのだろう。

これに始まったわけではなく、日中には顧客から鳴り響く電話を驚くスピードで取り、対応している。

組織で目標を追いかけている中で、仲間や自分を客観的に俯瞰して見た上で、自分が貢献できることは何かを考え動けることは凄く大事。

そういう中で信頼を勝ち取り、チャンスを勝ち取り、どんどん貢献の幅を広げていくもの。

こういう人が沢山いる会社は間違いなく伸びる。
そして貢献に焦点を当てられる人も必ず伸びる。

まだ熱が下がらない中、たまった事務処理をすべく気合で出社したものの、朝から気持ち良い行動を目にして嬉しくなったので、急遽予定になかったブログ更新。

お前のブログは真面目でつまらない話しと、ダイエットの話ししかないというご指摘をよく頂く。

そんな指摘にもめげずに今日はその後者の日。

今日から低糖質ダイエットを開始した。

低糖質ダイエットは非常に効果的なダイエット手法で、考案したロバート・アトキンス博士の名前をとってアトキンス・ダイエットとも呼ばれている。ま、いまや庶民権を得て知らない人も居ないかもしれないが。。。

詳しくは私が一昨年の年末に書いたブログ「糖質制限食のススメ」に書かれているのでもしよければ参考まで。


一昨年のブログに糖質制限食について書いているくらいだから、私自身はこのダイエット手法を始めてから既に2年以上のキャリアを持つベテランダイエッターである。

想像に難くないだろうが、太っている人ほど年柄年中ダイエットばかりしている。
私自身もご多分に漏れず、ベスト体型を維持できている期間は極めて短い。

とはいえ、その理由は私自身の不摂生と意志の弱さであり、このダイエット法の善し悪しとは何ら関係ない。というよりはこのダイエット法によって何度も体重を大幅に下げ、なおかつ体脂肪率や血中の中性脂肪やコレステロール、尿酸値といった指標全てが改善した経験もあることは言っておく必要があるだろう。

とどのつまり、ダイエット法がパーフェクトでも結局は自分自身の意志の問題。

先日Facebookで低糖質ダイエットに突入する旨を投稿したら、学生時代からの友人からこんなコメントが届いた。


ストイックに制限する時期とやらない時期繰り返すより軽めにずっと継続したほうが良くないの?



これまさにおっしゃる通り。
でもそんなに世の中うまくはいかないわけです。どうしても油そばやミナトヤの鶏そばや海南鶏飯といった避けては通れない美味いものが沢山あるわけで。。。

さらには飲み過ぎて意識が薄れてきたときのラーメンの誘惑に勝てるほどストイックでもなく。ということで一定のラインを越えたタイミングで仕方なくストイックなダイエットに突入するしかないというパターンの繰り返し。ホントに我ながら学習能力が低いとは思いつつ。

で始める時に何故にブログで書くかというと、会食時や飲みに行くときにすぐに理解してもらえることや、ここで宣言することで自分なりには何となく公に(?)宣言したつもりになれるので、いい意味で逃げ道をふさげる感覚なのかも。

ということで会食でご一緒させて頂く際にはビールと日本酒以外でお願いします。
ワイン、焼酎、ウイスキーは大歓迎です♩

ここ数ヶ月、魅力的な本が相次いで出版されていることに加え、1クリックで買えるAmazonの気軽さも相まって、自宅には未読の本が山積みになってしまっている状態が続いている。

そんな中でもDeNAの創業者である南場さんが書き下ろした不格好経営は、何を差し置いてでもすぐ読みたいと思った本。


写真




































先週届いたので早速読了。

本の内容についてはいろんな人達が書評を書かれているので、詳しくはそちらにお任せしつつ、私なり感じたことについて少しだけ。

藤田さんの起業家を読んだ際にも近しい衝撃を受けたが、南場さんの本はそこに加えて更に泥臭さが加わり、南場さんの人間味や経営者としての器の大きさが垣間見える一冊だったと感じる。

読み進める中でも、要所要所で自分が同じ立場だったらどうするだろうか、あのレベルの判断や実行ができただろうか、などなど、残念ながら現時点での器の差を感じ悔しい思いをせざをを得なかった。

一方で沢山の学びもあった。

その中でも一番感じたのは、経営者が自分よりも優秀だと思える人間が沢山いる組織って素晴らしいということ。

弊社にも私が苦手な技術領域に詳しい人もいれば、飽きっぽい私では到底継続できないであろう地道な業務をこつこつと高いレベルで実行してくれる人もいる。本当に性格が良くて人格者だなと尊敬する人もるし、腹の中にある意味野心を持っている逞しい人もいる。

改めてそういうことにもっと感謝をすべきだなと反省しつつ、もっともっと個々人の強みを活かすことが経営者たる自分の役割なのだということも、本書を読むことで再確認することができた。

また本書の中で南場さんが付き合いたくない経営者のタイプとしていくつかのことを書かれていた。
私自身その内容をちゃんとクリアできているだろうかと自問自答してみても正直100%の自信はもてない。そういう点でもいろいろと勉強になった。

南場さんという経営者は、不格好経営というタイトルからは想像できないほどに最高にカッコいい経営者であり、本当に経営という困難な職務を最大限楽しんでいることが伝わってくる良書であった。


ちょっと話しは変わるが、読書をする上で凄く大事なことがあると感じている。
それは本を読むときにどれだけ当事者意識を持って、自分事として捉えながら吸収していくことができるかということ。

私は正直読むスピードは遅いし、多くの人を見ていて本を読むのが早いなと感心する。
しかしながら大事なことはその本から得るインプットがどの程度があるかということだと考えているゆえに、早く読むことよりもそこから得るインプットの量を最大化するような読み方は意識している。

本を読みながらどこまで自分事として捉えられるか、今の自分や自社に当てはめてどこまでイメージを膨らませることができるか、そんなことを意識して本を読めるようになると、良書と出会ったときの成長感や吸収実感が大きく変わるように思う。これは長年多くの本を読んできた実感値。

ついつい忙しい中で読もうとすると、文字づらだけをさらっと読んでしまい、表面的な理解で終わってしまうことも少なくないだろう。そういう読み方をしてしまうと数日経ったときに何も残らないことが多く、せっかくのインプットの機会が活かされない。

かくいう私も何度もそんな読み方をしてしまったという反省は多々ある。。

なので、忙しい中せっかく読書という時間を確保する以上は、そこからどれだけのことを得るかということを意識して読むことをお薦めする。

うちの社員達も是非そういう意識をもって読んでもらいたい。
でもその前にうちの社員はそもそもの読んでる本の数が著しく少なそうなだけど。。。。

I&G Partnersの10期目も残すところあと3ヶ月ちょっと。
創業してから随分と時間が経ったのだと改めて感じる今日このごろ。

リーマンショック前は勢い良く成長し、リーマンショックで大きく落ち込み、そこからまた這い上がってきて、この3年くらいは緩やかながら着実に右肩上がりでの成長を実現してきた。

現在はGreenJobShareというネット×HRの領域において、オリジナルなサービスを展開することで成長を実現している。

その2つの主要事業も共に事業責任者に出来る限り権限委譲しており、私自身はレポートやデータを見つつ、気になったところを確認するだけで運営できる体制が整いつつある。

管理部門も今年の4月から任せた社員が今ではほとんど任せておいても問題なく回してくれる状態にはなってきている。

ここで考えるべきは、このフェーズにおいて社長として何をすべきか。

創業以来、ここ半年くらい前までは常にプレイング(現場)の仕事もこなしていたこともあり、とにもかくにも忙しい日々を過ごしてきた。

改めて主たる事業を任せられる人材が育ち、創業以来ずっと私が管轄してきた管理部門さえもほとんど任せられる状況になった今、社長として今最もすべき仕事は何なのかということを最近考える。

ぶっちゃけやろうと思えばやることは沢山ある。
各事業に口を出したいこともちょいちょいある。
ただ任せたものは任せきらないと人が育たないということは、過去の経験から痛いほどわかっている。

そんな事業フェーズにおいて、経営者は何をすべきか。
前職での子会社社長経験を含めると14年程度の経営者経験がありながらも、いまだわからないことだらけ。。。

それでも最近多くの経営者と会い、いろいろと議論する中で少しだけ見えてきた。
っていうか当たり前のこと過ぎて、ここに書くのも気が引けるが。。。。

ベンチャー企業を標榜している以上、掲げているミッションやビジョンがあり、そこに如何に早く到着するかを常に考えながら旅をしているのがベンチャー企業。

つまるところ、いかに早くミッションを実現するかということが経営者の大きな役割。

そう考えると弊社はまだまだミッションからはほど遠いところにいるのだから、社長の仕事はただ一つで、もっと早く成長する方法を考え、実行すること。

選択と集中やら、経営者が現場に口を出さないことが大事やら、いろいろな意見もあるが、大事なのは組織を成長させることのみだと改めて思い直した。そして経営者たるもの、そこに対してやれることは何でもやればいいだけだと開き直ることが大事なのかもしれない。勿論必要ならプレイングでも管理部門業務でも。

で、I&G Partnersの成長フェーズを考えると、、、、今大事なのは、どうやったら既存事業を今まで以上にスピーディーに伸ばせるかということと、近い将来に既存事業の成長スピードを越えた成長を実現するための新規事業を考えること。

ここから今やれていないことなどをブレイクダウンすると、急に考えなくてはいけないことが山ほど出てきた。

人が育ってきたことで、今まで山積みだった目の前の緊急なタスクが少し軽減されたことで、少し自分の担う役割が見えづらくなっていたが、冷静に見てみたら重要なタスクは今でも山積みだったという恥ずかしい話。。。

挑戦し続けることがベンチャーとしての生きる道。

ということでまだまだ社長としてここから更にアクセルを踏むことを決意した次第。

新卒を含め、学歴によってその人が優秀かどうかを判断する会社は結構多い。

特に学生であれば大きな判断要素になろう。

ただし安易に

学歴が良い = 頭がいい = 仕事が出来る

と考えるのはあまりにも早計すぎる。

そんな判断はさすがにしないと言われそうだが、実際にこの過ちによって新卒採用を失敗している企業が多く存在している。


ポイントは「勉強ができる」は「頭がいい」とは異なるということ。

勉強ができる人というのは、知識を記憶したり、パターンを覚えたりすることについて長けているケースが多かったり、人の数倍勉強してきた背景を持つことで、こつこつと地道な努力ができるタイプの人が多い。

一方で仕事ができるというのはどういう人だろうか。

確かに既に決まった方法論をしっかりと覚えて、それを繰り返すだけだということであれば、勉強ができる人が仕事もできる人に当てはまるかもしれない。

しかし我々のようなベンチャー企業をはじめ、今の時代において企業に求められるのは過去の実例の中から答えを探し出す能力ではなく、初めて目の当たりにする答えのない課題やニーズに対して、あらゆる方法を駆使してよりBetterなソリューションを生み出すことであろう。

そう考えると暗記したりパターンを覚えることだけでは対処できるわけはない。

ではどういう要素が求められるか。

つまるところ若いうちにどれだけ答えのない課題や壁とぶつかり、それに対してどれだけ必死に考え、悩んだことがあるかということに尽きるのだと思う。

例えば受験勉強もそう。理系か文系か、どこの大学に行くべきか、受験勉強はどうやってやるのがベストか、予備校はどこに行くのが良いか、遊びや恋愛やスポーツと受験勉強はどうバランスを取るか、などなど全て答えもなければ、人によってより良い選択肢が異なる疑問であり、それに対してどう考えてきたのか、何故そういう選択肢をしたのか、ということからもある程度わかるだろう。

もっとわかりやすいのは、サークルや体育会やバイト仲間との人間関係に対して、どれだけいろんな経験をしてきているか、どれだけ悩み、考えてきたか。

勿論恋愛なんかも、まさに答えのない悩みに取り組むという意味では凄く鍛えられると思う。
どういうタイミングで誘えば断られないか、どういうお店に連れていけば喜んでくれるのか、相手の好みの食事は服装は、いやでも迎合しすぎると弱い男だと思われるな、連絡したいけどあまりしすぎると嫌われるかも、などなど。

バイトや恋愛など、そういう人との関係の中で相手の気持ちがわかるようになったり、いろいろな問題を解決する術を身につけたり、していくのだろう。

勿論勉強が出来ることが悪いことなんて全くない。
むしろ出来るに越したことないし、頭の良い人は得てして勉強もしておいた方がいいと気付いているだろうし、一番効率の良い勉強方法を実践していたりして、比較的良い大学にさらっと入っていたりするもの。

ちょっと時間がなくなってきたので強引にまとめると、つまるところ勉強ができるという円が一番大きくて、その中に頭が良いという円が内包され、さらにその中に仕事ができるという円が内包されるイメージと言うとわかりやすいかもしれない。

少なくともI&G Partnersではそういうイメージで新卒採用を実施しており、それなりの実績を出してきたと思っている。

良く内定者からこんな質問をされる。

「残りの学生生活でなにかやっておくべきことありますか?」

私はたいがいはこう答えている。

「まあ今のうちに遊びでもバイトでもやりたいこと目一杯やっておけば?」

と。

一見ビジネスと関係ないように思える遊びや恋愛やバイトや研究などにおいても、その中から学ぶことは実は多々あるはず。私自身の経験からしても、少なくとも受験勉強よりは圧倒的に多いはず。

Jobsのスタンフォード大学でのスピーチにも、about conecting dots という話しがあるが、まさに点と点がいつかつながるというのはこういうことでもあるのかもしれない。

そう考えれば、遊び心を持ち、いろんな趣味を持ち、沢山本を読み、多くの人と接し、全力で仕事をするのがベストだろう。


20代の若い社会人に伝えたい。

PCと向き合って一人で作業している中から学べることは相当限られている。
20代の貴重な時間を、いまだ自習室で一人受験勉強しているようなもの。

自分が試行錯誤している道のりを自分よりも先に経験している人は世の中に沢山いる。
っていうか社内にも沢山いるだろう。
尊敬できる人がいないなら反面教師としてでもいいし、社外の人でもいい。
もっとどん欲にそこから学んだり、そういう人達と徹底的に議論することで得るべきだと思う。
1人で勉強ばかりしてないで、もっともっと全力でいろんなことに取り組むべきだと思う。

40歳を目前とする私自身も、いまだに先輩経営者から教わることは、本から学ぶこと以上に多い。
あらゆる場面で向上心を持ち、負けん気を持ち、誰かからの期待を越える意識を強く持とう。

こういうとお金がないという返事が返ってきそうな気がする。

ぶっちゃけ30歳くらいまでは自分への投資だと思って、稼いだ金を全部使ってもいいくらいだと思うが、もっと賢い人は上手に吸収しながら上手に奢ってもらっていたりするもの。

かくいう私も前職では社長や直属の上司だった役員の人達に散々奢ってもらいながら、あらゆる質問をぶつけ、あらゆる議論をふっかけながら、本当に多くのことを教わった。

しかしそんなことくらい、考えれば方法はあるはず。

何にでもどん欲に取り組むことで、最後は必ず自分に返ってくる。
ジョブスの言うconcting dotsを信じて、若者よ全力で突き進め。

私は基本的に欲張りなタイプの人間。

仕事においても最高に楽しい日々を送りたいし、世の中からも価値を認めてもらえるレベルの会社に成長させたい。
そのためには仕事だけではなく、日々のインプットの時間も大切。
インプットは経営者仲間との会食や読書などから得るので、そこにも時間が必要となる。
最近では英語学習にも力を入れているので、それによってますます他のインプットの時間は減りつつあるし。

一方で、仕事だけに生きる仕事人間になりたいと思っているわけではない。

家族と過ごす時間や、気のおけない親友達と過ごす時間も人生には凄く大切な時間。
それ以外にもサーフィンやゴルフなどといった趣味の時間や健康管理のための運動やマッサージなどの時間も必要である。

と言い出してみると本当にきりがない。

結果、定期的に寝不足になり、あらゆるタスクの効率が落ちてきてストレスが溜まっていく。
つまるところ、どう考えても時間が足りていないという事実と向き合わないと改善はされない。


15年くらい前に社会人になってから度々見直してきた時間の使い方だが、このタイミングでもう一度見直す必要がある。

ということで劣後順位をつけて一部を減らすとともに、朝の時間を有効活用することから始めてみようと思う。

具体的なプランとしては、

時間を創り出すために、、、
 ・毎日朝6時には起きる
 ・会食や深酒の回数を減らす
 ・毎日1時には寝る(5時間睡眠の確保)

時間を有効に活用するために、、、
 ・早朝から19時30分くらいをオフィスタイム
 ・19時30分以降をインプットタイム
 ・週末や祝日をインプットタイムとリフレッシュ(家族サービス)タイム

という感じでまずは気負いすぎずに今月いっぱいだけやってみることにした。

酒量を減らせるかどうかが一番の鍵っぽいが。

何にせよまあまずはやってみるとしよう。

しかし孫さんとか三木谷さんとかってどういうスケジュールで活動しているんだろう。
凡人にはとてもじゃないけど想像もつかんな。。。

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