麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2013年09月

今期もいよいよ残り2週間となり、10月頭には半期に一度実施している社員総会が行われます。

今期はみんなの頑張りにより過去最高売上、過去最高益という結果を納めることができる見込みであることから、会社設立以来初めての海外開催としました。

社員は勿論のこと、2014年入社予定の4人の内定承諾者、さらに社員の家族も一緒に行って、大いに盛り上がる予定でおります。

一方、スケジュール的に平日も3日ほど会社を休業として行くため、弊社サービスをご利用頂いている企業様には一部ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。


詳細スケジュールとしては、10月2日(水)に日本を発ち、10月5日(土)に帰国します。
なので実際10月2日(水)、3(木)、4(金)の3日間ほど、オフィスの電話が留守番電話になってしまうことと、メールについてもレスポンスが遅れる可能性があります。
なお緊急の連絡については各担当者宛にメールを頂くか、携帯電話までご連絡頂ければ幸いです。

もう2週間ほどで第10期という一つの節目を迎え、そして第11期という新たなステージに突入するわけですが、社員一同現状に甘んじることなく、常に挑戦者として走り続けるつもりですので、今後ともお付き合いのほどよろしくお願い致します。

ここ最近、忙しいことを言い訳にブログの更新を怠っていた。
すんません。といっても誰に謝っているのかわからないけど。

でも喜ばしいことに、普段以上に仕事が忙しく、慌ただしい日々が続いている。

そのうちの一つが先週木曜から今週の月曜まで4泊6日で行っていたベトナム出張。

弊社ではグローバル進出をミッションに掲げ、常に世界を意識しながらサービス開発に取り組んでいるものの、残念ながら現時点ではまだ海外に進出できていない。そんな中、ベトナムのハノイに行って来たのは、親友が経営するベトナムの会社と共同でハノイ工科大学の優秀な学生と、日系の成長著しいITベンチャー企業をマッチングさせるイベントを運営するため。

今回一緒にやらせてもらった主催企業も、弊社同様IT・インターネットを主とする企業ながら、ハノイ工科大学とのご縁をきっかけに今回のイベント案が生まれ、現場で盛り上がったことによって、実施に至ったというお祭り的なイベントとして、短期間で一気に実行に。


この写真は初日の企業説明会の会場での休憩時間。


写真




ハノイでもドタバタだったものの、イベントは大成功。
総勢21人の学生が日本のベンチャー企業の内定を獲得し、来年から日本にやってくることに。


改めてハノイ工科大学の学生と話したり、現地の様子を見ることで感じることも多かった。
まあそのあたりはまたそのうち整理して書こうと思うが、その中でも強く感じたのは2つ。

1つは日本の閉塞感。
2つ目は企業をグローバル化させることの重要性。


閉塞感を感じた背景には、日本では決まりきったレールや成功と失敗の定義や、常識という名の暗黙知がありすぎるということかもしれない。

大学卒業して会社に就職して、、、、別に生きる道はいろいろあるんだという感覚値はアジアに行くと良く感じる。私自身は起業家としてやりたいことを自由にやっているので息苦しいという感覚は正直普通のサラリーマンの人からすればだいぶ少ないとは思うものの、海外に行くともっと自由さというか開放感を感じるのは気のせいではないと今回のベトナム出張で感じた。

そもそももっと自分の人生を自分流でデザインできる世の中がくればいいのに。

全ての人が情熱大陸に出れるような、そんな世の中になる日がきたら最高だな、なんて思ったり。

2つ目のグローバル化の重要性については、頭ではわかっていたことを、改めてまざまざと感じた。というのもハノイ工科大学の学生が想像以上に優秀であり、こういう学生が日本の外にはいくらでも存在している。日本では高い金額を払いながら、限られた技術者を採り合っていて、一歩外に出れば日本で働きたいと思っている技術者は沢山いる。

もちろん一番のネックは言語。日本語という世界的にはニッチな言語で組織を運営している以上は、やはり限られた外国人しか採用できない。ここが英語になった瞬間に世界中の人が採用対象になる。

弊社でも2015年10月から英語を公用語化することを目指しているが、10年スパンで見ればこの経営判断が間違いなく組織力向上、競争優位につながることを改めて実感した次第。


と書き始めるときりがないので、またの機会に。


本日、とある新卒向け紙媒体の取材を受けた。

その中でI&G Partnersらしさとは何だろうということになり、いろいろと考えた結果、どんな事業を展開するのか、どういうサービスを担っていくのか、ということに全てが集約されている気がした。


我々は事業を立上げる時には必ず「本質的に価値があるか?」「誇りが持てるか?」「世の中を良くするか?」といった自問自答を繰り返す。

それがクリアになった上で、「じゃあマネタイズは?」「収益的に成り立つのか?」といった次のステップに繰り上がる。

決してここが逆であってはいけないと思っている。

儲るからやる、ではなく、あるべきサービスだからやる、その上で頭を使って収益を上げる方法を考えるという流れへの拘り。本質的に存在価値があるサービスは、知恵を絞り工夫すれば必ず一定は収益はついてくるもの。

GreenJobShareも業界初のサービスで、共に本質的にそれまでのやり方よりも好ましい、誇らしいと思えるサービスとしてリリースしてきた。これからもそこには拘っていきたい。


儲るからやるのではなく、我々がやる価値があるからやる。
そして、やるからには知恵を絞って儲ける。


似たようで全く異なる発想であり、我々I&G Partnersとしてこの順序にこそ拘るべきと考える。

自分達に課したある種の制約条件ではあるが、我々がやらなくても良いものや、やっても二番煎じでそれほどの存在意義を見出せないものをやって多少儲けたところで多分目指しているような組織にはなれないし、何よりもそのプロセスが楽しめない。

これからも新規事業に次々と挑戦していく予定だが、自ら課した制約条件を満たしつつ、如何にして爆発的成長を実現するか、中小企業としてであれば一定レベルには到達しつつあるI&G Partnersが、ベンチャー企業として次に問われている大きな命題である。

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