弊社は出世という概念のないフラットな組織を標榜している。
チームは存在するが、その1つ1つをプロジェクトと位置付け、都度適任者がリーダーとしての責任を負うようなイメージで運営している。
フラットな組織で大事なのは経営陣と限りなく同じレベルの情報を全社で共有することだと考えている。
情報があれば自分で考え、判断することができる。
一方で情報を共有しなければ当然ながら考えることも判断を下すこともできないので、与えられたミッションに取り組むということに集中することになる。
世の中のマネジメント研修でよくあるのが、数人で紐を使ってとある形(例えば正三角形)を実現せよ、みたいなやつ。
条件は、1人だけ目隠しをせずに残りは目隠しをしてもらう。一方で目隠しをしていない人は一切動いてはいけないというようなもの。
これやってみるとわかるが、目が見えている人(=情報を持っている人)の能力にパフォーマンスが極端に依存する。まさに優秀なマネージャーによってチームがパフォーマンスの上がるイメージに似ている。
一方でもっとも正確に早く結果につながるのは全員が目隠しをしていない状態。
っていうか当たり前だろっていう話しなんだけど。。。。
フラットな組織というのはベストにワークすれば、まさに全員が目隠しを外しているような状態で、全員が情報を共有し、自分で見て、自分で考え、自分で判断し、その上でチームとして協力しあってベストなパフォーマンスの実現に向けて動くことができる。
しかしフラットな組織が失敗すると、目隠しをしていない人、つまり情報を持つマネージャーが存在しないような目隠しした人達だけの集団になりかねない。これこそ最悪の状態。
目が見えていない(情報を持っていない)ことによって、誰もが自分の感覚こそが正しいと思い込みやすかったり、自分は何もわからないから何も発信しないという二極化しがち。
そして前者同志が目が見えないままに壮絶な議論が始まり、後者は黙って見守るのみ。
この議論は正解がわからないから単なる自分の意見の押し付け合いにしかならず、最終的には声が大きかったり、一番社歴が長かったり、一番気が強かったりする人の意見でしぶしぶ動くものの、おおよそにして結果は大失敗に終わる。そしてチームのメンバーは「ほら言わんこっちゃない」という態度をし、チームとして崩壊の一途をたどる。。。。
ちなみにこれ本当に実験したことあり、ほぼ実話。
中途半端にフラットな組織よりも力のあるリーダーが率いる方が強い。
羊に率いられた狼の群れよりも狼に率いられた羊の群れの方が強い
という比喩を良く目にするが、まさにそういう感じかもしれない。
それでも私自身の理想は全員が目隠しを外し、情報を共有し、ポジティブに能動的に考え行動し、そしてチームとしてのパフォーマンスを最優先するフラットな組織。
今のアトラエにはまだまだ課題がありそうなので、頑張って理想のフラット組織に向けて改善します。
チームは存在するが、その1つ1つをプロジェクトと位置付け、都度適任者がリーダーとしての責任を負うようなイメージで運営している。
フラットな組織で大事なのは経営陣と限りなく同じレベルの情報を全社で共有することだと考えている。
情報があれば自分で考え、判断することができる。
一方で情報を共有しなければ当然ながら考えることも判断を下すこともできないので、与えられたミッションに取り組むということに集中することになる。
世の中のマネジメント研修でよくあるのが、数人で紐を使ってとある形(例えば正三角形)を実現せよ、みたいなやつ。
条件は、1人だけ目隠しをせずに残りは目隠しをしてもらう。一方で目隠しをしていない人は一切動いてはいけないというようなもの。
これやってみるとわかるが、目が見えている人(=情報を持っている人)の能力にパフォーマンスが極端に依存する。まさに優秀なマネージャーによってチームがパフォーマンスの上がるイメージに似ている。
一方でもっとも正確に早く結果につながるのは全員が目隠しをしていない状態。
っていうか当たり前だろっていう話しなんだけど。。。。
フラットな組織というのはベストにワークすれば、まさに全員が目隠しを外しているような状態で、全員が情報を共有し、自分で見て、自分で考え、自分で判断し、その上でチームとして協力しあってベストなパフォーマンスの実現に向けて動くことができる。
しかしフラットな組織が失敗すると、目隠しをしていない人、つまり情報を持つマネージャーが存在しないような目隠しした人達だけの集団になりかねない。これこそ最悪の状態。
目が見えていない(情報を持っていない)ことによって、誰もが自分の感覚こそが正しいと思い込みやすかったり、自分は何もわからないから何も発信しないという二極化しがち。
そして前者同志が目が見えないままに壮絶な議論が始まり、後者は黙って見守るのみ。
この議論は正解がわからないから単なる自分の意見の押し付け合いにしかならず、最終的には声が大きかったり、一番社歴が長かったり、一番気が強かったりする人の意見でしぶしぶ動くものの、おおよそにして結果は大失敗に終わる。そしてチームのメンバーは「ほら言わんこっちゃない」という態度をし、チームとして崩壊の一途をたどる。。。。
ちなみにこれ本当に実験したことあり、ほぼ実話。
中途半端にフラットな組織よりも力のあるリーダーが率いる方が強い。
羊に率いられた狼の群れよりも狼に率いられた羊の群れの方が強い
という比喩を良く目にするが、まさにそういう感じかもしれない。
それでも私自身の理想は全員が目隠しを外し、情報を共有し、ポジティブに能動的に考え行動し、そしてチームとしてのパフォーマンスを最優先するフラットな組織。
今のアトラエにはまだまだ課題がありそうなので、頑張って理想のフラット組織に向けて改善します。