麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2015年04月

本日の14時30分以降、弊社は社員研修のため電話がつながらなくなります。
ご迷惑おかけしますが御理解のほどよろしくお願いしますm(__)m


で、実際何やるの?ということですが、行動指針の全社員徹底浸透を目的として、社内でグループワークを実施します。

弊社のようにルールをミニマムとし、出世や肩書をなくしたフラットで自由な組織を運営していく上でもっとも大事なのは、まさに行動指針の徹底した浸透だと思っています。


自分の価値観や経験に基づく正しいという判断は、人によって大きく異なることがあります。

そんな中で上司の指揮命令に従った働き方が存在せず、自身で考えて自身で動く組織においては、何らかの判断軸や共通言語を有する必要があると思っています。

共有すべきものには、ビジョンやミッション、戦略方針、経営数値などいろいろあるわけですが、その一つであり、なおかつ重要度の高いものの一つに行動指針があると考えています。

弊社ではAtrae Standardという行動指針があります。
イメージとしては弊社ではこういうビジネスパーソンをもっとも評価するという一つの共通認識という感じでしょうか。


しかも大事なのはこの行動指針が本質的にどういうことを意味しているのか、どういうレベル感が求められているのか、そういった認識を統一化すること。


今日のグループワークはまさにこの行動指針の示している言葉の意味を、全社員で徹底的に解き明かし、理解を一致させ、来週からそこを目指して動き出せるようになることを目的としています。


想いを持ち意欲ある人達がビジネスに熱中し、やりがいをもって生き生きと長期に渡って働くことで、競争力を維持しつづけ、社会に価値を生み出し続けたい。

そのためには目の前の売上や利益もさることながら、組織や文化醸成、人材育成をしっかりとやっていくことこそが重要だと思う次第。

ということであと1時間ちょっとで熱いディスカッションが始まります♪

この17年間、恐らく趣味よりも家庭や恋人よりも、圧倒的に仕事に没頭してきた。

多くの人から「仕事好きだよね」と言われる。

好きなんだけど、何となく人によっては誤解がある気がしている。

仕事が楽しくて楽しくて仕方ない、という感覚はこと私に関して言えば完全にそうではない。
どちらかというと仕事なんてつまらないと思っているくらい。

ただ日々つまらない仕事をしているのだが、その結果として現れる成果、いわゆる顧客から感謝してもらえたり、会社が成長したり、市場からの評価があがったり、仲間が増えたり、給与があがったり、などなどが楽しくてやっている。更に言えばその先に実現したい夢(目標)があり、そこに少しでも早く近づきたくて頑張っているという感じ。


アスリートに例えるなら、走り込みや筋トレなどの練習は大嫌いだけど、試合で勝ちたいし自分がそこに貢献したいから練習も本気で頑張るみたいなイメージ。で、その先の夢としてはヨーロッパのチームで10番をつけて活躍して賞賛を浴びてやるぞ、みたいな。どこかで聞いたことあるような話だけどw


逆にいえば、夢や目標に共感したり、自分なりにどういう価値を生み出したり、どういう結果につながったらやりがいを感じるか、嬉しいと思えるか、みたいなことが全く見えないままに毎日ハードに働くと、当然ながら辛いに決まってるわけで、しばしば5月病みたいなことになったり。。。


だからこそ経営者やリーダーはその組織やチームが何を目指しているのか、どういうことを実現したいのか、そういう夢や目標をワクワクするレベルで伝えていくことが凄く大事。一方で新入社員や若い社員も今自分が何を目指して努力しているのか、を意識することで目の前の業務や作業への取り組み姿勢や意識が変わってくると思う。


一番多い勘違いは「仕事ってもっと楽しいものだと思ってました」みたいなやつ。

マンガ読んでたり、映画見てたり、旅行行ってたり、趣味の時間の方が楽しいに決まっとるでしょ。
でもそういう時間を多少我慢してでも成し遂げたいこと、実現できたら最高にエキサイティングなことが背景にあるから頑張ろうと思えるわけで。

そういう人は仕事を楽しめちゃうから、そこだけ切り取るといろんな誤解を招いてしまったり。

PLAY BUSINESS,PLAY HARD!!

うちの社内で良く使われる言葉。

結論、やっぱりビジネスっていうのはめっちゃ楽しいしやりがいがある。

本日はタイトルと真逆の結論で終わってみましたw

最近のベンチャー企業はPRやブランディングが素晴らしく上手だったりする。
ソーシャルメディアを中心に、すぐに起業家ネットワークができたり、メディアとのコネクションができたり、更には発信も簡単にできてしまう。

一昔前であれば日経新聞くらいに掲載されないと効果がなく、そもそも未上場ベンチャーが日経本紙に掲載されるなんてとんでもなく難易度が高かったわけで。。。

でも誰でも発信できることや、自社のPRが上手なことはその会社にとって凄くプラスに働く。


一方でちょっと盛りすぎて、少し実態からかけ離れた発信も増えてきているような気もしなくもない。

私自身は長年多くの組織の内情を見てきたこともあり、どの組織がどういう状態かということが比較的わかっちゃったりするわけだが、新卒説明会でのプレゼンテーションなんかもだいぶ脚色が入ってるなーと思うことがあったり、採用だけでなくともサービスのPRについてもいろいろと上手に脚色されていたり。。。まあそういうのも一つの方法論なんだろうけどね。


戦略的PRという意味でもそういうアクションも大事なんだろうと思いつつ、うちの会社はそういうことが極めて苦手な集団だと思う今日この頃。

すっごく良くいえば、本当に価値があるものを粛々と創り上げていくということに没頭しようとする傾向があるかもしれないけど。


先日リリースしたTalentBaseも、本当に日本では唯一無二のサービスであり、人材獲得の手法に全く新しい選択肢を提供することができるはずなのだが、あまり上手に世の中に伝えられていなかったり(^_^;)

まあTalentBaseもまだβ版ということもあり、あまり噂だけがひとり歩きするのも良くないので、今は粛々と改善や機能追加を続けるのが正解だとも思っているという側面もありつつ。


華やかにメディアから注目されている企業を見て少し羨ましいなーと思ったりもするが、自分がそこに出ようとはどうしても思えずw


こういうのって会社とか経営者の性格なのかな。。。。

さすがにもう少しPR上手にならないといけないかもしれないなーと反省する今日この頃。

組織文化を創ることってとんでもなく難しい。

私がアトラエにおいては当たり前のことと思っていることが、いつの間にか当たり前でなくなっている。まるで普通の大企業のサラリーマンかのような行動論理で動いていたり。。。。


5人、10人ならいざ知らず、うちみたいに30人くらいでも難しいと感じるのだから、500人、1000人という会社であればもうお手上げなのではないだろうか。

それでも知識労働中心の世の中になっていく中で、組織文化の醸成と徹底浸透は成長の鍵を握るはずであり、絶対にそこから目を背けてはいけないと認識している。


例えば残業について。

うちの会社ではいくら長く働こうと一切評価はされない。正確に言えば努力は最大限したね、という姿勢は評価の対象ではあるものの、もちろん影響は軽微。
あくまでもこの組織の成長や社会に対して創造する価値を最大化することに直接的もしくは間接的にどれだけ貢献したか、という視点で主に評価がなされる。

っていうかそんなの当たり前だし、それよりももっと本質的な評価方法や要素があるなら、それを提案してくれれば、すぐに次の半期からそっちにすればいいだけのこと。会社は自分達の手で改善していくものだし、今の状態がベストではないわけで、あるべき姿を追求し続けていくべき。

なのに何となく長く働いている先輩達が多いのを見て

「やっぱり長く働かないといけないのかな。。。」
「さすがに先輩達が帰るまでは帰りづらいな。。。」

とか思う人がうちにいるとは思わないが、もしいるならこう言いたい。要らんこと考える暇あったら貢献にフォーカスせよ!と。


逆に言えば、どんなルールがあっても、どんな雰囲気があっても、どんな慣習があっても、本質的におかしかったり、会社が目指すことを実現する上での障害になるようなことがあるのであれば、そんなルールなんて捻じ曲げてしまえばいいし、そもそもルールなんて無視すればいい。

ちょっと言い過ぎなので少し訂正すると、社内でのルールは別に世の中で制定されている法律ではない。あくまでも会社にとって良いと思ってどこかで誰かが導入したもの。時代にあわなくなってくるものもあれば、組織フェーズや規模の変化によって非効率になっているもの、などが出てくるのは当然であり、そんなルールはさっさと排除すればいい。


「でもルールが、、、」

なんていう言い訳はやめよう。孫さんは総務省を動かしてまで世の中のルールをよりあるべきものにしようと掛け合ったりしているくらいなわけで、社内のちょっとしたルールを変えることなんて朝飯前のはず。

そもそも社内において評価されるか否かで仕事をしているとどうしてもルールを守ろうと保守的になったり、先輩や経営陣と呼ばれる人達の目が気になり、正解を探したくなるもの。でもそれはサラリーマンのすること。

わざわざドがつくほどのベンチャー企業に飛び込んできたのであれば、そんな働き方はスーパーナンセンスであり、ただただ我々が社会に生み出す価値の最大化に貢献することにフォーカスすればいい。必ずそういう人を評価するし、評価制度がおかしいことでそういう人が評価できないようなことが万が一起こるようなら、私自身が評価制度を無視してでもそういう人を評価する。

誤解を恐れずに言っておくと、別に何も無法地帯にしたいわけではない。
人間の善悪で判断したときに本当に正しいと思うことがあるのであれば、ルールに縛られることなく、ルールごと変えてしまうくらいのことをすべきだということ。そして時にはルールを破るという選択もあって然りだということ。

思い起こせば私も前職では散々社長や先輩とやりあいました。
でも思い出すのは、ネクタイするしない、ヒゲを剃る剃らないなど、正直本当にどうでもいいことばかりだけど(^_^;)

最近私の親友で面白い奴がいる。
IT企業の経営者のはずだし、恐らくは仕事もしているのだろうが、その一方で日本酒を製造したり、北海道でホタテ漁に参加したりと、いよいよ何を生業としているのか意味不明だったりする。

またそれ以外にも最近何やらSUP(Stand Up Paddle)にハマって豊洲近郊の運河を一人さまよってる奴とかがいたり(笑)。

勿論もっと多いのは起業家としてビジネスに熱狂しているタイプの経営者。
それ以外にもとにかくマラソンやトライアスロンやサーフィンに夢中になっている人などなど。

私の周りにはとにもかくにもエネルギーに満ちあふれているタイプの人が多い。


以前より経済的な豊かさが人生の豊かさの重大要素ではないと思ってはいたが、では何が人生の豊かさかということについては今ひとつピンときてなかったが、最近上記のような人達を見ていて何となくわかってきた。

やはり一度の人生、何かに熱中していることができれば幸せなのではないだろうか。

経営者は最初はちょっとした趣味や運動のためにはじめたものさえも、一流を目指してトレーニングしてしまったり、自らに厳しい目標を課したりする傾向があるが、やっぱりなんでも本気で取り組まないと満足できないのかもしれない。

漫画を書くことでも、演劇でも、歌を歌うことでも、何でもいいんだと思うが、寝る時間が惜しいと思うくらい熱中できることが常にある、そんな人生を送れれば幸せなのかもしれない。

勿論家族がそれだという人もいるだろうし、子供がいない私にはまだ正直そこは感覚的にわからない面もあるのは事実だが、家族にしか熱中できない人生は少し寂しい気がする。

遊びでも趣味でも仕事でも、何かに熱中している人は、エネルギーを発しているし、人を惹き付ける魅力を感じる。

アトラエは、惹き付けるという言葉のスペイン語【atrae】を意味する社名。
ビジネスやサービスに熱中する集団であり続けたいし、何にせよ遊びにも仕事にも飲みにもエネルギー旺盛な人達ばかりが集まっているのが一番の強みだと改めて思う次第。


若者よ、将来や老後の心配ばかりしてないで、なんでもいいから熱中しよう!!
我々中年も負けじと熱中するぜ!!

最近組織内における自分自身の存在価値ということについて考える。

つまるところCEOとしてどういうバリューを出すべきか。
CEOは何をすべきなのか。

こんな答えのないようなことを久しぶりに考えるようになった。


これについては唯一無二の模範解答は存在しない。
そんなことはとっくに理解している。
またCEOが長期的視点で会社を成長させ社会に生み出す価値を最大化し、どのステークホルダーにも偏りすぎることなくバランス感覚を持ち、彼らの幸せや満足度を高める、そんな責務を担っていることも十二分に理解している。


それでもやろうと思えば多岐に渡る仕事がありうるし、会社のフェーズや競争環境によってもいろいろと変わり続けていく。


私自身は現場のマネジメントや事業のディレクションが好きなのか、得意なのか、ついついそっちに意識が引っ張られやすい傾向がある。が、今のアトラエの会社としてのフェーズを考慮すると、3年先、5年先、10年先を見据えて戦略を練り込むことこそ、CEOしかできな仕事なのではないかと考えつつある。


今日、昔からお世話になっている大先輩経営者の方とお話をする機会があり、改めて自分の起業家としての視野の狭さや視点の低さに気付かされると共に、自分自身が最近直感的に気になっていた自分の存在価値や役割といったものについて、改めて考えるきっかけを頂いた。


我々が勝負をしているTechnology×HRという領域は、人が仕事をしている以上は変化し続けるし、存在し続ける市場。10年というスパンの中で、人々の働き方や収入の得方がどう変わっていくのか、グローバリゼーションはどう影響していくのか、欧米はどう成長し、アジア圏はどう進化していくのか、改めて深く考え、自分達が実現すべきことに長期的に取り組んでいくことが大事。


こういう事を考えるたびに大量の本を書い、読みきれずに眠っていくという経験を10年以上繰り返してきたが、懲りずに今もまた本を発注しまくってしまったw

今この瞬間の気持ちとしては、ブログなんて書いてないで、今すぐいろんな本を読みあさり、いろんな経営者とディスカッションし、世界中のHR事情を調べに飛び回りたい衝動に駆られている。

結論、やっぱり10年前から起業家としてあまり何も変わってないのかもしれない(^_^;)

人間の仕事のほとんどが近い将来ロボットにとって代わられるのではないか、こんな意見を見かけることが増えてきた。

そして一応インターネット業界に身をおく私の感覚としても、恐らくそれは間違いないと思う。

そんな時に「人」としての価値はどこに残るのだろうか。

現在毎日会社に通うビジネスパーソンの多くの仕事が「作業」に近いルーティンワークではないだろうか。勿論弊社のようなベンチャー企業でもそれほど例外ではないし、私自身も契約書のチェックからメールのチェック、資料作成、数値分析、署名・捺印、会議参加などなど、それほど頭を使っていない時間帯も多い。


ただ意識しているのは如何にその作業を効率化したり減らしたりできるか。
そしてそれによって創出した時間で、少しでも未来のことを考えるように努力をしている。

これは経営者であれば当然だが、実はビジネスに関わる人であれば全員同じかもしれない。
自分のやっている作業を如何に作業にせずに、生み出すべき価値を最大化することにフォーカスして工夫したり効率化したり、はたまた排除したりすることで、自分自身の成長にもつながるし、組織への貢献度も間違いなく高めることができる。


人は慣れやすい。
同じ仕事、同じ環境、同じ同僚と日々働いていると考えなくなりがち。
常に自分が挑戦しているかどうか、1年前と比べて貢献価値がどう変わったか、自分自身がどう成長できたか、自問自答する癖をつけて努力していかないといけない。

誰かが自分の成長に合わせて少しずつ仕事を変えてくれるのではないかと思い込んでいる人も多い。
自分の力で自分の仕事はどんどん変えていける。

小林一三さんという阪急東宝グループの創業者がこんなことを言っている。


下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。
そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。



ホントにその通り。日本一の下足番どころか社内一の営業、社内一の◯◯にも全くかすりもしないようでは自分の仕事の幅や裁量を拡げていくことは難しいのは当然のこと。そこで我慢できずに隣の芝が青い症候群になってしまう人が多すぎるが、それでは何も解決しない。
まずは社内一の◯◯になってみることが大事。


40歳くらいになるともう挑戦はしないでいいと直感的に考えている人は多いと思う。
私もふと気を緩めると少し保守的な発想に陥りかけている自分に気付き、情けなくなる。
社内一の経営者であり、社内一のリーダーであるためにも、挑戦し続けなければならない。
そうしないと自分が成し遂げたいことが成し遂げられないのだから。
そもそも40歳なんてまだまだビジネス世界では若造。
米国の大成している経営者で一番多いのは40代での起業だというから驚かされる。


40歳からでも元気があれば新しい挑戦でもマッチョなアスリートボディでも何でもできる!(はず)

本日より6名の新たな仲間が入社してきました。

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新卒カルチャーの強い弊社としても久しぶりの6名入社。
たった23名だった会社に6名もの新卒が加わったことで、組織の20%を彼らが占めることに(^_^;)

本日は午前中のオリエンテーションや講義を受け、早速この時間からミッションを任され、6人で試行錯誤を始めています。

かなり能力も人間力も高い人材を採用していることもあり、恐らく学生時代はそれほどコンプレックスもなく、順風満帆で自信もあると思います。そうすると最初の半年くらいはうまくいかないことの多さや、バリューを発揮している先輩との差にただただ自信を喪失することが予想されます。

そこで如何に踏ん張れるか、負けん気や向上心をもって取り組めるか、が勝負。

早ければ半年後くらいから少しずつ戦力化していくはず。
遅いと、、、、、、まあ2年くらいすれば戦力化するかもw

何にせよ志を共にする仲間が増えていくのは凄く嬉しいこと。

不必要な組織拡大を目指すことは一切しないのが弊社の方針ですが、能力と意欲ある人材を少しずつながら着実に採用・育成し、変化に耐えて成長し続ける組織を創りあげたいと思います♪

ちなみに2016年4月に入社を予定している7名は更にワイルドですので乞うご期待下さい。。。

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