麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2015年10月

Atraeは明日で12歳。

さきほどアドバイザーをしてくださっている会計士さんがピエール・エルメのマカロンを大量に買ってきてくださったことで、社員ならびに役員一同、初めて思い出すというレベルでしたが(汗)

しかし思い起こせばこの12年間、本当にいろんなことがあった。

その中でも微塵も忘れることができない出来事はリーマン・ショック。
2008年末に発覚したリーマン・ブラザーズの破綻に始まった世界的金融危機の影響は、日本でこじんまりとサービスを展開するベンチャー企業の我々にももろにヒットし、2009年の売上は2008年のそれと比較しても約20%も減少するなど、本当に存続の危機に直面。

正直思い出したくもないが、その危機を乗り越えたことが今のAtreaの強さを生み出し、そして私自身の経営者としての成長・進化にも大きく影響したこともある意味事実。

12歳といえば人間でいえば中学生になり、まさに成長まっさかり、青春まっさかりの年齢にこれから突入していく年頃。

12年も経つともはやベンチャーではなく中小企業でしょ、なんて言われたりもしますが、Atraeは今も明らかにバリバリのベンチャー企業であり、組織面でも事業面でも挑戦しまくっている。

いつまで経ってもいい意味でベンチャー企業であり続けたいものである。

人間で言えば、いい意味で子供のような大人でありたい、という感じかもしれない。

そんなやんちゃな組織が今でも元気に頑張っていられるのは、法人・個人共に多くの素晴らしいお客様、信頼してくださる株主の方々、そして何よりも人生の貴重な時間を本気でこの会社の成長に投資してくれている仲間達と、本当に多くの人達の存在があったからこそだと改めて思う次第。

Atraeというのはスペイン語で「魅了する」という意味を持っている。

世の中の多くの人達を魅了する組織であり続けたい、そんな想いを込めてつけた名前。
この社名に恥じないよう、もっと多くの人を惹きつけられるような組織を創っていきたい。

Play business,play hard !!

最近の採用市場ではエンジニアやデザイナーがすこぶる重宝されている。
確かにこれだけインターネットサービス、テクノロジーサービスの時代が到来すれば、それを作れる人達のニーズが高まり、受給バランスが崩れていくのは自明ではある。


一方で私は仕事ができる人の共通点って決して専門性じゃないような気がしている。

じゃあなんなのか?
個人的にはこんな人が仕事ができる人の共通スキルなんじゃないかと考えている。

ターゲットや目標といったゴールを理解し、そこから逆算して現状の課題やそこまで到達するための方法や戦略を導き出し、それを組織を率いてやり抜く。途中でズレや誤算に気付いたらすぐにまたリプランしなおして、着実にゴールに向かって突き進んでいく。いわゆるPDCAを回すということ。

その中でも最初に立てる戦略プランの実現可能性が高いことや、組織を率いてやり抜けるリーダーシップやマネジメントができること、さらに高速でズレを修正しながら出来る限り最短コースを走り抜けられる人、そんな人達が仕事ができる人と呼ばれる人達なのかなという気がする。


これはゼネラリストにとっても、プロフェッショナルにとってもあまり変わらないベーシックスキルな気がしている。

個人的にはこういった能力や意欲を有する人が、営業、マーケティング、エンジニア、デザイナー、経理、人事などあらゆる部門においてどれだけ存在しているかが組織力に直結すると考えている。


ではどうやってそういうスキルを身につけるのか。

方法はいろいろあるが、一番わかりやすいヒントは、自分の上司が現在担っている仕事を担ったときに、自分が十分にやれるイメージを持てているかということ。

現在自分があるチームのメンバーであれば、来週からそのチームのリーダーやマネージャーに任命されたときに具体的に何をすればいいかイメージを持てているかということかなという気がする。

一般的な組織では出世すればするほどに、PDCAでいうとDoの仕事が少なくなっていく。
つまり自分より上席や責任を持つポジションにおける仕事が十二分にイメージできるようであれば、恐らくは視点も高く持てているし、PDCAのイメージが持てているのだろうと思う。

逆にそう言われて持てていないと感じる人は、もう少し視点を高く持ったり、日頃の業務遂行だけではない範囲にまで自分の守備範囲を広げてみたり、先輩や上司とのノミニケーションなどを増やしていくことで、イメージを具体化していくと良いかもしれない。

圧倒的な現場でのパフォーマンスも極めて大事だが、そういった「仕事ができる」ベーシックスキルを持っていなければ、なかなか責任と裁量を任せられないもの。


ゼネラリストでキャリアや成長といった壁にぶつかって身動きが取れなくなっている人は、まさにそのあたりのイメージが持てておらず、何らかわかりやすい専門性を身に付ければ成長できるような気になりがちだったりする。

それは得策ではないと感じる。もちろん専門性も重要なスキルなのは事実だが、ベーシックなスキルとしてより大事なのはPDCAを精度高く高速に実行する力。
それを個人だけでなくチームや組織でできれば更にパフォーマンスは高まる。
もちろんそういう力を持った上で、さらに専門性を高めていっても良い。


専門性に目が向けられがちな世の中だからといって、あまり目先に惑わされず、いつの時代も本質を見抜き、本質に向かって努力できる人が価値を創造するのだと思う。

ということで壁にぶつかって悩んでいる若手ゼネラリスト達も勇気を持って前に進もう!

先日、とある起業家の先輩とご一緒したときにふと言っていた一言。

「いよいよ俺達が過去に経験してきたノウハウが通じなくなってきている気がするね。」


本当にその通りだと思う。

テクノロジーの進化によって、人々の生活や働き方などが大きく変化し、それに伴い企業の活動のあり方やサービスや事業の価値の生み出し方がとんでもないスピードで変化していっている。

経営者として常に一線に立ち、高い情報感度を保ちながら、事業や組織をリードしていける人はカリスマと呼ばれるような人達なのかもしれないが、多くの一般的経営者(?)にはそんな芸当はなかなかできるものではない。

特にサービス開発、事業開発という側面では、大きな判断は可能でも、細部の作りこみや機能の企画などは、自分達が現場で様々な経験をしてきた時代とは異なることもあり、ヘタすると老害にさえなりかねないことを自覚する必要があると思っている。

一方で組織作りという側面では、豊富な経験や知識は十二分に役に立つ。
逆にここばかりは経験がないといろんな壁にぶつからざるを得ず、かなりの遠回りを余儀なくされがちだろう。

つまるところ、会社経営において組織や風土を創っていく役割と、事業やサービスを創っていく役割の両輪がある上で、前者は経営者として継続的に価値発揮できるし、経営者しかできない仕事だと思う反面、後者は自分よりも優秀で能力が高く、時代の最先端の感性やリテラシーを持つ人達に権限委譲していく方が圧倒的に成功確度が高まるのではないだろうか?!

いつの時代でも経営者が現場で指揮をとって立て直す、みたいな話はあるわけだし、私も時にそういう動きをするものの、実際にやるべきなのは(やれるのは)方針決めだったり、チームビルディングだっったりがメインで、サービスや事業についてはおおよその収益モデルのイメージや市場ターゲットなどには関わるものの、画面イメージや機能など細部についてはほとんどタッチしないようにしている。意見を言う場合もあくまでも1メンバーとしてフラットに言うのみ。

正直自分の感覚なんて古いに決まってるので、みんなの総合的な意見や、強い意志を持った担当者の意見を重視すべきだと考えて、そう行動するように徹底している。

40歳を超えて自分のリテラシーや感性の衰えと、テクノロジーの進化のスピードを認識した時点で、少しずつ事業やサービスへの関わり方を変えてきたわけだが、それが最近すこぶる良い感じでパフォーマンスに現れてきたように思う。

事業と組織、その両輪を最も得意な人達が担うことで、会社という車はより速く走れるということなのだろう。こういうノウハウってなかなか本読むだけじゃあ身につかないから難しいよね。

いつの時代もベンチャー企業で、ちょっとした壁にぶつかった途端に組織崩壊したり、踊り場になった途端にどんどん人が抜けちゃうような組織が沢山存在するが、そういう組織の特徴として経営者が事業開発、サービス開発に躍起になりすぎることによって、両輪のバランスが取れなくなってしまうケースが多い印象。

長期的に考えれば、両輪のバランスこそが経営の肝なのだと改めて思う次第。

今日のブログは英語で挑戦。かなり怪しいですが、何事も挑戦ということでお許しを。


We have decided to change an official language in our company from Japanese to English gradually.

This is because we want to expand our service globally and launch some branches overseas.
In order to do so, we need to hire some local staff and manage them in English.

If we use Japanese as the official language, almost all of local staff members will not be able to understand and feel uncomfortable.

But if we use English as the official language, most of them can understand some information and messages in our organization and feel they have opportunities to play an active role.

However there are many employees who can't understand English in our company, so I want to hire an employee from outside Japan who can speak Japanese a little and English well.

I plan to assign the person to a secretary in administration department.

Her main task is some office works like our schedule management, ordering equipments and so on, and correct our poor English to natural English like an English teacher.


To sum it all up,,,,

We are looking for a group assistant who also have a role of English teacher and my secretary in our company.

I think people from asian countries are better for the position, especially the Filipino may be the best.

If there is someone interested in this position, please contact me directly on Facebook.

Thank you for trying to understand my poor English ♪




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