麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2015年12月

2015年も残すところあとわずか。
時間の経過はこうも早いものなのか、とこの時期になると毎年思う次第です。

今月は師走らしく、本当に例年以上のドタバタでした。
友人の結婚式のために強引にスケジュールをこじ開けてハワイに行ったことによって、12月に入る予定だった会食までもが1月に延び延びになり、結果1月はすでに4〜5日を残して夜のスケジュールが完売状態w

年始も師走以上の忙しさからスタートすることになりそう。。。


さてそんな中でブログの更新を怠っていました。

最後のブログは組織で働く人達の意識の違いについて。
案外自分で気付いていない人が多い気がしたので。

上司に評価されたくて、上司の顔色を伺ってしまったり、何をしたら評価されるかを常に意識して動いてしまうような人って少なくないと思います。が、これからの時代は成果を出せる人でなければ、最終的には上司さえも守ってくれません。成果を出せる人になるためにどうしたらいいのか。単なる一個人である上司の評価や顔色なんて正直気にする必要なく、その組織にとって、事業にとって、プラスになることを実行し、成長に貢献することの方がよっぽど大事。

実はこれが結構できない人が多い。

言われたことを頑張ることに集中しすぎて、気付いたら本来の目的や成果イメージを全く忘れてしまっているようなことないですか?!


先日のラグビー日本代表の南アフリカ戦でのラストシーン、見た人は多いと思います。
実は監督の指示を無視して、逆転のトライに全てを賭けたキャプテンの判断と、その決断に対して誰一人迷っている素振りも見えず、絶対に成功させるという覚悟を持った(ように見えた)仲間達。

試合に勝つという目的だけは監督も選手も一緒。それに対して最も自分達が納得感のある道筋を選んだだけのことでしょう。責任を取ることになろうがどうなろうが、何よりも勝ちたいという思いからの決断だったのだと思います。

後で監督に怒られるかもとか、もし結果負けたら責任取らないといけないかも、なんていうことよりも、とにかく一番の目的であった勝つということにフォーカスした判断だったのでしょう。


ビジネスシーンで上司の決断を無視して何かを実行するのは確かにスポーツほど簡単ではないこと。それでも上司と議論をすることや、上司を本気で説得することくらいはできるはず。同じ目的を掲げている以上、そこに向かって最短でたどりつける道筋を必至になって考え、実行すればいい。

ぶっちゃけ上司の言うことを聞いて成果が出ないなら、上司の指示を無視してでも成果を出すべきだと私は思う。

そういう人が外向きな人であり、これからの変化の激しい世の中でも成果を出し続けられる人。
サラリーをもらうために働いているのではなく、目的を持ち価値を創造するために働いていて、その対価として報酬をもらっているという本質を理解できている人。

我々のようなベンチャー企業においては、まさしくこういう人達が活躍していく。
もしかしたら大企業であれば長いものに巻かれた方が出世するのかもしれない。でもそれって本質的じゃないし、これからの時代、そんなことやっていても会社も上司も守ってなんてくれないし、守れるわけもないわけで、自分の人生は自分で切り開いていくしかない。

そもそも本来、経営者は自分の言うことを聞く奴を求めているのではなく、一緒になって目標を実現する上で戦力になってくれる奴を求めている。大企業の混沌とした組織の歪によって、それが感じられなくなってしまっているケースはあるだろうが、それも時間の問題。

自分の仕事が見た目や評価を気にした価値のない内向き仕事になっていないか、成果や価値を意識して働く外向き仕事になっているか、ぜひとも考えてみてほしい。

外向き仕事をしている人は、会社なんかに依存せずとも生きていけるし、自分の将来への不安なんてすぐになくなるもの。

ということで今までもこれからも、アトラエでは外を向いて仕事をする人しか評価しません!!

最後のブログがこれか、という話はあるけど、まあよしとします。
ではみなさん良いお年をw

昨日は慶応大学の体育会学生向けのイベントに参加し、エネルギーある体育会学生20人くらいといろいろと話しをさせてもらった。

その中で複数の学生から以下のような質問をもらった。

「旅行にはいけるくらいの休みと給与はもらえますか?」
「成長もしたいし、やりがいある仕事もしたいし、旅行も行きたいし、給料も高い方がいいです」

極めて本音で話してくれたみたいで面白かった。

まあ確かに誰でもやりがいがあって、成長できて、給与が高くて、休みが多ければ最高なのは間違いないわけだけど、それだと自分に合致した就職先は選べないのは間違いない。

でも本音ではどれが一番大事なんだろうか?!
もし最悪、仕事はつまらなくても、休みと給与があれば旅行には行けるから、まあまあだと思えるのであれば、そういう職場は存在すると思う。

一方で将来的には給与も休みも大事だけど、まずは何より仕事を頑張って仕事ができるようになることが第一で、将来家族を持つようになるころには時間や給与も一定余裕が持てるようになれればいいと思うのであれば、そういう職場も存在するだろう。

弊社は明らかに後者だろう。


全てを得たいのは誰でも同じだが、全てを得るにはそれなりの時間と努力を要する。

例えば成長企業で、仕事にやりがいを持ち、本気で努力し、寝る間も惜しんで働いた結果、成長し、仕事をコントロールすることができるようになれば、時間的にも余裕が持てるようになり、評価されることで給与も上がり、旅行にも行けるようになる、というケースは多々ある。

一方で1年目で仕事はまだ何もできない、でも休みをとって旅行にはいく、給与も一定もらえている、という状態は、ないとは言わないが、正直市場原理からして明らかにおかしい状態であるのは間違いない。その状態が長く続くことはありえない。


でもやりがいがある仕事を始めてしまうと、休みが取りづらいのではないか、とか、御社はいつでも休めるのでしょうか、などという質問も良く受ける。基本的には勿論個人の自由だし、アトラエに限っていえば、ほとんど制約はない。が、だからといって本当にいつでも休めるかというとそうでもないのが実状だと思うし、当然チームで目標をもって頑張っている以上、いつでも休めるなんて環境はありえないとも思っている。

例えるなら、プロスポーツチームの選手がオンシーズンに試合を休んで家族旅行にはいかないのと同じこと。

何度も言うが、基本的にはいつ休みをとってもいいし、勿論有給は権利としてちゃんと使ってくれて構わないと思っている。しかしながらチームとして目標を追いかけている以上、自分のチームがまさにオンシーズンなタイミングで自分勝手な休みを取ることはさすがに許されない。これは上司がとか社長がダメというという意味ではなく、チームメンバーからの信頼を失うという意味。あくまでも仲間や顧客などに配慮した上で、迷惑をかけないタイミング、スポーツ選手でいえばオフシーズンを選んで休みを取るのが組織で働く以上、最低限のマナーではあろうと思う。


更に言えば、もし将来的にやりがいのある仕事をしながら、時間も一定自由があり、給与も高いことを望むのであれば、やはり体力的にもプライベート的にも最も時間が使える20代から30代前半のうちにとことん仕事に打ち込むことが大事だろうとは思う。

最初から仕事とプライベートと給与もバランスを取ろうと思っていると、30代になって仕事ができない人になり、結局は時間もコントロールできなくなり、バランスを失うことになりかねない。


最終的に本気で仕事と時間と給与を得たいのであれば、まずは仕事に本気で取り組み、時間を自分でコントロールできるくらいに仕事のできる人間になれば良い。そうすれば給与もおのずと付いてくる。


勿論選択する土俵は凄く大事。頑張って頑張っても給与が上がらない業種やビジネスモデルも存在するのも事実なので、そこは賢い学生であればわかると思うが、ちゃんと一人あたりの生産性が高いことや高くしていけるかどうかをチェックする必要性はあろうと思う。


改めて、組織やチームで何かを成し遂げようとする以上は、自分勝手な都合だけで動くことはできないが、逆にいえばしっかりとその点さえ意識すれば、おおよそ自由に楽しく働き、生きていくことができる、そんな組織こそがもっとも働きがいのある組織なんじゃないかなとー思う次第。

それこそが弊社が目指す理想の組織です。

サービスの価格って結局のところ適性価格に収斂されていくよねっていう話。

昔と異なりこれだけ情報社会でテクノロジーも進化してきた中で、情報のアービトラージを利用しただけの付加価値の低い仲介業務は既に価値を生まなくなってきている。

また人を介するビジネスにおいても、テクノロジーの進化と共に真に付加価値がないものは、次第に低価格化が進む傾向にある。


これからますますグローバル化が進む中で、通信費の高さや一部の人材紹介会社のFEE、不動産の仲介料や更新料などなど、明らかに高すぎるものは、それに見合う付加価値を生み出していない限り、必ずディスカウントが進むと思われる。


そう考えると自社のサービスの価格設定を考えるときというのは、そのサービスの対価がどの程度の価値あるものなのか、を真摯に考え、それに見合う設定をすべきなのだと改めて思う次第。

水は重力にしたがって上から下に落ちていく。
噴水などはそれを動力によって力技で上に持ち上げるわけだが、結局最後は下に落ちてくる。
つまるところ原理原則本質論が大事なのだと考える。

上手に儲けるのではなく、価値あるサービスを創造することに力を注ぐことこそ、これからの経営において大事なことなのだと思う次第。

自戒の念も込めて。

年齢を重ね、経験を積み重ねていけばいくほど、自分の得意領域や心地良い土俵から動きづらくなる。

自分はそんなことはない、自分は常に向上心と成長意欲がある、そんな思いで突っ走ってきたものの、ここ数ヶ月で少しずつ居心地がいい環境から動くことに対して、腰が重たくなっていることに気付いた。

自分がイニシアティブを持てる環境に身を置くことで、自分の持つ武器で価値貢献ができる、言い換えれば、自分の持つ武器で十分に勝てる土俵を選んで戦うことによって、苦戦せずに済む。


例えるなら、サッカーヨーロッパリーグで戦っているトッププレイヤーが、トップチームでは活躍しづらくなってきた晩年になると、Jリーグなどに移籍して再び価値発揮しているようなイメージだろうか。

そのこと自体は決して悪いことではない。というか最後の最後まで自分に価値を感じてくれるところで最大限努力するという意味では素晴らしいことだと思う。

一方でビジネスのフィールドでいえば、40歳前後はまだまだ若造に過ぎない。

たかだか15年ちょっとの経験をもって、その経験とノウハウで勝てる範囲内でしか勝負をしないような人生になってしまっては話にならないと思う。まだまだ自分の経験したことのないようなフィールドが多々存在している。

今更そんなところに挑戦して、何度も失敗したり挫折をしたりしながら、頑張って習得し、自分を成長させ、その目標に到達していくなんて、考えるだけで嫌になるが(笑)、ビジネスというフィールドで自分が成し遂げたいことを成し遂げるためには、なりたい自分になるためには、そのハードルを越えていくしか道はない。

そしてまだ今からでもなんでも挑戦できる。決して遅いということはない。


私自身、来年の大きな挑戦として以下の4つを上げている。(一部出せないものは◎にしてるが)

・英語で組織を統率できるようになること
・新規事業を収益軸として確立させること
・◎◎◎により成長速度を早めること
・海外展開への足がかりを掴むこと

正直どれも決して簡単なチャレンジではないが、近い将来実現できている状態をイメージすると、明らかにワクワクできる自分がいる。一度の人生、自分の仕事の土俵をビジネスフィールドに決めた以上、働いている間はワクワクし続けたいと強く思う。

また別の視点から考えると、成長し続ける組織において、成長しない個人は次第に不要になっていく。そしてそれは社長であっても例外ではない。

弊社のように若く優秀な人材がとんでもないスピードで成長してきている組織では、いくら創業社長といえども安穏としていたら、近い将来必ず自分以上に社長に相応しい人材が現れる。もし自他共にそう認める人材が育ってきたときには、潔く身を引く以外に道はない。

負けん気の強い私にとってはちょうどいいプレッシャーだけどw


どんな業界でも40歳を超えてくると慕ってくれる後輩も増え、ある程度手を抜いても成果を出せるようになっていたりするもの。そのノウハウや人脈をもって効率的に稼ぐという道を選んでいる人も多い。

しかし65歳までが現役としてもまだ25年も残っている。今まで経験してきたのはたかだか16年、17年程度。そんなレベルで残りのビジネス人生をワクワク・活き活きと楽しめるとは私は到底思えない。


山登りと同様、努力して到達した人にしか見えない景色が必ずある。
私自身、今まで何度も挑戦し、その度にそういう体験をしてきたから、それだけは確信している。

勿論逃げ道は沢山ある。しかし一度の人生、心底納得いくまで挑戦し続けたいものである。


Be always challenger! Never too late!!

ちょっと今日は肩の力を抜いたブログを。
別にいつも肩に力入ってるわけじゃないんだけど(^_^;)


10月から新たな期が始まり、早くも2ヶ月が終わり、3ヶ月目に突入。
本当に時が経つのはあっという間だとつくづく思う。

今期も最初の四半期は目標をしっかりとクリアし、次に見据える土俵は第二四半期。
第二四半期さえクリアできれば、例年の傾向からして下半期はうちの得意ゾーン!

もっと良い会社にしたい、もっと良いサービスにしたい、もっと多くのお客さんに価値を提供したい、こんな一人ひとりの強い想いが右肩上がりの成長を実現している。経営の根幹って本当にどんな人を採用し、どうやって活かすかでしかないなーと感じる。


話は大きく変わるが12月は中高時代の友人の中でほぼ最後の生き残りがハワイで挙式ということで、仲間達とお祝いがてらちょっと休みをもらってハワイに行く予定。
1月にもうちの役員の結婚式と元社員の結婚式が立て続けにあり、ほんとにめでたい限り。

ただそんなこんなもあり12月はスケジュールがもういっぱいいっぱい。
既に会食などは1月での調整しかできない状態に(T_T)
ま、こんな忙しい時期に友人の結婚式にかこつけてハワイに行こうとしてる自分のせいなんだけど。。。

でもこういうドタバタもなんだか師走っぽくていいかも。
今年は会社も29日の午前中までと、金融機関のようなハードスケジュール。

そこまでして仕込んでいる新たな種が2016年に一気に花咲いてくれれば、来年も凄く良い年になるだろうし、アトラエにとって大きな転機になりそう。

年明け2月くらいからはアトラエ初の外国人社員も入社してくるし、4月には新卒も7人(2人は10月入社だけど)加わってくれるし、盛り上がるなー。

来年にワクワクしながら、最後まで気を抜かずに頑張ります。

↑このページのトップヘ