麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2016年03月

アトラエが求める人材の共通点は、知的ワイルドということに尽きる。

このワード、実はつい先日、新卒採用におけるパートナー企業の方々と打ち合わせをしていて教えてもらった言葉。つまり完全なるパクリですw

自作ではないものの求めている人物イメージとあまりにワードが合致したので、このまま我が社の求める人材像を表すワードとして使わせてもらうことに決定!!


ベンチャー企業においては、真面目に頑張れば活躍できたり社会に価値を創造できるわけではない。
過去に例のない挑戦や取り組み、答えのない難問に何度もぶつかり乗り越えていくタフさが求められる。我々は良くサバイバル能力とかメンタル・タフネスなどと表現してきたが、そういう力が求められる。

一方でじゃあ生命力が強くサバイバルできるタフさは持っているとしても、知的な能力が低いと仕組みを構築できなかったり、どれだけ頑張ってもパフォーマンスを出せなかったりするのも、インターネットベンチャーにおける共通ポイントであろう。結局考える力、仮説を立てる力、解決方法を模索する力などを有さないとパフォーマンスは出せない。頑張っているけど、、、、みたいなことになる。

一方で学歴が高く勉強ができるだけの頭の良さと誤解しがちだが、それはあまり関係ない。
勉強という答えがあり方法が確立しているものへの取り組みと、答えのない中で誰も実現したことのないものに挑戦するということは根本的に異なる能力を必要とする。


これらの能力を有してる人を表現する呼称として『知的ワイルドな人』というワードが極めてしっくりきたので、使わせてもらうことにした。


知的ワイルドな人の特徴として、BBQやお花見などのイベントの企画を任せた時に、いろんな人脈や知恵を総動員してとんでもなく期待を超えるイベントを創り上げてしまったりするようなイメージ。例えば知人の実家が肉屋だったということを思い出し、その知人経由で安価で最高の肉を仕入れたり、知り合いの飲食店で働く人に協力してもらって最高の料理をとんでもない安価で用意してみたり。

もしくはこれも受け売りだが、例えばグループワークとして、各チームに10万円渡すから1ヶ月でいくらまで増やせるか競争するといったゲーム感覚の高いテーマで競わせたりしたときに、あらゆる知恵と人脈を総動員して最高のパフォーマンスを上げるような人、そしてその挑戦をめっちゃ楽しいとかやってみたいと思えるような人は、まさに知的ワイルドな人の可能性が高い。

そんな人達と共に世界が注目する理想の組織を作り上げるべく、そこに向けた旅路を楽しめたら最高だと思っている。

改めて我こそは知的ワイルドだと思う人達、是非アトラエのドアをノックしてください!!
楽しみにしてます!!!

2017年の新卒採用が活発になりつつあり、もっぱら学生と接触することが多い今日この頃。
そんな就活中の学生からもしばしば質問されるのが「仕事って楽しいんですか?」みたいな話。


楽しいという言葉の意味によるけど、私自身の回答としてはこんな感じ。

「極めてやりがいがあるという意味で楽しいと思っている」


まあ仕事は生活のため、家族を養うため、という人もいるでしょう。
ただ仕事に費やす時間は家族と過ごす時間をゆうに超えるわけで、そこが充実していないとさすがに幸せな人生とは言えないのではないかなぁなどと感じざるを得ないわけで。


で、ベンチャー企業で働く社員は何となく「仕事楽しい」と言っているイメージがあるが、なんだか多くの人の中でそのあたりに誤解がある気がする。

日々の業務内容自体が「超楽しい!」なんてことは、ほとんどのケースにおいてありえない。


わかりやすい例として社長の日々の仕事を考えてみる。

会社説明会での新卒向けのプレゼンテーションや契約書のチェック、更には社内のミーティングなどへの参加、採用面接、人事考課など多岐に渡るわけだが、ぶっちゃけどの仕事も決して楽しくなんてない。もしやらないでいいのであればやりたくないw

それでも仕事はやりがいがあり楽しいと感じている。


それは日々の業務内容に楽しさを感じたいわけではなく、人生の時間を賭してでも成し遂げてみたい目標があり、それを成し遂げるために日々頑張っているわけで、日々の仕事はその目標を成し遂げるためのプロセスに過ぎないと思っているから。


つまるところ最高のお城を作り上げることにやりがいを感じ、ワクワクしているのであって、日々材料を運んだり、セメントを流しこんだり、ペンキ塗ったりするのがとんでもなく楽しいわけではないということ。勿論そういう作業さえも楽しみながらやるというのは大事だと思うが、やはりその先にある夢や目標みたいなものの存在が何より重要。


同じようにレンガを積むという仕事にしても、ただ指示されてレンガを積んでいるだけの人と、柱を作るためにレンガを積んでいる人と、お城を作るためにレンガを積んでいる人に別れる。当然最後の人が一番やりがいを感じるはず。


このあたりを勘違いしてしまうと、日々のモチベーションが下がったり、成長実感が感じられなかったりするのかもしれない。

個人の成長も決して目的ではなく、目的を成し遂げるために成長するという考え方の方が私はしっくりくる。

そしてチームで何かを成し遂げることに貢献できる人というのは間違いなく市場価値が高い。
それが技術力であっても、営業力であっても、デザイン力であってもリーダーシップやマネジメントであっても。

ということで日々の仕事の一つ一つに楽しさややりがいを求めるのではなく、チーム全体を俯瞰して、目指す方向やゴールを意識しながらそこに近づくための努力や貢献にフォーカスし、その未来にワクワクしながら働ける、そんな状態が仕事を楽しんでいるということじゃないかと思う次第。

そういう視点で仕事を捉えられると、気持ちのアップダウンはあるにしても、本質的なモチベーションのアップダウンはほとんど出ないはず。

転職や就職を考えている人は、本当にその仲間達とその目標を追いかけたいと思えるかどうか、を大事にするのがいいんじゃないかな。


結論、仕事は最高にやりがいがあるし、そういう意味でいえば極めて楽しいもの。

↑このページのトップヘ