日本人のホワイトカラーの生産性の低さは長いこと言われてきた大きな社会的問題。
また今朝の日経新聞にも記載があったが、実は日本人会社員の会社への愛社精神はとんでもなく低いという。。。。
ジャパン・アズ・ナンバーワンなんて言われていた勤勉な日本人はどこへ行ってしまったのか。
不思議なのは会社に対する愛着はないにも関わらず、転職という選択はしない人もかなり多いこと。
人生において仕事に関わる時間は家族と関わる時間よりも長い人が大半であり、その時間が自分にとって有意義だったり、価値があるものではないとするのであれば、その人生が幸せに満ちたものにはならないのではないか。
これから労働人口が減っていく日本において、生産性の向上や女性やシニアや外国人の活用は死活問題でもある。それらを解決するためには、まずは一定の流動性を実現し、就業時間ではなくパフォーマンスや成果や貢献にフォーカスした評価を定着させることが大事だと考える。それによって短時間勤務やリモートワークなども実現可能になるし、自らの力を発揮できる環境を各自が選択できるようになっていく。もちろん生涯1社に勤め上げるという概念はほぼ存在しなくなるだろう。というか今まではそんなことができる会社が沢山存在していたというだけでも凄いけど。。。
一方で矛盾するようだが、これからの時代の会社経営においては、人材の定着化やワーク・エンゲージメントの向上が極めて重要なテーマになっていく。そして長期に渡り優秀な社員が高いエンゲージメントを維持しながらビジネスに従事できる組織こそが、継続的に成長できる競争力を持つ組織ということになるのではないかと考える。
事業の永続性はないが、組織としての永続性は、強いカルチャーや価値観を持つことで十二分に実現可能なはずである。
話は変わるが、プロ経営者としてリストラやコストカットを駆使し、社員を有能な兵隊として使うタイプのリーダーもいるが、ことインターネット企業や知識産業においては、そういった経営スタイルは長期的にはワークしないはずである。
米国のGoogleが2012年に行ったプロジェクト・アリストテレスというプロジェクトごとの生産性をビックデータ解析を駆使して調査した結果によると、カリスマリーダーやダイバシティなどは生産性とは一切相関関係が認められず、唯一相関関係があったのは心理的安全性のみだったという。
心理的安全性というのは心理学の用語らしいが、ようは自分が自分らしくいてもいいと思えるかどうか、ということ。つまり会社用の人格を演じなくてもみんなが受け入れてくれると思えているかどうかだという。
詳しくはこちらを→http://workswitch-ibs.inte.co.jp/project-aristoteles/
つまり恐怖や権力、はたまた管理や監視によってコントロールしようとする、いわゆるアップオアアウト的な組織においては、当然心理的安全性を担保することは難しく、創造的生産性を高めなくてはいけない事業会社においては明らかなミスリードであると言えるだろう。
会社を成長させていく上で、社員の心理的安全性をしっかりと醸成することは一つ大事だということ。
またハーバード大学の研究においては、ワーク・エンゲージメントが企業の業績に大きな影響を与えるということが証明されている。
価値ある事業を作るということもさることながら、これからの経営者の役割において、エンゲージメント向上や社員の心理的安全性を醸成することが、とてつもなく重要になっていくに違いない。
ブラック企業も長時間労働というファクターだけで語られるケースが多いが、エンゲージメントが低い組織こそがブラック企業であり、エンゲージメントが高い会社で長時間労働している分には何ら問題ない。プロフェッショナルアスリートがとんでもなく練習をするのと同じに過ぎない。
そういう意味でもワーク・エンゲージメントという概念をもっと広めていくことが重要だと考えている。
我々が新規事業として力を入れているwevoxはまさにそのデファクトスタンダードとなるはず。
経営者の皆さん、そろそろパンドラの箱を開けないと手遅れになりますよ(笑)。
ということで興味がある方は是非ご一報下さいm(_ _)m
久しぶりのエントリーがちょっとPR要素含みで失礼しました。。。
また今朝の日経新聞にも記載があったが、実は日本人会社員の会社への愛社精神はとんでもなく低いという。。。。
ジャパン・アズ・ナンバーワンなんて言われていた勤勉な日本人はどこへ行ってしまったのか。
不思議なのは会社に対する愛着はないにも関わらず、転職という選択はしない人もかなり多いこと。
人生において仕事に関わる時間は家族と関わる時間よりも長い人が大半であり、その時間が自分にとって有意義だったり、価値があるものではないとするのであれば、その人生が幸せに満ちたものにはならないのではないか。
これから労働人口が減っていく日本において、生産性の向上や女性やシニアや外国人の活用は死活問題でもある。それらを解決するためには、まずは一定の流動性を実現し、就業時間ではなくパフォーマンスや成果や貢献にフォーカスした評価を定着させることが大事だと考える。それによって短時間勤務やリモートワークなども実現可能になるし、自らの力を発揮できる環境を各自が選択できるようになっていく。もちろん生涯1社に勤め上げるという概念はほぼ存在しなくなるだろう。というか今まではそんなことができる会社が沢山存在していたというだけでも凄いけど。。。
一方で矛盾するようだが、これからの時代の会社経営においては、人材の定着化やワーク・エンゲージメントの向上が極めて重要なテーマになっていく。そして長期に渡り優秀な社員が高いエンゲージメントを維持しながらビジネスに従事できる組織こそが、継続的に成長できる競争力を持つ組織ということになるのではないかと考える。
事業の永続性はないが、組織としての永続性は、強いカルチャーや価値観を持つことで十二分に実現可能なはずである。
話は変わるが、プロ経営者としてリストラやコストカットを駆使し、社員を有能な兵隊として使うタイプのリーダーもいるが、ことインターネット企業や知識産業においては、そういった経営スタイルは長期的にはワークしないはずである。
米国のGoogleが2012年に行ったプロジェクト・アリストテレスというプロジェクトごとの生産性をビックデータ解析を駆使して調査した結果によると、カリスマリーダーやダイバシティなどは生産性とは一切相関関係が認められず、唯一相関関係があったのは心理的安全性のみだったという。
心理的安全性というのは心理学の用語らしいが、ようは自分が自分らしくいてもいいと思えるかどうか、ということ。つまり会社用の人格を演じなくてもみんなが受け入れてくれると思えているかどうかだという。
詳しくはこちらを→http://workswitch-ibs.inte.co.jp/project-aristoteles/
つまり恐怖や権力、はたまた管理や監視によってコントロールしようとする、いわゆるアップオアアウト的な組織においては、当然心理的安全性を担保することは難しく、創造的生産性を高めなくてはいけない事業会社においては明らかなミスリードであると言えるだろう。
会社を成長させていく上で、社員の心理的安全性をしっかりと醸成することは一つ大事だということ。
またハーバード大学の研究においては、ワーク・エンゲージメントが企業の業績に大きな影響を与えるということが証明されている。
価値ある事業を作るということもさることながら、これからの経営者の役割において、エンゲージメント向上や社員の心理的安全性を醸成することが、とてつもなく重要になっていくに違いない。
ブラック企業も長時間労働というファクターだけで語られるケースが多いが、エンゲージメントが低い組織こそがブラック企業であり、エンゲージメントが高い会社で長時間労働している分には何ら問題ない。プロフェッショナルアスリートがとんでもなく練習をするのと同じに過ぎない。
そういう意味でもワーク・エンゲージメントという概念をもっと広めていくことが重要だと考えている。
我々が新規事業として力を入れているwevoxはまさにそのデファクトスタンダードとなるはず。
経営者の皆さん、そろそろパンドラの箱を開けないと手遅れになりますよ(笑)。
ということで興味がある方は是非ご一報下さいm(_ _)m
久しぶりのエントリーがちょっとPR要素含みで失礼しました。。。