44年の人生において、この度初めて本を出版することになりました。
11月7日発売予定で、現在はAmazonで先行予約を開始しています。
組織の未来はエンゲージメントで決まる
ブログを10年以上に渡り更新してきたこともあってか、ありがたいことに、これまでにも多くの出版社の方から出版のご依頼、ご提案を頂いてきました。
しかしながら、たかだか小規模なベンチャー企業を経営してきただけの自分が、本を通して他人に何かを伝えるなんておこがましいという思いから、引退するまでは本は出すつもりはないと言い張ってここまできました。そんな私が急遽執筆することになった背景には、強い問題意識と恵まれたパートナーの存在があります。
まず強い問題意識というのは、日本全体が抱える「働く意欲が低い」という問題です。
日本は先進国の中でもトップレベルに労働意欲が低い状態がここ数十年続いています。
政府肝いりでスタートした働き方改革もまだ時間がかかりそうなのと、少し違った方向を向いてしまっている印象も拭えません。
このままでは、IT産業で圧倒的な強さを誇る米国と、モノづくり大国として世界No1となりつつある中国の板挟みの中で、ずるずると落ち込んでいくのは目に見えています。
一方で日本人というのはチームで何かを成すことに長けた国民でもあると思っています。
スポーツチームをみていても、個人戦以上に団体戦において高いパフォーマンスを発揮する人達をたくさんみてきました。まさにOne for all, all for one の基本理念を持っているのではないでしょうか。
そんな日本の内なる強さを今一度発揮するためにも、日本全体におけるエンゲージメントを高めていく必要があると考えています。エンゲージメントとは、日本語でいうところの自主的貢献意欲というニュアンスでしょうか。
これからの変化の激しい知識産業社会においては、オペレーショナルエクセレンス以上に、創造性や革新性の発揮こそが重要になってきます。ビジネスの競争原理が変わってきている以上、組織のあり方にもイノベーションが求められるのは当然です。
言うは易し、行うは難し。当然その通りで、ただこう言っているだけでは評論家と変わらない。そう思い、昨年wevoxというエンゲージメント測定ツールを開発し、多くの企業にご好評頂いています。その文脈において、さらに本を出版することで、少しでも日本の働く人達が元気になってくれれば、日本の組織が活性化し、再び日本が元気になればと思い、決断した次第です。
また共同著者である松林さんは、グロービス経営大学院で講師を勤めながらも、組織論や社員の幸福論において極めて強い関心と問題意識を持つ方であり、そんな松林さんに後押しいただけたことも極めて大きかったです。
最後に英治出版の高野さんが出版のプロフェッショナルとして、単なる売上を目的とすることなく、本質的に社会にとって必要な本だから出版したいといったご提案をいただき、ここでようやく重たい腰が動きましたw
初めて書いた本でもあり、少し不慣れな面がありながらも、上記お二人のご協力があって、なんとか出版まで無事にこぎつけました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
会社とは関わる人の幸せのために存在する、これが私の経営哲学です。
まさに社員が幸せになれる会社作りのヒントを盛り込ませていただきました。
この本を通して、少しでも多くの人々がいきいきと働ける世の中になれば、心から嬉しく思います。
11月7日発売予定で、現在はAmazonで先行予約を開始しています。
組織の未来はエンゲージメントで決まる
ブログを10年以上に渡り更新してきたこともあってか、ありがたいことに、これまでにも多くの出版社の方から出版のご依頼、ご提案を頂いてきました。
しかしながら、たかだか小規模なベンチャー企業を経営してきただけの自分が、本を通して他人に何かを伝えるなんておこがましいという思いから、引退するまでは本は出すつもりはないと言い張ってここまできました。そんな私が急遽執筆することになった背景には、強い問題意識と恵まれたパートナーの存在があります。
まず強い問題意識というのは、日本全体が抱える「働く意欲が低い」という問題です。
日本は先進国の中でもトップレベルに労働意欲が低い状態がここ数十年続いています。
政府肝いりでスタートした働き方改革もまだ時間がかかりそうなのと、少し違った方向を向いてしまっている印象も拭えません。
このままでは、IT産業で圧倒的な強さを誇る米国と、モノづくり大国として世界No1となりつつある中国の板挟みの中で、ずるずると落ち込んでいくのは目に見えています。
一方で日本人というのはチームで何かを成すことに長けた国民でもあると思っています。
スポーツチームをみていても、個人戦以上に団体戦において高いパフォーマンスを発揮する人達をたくさんみてきました。まさにOne for all, all for one の基本理念を持っているのではないでしょうか。
そんな日本の内なる強さを今一度発揮するためにも、日本全体におけるエンゲージメントを高めていく必要があると考えています。エンゲージメントとは、日本語でいうところの自主的貢献意欲というニュアンスでしょうか。
これからの変化の激しい知識産業社会においては、オペレーショナルエクセレンス以上に、創造性や革新性の発揮こそが重要になってきます。ビジネスの競争原理が変わってきている以上、組織のあり方にもイノベーションが求められるのは当然です。
言うは易し、行うは難し。当然その通りで、ただこう言っているだけでは評論家と変わらない。そう思い、昨年wevoxというエンゲージメント測定ツールを開発し、多くの企業にご好評頂いています。その文脈において、さらに本を出版することで、少しでも日本の働く人達が元気になってくれれば、日本の組織が活性化し、再び日本が元気になればと思い、決断した次第です。
また共同著者である松林さんは、グロービス経営大学院で講師を勤めながらも、組織論や社員の幸福論において極めて強い関心と問題意識を持つ方であり、そんな松林さんに後押しいただけたことも極めて大きかったです。
最後に英治出版の高野さんが出版のプロフェッショナルとして、単なる売上を目的とすることなく、本質的に社会にとって必要な本だから出版したいといったご提案をいただき、ここでようやく重たい腰が動きましたw
初めて書いた本でもあり、少し不慣れな面がありながらも、上記お二人のご協力があって、なんとか出版まで無事にこぎつけました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
会社とは関わる人の幸せのために存在する、これが私の経営哲学です。
まさに社員が幸せになれる会社作りのヒントを盛り込ませていただきました。
この本を通して、少しでも多くの人々がいきいきと働ける世の中になれば、心から嬉しく思います。