以前より移転先を探している、という話を何度かブログで書いてきた。

現在、2月中に移転する予定で動いている。
とはいえ、まだ最終的な移転先は確定していないが・・・。

現在のオフィスは、というと通常6名しか入らないであろう執務室に、現在8名分のデスクと椅子が所狭しと並べられており、大きな男達が密集している。

冬なので暑くはないが、見た目は十分に暑苦しい(笑)。


しかしこういうオフィス環境を見ると、これぞベンチャーだな、、と思う。
非常に長い時間オフィスで過ごす社員達にとって、非常に辛い環境だとは思うが、誰一人文句も言わない。
まさに全社員が自社の状況を理解し、これがベンチャー企業だと思っているのだと思う。経営者としては、社員一人一人のそういう視点が妙に嬉しいものだ。

とはいえ、このまま長く働くと病気になってしまいそうなので、2月中旬にはなんとか移転しようと思う。

来週にはオフィスを決めて、同時並行的に内装業者と打ち合わせをして、什器類を購入して、移転スケジュールを決めて、などなど。

管理部門が私しかいない状況では、その全てが私の仕事である。

社長ってルーチンワークがないと思っている人が結構いるかもしれないが、創業期の社長の仕事の大半はルーチンワークであることは間違いない。
(こんなこと言ってしまうと学生は幻滅してしまうかもしれないが・・)

ただ私自身は仕事がクリエイティブであることなど全然求めていない。
重要なのは、何のために、何を目指して、その実務に携わっているか、だけである。

自分達の目指すものに近づくために、自分が今やるべきことがルーチンワークなのであれば、それはそれで最高に効率的にルーチンワークをやってみせる。
それが参加意識であり、神輿の精神。

コンサルティングファームなどではルーチンワークが少ないのは事実だろう。
しかしだからといって幸せなわけでも力が付くわけでもない。

ルーチンワークすら楽しめる。それこそベンチャー企業のみの持つ醍醐味なのかもしれない。