本日は就職活動中の学生と、1vs1で30分×10名というセミナーに参加してきた。
13時から19時すぎまで学生と話続けるこのセミナー、結構喉も痛くなる上に疲れる。
しかし弊社のような無名のベンチャー企業にとっては、ある意味このような地道な活動で、一人一人に自社の魅力を伝えていくことが重要であると思っているので、力は抜けない。


その中でいつも学生にアドバイスすることがある。
ベンチャー企業の見極め方である。

私自身、ベンチャー企業を中心としたクライアントの中途採用を支援させていただいているということ、さらにはキャリアコンサルティングやヘッドハンティングという仕事柄、いろんなところで、優良度合いを見抜いてお付き合いしていかないといけない。ちなみに今まで弊社ならびに私が懇意にしてきた企業で伸びていない企業はない。ほとんどの企業がその後著しい成長を遂げている。
それくらいお付き合いするベンチャー企業を見抜いて、その成長を加速すべく、優良な人材を送り込んできたという自負がある。

このブログは最近学生さんも多く読んでいただいているようなので、せっかくだから、優良なベンチャー企業を見抜く簡単な方法について伝えようと思う。

ベンチャー企業の経営者というのは、どの企業の社長も得てして魅力的なものである。さすがに一介の組織の長である以上、自分なりのポリシーや経営哲学などを持っているのは当然であるし、従来よりリーダーシップが強いタイプの人が多いのも事実である。

ベンチャー企業は経営者を見て判断すべき、という本や、そんなアドバイスをするキャリアコンサルタントも多いが、上記のような理由を考えると、こと就職を考える学生や社会人経験の浅い方にとっては、経営者から全てを見抜くことは難しいだろう。というかベテランの人でも社長だけから判断するのは難しいものである。
(社長が全く魅力的でない企業はその時点でアウトだが・・・)

そんな話をしたところ、「自分は社長以外に財務状況も見ます。ちゃんと成長しているかどうかで判断します」と自信満々の学生も居たが、それもちょっと違う。

企業として成長しているから優良かというと、銀行のようにお金を貸したり、仕事上の取引をするのならそれでいいと思うが、転職や就職して入社するとなるとそうはいかない。
財務状況以上に人材のレベルや風土を重視しないことには、有意義なワーキングライフを過ごすことはできない。勿論有益なキャリアを構築する機会も減ってくる。


ではどうやって選ぶべきなのか。実は思ったよりも簡単である。

ー勸を見る
まずは、どれだけ魅力を持った、そしてキャリアを持った社員が入社しているか?が重要である。今ひとつ魅力的な社員が入ってきていない、そういう会社は確実に魅力がないのである。

⊆勸に会社について聞く
魅力的な社員が入社しているだけではだめである。その社員すら社長の口車に乗ってしまって後悔しているかもしれない。大事なのは入社して、イメージどおり、もしくはそれ以上に楽しく、充実して仕事をしているかどうかである。


この,鉢△鯤数名、しかも抜き打ち的に実行することが重要である。その結果、話を聞いたほとんどの社員が魅力的で、かつ入社したことを心から満足しているようであれば、この企業は間違いなく本物である。

だからこそ弊社の就職説明会では、一度のセミナーでは多くとも学生は10名程度までとして、社員は最低でも3、4名は参加するようにしている。
それによって私や役員だけではなく、より多くの社員とも接点を持ってもらい、弊社の風土や魅力を理解してもらおうと考えている。


学生の皆さん、こればかりは自分の目と耳でしか判断できない。
是非とも自分の目で、そして自分の耳で、どの企業が本物か、そしてどの企業であれば自分の目指すビジネスパーソンになれるのか、を判断してもらいたい。

最後に一言、就職活動をしているとご両親や友人などにいろんなアドバイスや苦言をもらうことと思う。
その際に悩みながらも、もしくは魅力を感じないながらも、一応大企業だし、という理由で決断しようとしている人がいるのであれば、この言葉を良く考えてみて欲しい。

昔の日本は赤信号、みんなでわたれば怖くない、だったのである。どんなに仕事がつまらなくとも、ビジネスパーソンとしてのレベルが低くとも、仕事を一生懸命でなくとも、安定した大企業に入れば一生安定で、年齢とともに給与は一律で上がり、終身雇用を約束された。しかしもうそんな時代ではないことは今更説明するまでもないだろう。

つまり、今は、赤信号みんなで渡っても赤なのである。このことをしっかりと理解できないと、本当に不幸な選択をすることになる。
純粋に青信号であると信じれる道を選択してほしい。
他人に流され、赤信号を渡ってしまう人ほど事故にあった時には後悔するものである。自分の意志で進むべき道を選び、その決断に責任を持つこと、社会人のスタートはそこから始まるような気がする。