弊社は個々人の転職・キャリアを考える方々のパートナーとして日々活動をしている。

そんな中、時折、自分達の力不足を痛感することがある。


転職を考える方々は当然ながらいろんなルートを使って活動をされている。
我々のようなエージェントも複数利用される方が大半である。

そうなってくると複数のエージェントが自らその方に紹介している企業に転職をしてもらいたいという意志が強く働きすぎることで、パートナー・アドバイザーとしての機能を果たさなくなることがしばしばある。

そういうときこそ客観的なアドバイスを、と思うのだが、弊社自体も非常に利害が絡んでいる立場にあるので、ご信頼いただけないケースも多々ある。
それがキャリアコンサルタントとしてのジレンマであり、力不足を感じる瞬間である。

よくあるのが、『Aさんにとっては間違いなくB社の方が良いのだが、他エージェントがあることないこと言ってC社を強く勧めている。転職に正解はないのが難しいところだが、どう考えてもB社の方が望ましいはずであり、C社に対する理解が間違っている』こんなケースである。

自分の兄弟・親友なら間違いなく、「絶対こっちの方がいいぞ。なぜなら・・・」という強い話し方もできるが、そこまで確固たる信頼関係のベースが築けていない中で、そこまで言い切るのは大変難しい。
そういうときは、情緒的ではなく、論理的に、そして客観的にお話しをする以外に方法はない。
しかしながら転職者からすると、常にに「口ではもっともらしいこと言っているが、本心としては売上につなげたいだけなのでは?」という疑念を持たざるを得ないだろう。


これがまさにアドバイザーでありながらも企業から料金をいただいているという収益モデルからくる解決しがたい矛盾なのだろう。
そしてそういう収益モデルである以上、転職者を1商品として見るエージェントの存在がなくなることはないということも間違いない。


だからこそ、口コミや一度の転職サポートだけではない、中長期に渡る真のパートナーとしてのお付き合いが重要なのだと思う。


そのためにも弊社では社員全員で以下のような考え方を徹底している。

「自分の兄弟や親友に提供できるような親身なサービスをする」


転職には正解はない。さきほどのケースでも本当にB社がいいのかというと必ずしもそうではないだろう。
もしかするとB社が突然買収されてしまうかもしれないし、たまたま相性の悪い上司についてしまったりと、様々な不確実性は存在する。
だからこそ、弊社としては、常に自分達が本当に思うこと、自分達の率直な意見を提供すること、そして最終判断は転職者自身に決めていただくこと、というのを徹底している。

まさに目の前の転職希望者が自分の親友や兄弟だったとしても、同じアドバイスをするかどうか、それこそが本心からのアドバイスであり、真のパートナーとしてあるべき姿勢だと思っている。

月末になると売上が、、、などといろいろバランスを取るのが難しいのかもしれない。

しかし何のために会社が存在し、そして何のためにこのサービスを提供し、そして何を目指し、何のための売上計画なのか、それを見誤ると単なる売上至上主義にしかならない。まさに本末転倒である。

難しいのも事実だが、本当に正しいサービスにこそ永続性があるのだと信じて日々努力することが大事である。


書きながら思ったのだが、私は誰に何を伝えたかったのだろうか??
恐らく弊社の社員に向けたメッセージ、もしくは自分自身へ言い聞かせたかっただけなのかもしれない・・・。

自分で言うのもなんだが、類まれなる意味不明ブログになってきた(笑)。