本日、弊社の監査役の方からの御紹介で、本日とある方々と会食をしてきた。

野村総研の元副社長と元常務取締役というそうそうたる面々。


さすがに緊張しっぱなしだった・・・。


しかし大変物腰穏やかで、彼らの社会への価値提供の考え方や、ビジネスに対する想いというものからは、大変多くの学ぶべきことがあった。


私もインテリジェンスというベンチャー企業から子会社の経営、そして独立と、本当にエスタブリッシュな大企業を経験してきていないだけに、そういう先達の経験談や
頂くアドバイスは貴重だと思っている。


日本の経済を支えてきた、まさに高度経済成長期の古き良き日本企業。

一方でこれからの日本を支えていくべく試行錯誤しているベンチャー企業。


まさにこれからの日本経済はベンチャー企業がイノベーティブなビジネスを展開していかない限り、つまり世代交代を活性化していかない限り、グローバルな競争力を保てないだろう。

一方でそのためには、ベンチャー企業だけが頑張るのではなく、そこに先達の方々の経験や知識を加えていくことで、より成長を加速させていくことが重要だと思っている。



本日お目にかかった方々は、まさにご自身の経験をこれからの日本の未来に役立てたいという崇高な思いをもって、コンサルティング事業を展開されている。

そして我々のような無作法な若輩者にも非常に理解を示してくださる。


こういう方々が日本をここまで支えてきたんだと実感する。


だからこそ、日本経済の続きは我々次世代の経営陣が担っていくことが求められるのだと思っている。


米国の時価総額ランキングでは、ここ10年で相当な数の企業が入れ替わっている。
一方で日本の時価総額ランキングでは、長い歴史を持つ企業ばかりが目立ち、大きな入れ替わりはないまま現在に至る。


因果関係があるのかどうかは一概にはいえないが、もっともっと新しく、イノベーティブなビジネスが立ち上がっていくことが、これからの日本には求められているように思う。


これはベンチャーに偏った私の勝手な見解かもしれないが・・・。