本日とある社長との話の中で、日本電産の永守社長の話が出てきた。


いろんな書籍やメディアで拝見する限り、永守社長は大変素晴らしい経営者だと思っている。


尊敬すべき経営者というのは特に意識しないものの、永守社長のお考えは結構共感するところが多い。


今日話をしていた社長さんがおっしゃっていたのは、永守社長が大変重要視する「6つのS」。この重要性について。


ちょっと抜粋して紹介する。


>永守流経営の基本は「6S」である。これは整理・整頓・清潔・清掃・作法・躾の>6つの「S」を意味する。この観点から各事業所を100点満点で評価するのだ
>が、これが60点を超えれば事業はかならず黒字になる、という。

※永守社長の考えをもう少し詳しく知りたい方はこちらを参考に。


まさに挨拶や整理整頓など、当たり前のことを当たり前にやれている会社というのは社員のモチベーションが良い状態にあり、それがお互いに良い効果を示すという。

私も絶対にそうだと思う。


弊社では来客される方への対応や挨拶、電話での受け答えを非常に重要視している。
それが雰囲気になり、プライドにかわっていく。


まさにホテルマンと一緒である。マニュアルではなく、そのホテルの従業員であることにプライドを持っているからこそ、一流のサービスを提供できるものだと思う。。


そういう風土の会社は必ず良い循環が起こり、人の能力を最大化できるのだと確信している。



永守社長は、まさに働く人のモチベーションと業績というものを上手に連動させている最高の例のように感じる。人によりすぎると偏った家族主義になってしまう。一方で以前からもブログでも書いているが、株主至上主義はいろんな弊害を生む。


そんな中、社員と株主の関係は決して利害相反ではない、という当たり前のことを原理原則に従って実行したのが永守社長なのかもしれない。

さらには松下電気の創業者である松下幸之助さんも極端ながらそういうタイプなのかもしれない。


昔と今は違う、という声も聞こえてきそうだが、今は今ながらにやり方はあるはず。


社員が本当に誇りをもてる、そんな組織にしていきたいものである。


社員全員で協力して、一つ一つI&Gパートナーズというブランドを作り上げていきたい。