皆さんがとある会社を訪問したときに、その会社の雰囲気やカルチャーを何から理解しますか?


その会社が顧客志向を重視している会社かどうか、信頼に値する会社かどうか、などはどういうところからイメージしますか?


恐らく、すれ違ったときの社員の態度や挨拶の仕方、社内を通ったときの周囲の社員の表情や闊達な挨拶から判断するのではないでしょうか。



私自身、初めての企業にお伺いする場合は間違いなくそういった観点で見ています。
受付で担当の方をお待ちしている際に、目の前を通りかかる社員の方々が、来客者である私に対してどういう態度で、どういう挨拶をするのか、それとも全く知らないふりか、、、、その会社を理解する上で大変大きな印象・影響があります。


私が前にいた会社では、重要なお客様が来客されたときは、必ず社内の一番奥にある会議室にお通ししていました。


その理由は、あえて社内を通ってもらうことで会社の雰囲気を知ってもらいファンになってもらいたいからです。
当時、オフィスにお客様がご案内されると、オフィス中の社員が立ち上がって「いらっしゃいませ」「こんにちは」と元気に歓迎の挨拶をするのが当たり前でした。


それによって多くのお客様が「素晴らしい会社ですね」とファンになってくれることも多く、非常に評判良く、社員としても誇らしく思っていました。



しかしそんな会社ほとんどありません。

受付でうろうろしていたとしても知らんぷり。
最悪な場合には横目でチラッと見て通り過ぎていく始末。


そんな会社が圧倒的です。

誰がそんな会社を良い会社だと思うのでしょうか。
個人的にはそういう会社は絶対に中長期的には成長しないと思っています。



こういうことは、ある意味社内でも一緒です。

ミーティングの際の表情や話し方、態度などもまさにそうです。


何でそんな機嫌が悪いのか、何でそんなに疲れてそうな表情をするのか、なんでそんなに敵対的な態度なのか、そんなことが多いのではないでしょうか。。


また、忙しいときに話しかけられたときのマネージャーや部長などの態度や反応の仕方などもまさにそうです。それによって二度と話しかけたくないと思わせているのではないでしょうか。


態度は自分で選べるものであり、さらにはその選んだ態度が他人に与える影響について、もっと考えることが必要な気がします。


弊社でも急速に会社が大きくなっていることで、そのあたりの徹底がだいぶ薄れてきた感が否めません。勿論私自身の自覚が足りないのが一番の要因だと反省しています。


この機会に再度徹底し、もっともっと魅力ある会社にしていきたいと思います。