ビジネスパーソンにおいて絶対的に必要な力。
それはキャリアや専門性ではなく、考える習慣なのでは
ないかと思う。


勿論それだけではなく、人間性や論理的思考力、知識や
人脈が重要なのは勿論だが、業界・職種問わずに求められる
要素というと、人間力やコミュニケーション能力と並んで
考える習慣だと思う。


実はこの習慣、結構持っている人が少ない。


例をあげてみよう。


営業社員がなかなか受注できない場合にどう考えるのか。



考える習慣がない人
「明日こそ頑張ろう」「気合が足りなかった」などという
レベルで思考が停止する。これはいつまでたっても達成
できない。できたとしても再現性はゼロに近い。



考える習慣がある人
「なぜ受注できなかったのだろう」と原因を深堀していく。
自分のトークや訪問数が少ないのが問題なのか、それとも
営業ツールやターゲットにずれがあるのか、それとも・・・。
訪問数が少ないならば、どうやって増やしていくのか。
こう考えられる人は一つ一つ原因をつぶしていくことで、
成果につなげていく。これは再現性が高い。



この2人の思考パターンの違い、結果としては相当な差に
なることは一目瞭然だろう。


これはあくまでもわかりやすい例だが、仕事をしていると
要所要所で考えることを放棄しているケースを見かける。


普段から、何でだろう、なぜなんだろう、と追求する習慣
や興味を持つことによって、考えることが習慣化するので
はないかと思う。


新聞記事でも、へー、と読み流すのではなく、その記事に
書いてあることに対して、何でそうなのか、と考えること
で、理解も深まる。ときにはGoogleで検索して調べたり
して解決するくらいの興味や知識欲を持つことが必要だと
思う。



弊社のメンバーでも耳の痛い人、いるのでは??


大丈夫、20代ならまだ間に合う。
ぜひ努力してください。


30代の人、残念ながら手遅れです・・・冗談です。


私ももっと考えないと。