ミクロのマネジメントとマクロのマネジメント、
その両方が機能しないと組織は伸びていかない。


最近それを改めて実感している。


言葉として正しいのかどうかは一旦置いておいて、
ミクロのマネジメントとは、まさに業務の一つ一つ
をチェックし、アドバイスをしていく。


マクロのマネジメントというのは、全体のキードライバー
となる数値を定点観測していくマネジメント。


ただマクロのマネジメントばかりになってしまうと、
現場で起きている本当の課題がつかめなくなって
しまうリスクがある。


ミクロのマネジメントばかりしていると、業務量ばかり
が膨大になり時間がなくなってしまうとともに、
会社全体の方向性や中長期的な視点がなくなりやすい。



ただ弊社のような若い社員が多い会社においては、
ミクロのマネジメントなしでは社員の成長が遅くなる。


社員の自立的な成長だけに依存して、できないのは
社員がだめだから、と考えてしまう経営者になっては
いけないと常に自分に言い聞かせている。


マクロで捉えた課題をミクロで確認しないと、マクロ
なデータから推測した課題と現実はギャップがあること
がおうおうにしてあるのだということに気付かされた。


「事件は現場で起こっている」


まさにその通り。

会議室からでは現場のことはわからない。

わかっているようで、少しづつズレが生まれていく。


ミクロのマネジメント、最近ほとんどやっていなかった
のだが、急遽ある部門を見るようになって、その重要性
や、自分の現場感のなさにちょっと衝撃を受けてしまい、
こんなブログになってしまった・・・。


それでも一定規模以上になれば、経営者がミクロな
マネジメントまで見ることはできなくなるのは間違いない。。


そのときまでに、それを担ってくれるMGRを育てあげる
こと、それが経営者の責務なのだとつくづく感じる。


もう既に8年近くも経営しているものの、本当に日々
学ぶことばかり。。。

自分の成長が会社の成長に大きな影響を与える立場
だからこそ、もっともっと学び、みんなの努力を
結果につなげていかないと。


簡単ではないが、だからこそ経営は面白い。