今朝の朝会でも話しをしたのだが、ビジネスに関わっていく上で、
知識があるということは非常に大事なこと。


特に顧客接点を持つ人や、対外的な戦略や企画を考えたりする
職務を担当している人であれば尚更。



今日の日経新聞を読んでいて思ったのは、
モルガンスタンレーがありえないレベルの金額をビットして
獲得したANAインターコンチネンタルホテル。

これが吉と出るのか、凶と出るのか。


現在日本の不動産は高騰しているという人が多い。

確かにここ数年右肩上がりに高騰を続けている。

しかし一方で世界的な見地から見ると、まだまだ日本の不動産価格
は格安だという見方もあるらしい。

かの有名なジョージソロスも世界規模でのポートフォリオを
考える上で、日本の不動産はまだまだ投資局面だと言っている
という話を耳にしたことがある。


少なくとも現在の不動産高騰の状況は、バブル期に怒った地価の
下落とは一線を画していると思う。

銀行金利と不動産利回り(キャップレート)の差がなくなって
しまったときが、本当の崩壊なのかもしれないが・・・。


と難しい話はここまでにして、不動産に関してだけでも
興味を持って、上記のような多少の知識だけでもあれば、
本当に詳しい不動産ファンドの方と話しをする際などに、
さらに突っ込んで聞くことができ、それが知識をさらに
固めていくことができる。


そういう意味で幅広い知識や教養が重要なのは明確。


私自身もベンチャー企業、しかも人材ビジネス領域での経験が
長いことから、知識だけは自ら吸収することを強く意識してきた。


日経新聞や日経ビジネスを読んで、わからないことは
すぐに調べ、それでもわからない場合は知人や、先輩に
聞いて、自分の知識としてきた。


日々の積み重ねが10年も経つとビジネスパーソンとしての
知識量における大きな差につながる。


だからこそ、今年の新卒や若手社員には、日経新聞や日経ビジネス、
それ以外にも読書をすることを強く薦めたい。

さらに読み流すのではなく、興味と関心を持って、理解し、
自分の知識や知恵へと昇華させていくことを意識してほしい。


その努力が5年後に間違いなく大きな差となって現れるはず。

自分のビジネスパーソンとしての引き出しを増やしましょう!