ビジネスにおいて成果を出す上で、ファクトを捉えることは非常に重要。


ファクトとは、つまるところ事実であり、事実というのは、多くの場合
数値にて把握することができる。



わかりやすい例で言うと、「売上が下がった」という事象を、下がった
から上げないと、と言っても何が原因で下がったのかわからない。

そういう状況だと、もっと営業に行く訪問数を増やすべきなのか、
顧客ごとの単価を上げる努力をすべきなのか、どうしていいのかわからない。


売上が下がった⇒なせ?⇒客単価が落ち込んでいる⇒なぜ?⇒競合との
値下げ競争にぶつかってる⇒なぜ?・・・・・・


といった具合に表面的な事象から本質的な課題まで掘り下げていく
ことで、改善すべき点をしっかりとファクトで把握することができる。


自分の行動や自分の成果を数値で定点観測したり、分析することで、
常に客観視できているビジネスパーソンは本当に少ないように思う。


センスや感覚に頼った仕事の進め方は、ある意味職人技でしかなく、
それ以上にビジネスのPDCAを回すことで、再現性のある成果を
実現できる力を身につけることこそ、これからの流動的な市場において
あらゆる場面、あらゆる職務で成果を出せるポイントだろうと思う。


ということで、今日はちょっと固い話でした。