本日、ありえない営業電話を受けた。


「●●大学の●●と申しますが、採用担当者の方いらっしゃいますでしょうか?」


こんな電話を受ければ当然ながら新卒採用をやっている弊社としては、その問い合わせだと思うに決まっている。



たまたま新卒採用担当が席を外していたので、私の方で電話に出てみたところ、


「実は弊社は株式会社●●●と申しまして・・・・・・」


「????」


なんと単なる営業電話。


しかもその会社は過去に2度ならず3度までも私が直接お断りの意志を伝え、あまりに手口が悪質なので、テレアポのリストから削除してくれとまで言ってあった会社。


すぐに責任者に変わってもらうと、なんとその人は私が過去に直接リストから外せと怒ったその当人。。

どういう神経をしているのか、そういうことを当たり前だと思っているかのように、流暢にお詫びを言ってくる。前回も同じだった。



正直最近若い経営者が立ち上げて、そういうビジネスにおける常識すらないままに、売上を上げることに傾注している輩が非常に多い。


そんな会社では顧客志向も何もあったものじゃない。
もちろん若い社員を安い給与でハードに働かせている。

給与やハードさはともかくとしても、そんな会社で育った若者は間違いなくビジネスや仕事というものを勘違いして育ってしまう。


そういう会社を経営する人は、経営者としてどういう理念や哲学を持っているのか、正直わかりかねる。


弊社の行動理念でもあるAs IGPにも以下のような理念がある。


プロセスに拘れ。しかし結果が全てだ。

どんなにビジョナリーな会社であっても結果が求められる。
売上予算、行動指標、顧客の期待値、・・・、これらの指標はメンバー一人ひとりが拘り、必達することが前提である。
達成するためには様々なプロセスを、試行錯誤、努力することが求められる。
ただし、いかに達成するためであったとしても、顧客にとって不利益をもたらすものや、法的・道徳的にグレーなプロセスを経たものは一切認めない。
IGPにおいては、決して後ろ指差されることのない、正々堂々としたプロセスを経た
達成のみが認められる。
同様に、いくらプロセスに拘っても結果が伴わなければ意味がない。




こういう電話を受けて、改めてこういう理念の存在や浸透こそが、会社として存在していく上で、行動していく上で、本当に重要だと思う。


今日の叱責で少し考えを正してくれればいいのだが・・・。
でも今までの感じからして、もう一度くらいかけてきそうだが・・・・。