最近、以前と比べて本を読むペースが遅くなっている。


年末に向けていろいろと忙しいことで、時間的余裕が少なくなっていることがあるのも事実なのだが、なんだかそれ以上に自分の読解力や理解力が落ちてきているような気もするのが悩ましい。


私の性格上、本を読むからには、その本を完全に理解し吸収しないと気がすまないタイプ。だから読みながら自社のケースに当てはめてみたり、何度も同じところを読み返してみたり、いきなり目をつぶって何かを想像しだしたり、だいぶ変わった読み方をしていることが多い。


週末になるとcafeで本を読んだりもするが、周囲からは明らかにちょっといっちゃってるオジサンだと思われているはず・・・。


まあそれはともかくとして、、、。



個人的には、本を読む上で大事なのは、表層的な知識や情報を得るということ以上に、その内容や本質をしっかりと理解し、自分の知恵へと昇華させていくことができるかどうかだと思っている。


よく噛んでちゃんと消化してこそ、初めて栄養となる。


そういう点で、最近読んだ中で面白かった本は以下の通り。



なぜ我々はマネジメントの道を歩むのか


成功のコンセプト


経営者の条件



経営者の条件は既に2回目だが、何度読んでもその都度良い本だと感じさせてくれるから凄い。

楽天の三木谷さんの本は、まさに楽天の立上げに関わる苦労話が書かれており、相当なレベルで弊社の今のフェーズに似ている。
大変僭越かつずうずうしい言い方をすると、この本に書かれている三木谷さんの発想や社員へのメッセージは、現状私が考えていることや社員に言い続けてきたこととも相当に類似しており、何だか妙な納得感と不思議な自信が沸いてくる本だった。


何故我々はマネジメントの・・・・は以前のブログでもご紹介したとおり。



もし何かお奨めの本があればぜひとも教えて下さい。