前回のブログでは面接の中で「相手に興味・関心を持ってもらうこと」の重要性について書かせてもらった。

今日はその続きで「相手の能力・適性を見抜く方法」を書かせてもらおうと思う。


よく言われるのは、

「なんだかんだ言っても人は採用してみないとわからない。」

という言葉。


確かにおっしゃる通り。最終的には私もそう思う。
とはいえその確率をどこまで引き上げられるかという点については、相当なレベルまで引きあげることが可能だとも思う。


今日お伝えするのはそのためのちょっとしたコツ。

本格的なインタビュー手法は専門家や専門書にお任せするとして、日頃の面接で活かせる簡単なポイントに絞ってお伝えしようと思う。


大事なポイントは以下の2つ。


1.Factに絞ったヒアリングを行うこと

2.行動特性について把握すること


1に関してはわかりやすい。面接を受ける人は、良く意志や考え方を強調する。
たとえば「24時間頑張りたい」「チームで協力しあって仕事を進めるタイプです」などがそれに当たる。大事なのは24時間頑張ってきた事実、チームで協力しあって仕事を進めてきた事実。

まさに「言うや易し行うは難し」である。

2の行動特性について把握するということもある意味近しい。


新卒学生の面接を例にとるとわかりやすい。


学園祭で屋台の売上を昨年対比200%にした

これは確かに事実。

しかしこれだけでは行動特性はわからない。

よく聞いてみたらたまたま去年の学園祭が雨で、今年は快晴だったというだけかもしれない。もしくは自分の功績ではなく、チームの誰かの功績が圧倒的に大きいかもしれない。

一方で、どうやって昨年対比200%にしたのか、その取り組みや工夫の内容を一つ一つ細かく説明できる学生はホンモノだろう。
どういう計画で取り組み始め、やってみたら何が予想と異なり、そのときにどういう対応をとったのか、周囲の仲間達には何をどう伝えたのか、それによってどういう効果があったのか、なんでそうしたのか、などなど。


こういうことがちゃんと説明できる学生は再現性がある。
つまるところ成果を出せる行動特性を持っているとわかる。

仕事をやらせても、スポーツをやらせても、センスが影響を与える範囲はともかくとして、一定以上のPDCAを自然と回すことができる傾向が強い。

つまり表面的な事実だけではなく、その背景にある行動特性を見抜くことが大事。
そのためにも「なぜそうしたのか」「どうやったのか」という質問をしつこく繰り返すことが重要となる。


上記のような2つのポイントに注意するだけでも、面接におけるその人の能力・適性の見極めは飛躍的にアップするはず。

ついつい見た目が精悍でコミュニケーション能力が高かったりすると採用しがちだが、上記のようなポイントを抑えていくと表面的な印象だけで判断しないようになっていくはず。

採用を担当する方々、是非とも参考まで。