弊社ではgreenという求人サイトを企画・運営している。


このサイトは業界では初の成功報酬型の求人サイト。
インターネットの特性と、企業の中途採用ニーズを同時に実現した非常にポテンシャルあるインターネットサービスだと考えている。


しかし投資家やクライアントの方々に良く聞かれる質問は、

「求人サイトってたくさんあって広告露出競争が激しいですが、大丈夫ですか?」
「結局は広告費を大量に投下できないと勝てないのでは?」

こんな質問ばかり。おっしゃる意味もわからないでもない。


しかし、

広告投下量で勝つ=資金力で勝つ

ということに気付けばそんな勝負に意味もないし、継続性もないことは明白。

リピートしやすいサービスで一度シェアをとってしまえばユーザーが離れていきにくいサービスならともかく、求人サイトは一度使ってもその次の転職では違うサービスを使うことなんていくらでもある。そういう意味で広告投下勝負は長期的には何も意味をなさない。


インターネットサービスで永続的に優位性を保っていくには、ユーザービリティが常に最高レベルであることに尽きる。


誰もが使いたくなるサイト、誰もが違いがわかるサイト、誰もが満足するサイト、そんなサイトができればインターネット社会においては広告なんてほとんど必要ないはず。


GoogleもmixiもAmazonも基本的には広告は打ってない。
あくまでもそのサービスの使いやすさや利用価値を向上するところに、あらゆるリソースを投下することで優位性を築き上げている。


広告を一切出さない飲食店なんかでも、こだわりを持ってやっているお店はあっという間に固定客を捕まえ、口コミで広がる時代。
いくら広告を投下しても、一見さんがどっと押し寄せ、すぐにその波は去ってしまう怖い時代。


我々が運営するgreenについてもまさにそんなことを意識して取り組まないといけない。
現在はちょっと見ただけでは他の求人サイトと大きな違いはないように感じる。

これからもっともっと進化させていくことで、今までにない、ユーザー本位の転職支援サービスにしていく必要がある。


そのためにも全社員が一丸となって、自分のミッションを最高水準で実現する必要がある。


ユーザビリティを考えている人は、ユーザビリティではどんなサイトにも負けないレベルを常に意識して取り組まないといけない。

マーケティングを考えている人は、どんな競合サイトにも負けない費用対効果を実現していくことが求められる。

ライターはどんなサイト、どんな情報誌にも負けないほどレベルの高いコンテンツ、そしてユーザーが知りたい内容を作り上げないといけない。


全員で一つの城、しかも世界一の城を作っている、そんなイメージ。
サービスの開発・運営に関わるメンバーの誰一人として一切の手抜きをせず、細部にわたってここまでこだわるのかというほどにこだわり、自信をもって完璧だと誇れるようなサービスを作り上げることができれば必ずNo1になれる。


ホンモノは必ず勝つ、それが今のインターネット社会の法則。

改めて全社員が自分のミッションにおいて、どこにも負けないと誇れるような仕事をしていこう。