本日の日経17面の『一目均衡』に、株主に関する考え方についての記載があった。

個人的には経営者になってからずっと変わらぬ主張を繰り返してきたが、今回の日経の論調には大変共感を覚えた。


しばしば

資本の保有者=会社そのものの保有者

という理論を乱暴に振り回す投資家やファンドの存在がある。


個人的には、経営や会社とはそういうものであってはいけないと思う。

その一方、ぬるま湯につかりガバナンスの利いてない放漫経営に陥っている企業が多いのも日系企業の現実ともいえる。


私自身はアンチ株主至上主義ではあるものの、一方でガバナンスの利かないオーナーカンパニーを創り上げる気も毛頭ない。

上場・非上場に関わらず、原理原則をしっかりと理解し、正しいことを正しく実行することで、株主にも顧客にも、そしてもちろん人生を賭して会社の成長に貢献しようと日夜努力する社員にとっても、価値のある会社に進化していけるものと信じている。

ちょっと新聞の文調に引っ張られて、ついついまるで記者のような言い回しになってしまった。

昨日のブログとのギャップが激しすぎる・・・。