経営という仕事は本当に難しい。

日常はついつい現場の業務やその改善などに目が行きがち。
そして細部まで入り込んで、社員にあーでもないこーでもないと言い始める。


勿論自分からすれば、若い社員が多い当社ではみんな経験が浅く、まだまだな面もある。そこに入っていけばいろんな指摘や改善箇所が見つかるのは至極当然。

一方で、会社全体の課題点の抽出や、中期的な戦略に関する考察を深めていくこと、そして未来へのロードマップを描いていくことなどについては、まさに経営者以外できる仕事ではない。

でもそこには具体的に何をやればいいのか、どうすればいいのかが明確にあるわけではなく、会社が長期的に成長するための舵取りをするという曖昧なミッションがあるだけ。

そこからどう動くか、どう実行していくか、が経営者の手腕なのだろうが、これは結構難しい。最近期末が近づいてきたこともあり、来期以降の戦略についていろいろと情報収集や考察を重ねていることが多いが、今までやれていなかったことが多いなと反省することもしばしば。

まあ私程度の若輩者が経営といっても、そうそう完璧にとはいかないのかもしれないが、一方で自分の成長こそが会社の成長の大事な要素だと思うと、最近妙な焦りとプレッシャーを感じる。

経営者がなすべき仕事とは何か?

いつか誰かがこの問いに明確な答えを出す日がくるのだろうか。
もしそんな本が出たら今すぐにでもほしい・・・。