会社とは常に目標の達成やVisionの実現に向けて、よりBestな方向へと変化し続けなければならない。

一方で仕事柄いろんな方にお会いするものの、多くの会社の多くの人達は、いろんなことを諦めてしまっているように見える。


 ・社長が決めたんだから仕方ない
 ・上司に言われたから仕方ない
 ・自分は本当はこう思っていたけど、言っても無駄だから言わない
 ・そもそも意思決定に自分は関わっていない
 ・上は現場をわかっていないから仕方ない
 ・やっぱり失敗したか、失敗すると思っていた
 ・やっても無駄だけどやるしかない


などなど。


話は変わるが薩摩の教えには、男の順序というものがあるという。


それは、

   一、何かに挑戦し、成功した者
   ニ、何かに挑戦し、失敗した者
   三、自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
   四、何もしなかった者
   五、何もせず批判だけしている者 

組織やチームで何かを実現しようとする場合、ついつい当事者意識が欠けることで、4、5に陥ってしまう人が増えがち。

サラリーマン的な発想だとそうなる気持ちもわからないでもない。

しかしそこでいかに視点を1,2,3のレベルに持ち上げられるかが、その人の成長にとっても重要なんだと感じる。

小規模なベンチャー企業でも実はなかなか簡単ではない。

勿論、弊社でも油断すると4,5に陥ってしまっているケースをよく見かける。

全社員が当事者意識を強く持ち、自分を律し、上記のような考え方を持ってこそ、初めて全社員経営者視点を持つ強い組織ができる。

そんな会社を目指したい。