今期から導入することにしたオープンブックマネジメント。


オープンブックマネジメント??


という方も多いと思うので、ちょっとWebから引用。


オープンブックマネジメントとは
経営指標の徹底した公開、財務関連の教育研修、権限委譲、成功報酬制度などによって従業員の自律的な行動を促し、企業を活性化しようとする経営思想。


つまるところ、会社の経営計数や活動結果を全社員にきちんと公開・共有することで一人ひとりが経営者と近しいレベルの情報を持つことによって、誰もが日々の業務の中で経営的視点を持って判断・行動ができるようにすること。
それに紐づいて、自分達がどこまで頑張ったら経済的に何が得られるかを明確にすることで、よりモチベーション高く目標にコミットして自律的・能動的に取組むことができる。


多くの会社の経営者は

「うちの社員は経営的視点が足りない」

と思っていることと思う。

かくいう私も若いときはそういう傲慢な経営者だった・・・。


でもそうではなく、経営的視点を持つための情報が不足しているか、その情報を理解するまでのトレーニングがされていないだけなのだということに最近気付かされた。


これはいくつかの本を読む中で気付くことができた。

社長経験が8年もありながら、今更気付いたとは何ともお恥ずかしいが、このタイミングで気付いてよかった。


弊社が目指す理想の組織を実現するためには、絶対に必要なこと。

早速今期から全社員にGファイルなるファイルを配布し、毎月会社のあらゆる数値がわかる資料を配布し、それについて少人数単位で私が直接説明することで、トレーニングをしていこうと思っている。

社員みんなにとっても、自身の成長にもつながるし、経営者が日頃どういう数値を見て、どういう判断をしているかが少しづつ理解できるようになっていくはず。


今の社員の中で将来経営を担っていきたいと思っている人も多いことを考えると、非常に有効なトレーニングになるはず。

運営するのは面倒だけど、このオープンブックマネジメントはいいことだらけ。


導入後はある程度試行錯誤が必要だと思うが、これが安定的に機能するようになって落ち着いたら、その過程で学んだことをベースに他社への導入コンサルティングはできるようになるだろう。自分達の組織で実践し効果が出た仕組みほど、価値が高いものはないし、このマネジメント手法は離職率の低下や社員のモチベーション向上、成長支援という観点で非常に価値があるし。


まずは自社!!