信頼関係は、共に同じ目標を目指して働く上で非常に大事な要素。

信頼がベースにあるからこそ、伝わり方や理解の深さが変わってくる。


つまり私自身が言葉足らずにメッセージを発信したとしても、日頃から私とコミュニケーションをとっている中でその考え方や価値感、性格などを知っているからこそ、不足している部分を酌んで理解してくれることが多い。


メッセージというのは、受け取り方一つによってどうとでも受け取れる。

疑って見たり、疑って聞いたら何も始まらない。


例え誰かが失言したとしても日頃のその人のことを信頼していれば、


「この人がそう思っているわけない」

「ちょっと言い過ぎちゃったな(笑)」


くらいに受け止められるはず。


例えば私の前職においても、社長のブログなどを読んで、

「経営者としてああいう発言はどうかと思う」

と揚げ足を取るような批判や受け止め方をするケースが多かった。

私自身はその人のことを良く知っていたし、尊敬していたので、多少のミステイクは人間味があるし、何度も検閲されたような文章よりもよっぽどいいと思っていた。


それもつまるところ、信頼関係の問題。


私が全社にメッセージを出すと、たまにネガティブに捉えていた社員がいたという指摘を受けることがある。その都度言い過ぎたかなとか、言い方が悪かったかなと反省してきた。

しかし最近思う。


私自身が実際にネガティブに思っていないで発信したメッセージを、ネガティブに捉えられてしまう時点で、言い方以上に、そもそも信頼関係に問題が発生していると考えないといけない。


全てはそこに問題がある。

社員が多くなればなるほど、自分の本心を知ってもらえなくなる。
コミュニケーションの量も必然的に少なくなりやすい。

それをクリアできる組織、それをクリアできる経営者にならないと、この先の成長はない。

やはり経営は日々勉強。。。