経営における意思決定は非常に重要。

経営とは意思決定の連続だと言っても過言ではない。

特にこういう市場環境になると、なかなかどの選択肢がベストなのか判別がつかなかったり、過去に経験したことのない決断が次々に迫ってくる。

それでも強い意志を持って判断していくことが重要。


民主主義的な組織を目指している弊社でも、時にはトップダウンの決断を下していくことが大事な局面だと、最近つくづく感じている。


経営者のミッションはあくまでも会社を成長させることであり、それなくして社員のモチベーションも保てないし、それどころか雇用さえも守ってあげらげられない。


経営者がやるべきことは、目先の変化や対話によって社員のモチベーションを上げるようなテクニカルなことではなく、成長し続ける組織を創り上げること、未来や将来に大きな夢を希望を持てる事業を創り上げることによって、本質的に社員がモチベーションを持って働けるようにすること。

ただしそういうきわどい決断をする際には、社内でも抵抗があるもの。

しかしこういう情勢においてはそういうきわどい決断を繰り返していくことが大事で、それができるのがベンチャーの数少ない強みのはず。


セブン&アイホールディングスの鈴木さんも、昨日テレビでそんなことを言っていた。何かやろうとする度に全員が反対したという。
しかしそれをことごとく覆してきたと。それは意地であり、想いであると。


最近いろいろな本を読み、自分で必至になって考え、自分自身もそういう覚悟を持つべきだという結論に至った。

創業経営者なんだから当たり前のことだと笑われるかもしれないが、今までは正直あまりできてなかったのかもしれない。

なんとなく民主主義的な組織やチーム経営を意識しすぎてきたのだろう。

今回改めて創業者として経営者として、自分のやるべきことが自分の中で妙にクリアになった気がする。


そう思えるようになったからには、ここからが腕の見せ所。

このセリフ、今回の不況になってから早くも3回目くらいですが(笑)。


人材ビジネス各社、今は本当に厳しく耐え時だと思うが、そんな中をいの一番に抜け出すべく、積極的にいろんな挑戦をし、変化することを恐れることなく、貪欲に事業に取組んでいきます。