最近誰と話しをしていても少し暗い。

ベンチャー経営者仲間は、この景気による売上ダウンやリストラ実施や株価下落により、あまり元気な人は見かけない。

社会人全般は給与削減、リストラ、経営不振などで不安もあるだろうし、財政的に切り詰めた生活をしているせいか、覇気のようなものを感じない人が多い。


うちの社員も全体的に生活を切り詰めている印象があり、みんな元気がないような感じがする・・・。


確かに厳しい景況。


恐らく人材業界で昨年対比で落ち込んでいない会社は皆無だろう。

とある求人サイト運営会社の決算報告を見ると、4月実績で昨年対比で9分の1に落ち込んでいたりもする。

肌感覚ではおおよそ昨年対比50%程度になっている人材会社が多いように感じる。


ちなみに弊社は今期9月着地見込みは、昨年対比でほぼ90%と伸ばすことはできそうにないものの、この景気の中でも売上をほぼ落とさずに踏ん張ってはいる。

それだけでもまあ奇跡に近い。

でも社内はあまり明るくはない。

まあ勿論もっと大幅に伸びる計画だった以上、それに大幅に到達していない時点で気持ちは落ち込むのもわからないわけでもないが。。。

でもそれは俺が一番落ち込むところだし。

今こそ頑張らないといけないときだし、一人ひとりが120%やらないと生き残れないタイミングなのに、全体としては少し疲弊しているのか、以前よりも仕事に集中できていない印象・・・。


結局のところ、面白く働くか、景気を恨みながら働くか、は自分次第。


景気なんて自分達ではどうしようもないことなんだから、その環境下で何をすべきで何ができるかを考え工夫することが大事。


リストラされて毎日のように抗議のデモを繰り返しているような人達を良く見かけるが、そんなパワーと時間があったら次にやれることを探せばいいのにと思う。


アントレプレナーはいかなる状況であっても、夢を諦めてはいけないし、目の輝きを失ったらその時点で負け。逆にそれさえ失わなければ負けはない。
あとは勝つまでやるのみ。


それだけが世の中のサラリーマンとアントレプレナーの唯一の差別化だから(笑)。