昨日の続き。


「組織とはこうあるべき」


そんな既成概念を全て捨てて、新しい組織を構築していかない限り、私が理想とする組織はできない。


今までの組織は、ある意味10人11脚のように全社員の足を左右の人の足を結んで競争をしており、しかもその効率や走り方を散々研究してきたような印象がある。

今改めて気付くべきなのは、何故みんな足を縛って競争しているのか、ということ。


ビジネスの世界において、足を縛らないといけないなんていうルールはそもそも存在していない。それにも関わらず、いつのまにやら足を縛って競争するもんだという既成概念ができあがってしまっただけのこと。

その縛りというのが、いわゆる社員を管理するための、細かいルールや規律や制度、さらにはマネジメント体制、稟議・決済フロー、行動管理などなど。


一方でこれからの時代に真に強い組織は、足なんて縛らずとも、一人ひとりがイキイキと、そして同じ方向に向かって走れるような組織であろう。


これらの考えは、いくつかの会社の経営方針などを書籍を通して知ったことで、私の中でより明確にイメージできつつある組織イメージの一端でしかないが。


大事なのは成功している企業の物真似ではなく、自分達が創り上げたい組織のイメージを明確にして、そこへ向けて試行錯誤すること。


最近面白い取り組み、遊び心ある取り組みをしている企業が増えている。
閉塞感のある日本経済において、新しい経営スタイルが生まれることは間違いない。


やはりこういうタイミングは、従来の考えを改め見直す良い機会ですね。