このタイトルだけ見ても???な人がほとんどなはず。

このタイトルは

60分企業ダントツ化プロジェクト

という神田昌典さんという方が書いた本のタイトル。


この本の内容や魅力はAmazonや口コミサイトなどにお任せするとして、この本のポイントは中小企業にとっての実務書という意味合いが強い。

個人事業主は勿論のこと、売上10億円くらいまでの中小企業にとっては実践に活かしやすい戦略理論が展開されている。

正確には経営戦略という以上に営業戦略というほうが正しいかもしれない。


昨日の夜、弊社でも営業チームの若手を中心に8人くらいでブレストを実施。

議論のベースとして全員がこの本ないしはもう一冊の神田氏の本を読んでくることになっていた。そしてそれらのフレームワークや考え方に基づいて、それを自社のサービスに当てはめてみようという場。


さすがに使い慣れていないこともあり、神田さんの提唱する「勝つ戦略は60分くらいあれば完成する」という話しとはうってかわって、150分くらいの喧々諤々の議論が続いてしまったが(笑)、最終的にはかなり多くの気付きがあった。


何よりも私自身が終わってみて感じたのは、会議中のメンバーのモチベーションや集中力、そして終わったときの充実感。恐らく全員が充実感や、中には成長実感までも感じられたのではないかと思う。


その背景には、全員が心から一丸となって議論が出来たことによる参加意識や当事者意識や、一体感を感じられたことの心地よさ、そして最終的に価値ある結論までたどり着くことができたという達成感、それらがあいまったことによる充実感や成長実感などがあるのだと思う。


神田氏の理論も素晴らしいのは事実なのだが、私にとっては、戦略が見出せたということ以上に、その過程において組織や人がパフォーマンスを発揮するときがどういうときなのかということの片鱗がおぼろげながら見えた、感じられたということのほうが大きい。


その会議は3時間近くに及びながらも、全く疲れることなく、集中力も途切れずに進行されていったことも驚きの一つ。
途中からは誰がファシリテーターかということでもなく、お互いに先輩も後輩もなく、全員が本気で言い合い、意見を出し合い、建設的に話しが進んでいく。

一般的な会議の進め方としてはあまり望ましくないと指摘されそうなことばかり。
しかしそういう会議のときは得てして良い結果が得られる。

これは私自身、経験則において間違いないと感じる。

直感で意見を言う人、それを論理的に整理する人、いろんなタイプの人が有機的につながり組織として高い価値を発揮する。


こういうことが本来あるべき組織の強さなのだろう。


私が高く共感する天外伺朗氏のマネジメント理論において、頻繁に「燃える集団」という言葉が使われているが、まさに昨日の会議では「燃える集団」を身を持って感じることができた。


天外伺朗氏のマネジメント理論については、

非常識経営の夜明け

という本を読んでみてもらえれば良くわかると思う。

私自身、10年近い経営者経験の中で自分なりの経営理論、マネジメント理論、組織論を築き上げてきたし、それが世の中の常識的かつ一般的な経営理論とは大きく異なっていることを常々感じてきた。

そんな私にとって、「非常識経営の夜明け」はタイトルからしてビビッと来たのだが、内容もまさに心の底から共感する一冊だった。

もしよければこちらも是非読んでみるといいと思う。


結局、神田氏と天外氏の本を薦めているような内容になってしまったが、何を伝えたかったわけではなく、自分自身が燃える集団として非常に有意義な時間を過ごし、多くの気付きを得たことをどこかでアピールしたかっただけらしい(笑)。