人と違うことを継続するのは結構大変なんだなとちょくちょく感じる。

例えば組織論。

ここ2回に渡ってブログで書かせてもらった私なりの組織論は、それなりに反響が大きかったようで、ところどころでその件について聞かれる。


賛否両論なのは理解していたが、残念なのは誰もが

「確かにもしできるとすれば理想ですよね」

というコメントが最後にくること。

その心は、「まあできないでしょうけどね」ということに他ならない。


服装についても同様。

良く言われるのは「相変わらず自由でいいねー」というコメント。

そう言う人達も個人事業主だったり、社長だったり・・・。

別に自分も自由な立場なはずなのに、何でスーツにネクタイを身につけているのだろうか。

良く言われるのは、「そういう服装を不快に思う年輩の方も沢山いる以上、スーツを着ていたほうが無難だし、少なくともマイナスはない」ということ。

そりゃあ確かに破れたジーンズや短パンじゃあ年輩の人達は気を悪くするかもしれないが、実はスーツなんて着なくても、ましてネクタイなんてしなくても気を悪くする人なんてほとんど居ない。

やってみればわかる。そんなことよりもより価値のある提案や、真摯で誠実な対応などの方がよっぽど大事で、それさえあれば服装なんてほぼ関係ないと言ってもいいかもしれない。

まあスーツの雰囲気によって一定の箔をつけたいコンサルや投資銀行、弁護士などは少々別であり、彼らは戦略的にスーツを活用する必要があるのだろうが、そうでない限りはあまり関係ないと思う。

それでも私がスーツを着ていないと、みんなに自由でいいねーと言われる。
そしてそういう人達は流れる汗をぬぐいながらそう言ってる。。。

不思議な光景だなと思うのは私だけだろうか・・・。


ま、以前はネクタイさえ外せない雰囲気だったけど、今やネクタイははずせる雰囲気になってきた。そうなるとみんなネクタイはいいんだとなる(笑)。
そのうちジャケットもいらなくなるんだろうね。

そんなのさっさとやればいいのに。

そう思うのは私だけなのだろうか。。。